二次元裏@ふたば

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254199 B26/08/27(木)22:39:34No.1462726617+ 28日00:08頃消えます
ニャアン人妻概念のおはなしするね。
ニャアンはエグザベくんとも結ばれました。マチュはちゃんとシュウジのことを連れ戻しました。
ニャアン・オリベは無事名誉除隊しジオン公国の市民権を獲得した。今はジオン公営団地に住んでるよ。シュウマチュ夫婦も隣に住んでいます
採光性も高い大きな窓もある。4LDK風呂トイレ別。愛の棲家にしては十二分であった―――。
…126/08/27(木)22:39:51No.1462726704+
前回のあらすじ:)
エグニャア家に突如ヒゲマンが現れました。難しい話をしたそうですですが。割愛します。
「領収書さえ切っていただければ、お腹の子の育児費はジオンが全額負担いたします」という一言を残して。
シュウジ、マチュそしてニャアンの子どもの養育費はすべてジオンが負担するというものであった。
よかったねニャアン、家計簿と戦わなくてよかったよ。しかし、それと同時に子供はジオンの管理下に置かれるという交換条件も突きつけられた
抗えない交換条件であった。複雑な心境のニャアン、けどおなかの赤ちゃんが『産まれる』ことは保証してくれる。
今日はそんなニャアンとマチュとシュウちゃんのおはなし。

※前回 fu7178941.txt
…226/08/27(木)22:40:03No.1462726785+
ヒゲマンによる提案。当然マチュとシュウジの耳にも届いていた。
「マジで!?マジでお金くれるの!?」
マチュ上機嫌であった。
「うん、恩給までもらっているのに赤ちゃんのおかね出してくれるなんて…」
何度目になるかわかりませんがエグニャア夫婦とシュウマチュ夫婦はアルテイシア様より「ジオン名誉勲章」が授与されています
医療費免除、社会保険料免除、偶数月に30万ハイト(450万円相当)の恩給が給付されています。贅沢しなければ一生遊んでくらせるね。
「あの人(エグザベくんの意)が稼いでくれているし、恩給は全部この子が大きくなった時の学費として貯金しているのだけど…」※恩給なので所得税はかかりません。
「たしかに、あんま生活に困らないよねわたしたち」マチュが続きます
…326/08/27(木)22:40:13No.1462726840+
シュウマチュ夫婦は会社を経営しています。「(有)イトウ工房」社長はシュウジ専務(経理)はマチュ。二人だけの小さなアトリエです。
シュウジのグラフティは作品として出品されています。「依頼されて絵を描くのは苦手なんだけどなぁ」とシュウジは言いますが。
「好きに書いてください」シュウジに依頼するクライアントは口を揃えていいます。シュウジは自分に湧いたイメージをそのまま出力します。
パーマネントの仕事が舞い込むらしいので、まぁ食うに困らないらしいです。アーティストとして成功しているシュウちゃんがいました。
マチュは数字と格闘しています。画材はともかくシュウジが食い散らかした食糧の山を含んだレシートの山を経費にぶち込むべく格闘しています
営業日は第3水曜日のみ。
…426/08/27(木)22:40:24No.1462726891+
「赤ちゃん産むかぁー!」
マチュ、元気に答える。
「そうだね、マチュはいいおかあさんになれるよ」
ニャアンも言葉を添えてくれる。
「そうだね…赤ちゃんつくる…頑張る、がんばるよ…」
マチュ、トーンダウン。理由はニャアンにはわかっていた
「大丈夫だよ、マチュ赤ちゃんできるよ?おかあさんになれるんだよ?」
マチュ、シュウジと再開してから常に性交渉を繰り返していた。しかし、子宝にはなかなか恵まれなかった。
…526/08/27(木)22:40:36No.1462726956+
夜。シュウマチュの寝室。軋むことのない重厚な金属フレームのキングサイズベッドと二人の体液が染み込んだキラキラマットレスだけが支配する寝室がそこには存在した。
シュウジとマチュが媾(まぐ)わい、そして寝るだけの部屋であった。
―――自然に任せよう。シュウジは繰り返す
「自然の理に任せよう。僕たちは繁栄する為に生まれてきたのだから…マチュ、あまりカリカリしないで」
「けど…赤ちゃんデキないじゃんッ!」
マチュは声を荒げる
「自然というものは、きっと欲しがる時には意地悪するんだよ。マチュ…赤ちゃんにこだわらないで…キラキラしよう」
シュウジはマチュを抱きしめる。かつて愛ゆえにララァだけを破壊する機械であったシュウジ
マチュと出会ってから人間がだいぶ出来てきたみたいで。マチュを抱擁する
最初はプラトニックな愛であったが、今は夫婦として互いを支えている。
悲しむマチュを支えられる器量と勇気と人間性がシュウジに備わりはじめていた。
マチュが泣き出してしまった。今日のキラキラセックスはおひらき、もう寝ようねマチュ。
…626/08/27(木)22:41:07No.1462727143+
「いつか赤ちゃんは産まれるよマチュ。産まれたい時に産まれるんだ。赤ちゃんんは気まぐれなんだよ」
「けどニャアンはッ!」マチュ、口に出してしまった。思っていても絶対言ってはいけないその言葉を

―――ニャアンは望んいた訳じゃないッ!

