二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1784967443697.png-(201541 B)
201541 B26/07/25(土)17:17:23No.1452286277そうだねx4 18:55頃消えます
なんと楽しいひとときだったのでしょう…
喫茶店に居たのは1時間にも満たなかったはずなのに、まるで1日ぐっすり寝たような充足感。
4K・OLEDもかくやというほど視界は色づき、身体はお湯に浸かったようにふわふわしている。
口の中に残るパフェの甘味と酸味を、水で洗い流したりせずまだ味わっていたいとすら思う。

「今日は本当にありがとうございました」

彼女が笑顔を浮かべながら小首をかしげると、ツヤツヤした長い髪が動きに沿って流れる。
一体どんなサロンに通えばあんなに綺麗な髪になるんだろう。私が無遠慮に指でそっと梳いても絡むことは無いのだろう。
絹糸のような…という表現が決して陳腐なものではないことを思い知る。

「いえそんな…私も楽しかったので…あ! いや、私も、だなんて」
「本当ですか!? 嬉しい…私だけだと思ってたから…」
「ァ…」
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
126/07/25(土)17:17:47No.1452286397+
ビオラさんの優しさが沁みる…。彼女と居ると、ひび割れていた心の奥底が潤っていくのを感じる。
誰も踏み入らせなかった場所に、彼女の温かい影が形作られていくような。
これがのぼせ上がってしまった私の勘違いであればどんなによかっただろう。
またモニターに向かって、読者と…あられさん、を思い浮かべながら漫画を描けばいいだけだから。
だけど彼女はこうして実在して、私をまっすぐに見つめて、欲しい言葉をくれる。親愛を返してくれる。

「ね、夜子先生、アカウントを交換してもいいですか?」
「えっ私と、ですか…?」
「他に誰が居るんですか。私は先生と繋がりたいんです」

家族と、仕事相手と、みゅ〜たいぷのみなさんしかやり取りしたこと無いようなつまらない私と?
ろくに話題を振れず、返すことで精一杯な私と?
ビオラさんが私をじいっと見つめてくる。
私がいいのだと、彼女の瞳は答えていた。答えてくれていた。
226/07/25(土)17:18:09No.1452286503+
「私なんかでよければ…」
「なんか、なんて言わないで。私の大好きな先生なんですから」
「ァ…」

初めてイラストをSNSに投稿した時よりもさらに早く高鳴る鼓動。
初めて連載が決まった時と同じくらい世界が書き換えられる感覚。
この気持ちはなんだろう。手放したくない。溢れ出して止まらない。
私がどろどろに溶かされていく。
昨日も今日も私のままなのに、彼女と出会ってから何かが変わってしまった。
苺パフェよりも甘い甘い何かへ。
おぼつかない指先でスマホを操作して、なんとかビオラさんのアカウントを迎え入れる。
そのアカウント名がアラザンよりもキラキラして見えたのは私だけなのだろう。

「…ふふ、憧れの先生と友達になっちゃったって、自慢したいな」
「そ、そんな…私なんか…」
326/07/25(土)17:18:42No.1452286662+
「先生ったら。なんか、は私の前で言っちゃダメ」
「はいぃ…」
「だから、ね? 夜子先生さえ良ければ、またこうしてお会いしませんか?」

ビオラさんが私の右手を握った。慎ましく僅かな力。もどかしくて叫びだしそうになる。
貴女が良ければ、このまま指を絡め合ったっていい。
私と貴女の掌の間にある空気すら惜しいと思うほど、貴女の手の熱を感じ合いたい。
彼女の親指が撫でるように小さく動いて、私の人差し指に小さく爪を立てた。痛みはない。ただそこから彼女を強く感じた。
キラキラを憎んでいると零した彼女がそこに居た。

「…イヤ?」
「ぜっ全然そんな! そんなことない、です!」
「よかった。会いたくなったらDMしますね♪」

本当に嬉しそうに、彼女は微笑んだ。口元のホクロに目が吸い付いて離れてくれない。
426/07/25(土)17:19:17No.1452286814+
都子、おちつけ。クレバーになれ。都子はしっかり者だ。
心のなかで顔を真っ赤にしたまるくんが見える。
雑音、なんだよな。

「待ってます…私、待ってます…」
「ふふ、嬉しい…私も夜子先生のライブ、待ってますね」
「あ…はい! 必ずや…!」

それじゃあ、名残惜しいけど今日はここまで。そう言ってビオラさんは背を向けた。
引き止めたかった。歩みに合わせて揺れ動くその長い髪に触れて確かめたかった。
貴女の手の熱をまだ感じていたかった。貴女の瞳の中にまだ居たかった。

「ビオラさん…」

口の中で味わうようにつぶやいたその名前が、私の中で大きくなっていく。
526/07/25(土)17:19:42No.1452286960+
──この出会いが運命なら、続いてほしい。花火みたいに、この一瞬で終わらせない。

まだなにも知らなかった私のセリフが、知り得た私の背中を無邪気に押してくれる。
今日という劇的は終わりを告げるが、それは今日だけのこと。
偶然の出会いはしかし、今日という瞬間を持って固く結ばれたのだ。
約束したのだ、ライブをすると。また会うために、もっと彼女が好むキラキラになるために。

「輝いてみせます…」

全部が夕暮れの色に染まる街で、去っていく彼女の後ろ姿は色鮮やかに見えて。
その背中が曲がり角に消えるまで、私はその場から動けなかった。
626/07/25(土)17:32:24No.1452290529そうだねx10
先生はもうダメだ
726/07/25(土)17:36:19No.1452291558+
先生はもう駄目だ
826/07/25(土)17:46:18No.1452294434そうだねx3
あられちゃん一瞬思い出すのが寝取られの構文すぎる…
926/07/25(土)17:47:48No.1452294857+
こんなハニトラ受けたら先生じゃなくても落ちちゃうよ…
1026/07/25(土)17:51:54No.1452296008+
夜子先生さすが作家だけあって描写がねっとりしてるな…
1126/07/25(土)17:56:15No.1452297171+
童貞かよ
1226/07/25(土)17:56:58No.1452297390+
見た目クールビューティーなのに先生…
1326/07/25(土)18:01:29No.1452298690+
みやこモッテモテなんだよな
1426/07/25(土)18:04:18No.1452299542+
ぽまいら!童貞卒業ぽ先!
1526/07/25(土)18:12:06No.1452302155+
先生はネタバレ受けて蔑まれても後悔しないタイプだよね
1626/07/25(土)18:25:10No.1452306638+
>ぽまいら!童貞卒業ぽ先!
調子乗って必ずこういう配信するのすげーわかる
1726/07/25(土)18:30:27No.1452308463+
あっちあちになってきた〜!
1826/07/25(土)18:51:15No.1452315179+
インキャな私にも理解ある彼女ちゃんができました♪


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