「やあやあ君か……などと言える身分ではないね、不本意なことに」  天秤の巫女は椅子を軋ませ、つい、と眼鏡を押し上げて向き直った。美味しそうなおみ足が、古書の匂いで澱んだ空気を小さく混ぜる。その一瞬で少女の姿は既に戸口になく、足を組み直すテレージャの傍らに音もなく滑り込んできていた。 「それで我らが愛しき陛下の魔将様が、この不良巫女に何の御用かな?」  ホルムの姫君に影のように付き従っていた黒髪の少女の身を包むのは、かつての女中服ではない。フランの伸びやかな肢体を隠す物は、影のような外衣が一枚。それだけだった。 「そんな顔をしないでくれたまえ。愛しの姫君に仕えていられるのだろう?」 永遠にね。最後の一言を飲み込んで、テレージャは促すように小首を傾げて見せる。 「ウェンドリン様が……その。夜伽を……って」 「ふふ、彼女も意地が悪いね。そうやって君の妬心を煽って楽しんでいる」 「大丈夫です……ウェンドリン様は世界に必要な方ですから……あたしが、支えなくちゃ いけないんです……あたしが……あたしが……!」  指が白くなるまで外衣の裾を掴み、どんよりと昏い瞳で呟く少女にひらひら手を振って、 テレージャは小さく肩をすくめて立ち上がる。さらに育った、質感たっぷりの二つの膨らみが大仰にゆっさり揺れる。 「はいはい御馳走様」  フランの震える手をとって甲に口付け、テレージャは肌も露わな法衣の上に外衣を羽織 る。彼女の外衣もまた、とても不吉な影の色をしていた。こつ、こつ、と石段に足音が響いていく。人影は二人分、足音は一人分。 「やっほ、ウェンドリン。催促? お散歩? それとも夜・這・い? ちょーっと待っててね。今すっごいの作ってるんだよ。うん、凄いのをね」  製図台に張り付くようにペンを走らせていたネルは、跳ね起きるように身を起こす。肩越しに見やるその瞳には、異様にねっとりとした輝きが宿っていた。お夜食のフルーツサンドを摘むウェンドリンにしなだれかかり、毛先をくるくると指に巻いて唇を重ねる。覇 王と言うには少々たおやかな肢体を抱きすくめられ、ウェンドリンは幼馴染みの腕の中でくすぐったそうに身をよじる。 「ん、んふ、んぅう……」  フルーツ味の唇を貪られ、鼻に掛かった嬌声をあげるウェンドリンの脚を割り、ネルは湿ったシルクの股ぐりをふとももで押し上げる。 「っふ、ぅ、ぅうっ!」  浅ましく布地を突き上げているそれをきゅっと掴まれて震えるネルの脚を、鍛えられたふとももで挟み込み、ウェンドリンは逃れようとする舌に舌を絡めて強く抱き寄せた。離れがたい肢体の柔らかさに夢中で身体を擦り合わせ、二人は互いの本来はありえないもう 一つの性器を責めたてあう。幾夜となく繰り返された下らないお遊びは、今宵もまたどちらかが達するまで終わることはない。 「んふぅ、んぅう、んん゙ん゙!」 「ん゙ぃ゙ぃ゙……っ!」  唇の端から唾液が垂れるのも構わず、美貌の覇王と彼女の幼なじみは絡み合い、悦楽にだらしなく顔を歪めて上り詰めていく。服の上から掌で先端を執拗に扱かれ、ネルは涙をこぼしてくぐもった嬌声をあげる。薄手の夜着ごと激しく扱きたてられ、ウェンドリンは 足を震わせ、切れ切れに甘ったるい声を絞り出す。疼く乳首を重ねて擦り付け、何度も鼻を鳴らすウェンドリンをぎゅっと抱きすくめ、ネルは殊更に音をたてて唾液を吸い上げる。 幾度となく身体を重ねてきた二人には、互いの泣き所は文字通り手に取るようなもの。 「ひふっ! ん゙ぃ゙っ、ぃ゙い゙い゙い゙っ!」 「んふぁ、ひふっ、んふ……ふぅあ……」  幼なじみの少女の手で達する前に、先に精を吐き出させようと動かす、女伯爵の必死の責め手も、ネルの手指が夜着の上から這い回り、指先が閃く度に鈍っていく。敏感すぎるふたなりの身体を弄くり回され、戦場では無双のウェンドリンも既に立っていることすら おぼつかなく、思いだしたようにネルのもう一つの性器に指を絡めることしかできなかった。