マチュ自責するしかなかった。ニャアンに宿る命。決して授かりたくて授かった訳ではない。
謂れなき暴力で授かった命であることをマチュは当然知っていた。
「あっ」マチュは己の発した言葉に後悔した。そして自分が恥ずかしくなった。
あの日といっしょだ、ニャアンが頑張ってクラバの替え玉で出た時と一緒だ。自分の情けなさと軽い嫉妬心で土砂降りの雨の中走り出したあの日と同じ感覚がマチュを襲う。
「ごめんねッ…ごめんねニャアン…」
マチュ、そこにはいないのニャアンに謝っていた。自分が許せなかったんだ。
マチュは泣いた、哭いた。感情を顕わにして泣いた。赤ちゃんを授かれない自分への悲しい気持ちとニャアンへの懺悔であった。
告解の時間であった、シュウジは神に仕える修道者ではないが。彼女の告解を受け止める。それしかできない。
…726/08/27(木)22:41:17No.1462727192+
「マチュ、もう寝よう。疲れたね」
「うん…ねる…ごめんね、ごめんねニャアン」
「おなかひやさないようにね」
シュウジはやさしくマチュの身体をタオルケットで包む。タオル地にはシュウジとマチュの匂いが染み付いている。シュウジの雄の匂いと自分の匂いを嗅ぐとマチュの心は落ち着きを取り戻し
そのままスヤスヤと眠ってしまった。マチュが寝息を立てた所を見守った後、シュウジも眠りについた。
深い眠りであった、キラキラの海を泳ぐこともない脳機能の完全休息であった。臓器を動かす小脳のみが元気に動いていた。
そういう夜もあった。あったんだよマチュ。
―――赤ちゃん、できるかな?
