| … | 1126/09/03(木)08:10:18No.1464684517そうだねx4「…で、一体何を企んでるったら企んでるのよ」 「えへへ、バレちゃった?」 2人で柔軟しながら私が問いかけると、千砂都が悪戯っぽく舌を出した。 「今日はすみれちゃんと練習しよっかな〜」…およそ10分ほど前、そう宣言した千砂都は今日の練習ペアを割り振った。かのんが休みだから、ちょうど5組。体力作りの基礎練習日だから別にペアを組む必要はないんだけど。 「かのんちゃんのことで、ちょっとね」 背中の方から千砂都の声が聞こえる。予想は大方当たり。あとはその内容だけ。しょうもない内容ならかのんを引っ叩いてやる。 「なんだか上手く歌えなくなっちゃったみたいで…」 「…原因に心当たりはあるわけ?」 喉を痛めたのか、心因性のものなのか…前者なら安静にしていれば治るだろうけど、後者だと厄介だ。 「それがね、あの…」 千砂都から耳打ちされた内容はあまりにも呆れるもので、でも本当に本人が悩んでいるなら可哀想とも思う。だが──。 「なるほどね。いいわ、一発引っ叩きましょ」 「す、すみれちゃん!?」 珍しく慌てる千砂都の頭を撫でてから、──本当に手を出すつもりはないけど──私は平手打ちの素振りを始めたのだった。 |