二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1790174295013.jpg-(121111 B)
121111 B26/09/23(水)23:38:15No.1471395914そうだねx1 01:13頃消えます
死ぬほど遅れました去年作ろうとして今更になりました奴ですよろしくお願いします
本文テキストfu7308309.txt
うちのfu7308311.jpg
お借りしました人、Fは最後にちょっとです失敬fu7308313.jpg
…126/09/23(水)23:38:39No.1471396056+
 無機質な空間が広がっていた、0と1で構成された世界。人を拒みデータだけがそこにあるはずの世界。
 人がいた、男が1人、女が1人、少年が1人だ。
 男が声を上げる。
「おい、Fゥ!居るんだろぉ?こんなんじゃ始めらんねぇぜ?」
 不満をぶつけるように上げた声、反響する様に声が戻った、若い男の声だ。
『慌てるな』
 同時、世界が変わった、0と1にテクスチャが貼り付けられていく。形が出来上がってきた、広い空間だ、構成されていく、コロシアムが。
「ふぅん?ま、戦うって言うならこれくらいの方が盛り上がるんじゃなぁい?」
 男の軽口、口笛を吹くような気軽さ。
…226/09/23(水)23:38:54No.1471396154+
「……別に僕は何処でだって緩和ないんだけど……」
 少年が少しだけ口を尖らせた、折角楽しい時間が来ると思った矢先にお預けを貰った犬のようだった。男は笑い、宥める。
「まあ待てよ、焦らされてからぶっ放すのもオツなモンだぜ?」
「ふーん?そんなものかな」
 男が少年に笑いかけるが、少年は得心言っていないようだ。
 代わり、男は女に顔を向ける。
「なあ、お嬢さん」
「……私に言われても困るんだけど」
「おいおい…匂い立つ闘争心、まき散らしてそれは釣れないぜ?」
「別に釣った覚えもないんだがね」
「くく、今はそう言う事で構わないぜ――何せ始まっちまったらぶちまけるほかないんだ」
 男は髪を軽くかきあげ、息を吸う。声を上げる。
…326/09/23(水)23:39:06No.1471396234+
「さて、改めて自己紹介させてもらおうか――俺は斡旋屋、本名は持っちゃいない、ただ戦うのが好きなだけの人間さ!」
「ふぅん…焚竜だよ、覚えなくていいよ」
「……はぁ……惠魅だ、同じく覚える必要はない。
「あらら……まあいいさ、じゃあ」
 男――斡旋屋が左腕を掲げた、同時、光の奔流が巻き起こる。
 構えに対応する様に焚竜と惠魅も構える、デジヴァイスVVが光る、黒い炎が焚竜の体を包む。
 笑み、斡旋屋の口角がつりあがる。
…426/09/23(水)23:39:27No.1471396370+
「いいねえ!最近楽しい戦いって奴が出来なくてフラストレーションがたまってたんだ――昔は色々手ぇ出してたんだが、強者との戦いほど心躍るものはねえ」
 斡旋屋のパートナー、トループモンを包む光が爆ぜる、現れた、人の形、背中からは翼、赤い面。
「レイヴモン――カスタム、さて、楽しい楽しいバトルロワイヤルだ、いっちょ派手にヤり合おうぜぇ!!」
 風が舞う、一つではない、すぐにその風は奔流であることがわかった。奔流は粒子と共に形を作る、増えた、レイヴモンが。
「へぇ、なかなか面白い手品だね」
 焚竜が笑う」
「なかなかいいだろ!なかなか楽しい戦いだぜ――さあ、いけ!」
「あは……はぁはははは――斡旋屋さんだっけ?やっぱり同類だねえ!」
「だろぉ!!」
…526/09/23(水)23:39:40No.1471396438+
 烏の群れが焚竜に飛び掛かる。
 その姿を横目に眺めながら、斡旋屋は惠魅に相対する、警戒を隠そうともしない視線を斡旋屋は楽しそうに見た。
「……お前は」
「……いーパートナーだねえ、ゴリモンとタンクモンか、練り上げられてる、練度が見える、究極体を隠してるなぁ」
「――」
「お、あたりッてところかね……隠してもわかるぜぇ、強い奴の力ってのは」
「……犬かよ、お前」
「戦争の犬さ、じゃあ行くぜ」
 一迅の風が走る。
…626/09/23(水)23:40:16No.1471396611+
 焚竜の心に歓喜が沸き上がった、心が躍ると言うのならばまさに今だ、斡旋屋が言うように楽しい遊びだ、これは。
「はははあ!楽しいなあ!」
 痛みが肉体を駆け巡る、レイヴモンは究極体だ、分身であろうともその力は陰らない。
 しかし焚竜のアグニモンはただのアグニモンではない、ブラックアグニモン、より闘争に特化(チューニング)されたアグニモンだ、たかが究極体であることはハンデにすらならない。
「いいな、数があるってことは色々試せるってこと!やってみたいこと色々あったんだ!!」
 腕に火をまとい放つ、体に火をまといぶつかる、後方から奇襲、体を炎に変える、フレア、或いは、今想像できていた全てを行うことができた、体が打ち震えている。この瞬間、肉体の全てのデータが降ってわいた幸運を味わいつくそうとしていた。
…726/09/23(水)23:40:26No.1471396678+
「っ射ァ!!」