イズマコロニーでは指名手配犯。ジオンに匿われ、ジオンに飼われる生活を送るマチュ、不満はなかった。シュウジと毎日キラキラできるから
しかし、赤ちゃんだけが唯一の不満…とまでは言わないが悩みだった
シュウジはもちろん避妊なんてしなかった。排卵日前後3日間における受精確立は約3割。3割の確立を毎月外しているのはおかしいとマチュは思案していた。
…826/08/27(木)22:41:37No.1462727298+
場所をニャアンとマチュへ戻す。
「ヒゲマンに聞いたことがあるんだ、わたし達、赤ちゃんできるのって?」
「なんで?できるよ赤ちゃん?」ニャアンは平然と答える
「わかってるけどさ、シュウジってなんか次元を超えた存在じゃん。ゼクノヴァ?とかで別の宇宙とか行っちゃうし、同じ人類なの?交配可能なの?って聞いてみた」
「たしかにシュウちゃんってなんか人間離れしてる所あるよね」
ニャアンも頷いた。けどシュウちゃんもマチュと同じ人類である事は確信していた。
「で、シャリアさんはなんて?」
「それがさぁ―――」
…926/08/27(木)22:41:49No.1462727361+
サイド3ジオン中央大学別室。一般的に所在も知られていない秘密施設である。ニュータイプの深層研究を主に行っている、つまりキラキラ研究所である
マチュとシュウジはある日、ヒゲマンに誘われ。この秘密基地へ迎えられた。道中は当然目隠しとイヤーマフをさせられた。
「ああこの辺りね」とシュウジは言った。シュウジには場所などお見通しであった。
マチュは危険な研究へのモルモットにされるのかと恐怖していた。ああシュウジもわたしも実験動物にすぎないんだ…そう思っていた。
全身防護服を身に着けた研究員達がマチュ達を「検査室」へいざなう。
「緊張しないでください、ちょっとした『検査』ですから」とヒゲマンは語る。ヒゲマンだけ防護服を着用していない。
何をされるのか恐怖に怯えるマチュ、平然としているシュウジ。検査員が注射器を持っている。
ああ、おわりだ―――
マチュに走馬灯が走る。何かヤバイ薬を注入されるんだ…
注射針が刺さる。痛みよりも絶望感が前にでる。注射器は注入ではなく吸い出しを行った、ただの採血であった。
…1026/08/27(木)22:42:05No.1462727432+
秘密研究所の研究員達により行われたのは人間ドッグ。そう、至って普通の健康診断であった。
血液を採取し、スキャニングを行い内臓の状態を確認する。ニュータイプ特有の脳波すら調べなかった。
少し違った事は生殖器検査であった。麻酔で眠るシュウマチュの卵巣と精嚢に異常がないか確認した、卵子。そしてシュウジの精液のサンプルを手に入れた
マチュの卵細胞の摘出に成功!シュウジの精子の採取に成功!これでシュウマチュのクローン作り放題!!!それはまた別の話で。
数日後。シュウジとマチュは解放される。「この後、結果を告げます」とヒゲマンの一言で待合室で待たされる。
秘密研究所の待合室。キラキラ研究所の待合室は事実上シュウジとマチュとニャアン専用の部屋であった
「病院食おいしかったね」シュウジ
「麻酔で眠らされている間ナニされたんだろう…」マチュ
「なんか僕のキンタマいじってたみたいだよ?」シュウジはケロっといってのける
「わたしもなんかおなかにチクっとされた感じあるなぁ…」
病衣から私服へ着替える。診察室へ呼び出される。
「マチュくん、シュウジくん。どうぞ中へ」
ヒゲマンの声が聞こえる。
…1126/08/27(木)22:42:18No.1462727502+
恐る恐る診察室の椅子へ座るマチュ、シュウジは平然としている
「ヒゲマン、わたしたちナニされたの!?」
「なにって?普通の健康診断ですよ」
「変な薬ブチこんだでしょ!私たちに!マイクロチップ埋め込んだりナノマシンとか淹れてないでしょうね!?」
「いえ、強いていえば麻酔くらいなものですね」
「麻酔したよね?わたしの身体かっさばいたの!?」マチュ興奮組
「いえ、生殖器を調べただけですよ。安心してくださいマチュくん、よく聞いてください」
ヒゲマン、改まる。ヒゲマンの顔はマジだ。マチュ真剣に効く。シュウジは平然としている。
「あなた達の精子細胞と卵細胞のサンプルを採取しました。至って正常です」
「正常?どういう意味?」
「シュウジくんもマチュくんも私たちと同じ人間だという事です染色体もDNA配列も完全に人類のそれと同じです」
「ちゃんとわかるように説明して!」
「赤ちゃんが作れるって事ですよ」
ヒゲマンは率直に話した。
…1226/08/27(木)22:44:15No.1462728152+
