二次元裏@ふたば

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151023 B26/07/07(火)20:19:25No.1447086424+ 21:46頃消えます
『星を見ないか?』
そうトレーナーさんに誘われて、僕らは七夕の日に星空を見に出掛けていた。
月明かりと星の眩きだけが照らす静かな場所、すこし夜の空気に湿った芝に僕とトレーナーさんは寝転がり、2人で星空を見上げていた。

「今日は晴れて良かったな」
「そうですね……」
晴々とした空模様のお蔭で、星々の大河は煌々と美しく星空に流れていて。雲一つなく澄みきったその夜空が大小様々な星の輝きを純化させていた。
そんな星々に彩られた夜空を見上げて、思う。……ああ、とても――綺麗だ。

「……綺麗だなぁ」
「……はい」
トレーナーさんも、僕と同じ星空を見上げて、その美しさに思いを馳せていたみたいで。……それが、何故だろう。すこし、嬉しいかもしれなかった。

「あれが、天の川だよな? だとしたら、あの一番明るいのが……」
トレーナーさんが指を差したその先にある最も明るい一番星。
126/07/07(火)20:22:14No.1447087380+
「こと座のベガですね。それから向こうのがわし座のアルタイルで」
「じゃあ、あれがデネブか。えっと……」
「はくちょう座ですね。この3つで夏の大三角です」
「おぉ……話には聞いてたけど、ちゃんと見るとなんか感慨深いな」
トレーナーさんは、そう言って瞳に星々の灯りを写してどこか童心を感じられるような表情で感嘆としていて。
そんなトレーナーさんに釣られて、僕も、夏の大三角を見上げ眺める。――ああ、本当に。綺麗だな。

「……確か、ベガが織姫なんだっけ?」
「そうですね、そう言われてます」
「で、アルタイルが彦星で……ああ、本当だ。天の川で分断されちゃってるな」
それは、七夕の伝説。愛し合っていた2人が、天の川によって引き離されて……そうして、1年に1度この七夕の日にだけ逢瀬が叶うという。そんな伝説だ。

「残酷なことをするなあ……1年に1度しか会わせて貰えないなんて」
「それは……そうですね。でも、織姫も彦星も、自分の仕事を放り投げてしまっていたので……この処遇も仕方ないかもしれない、と僕はすこし思いますね」
226/07/07(火)20:25:36No.1447088610+
「あー、確かに。仕事をほったらかすのは良くないな。仕事が全てではないだろうけど、それでも自分の仕事はやり抜いて、その上で2人で愛し合えてれば許されたのかも」
むむとすこし難しそうな表情をするトレーナーさん。でも実際やるべき仕事を放棄した罰としては妥当だと、僕は思います。
でも、だからこそ――。

「だからこそ、1年に1度の褒美としてこの日があるのでは無いでしょうか。1年間真面目に仕事に取り組んで、会いたい気持ちをジッと耐えて、それでも仕事をやり抜いて。……そうして愛している人に会えるのなら、それは仕事の成果として、とても価値のあるものなんじゃないかって」
そう、僕は思います。とトレーナーさんの隣で言うと、トレーナーさんはすこし驚いたような表情をしてから、どこか腑に落ちたような顔をした。

「そうか、そういう捉え方もあるのか……別れさせられた悲劇のお話ってだけじゃなくて。凄くビリーヴらしい視点だな」
「そう、ですかね……?」
僕らしい、と言われても自分のことなのであまりよく分からないけど。……でも、僕のことを誰よりもよく理解してくれているトレーナーさんがそう言うのなら、そうなのかもしれない。
326/07/07(火)20:27:56No.1447089402+
「――でも、そうか。1年間、離れ離れでそれぞれ仕事をしないといけないっていうのは、もし自分だったらちょっと……」
トレーナーさんが、もしもの話だというのにどこかシュンとした表情をしながら仮定を膨らませていて。
「……トレーナーさんは、耐えられないですか……?」
「……い、いや、まあ前も同じようなことはあったし、できないって訳じゃないと思うけど……」
そのトレーナーさんの言う“前”はきっと、僕がアメリカに行っていた頃のことで。