 後方から飛んできたレイヴモン、その背後を取り大きく踵を落とした、音ともにレイヴモンの頭がつぶれ粒子に戻る。
 と、
「お?」
 囮だった、意識の集中を逆手に取られていたらしい、四肢に、胴体にレイヴモンが組み付いてくる。流石のパワーだった、分身体とは言え究極体である事実は覆しようがない。
「はは……あははははは!!!じゃあ、こうしようか――噴ッ!!」
 焚竜は己の体を爆ぜさせる、燃え上がるのは自らの肉体、そのままに黒い火炎が天を埋め尽くす。熱が方々を迸る。いいじゃないか、全部全部、
「燃えちゃいなよぉっ!!!」
 連鎖するよう天を埋めるレイヴモンを焼き尽くし――
…826/09/23(水)23:40:40No.1471396754+
「ガッ!?」
 脇腹に激痛が来る。刃が腹に突き刺さっている。
「へぇ……凄いっ……ここまで戦う気があるんだ!いいな!いいよ!とってもいい!!」
 すべて消し潰したはずのレイヴモンがまた増えている、からくりはわからないが無限か或いはそれに近しい増殖を行えるようだ、ゲームの無限残機のようなものなのかもしれない。それがまた喜ばせる、まだ遊べる、と。だから、
「ねー、斡旋屋さーん!もっと何かないのー?」
 ん、と、斡旋屋が顔を向けてきた、楽しそうに笑った、
「じゃあちょっとギア上げていこうかあ!」
 指を打つ音、共にレイヴモンの体を再度光が包む、光が爆ぜると同時、黒かった肉体は白く変わる。そして本来ありえないはずのものがついている。右腕、そこには巨大な砲、背中にパイプが回り、何らかの機器と繋がっている。
…926/09/23(水)23:40:51No.1471396822+
「レイヴモン:バーストモード――オーバードウェポン・“VERDICT DAY”、さあ、楽しい遊びはまだまだ続く――見せてみな……お前がやれると言うのなら!」
「うん、見せてあげるよ!僕をっ!!」
 バーストモードと化したレイヴモンが飛ぶ、力が集まるのがわかった、焚竜は笑う、あれは当たればひとたまりもないものだ。それがどうしようもなくゾクゾクとさせた、血潮という物があるなら、いままさに沸き立っている。
「じゃあ、ぼくもやるよぉ!」
 炎を出そうとし、しかしそれは現れない、違う、現れると同時にレイヴモンに吸われている。
「ありゃー?」
「ははは!スゲェだろ?データそのものを吸って弾丸にしちまうのさ、俺のレイヴモンは!」
「すっごーい!そんなことができるんだ!」
「そうなるように超えたのさ!限界を!」
「限界を超える」
「そうさ」
「――そっかぁ」
…1026/09/23(水)23:41:06No.1471396905+
 今のままだと何をしても炎は吸いつくされるだけだ、ならばやることはただ一つだった、
「じゃあぼくも限界――こえるねっ!」
 肉体が溶ける感覚がする、炎そのものになっているように思えた、でもそれでよかった、今のぼくは原初、宇宙(ソラ)を開いた終焉の炎だから!
「もーえーちゃーえぇーー!!」
 軽い気持ちで己の限界を踏み越える。
 それは世界を終わらせる炎、星の命が尽きる時に産まれる超大の灯。
「今……ぼくは――超新星爆発だっ!!!」
…1126/09/23(水)23:41:29No.1471397013+
冒頭10ログいただきました
遅くなってほんま申し訳ありませんぅ!
…1226/09/23(水)23:42:47No.1471397443そうだねx3
ダイスの責任取れるだけ偉すぎる
…1326/09/23(水)23:44:19No.1471397994+
>ダイスの責任取れるだけ偉すぎる
やろうやろうと思って今になりましたわ…
…1426/09/23(水)23:44:54No.1471398189+
それと誤字と口調と違和感はお許しください!
…1526/09/23(水)23:47:07No.1471398966+
時間がかかってもやり遂げるその姿勢誉高い
…1626/09/23(水)23:50:14No.1471399992そうだねx3
>時間がかかってもやり遂げるその姿勢誉高い
やり遂げました…
…1726/09/23(水)23:57:57No.1471402672そうだねx1
戦闘狂しかいねえ!
…1826/09/23(水)23:59:38No.1471403221+
>戦闘狂しかいねえ!
去年のアリーナイベントでそういう感じになったので…
…1926/09/24(木)00:27:31No.1471412215+
そういやそんなことやってましたねと今更思い出しましたFをありがとうございます
うーんこの戦闘狂ども…
このあとエージェントKにしこたま怒られたことでしょう暖簾に腕押しですが
…2026/09/24(木)00:29:22No.1471412715+
散々焚竜の戦闘描写書いてたのに死にながらの自爆はまだやってなかったのを思い出しました
登場させていただきありがとうございます
…2126/09/24(木)00:48:33No.1471417847+
惠魅公式よりウチの子を出して頂き誠にありがとうございます
スレ落ちまであんまり時間ないのでお先にお礼を
これから読ませていただきます


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