「何も問題はありません、子宮にも男性器官にも異常は見当たりませんでした。安心してください」
「じゃあなんで赤ちゃんできないの!?」
マチュは赤裸々に聞く。恥ずかしいものなど何もない。
「できますよ?」「できないじゃん!」
「しますか?人工授精?」
ヒゲマンが選択肢を与えてくれた。そう人工授精。セックスを介さない事務作業的な授かり方であった。
「従来の子宮注入法もありますが、確率論でいえば体外受精も視野にいれてもいいと思いますが」
「体外受精…」
「試験管の中で受精することだよマチュ」
シュウジが説明した。
今日日珍しくもない体外受精。人間はおろかなんなら牛でもやっているのですから、宇宙世紀0085年においても取るに足らない方法ではありません。
でなければ人類200億人になんて到達できません
ヒゲマンも真剣だった。シュウジとマチュの子である。どんなキラキラ遺伝子を汲んだ子が産まれるか興味津々であった
マチュ、深呼吸して脳の奥と話し合った。シュウジとの赤ちゃんは欲しい、けど試験管ベイビーはちょっと違うじゃん…
…1326/08/27(木)22:44:26No.1462728213+
「それは…ちょっと違うじゃん」マチュからでた結論はそれであった
「『こどもを作る』という行為においては手段が違うだけで結論は同じですよ」ヒゲマンロジカルに語る。宇宙世紀である体外受精など今日日珍しくもない。
「それってキラキラじゃないじゃん…」
マチュ、シュウジと繋がって、子を授かりたかった。
「やめとこうか、マチュ」シュウジの一言であった
「マチュがそこまでして授かりたいなら止めない、けど僕は自然に任せたいな」
シュウジの結論は自然につきた。理にすべてをまかせたい
「じゃあ、普通に子作りするわ!本当に困ったら人工授精とか…考えるかな!」
「そうですか、あなた達はまだ若い。ゆっくり向き合いましょう。まだ17歳なのに子供を欲しがるなんてこれもニュータイプという存在なのでしょうか」
ヒゲマン訝しむ
こうしてシュウジとマチュのキラキラ健康診断は終了した。
…1426/08/27(木)22:44:55No.1462728359+
―――場転。ふたたび、場所をニャアンとマチュに戻す。
「まぁデキるときにはデキるっしょ!」マチュあっけらかん
ヒゲマンの診断を受けてから、マチュは妊娠に執着することをやめた。
諦めたわけではない、シュウジの言う通り自然に授かるのを待とう。そう広い心を持つことにした
「そうだね、気長に待とうねマチュ、案外すぐに赤ちゃん授かるかもよ?」ニャアンは優しい言葉を与えた。
「わたし…ニャアンみたいにいいおかあさんになれるかな」
「わたしだって立派なおかあさんになれるか不安だよ…いいおかあさんってなんだろうね」
マチュは不安であった。ニャアンは臨月の子宮を抱える。もうすぐ、生まれくる命。
「なれるよ、マチュやさしいもの」
「けどわたしワガママだし…自信ないなぁ」
「母親はこどもも一緒に成長する、自然におかあさんになっていく助産師さんが言ってた。多分そうなっていくんだと…思う」
その言葉を授けたのは助産師コモリンである。コモリン既婚者であった同僚と同性婚をし、子宝に恵まれたらしい。
…1526/08/27(木)22:45:05No.1462728414+
「わたしのおかあさんみたいに立派な母親にはなれないけど、頑張るかぁ!」
まちゅは終始あっけらかんであった
妊娠に執着しなくなったマチュの瞳は澄んでいた。溌剌であった
アマテ・イトウ(旧姓ユズリハ)妊娠発覚まであと13ヶ月と15日―――
マチュはいいおかあさんになれるよ
…1626/08/27(木)22:45:27No.1462728573+
以上がシュウマチュ検診概念の全容です
シュウマチュのおはなしになってしまいましたね、たまにはいいでしょう
シュウマチュ…いいよね
明日はおやすみです、来週またおあいしましょう。
次回のジークアクスの内容次第で語り足りない所があると思いますので、続きはまた後日。
…1726/08/27(木)22:57:06No.1462732595+
マチュはいいおかあさんになれるマチュ
…1826/08/27(木)23:09:23No.1462736974+
いいマチュ...
…1926/08/27(木)23:31:00No.1462744297+
マチュは不妊...
…2026/08/27(木)23:33:54No.1462745129+
シュウジが種無しなんじゃ


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