二次元裏@ふたば

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1151848 B26/08/09(日)22:29:41No.1457024638そうだねx2 23:48頃消えます
戦った後の飯はうまいねって話です
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出る奴
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借りた敵
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126/08/09(日)22:29:54No.1457024720+
「マドックス……景色が変わり映えしないわね…」
「しょうがねえだろ…もうとっくに市街地は抜けちまったんだ。ここから先は岩と砂しかねえ。」
俺とフェルはある場所を目指し、荒野を突っ切る高速道路をピックアップトラックでかっ飛ばしていた。
どうしてこんな羽目になったのか。その理由は数時間前に遡る。
226/08/09(日)22:30:11No.1457024836+
この日の朝、俺の元に署長から連絡があった。何でも謹慎明けと引き換えに、どこかの組織に俺は出向することになるらしい。
なんの組織なのか濁されたのは気になるが…どうやら俺はついに厄介払いの対象になったようだ。
そして、その組織のトップがわざわざ俺の家まで面接に来るらしい。
「アルトゥール・夜城沼と申します。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます、ミスターマドックス。」
それがこの白いスーツに金髪の男、アルトゥールだ。
男はそう言って、自身が率いている組織がどのようなものなのかを説明し始めた。
UNDO。
国連が結成した、とある存在への対策機関。
その存在の名は『デジモン』。そう、フェル…ウルヴァモンの種族だ。
野良のデジモンはもちろん、悪人がデジモンを使って起こした悪事、そんなものに対処するのがUNDOの仕事らしい。
俺はこの話を聞いた時点で、なぜこの組織に出向することになったのか、その理由を何となく察した。
326/08/09(日)22:30:32No.1457024965+
「さて…あなたの経歴は概ね拝見させていただいています。ウルヴァモンがパートナーであること、警官としての数々の問題行動なども含めて、です。」
”問題行動”とやらは署長が資料を提供したんだろうが…フェルのことまで知ってるってのは不気味な話だ。
「その上で…一つ質問です。あなたの思う正義とは何ですか?」
男は俺に目を合わせながら、そう投げかける。
俺の正義…
「悪人をこの手で撃つ事だ。悪人の銃から人々を守れるのは善人が使う銃しかない。」
それはずっと昔、俺が生き残った時からずっと持ち続けている考えだった。
「………なるほど。…では、まずこちらにサインを。」
俺の言葉を値踏みするように頷くと、アルトゥールは携えていたアタッシュケースのロックを外し、何枚かの書類をこちらに差し出した。
「契約書とそれから…機密保持契約書と権利放棄書です。」
任務中に負った怪我などに対する訴訟の権利を放棄する代わりに、治療などは全てUNDO側の負担によって行う…これはまあいい。
426/08/09(日)22:30:50No.1457025089+
任務の過程で得たデジモンなどに関する情報全ては、特別な許可がない場合の口外を禁ずる。従わなかった場合、記憶操作の対象となる…ね。まるでメンインブラックだな。
だが…どうせやるしかないんだ。
俺はそれらに一通り目を通し、署名する。
「こちらをどうぞ。」
サイン済みの書類を受け取ると、今度はアタッシュケースの中からまた別の書類と黒い箱をこちらに差し出される。
「これは…?」
まず箱の方から開けてみると、中には液晶の付いたリストバンドが入っていた。
「それはデジヴァイスV。デジモンと共鳴し、進化の力をもたらすデバイスの一つ。今回の任務にあたり、UNDOからあなたに支給するものです。」
「任務?」
俺はそのデジヴァイスとやらを腕に装着してから、促されるままに書類に目を通す。

May 15, 2026 電磁空間異常記録
34°56'34.8" -115°07'16.5"

