| … | 1226/08/24(月)08:51:35No.1461624418+「どこかわからないところでもありましたか?」 きな子は恋先輩にそう言われて、自分がぽーっと先輩の横顔を眺めてしまっていた事に気づいたっす。 「あ、いえ…特には…」 しどろもどろに答えると、恋先輩は「わからないところがあったら聞いて下さいね」とにっこり微笑んでくれたっす。その笑顔が眩しくて、嬉しくて、ほんのちょっぴりくすぐったくて…とっても静かな図書館の中、きな子は恋先輩と2人きりになったような気がしていたっす。 「…きな子さん?お顔が赤いようですが…」 恋先輩が突然おでこをきな子のおでこに当てて、思わず叫んでしまいそうになった声を飲み込んで、でも心臓の音がドクンドクンと身体に響くくらい大きくなって…。 「やはり少し熱があるようですね…ここからすぐですから、少し良くなるまでわたくしの家で休んで…」 心配そうに見つめる恋先輩に手を取られるまま、ふわふわしたきな子は席を立って──。 「ふふ…お持ち帰り達成ね」 「恋さんの理想のヒロインに成れそうですね」 "桜の会"に見守られているとも知らずきな子は恋先輩のお家へお邪魔したっす、けど…。 「さて…やらしい雰囲気にするわよ」 「合点承知です!」 |