「……でも、ライトオさんから聞きましたよ? 毎日のように、寂しそうにしていた……って」
「……!! えっ、いやそれは――」
トレーナーさんの顔が瞬間、赤くなる。
ライトオさんが言っていた、毎日メソメソの顔で寂しそうにしていた、と――。だからこそ、思う。
「……トレーナーさんは、耐えられるんですか?」
そう問いかけると、トレーナーさんは表情をコロコロと変えながらしばらく逡巡して、それから……最後には顔を赤くしながら、溢す。
「…………うっ、……正直、耐えられないと、思う……」
「……そう、ですか」
426/07/07(火)20:30:04No.1447090076+
トレーナーさんの告白に、僕はただそう返す。その言葉を聞いてさらに、トレーナーさんは顔を赤くする。

寂しさと、恥ずかしさと、情けなさと、たぶんそんな感じの色が顔に浮かんでるトレーナーさん。
……もしかしたら、僕がアメリカに行ってる間も、こんな顔をしていたのかな。
「……トレーナーさん」
「っ! な、なんだ?」
「……僕は、もう。離れないですから……大丈夫ですよ」
「!! って、あっいや……!! その、ビリーヴが気にしなくても全然良いというか! お、俺のことは――」
僕がもう離れないと言った瞬間、トレーナーさんの顔がパっと明るくなって。それから、また今度は恥ずかしさで赤くなって、誤魔化すみたいにしどろもどろになって。
そんなトレーナーさんの様子がなんだか可笑しくて、それから……ちょっと可愛いななんて思ったりして。だから――。

「――ふふっ」「!? あ、あはは……」
思わず漏れた小さな笑みに、トレーナーさんはまたびっくりして赤くなって、そんなトレーナーさんを――僕は、ずっと見ていたいな、と思って。
「――僕も、たぶん。1年に1度だけなんて、無理だな」
「――えっ」
526/07/07(火)20:32:54No.1447091110+
「……トレーナーさんとは、一緒に仕事がしたいですから。明日からもずっと、毎日」
「っ! そう……そう、だな!! 明日も明後日も、これからだって毎日……!」

そう言って本当に嬉しそうな顔をするトレーナーさんを見て、僕の方の顔に照れが入ってないかななんてことを思いながら。
僕らは、七夕の星空の下でずっと一緒の毎日を誓い合うのでした。
626/07/07(火)20:35:03No.1447091882そうだねx3
おわり
ビリーヴと満天の星空を見上げる夜があっても良い
726/07/07(火)20:35:54No.1447092172そうだねx3
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ご奉仕大好き!(パパパン♥パパパン♥)
コスプレ中毒!(パン♥パン♥パパン♥)
ド ス ケ ベ
ビリーヴ のどっぴゅんご奉仕ナイトはまだまだ続く…!
まずはビリーヴさんから!
1シスター 2チャイナ 3メイド 4スク水 5ブルマ 6婦警 7ナース 8エプロン 9アメスク 10全部
dice1d10=4 (4)
826/07/07(火)20:42:31No.1447094484そうだねx2
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俺嫁厨偽装なりすまし百合豚のせいで普通の怪文書にレスつかなくなったのあまりにもクソすぎて辟易する
926/07/07(火)20:45:51No.1447095675+
>「それは……そうですね。でも、織姫も彦星も、自分の仕事を放り投げてしまっていたので……この処遇も仕方ないかもしれない、と僕はすこし思いますね」
ビリーヴはこういうこと言う
1026/07/07(火)20:49:07No.1447096835+
>僕らは、七夕の星空の下でずっと一緒の毎日を誓い合うのでした。
一生の毎日に見えたけどあんま違いなかった


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