二次元裏@ふたば

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116623 B26/09/05(土)19:06:13No.1465453612そうだねx4 20:24頃消えます
※ネタバレ

魔獣退治の帰り道、今日も今日とてトガゲの電話。正直出るのも嫌だけど、出ないともっとひどい目に遭うのは身に染みている。
「はいもしもし美樹です」
「ずいぶん他人行儀ね。お腹が空いたのだけど?」
「フーデリでも頼めば」
「だから今電話してるじゃない」
すごい。こんな短い会話で人間性の欠落をここまで感じ取らせるなんて流石悪魔だ褒めてないぞ。
ともかく断じて行くもんかと自室までダッシュ、掛け布団を頭まで被る。10秒、20秒、30秒。もう大丈夫!油断しきって顔を上げるとそこは悪魔の部屋でした。
「お早いお着きね、嬉しいわ。それで何を作ってくれるのかしら?」
微笑む悪魔の催促にがっくりと肩を落とす。どうやらもう逃れられないらしい。
「……とりあえず冷蔵庫の中身見せて」 「お好きにどうぞ」
コーヒー、美酢、ウィダー、のみ。自販機のストックかよもうウィダー飲んでろ面倒くさい。
「察しが悪いわね。それに飽きたから貴女を呼んだのよ?」
どこまでも悪びれない悪魔。結局コイツとは噛み合わない運命らしい。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
126/09/05(土)19:07:47No.1465454111そうだねx4
魔法少女だからって無から有は作れないわけで、結局人外ふたりで買い出しに行く羽目に。
「てか、アンタの魔法?権能?かなんかで作ればいいじゃん」
「中身の構造をよく知らないものは作りようがないわ、生物は複雑なの。見た目だけ牛肉でいいならできるけどタングステンより硬いわよ」
「あっそ」
相変わらず便利なんだか不便なんだかわからない能力をしていらっしゃる。
とりあえず、一汁三菜二人前を頭の中で練りながらスーパーを巡回。
「会計の時に呼んでちょうだい」と言い残した悪魔は早々に離脱してお菓子コーナーで時間を潰すことにしたらしい。帰ったらなぐる。
ともあれ散策。お、でっかいシャケがまぁ安い。さやかちゃんこういうの見るとテンション上がっちゃう。
きのことキャベツ、あんま野菜多いと文句言いそうだから厚揚げとお味噌。……鍋か?鍋なのか?ラクだし。
『手抜きは感心しないわね。それにお鍋は十日前にお店で食べたわ。美味しかった』
読心とテレパシーの悪用も感心しないぞと思いながらシャケを買い物かごに放り込むさやかちゃんなのだった。
226/09/05(土)19:09:06No.1465454553そうだねx3
帰宅後、ほぼ新品のたかそーなフライパンをなだめながらシャケときのこ、キャベツをざっと炒める。
お手製の味噌だれにはちょっとガーリックをきかせるのがさやかちゃんスタイルだ、さぁ喰らいやがれ。
「……これは、何?」
「ちゃんちゃん焼き。タレの残りは冷蔵庫にあるから次から自分で作りなよー」
怪訝な顔の悪魔を半ば無視するようにして両手を合わせ、いただきます。
うん美味しい、流石は私、花嫁修業もバッチリあっ今ちょっと自分で心の傷抉っちゃった、よく覚えてないけど。
炊飯器すらない驚異の生活環境にもひるまずお鍋で炊いたご飯もほかほかで大変良い。
「あら……美味しいわね」
「でしょうとも」
目を丸くした悪魔をふふんと鼻高々に見下ろす。どうだ思い知ったか。
「お味噌汁もインスタントより美味ね。美樹さやか、貴女毎日作りに来ない?晩だけでいいから」
「嫌に決まってるでしょ面倒くさい」
なんでそんなに悲しそうな顔するかなー。え?まさか今のがマジ誘いだったの?モノの頼み方ってのを知らない人?
「はぁー……週一。食費は全部アンタ持ちだからね!?」
結局いつも折れるのは私。ほんと、ばか。
326/09/05(土)19:11:29No.1465455368+
イチャイチャしやがって…
426/09/05(土)19:11:59No.1465455533そうだねx4
悪魔が皿洗いなぞするはずもなく、デザイン性全振りのたいそう使いづらい流し台で汚れを落としていく。
ソウルジェムの汚れもこれで落とせたら便利なのになーとか思いながら手を動かしていると、無防備なお尻に接触の感覚。