途切れ途切れにひきつったような悲鳴を上げるウェンドリンをふとももに跨らせるよう、ネルは足を小刻みに押し上げる。 「ふゔぅうっ! ん゙ぅ゙ぅ! んんんっ!」  ウェンドリンはぬかるんだ秘唇をネルのむっちりした脚に夢中で擦り付け、浅ましく腰を振り立てる。その狂態に小さく鼻を鳴らして息を継ぎ、ネルは射精を煽り立てるよう、ウェンドリンの両性具有の躰を手と足とで追いつめていく。 「ん゙ーっ?! ん゙、ん゙う゛ぅうう!」 尻たぶを撫で回していた指を滑らかなシルクの肌着ごとねじ込まれ、ウェンドリンは鞭打たれたかのように、全身を震わせて精をぶちまけた。肌が透けるほどの薄い夜着が、大量の汚濁液で汚されていく。嬌声は強く吸い上げて放さないネルの唇に遮られ、くぐもった呻き声になるばかり。夜毎弄られ、最近は用を足すだけでも変な気分になってしまうほどになった不浄の穴をかき回され、ウェンドリンはネルにしがみついたまま、二度、三度と精を搾り取られていく。 「ゔ、ゔぁ゙あ゙……あ゙……ぇ゙……」  唇を解放されると、かくん、と首を折って崩れ落ちそうになる身体を強く抱きしめ、満 足げにネルは頬を寄せる。幼なじみの腕の中、虚ろな表情で震える若き覇王は失禁してい ることにさえ気付かず、ただただ絶頂に耽溺していた。 「あれあれ、またおもらししちゃったの? もう、仕方ないからお姉さんが下着をかえて あげましょうねー」  ネルは嬉しそうに頬を緩め、脱力したウェンドリンを手近な椅子に座らせると、役に立 たなくなった下着を引き下ろす。アセラスの葉の絞り汁を含ませた布巾で汚れた秘処を拭 き清め、ネルはにんまりと笑みを深める。 「えっへっへ、おもらしウェンドリンにはネルお姉さん特製の下着をですね」 「ネルさま、お楽しみのところ失礼いたしますね」  内側に不穏な突起のついた黒革の下着をいそいそと取り出してきたネルは、不自然ににこやかなフランの声で動きを止めた。 「あらお二人さん、どうしたの?」 「いやいや、私たちもお呼ばれでね。その様子だと、先に始めていたようだけれど」  紅潮したウェンドリンの頬をひたひたと叩き、テレージャは小さく溜息をついた。虚ろ な目には何も映っておらず、半開きの唇からは唾液がつぅ、と垂れている。 「あ、じゃあわたしキレハさん呼んでくるね」  下着?を後ろ手に隠し、ネルは廊下を駆けていく。取り残された二人は顔を見合わせ、 どちらからともなく呟いた。 「逃げたね」 「逃げましたね」  誇り高き<狼>の裔。今の彼女に誇りなど、既に無かった。狼ですらない、牝犬と言うに もおこがましい最低の獣。おぞましい粘液にまみれたふたなりのケダモノ。それが今のキレハだった。ツンと整っていた顔はよだれと鼻水と涙でぐっちゃぐちゃ、おまけに酷い臭いのするセルフべとべとでまだらにデコレーションされ、正視に耐えない。  その生臭い粘液をかき集めると、指の股まで舌を這わせてこそげ取る。噎せ返るような 獣臭が舌から鼻を突き、嘔吐感に濁った呻き声を上げる間も、熱く滾るそれを扱きなぶる 手は止まらない。 「っぐ、ぅ゙ぐ、ぐぶっ、お゙……ぶ……」 胸から腹からこみ上げる熱くおぞましい塊が一瞬で口腔を満たした。半ば白目を剥いて胃 袋の中身を逆流させ、娘は浅黒い肌に汚濁液をぶちまける。 「げぶぉ゙っ、お゙ごっ、ぇ゙お゙お゙っ、お゙、あ゙……」 形の良い乳房にでろりと広がった、生黄色い粘液。半ばゲル状の得体の知れない塊を半狂 乱で寄せ集める間も、反り返り、狂おしく疼くそれは昂っていく。背筋を貫く刺激にキレ ハは寝台に足を突っ張って腰を突き上げる。身も心も腐らせる混沌の悦楽が腰の奥で爆ぜ、 腹に、乳房に、顔に、髪に飛び散った。大股開きで突き上げた尻を揺すって潮まで吹きな がら、哀れな混沌の娘は吐き戻した胃袋の中身と全く同じ物で、その美しい肢体を汚して いく。 