一枚目の書類にはそんなタイトルと共に、航空写真だろう画像が印刷されている。
526/08/09(日)22:31:25No.1457025347+
「どこだ、ここ?」
「その座標に電磁空間異常…要するにデジタルワールドとのゲートが開いた可能性があると言う記録です。CIAから提供された情報ですね。」
他の書類には、そのゲートとやらが開いてから現在までに起きた行方不明事件についてがまとめられている。
「当該座標付近では、ゲート発生から現在までの2ヶ月ほどの期間で行方不明者が6人出ています。」
「これがそこから出たデジモンの仕業だと?」
「状況や痕跡などから、このデジモンの仕業であると言う可能性が非常に高いとされています。」
彼が示す資料には、『クレイジーワームモン』と言う名が記されていた。
岩盤にすら穴を堀り、地中を移動し獲物を襲う、食欲旺盛で知能が低めのデジモン。
「当該座標に赴き、このデジモンを処分すること。それがあなたの任務です。」
「こんな化け物と戦えって?」
「だからデジヴァイスVをお渡ししたのですよ。クレイジーワームモンは成熟期。ウルヴァモンと連携すれば十分に討伐可能です。」
626/08/09(日)22:31:46No.1457025491+
「なるほどな…で、何でそんなやつが2ヶ月も放置された?それで実際犠牲も出てるんだろ?」
そう聞いてみると、彼は若干伏し目がちになってため息をついてから返答した。
「先ほど2ヶ月ほどの期間で…と申しましたが、最初の行方不明者が発生したのは10日前なのです。」
「…どういうことだ?」
「これはUNDOでの予測になってしまうのですが…クレイジーワームモンは最初、自分が出たのと同じゲートからこちらにやってきたデジモン達を捕食していたのでしょう。しかし、2ヶ月も経てばあらかた食べ尽くしてしまう。」
「だから今度は人間を食った、ってわけか?そうだったとしても、このイモムシの化け物みたいなやつがよくもこんなに隠れてたな。」
「ニューヨークやワシントンDCのような人口密集地ならばともかく、当該座標付近のような周囲に人家の少ない地域ではどうしても調査や対応が後手に回りがちです。なにせ、UNDOはあまり人手の多い組織ではないので。」
道理で、俺みたいなやつもリクルートされるわけか…
726/08/09(日)22:31:57No.1457025565+
「ご質問は以上でよろしいですね。私は1時間後にペンタゴンで会談の予定があるので、そろそろ失礼させていただきます。」
「ペンタゴン?おいおい…ここはアリゾナだぞ。東海岸まで2日はかかる。」
「問題ありません。」
そう言うとアルトゥールは外に出て、空に赤いなにかの端末を掲げた。
「オメガモンモノクローム、ジェネレート。」
端末がそのフレーズに反応し、光を発する。
空中にまるで3Dプリントされるかの如く、マントを羽織った白と黒の騎士が現れた。
「では、あなたが無事任務を遂行できることを期待しています。」
奴がそう言いながらそのデジモンの片腕に乗ると、音もなくそいつは空に浮かび上がり、一瞬で東に飛んでいきやがった。
なるほど、あれなら1時間でペンタゴンまで行けそうだ。
826/08/09(日)22:32:41No.1457025845+
「アタシ、オメガモンを生で見たの初めてだわ。なんか…すごい。あの人間もだけど。」
いつの間にか俺のスマートフォンからリアライズしていたウルヴァモンがそう呟いた。
「全くだ。」
「んで、マドックス、これってどこ?」
彼女が先ほど渡された資料の座標を指差す。

『モハーヴェ』

俺がその座標を地図アプリに入力すると表示されたのが、その文字列だった。
モハーヴェ、カリフォルニア、ユタ、ネバダ、アリゾナにまたがる砂漠。デスバレーなんかが有名な場所だ。
いくらアリゾナとは言っても、ここからじゃまるまる7時間はかかる。
「だいぶ…遠いな」
「なら早く行きましょ?こっちの世界に来てから遠くまで行くのって初めてだから…なんだか血が騒ぐわ!」
926/08/09(日)22:33:21No.1457026061+
区切りがついたのでここまでです
続きは冒頭のtxtからどうぞ
1026/08/09(日)22:44:34No.1457030353そうだねx1
カリフォルニアンデスワーム!
1126/08/09(日)23:12:16No.1457039941+
トレマーズね!


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