「やめろ」
「どうして?調理中、特に火を扱う時は絶対にしない、食材に失礼だから食事中も駄目。貴女に課されたルールは守っているわよ?」
「この高そうなお皿割れたらどうすんのって……言ってん、のっ……!」
「別に怒らないわ、また買えばいいじゃない。お金ならいくらでも造れるもの」
「それニセっ……ちょ、マジでやめっ……!」
謎めいた力でぐるりと前後反転させられた身体が、目前まで迫っていた笑顔の悪魔に供される。
「美樹さやか」 耳元。声。吐息。
「改めて、デリバリーに感謝するわ。心からね」 抱擁。哄笑。心なんてないくせに、私と悪魔の手と手は触れ合って。
「いただきます」
ベッドじゃない。意中じゃない。ムードも何もありゃしない。なのに
「そうよ、いい子ね。そうやって、しっかり私にしがみついていればいい」
この悪魔には、どうしてか逆らうことができなかった。
526/09/05(土)19:12:03No.1465455556+
>「お味噌汁もインスタントより美味ね。美樹さやか、貴女毎日作りに来ない?晩だけでいいから」
これって…
626/09/05(土)19:13:23No.1465456038そうだねx5
「あのさ、元気だしなって。いつもと違うから身体がびっくりしただけだってふっ……くくっ……!」
「放っておいてちょうだい」
溢れ出る笑いをなんとか抑えながらテーブルに突っ伏した悪魔を見下ろす。あっダメだ堪えきれない。腹圧が解放され、爆笑が響き渡る。
「や、だってだって!あそこまでキメておいて勃たないってなにさ!?」
「黙りなさい」
「そうよ、いい子ね。そうやって私にしがみついていればいい──ふぁさっ。あーっはっはっはっはっ!!!!!」
「黙りなさい……!」
解説をせねばなるまい。悪魔は悪魔なので致す時はそういうものを創り出す、むろんきちんと本人の感情と連動するソレを、だ。
(ということはこいつは致すためだけに保健体育の教科書どころか医学書まで熟読したムッツリってことだ)
それが勃たなかった。びっくりするくらい勃たなかった。いつも私をいいように弄ぶ悪魔の槍が、ぺちぺちと股の間で揺れている。
余裕な表情は廻転し、冷や汗だらだらで自分の股間に「勃ちなさい……!」とか懸命に声援を送る悪魔サマ。
そんなのもうさ、笑うしかないじゃん。
726/09/05(土)19:14:07No.1465456307そうだねx3
「今夜の事を覚えていられると思わないことね、美樹さやか……!」
真っ赤なお顔に涙目で睨みつけてくる悪魔。そうそう、困ったことにこういう顔も可愛いのだこいつってば。
「お、記憶消す?いいよやりなよ?じゃあ晩御飯作りの約束もナシだかんね?真冬につめたーいウィダーでも飲んで寂しい夜を凌げばいいよ!
 やー手間が減ってありがたいことですなぁ〜!」
ぐぬぬと擬音が聞こえてきそうな顔。あー気分いい!めっちゃ気分いい!今日ここに来れて良かった私!!
「……うぅ」
また組んだ腕の中にうずくまる悪魔。ところでアンタが飛ばしてくれないと帰れないんですが。
「しらないわよ。ばか。かってにかえれば」
うーわ、かんっぺきにスネてやんの。情緒成長しないなーこの悪魔。
「だからできないんだってば。あぁもう……ほんと、仕方ない奴」
テーブルの下から潜り込んで、ふさぎ込む悪魔のそばで急浮上。一つ椅子の上に二人だから、必然的に抱きしめ合う体位になるわけで。
「ソレをやる気にさせる時はね」
耳元。声。吐息。
「こうやんの」
抱擁。哄笑。トマトになる顔。いつもの仕返しだざまーみろ、悪魔め。
826/09/05(土)19:20:19No.1465458533+
さやかちゃんが強すぎる
926/09/05(土)19:29:45No.1465461951+
さやかめ
1026/09/05(土)19:36:54No.1465464747+
なんで知ってるの…
1126/09/05(土)19:52:06No.1465470463+
美樹さやかは男性経験が豊富なの…?
1226/09/05(土)20:11:22No.1465478576+
常日頃からヤッてるからだろ
悪魔が
1326/09/05(土)20:22:57No.1465483356+
爛れてる……


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