「ゔぐぅ゙っ、あ゙っ、はっ、ひっ!」  足指でしわくちゃのシーツをつまみ、泡を噴いて金切り声を上げ、常軌を逸した量の精 液を絞りきってキレハは果てる。恥も外聞もなく放り出されて痙攣する脚の奥、濡れそ ぼった秘処を震わせ、シーツに地図が描かれていく。  大河のほとりの小さな街、伯爵邸の奥深くに彼女の姿はあった。髪は乱れ放題に乱れ、 手足は半ばから毛皮に覆われた異形の獣となり果て、三角の獣耳は引きつるように震えて いる。そして一際目立つのはその陰部に反り返る赤黒い肉柱。混沌の血脈が造り出した、 手っ取り早い力のはけ口である。 「わふっ、わぅっ、がふっがふっ」  自らの吐き散らした精液をかき集めては口に詰め込み、異臭にえずきながら飲み下した キレハは断末魔の獣のように切れ切れに息を継いでいた。狂熱に冒されていた脳がゆっく りと冷えていく。 「……また……私、どうなっちゃったのかしら……」 「入るよー。キレハさん、ちょーっとイイかしら」 「ネル?」  ぼんやりと顔を上げたキレハににっこり微笑みかけ、ネルは寝台に腰を下ろす。乱れ放 題の黒髪に手櫛を通され、キレハは静かに目を閉じる。軽く鼻を動かしても、ネルの匂い もわからない。獣の精液の匂いと、発情した牝の匂いしかわからなかった。 「ウェンドリンが遊ぼ、って。キレハさんも来るよね」 「ええ、行くわ」  ひらり、としなやかな獣のような身のこなしで寝台から飛び降りたキレハは慌てて立ち 上がった。人は四つ足で歩く物ではない。ぱたぱたと手を払って背を反らし、つーん、と 鼻を鳴らしてみせる。  いつか、完全に<狼>になってしまうのかしら。その時は、ウェンドリンが首輪でも付け てくれるといいのだけど。 「……なによ、その顔は」 「べつにー?」  にやにや笑いのネルを後に、キレハはひたひたと廊下の先に消えていった。 「また胸が育ったんじゃないかな? それでいて、戦働きは鈍ることはない。ほら、もう 母乳が漏れてきた。孕んでもいないというのに、君の身体は実に欲深いね」 「そ、んな、こと、なぃ……」  背中に柔らかな乳房を押しあて、テレージャはウェンドリンの乳房をすくい上げるよう に弄び、乳首をこねくりまわす。耳に唇を触れさせ、囁きながら指の腹で敏感すぎるそこ を押し潰すと、滲み出る乳白色の粘液が手指を濡らしていく。 「いやいや。例えば彼女。フラン君、ちょっと来てくれたまえ」 「ふぇあ……?」  ぼんやりと忠実な女中を見つめるウェンドリンの前で、四つん這いでのたのた這い寄る フランの尻に、母乳でぬめるテレージャの指が潜り込む。 「ふぎぃぃいっ?! テレ、ジャ、さっ、まっあっ!?」 「ご覧の通り、彼女はここが実に敏感だね。まあ、君がいろいろしてあげたおかげで、今や立派な尻穴狂いだけれど、それはまあおいておいて」  連日連夜の調教ですっかり緩みきったそこを指を捻って押し広げ、テレージャは婉然と微笑んだ。三本、四本、指に絡みつく粘膜を擦りながら、手を窄めて親指まであてがう。 「違い、まひゅぁあっ、あたひ、ひああっ! そん、な……じゃぁ、あへぇええっ!」  形ばかりの否定も半ば、ぐぶり、と細い手が手首まで沈み込むと、フランは半ば白目を剥いて濁りきった嬌声をあげ始めた。開発され尽くした排泄器官を抉られ、口をつく言葉が半ばから意味もない音の羅列に成り下がっていく。正視に耐えないほどのアヘ顔で啼き叫ぶその姿は、慎まやかなかつての彼女からは想像もできないほど。両手が白くなるほどシーツを握りしめ、細い身体を弓なりに反らせるフランの秘唇はしとどに汁を吐きこぼし、秘術で生やされたもう一つの性器はテレージャが手指を動かす度に大きく脈打ち、寝台に生黄色いべとべとを撒き散らしていく。 「んぉ゙ぁあああっ! を゙お゙ぉぉっ、おほぁおぉおっ!」  手首を捻りながら拳を引き抜かれ、フランは泡を噴いて寝台に突っ伏した。牝の性器は盛大に汁を漏らしながら勢いよく失禁し、牡の性器は薄い腹に張り付くほど反り返ったまま射精を繰り返す。拡がりきって戻らない尻穴から奔流のように汚泥を溢れさせ、しなや かな肢体はだらしなく投げ出されて痙攣している。  これが、あのフランだなんて。忠実な女中である彼女の魂を縛り上げ、それでも足りずに肉体をふたなりへと改造し、狂うまで調教したのは自分だというのに。ウェンドリンは見る影もなく変わり果てた少女の狂態から目を離すことができなかった。 「そして君の身体は彼女と同様に後ろが敏感で、なおかつ」  不意に、汚れた指先がウェンドリンの後ろのすぼまりを穿った。反射的に喰い締める尻穴に、テレージャの魔手を拒む力はない。緩い抵抗を指の腹で押し広げられ滑らかな粘膜を探られ、ウェンドリンは甘やかな嬌声を漏らす。毎夜の奉仕を受ける内に、いつしか彼女のそこは排泄のための器官だけではなく、肉欲を貪る場所へと成り下がっていた。尼僧院で数多の乙女たちを堕としてきた魔性の指が閃く度に脳が灼けるような刺激が背筋を駆け上がり、狂おしく疼く男女両方の性器は熱い汁を吐きこぼす。 「私の知る限りでも、君のここは驚異的に敏感で」  逆の手指で濡れそぼった秘処の奥、上の方を擦られると、女伯爵は巫女の腕の中で大きく跳ねた。女性であり、男性でもあり、それでいて両方の肉欲を併せ持つ浅ましい身体。 かつてのウェンドリンはその身体を呪い、戦士として生きることを求めていた。四つの秘石を揃え、墓所の帝王を討ち果たし、闇をはねのけた今でさえも、彼女に情欲に抗う術は身に付くことはなかった。それどころか、夜毎繰り返される行為の果てに、恵まれた資質 は完全に開花してさえいた。  両手で口を押さえ、獣以下の嬌声を堪えるウェンドリンの抵抗も、秘部をなぶられ、尻穴の奥をかき回され、絶頂に押し上げられては何の意味もなかった。深々と押し込まれ、 奥で蠢く手指を粘つく汁で濡らし、身をよじってだだ漏れの母乳を振りまき、勢いよく精を噴き上げる。涙と鼻水で両手をべとべとにして狂おしげな嬌声を押さえつけるたびに、絶頂に打ち震えるフランの黒髪が、ウェンドリンの吐き出した生臭い大量の精液で汚されていく。 「その上、直接触れなくても射精が止まらないし、母乳も垂れ流し。君が用意された子、というのもよくわかるよ。これほどまでに貪欲な身体は、文字通りに何千年に一人だろうね。でも……」  唇を噛んで顔を伏せるウェンドリンの耳朶を甘噛みし、強く乳首を摘みながら、テレージャはそっと囁いた。 「私は、君だからこそ……」 「……ウェンドリン様ぁ……あたひ……ずっと、一緒に……」  虚ろな目をして身を起こし、フランは白い腹に張り付くように反り返り、濁った精液にまみれた陽根を陶然と唇を寄せた。ぬめる舌が、生暖かい口腔が、ウェンドリンを責め立てていく。ぢゅばぢゅばと粘つく水音をたて腰が震えるほど吸われ、女伯爵は身をよじっ て悲鳴を迸らせる。 「今、そ、んなこと……言っ、ぁあっ! 嫌、いっ、やぁ、出ちゃ、あ゙ぁあ!」 「構わないから存分に出したまえ。ふふ、嫌がるのもいつも通り口先だけだろう?」 テレージャが羞恥に耳まで赤く染めるウェンドリンの乳首を捻り潰し、おしりをこねくり回す指を一気に引き抜いて黙らせると、フランも咥えたそれを唇で締めつけて吸い上げ、同時にぬかるんだ秘裂の奥を深々と指でえぐる。 「ぁ゙あ、あ゙っ、ぉ゙あ゙、あ゙、ぁあえぁあああっ!」  とろけきった性器を同時に責め立てられ、喉を晒すように豊かな肢体を弓なりに反らせてウェンドリンは達した。止まらない母乳を噴水のように撒き散らしながら、絶頂に緩んだ尻穴から、野太い汚物がシーツにのたくり出ていく。排泄の快楽にまで責めたてられ、 途切れない絶頂に浅ましい陽根は激しく脈打ち、忠実な女中の口に大量の精を注ぎ込む。 「っぐ、ぅぶ、ぐぶっ、ふぐぅっ!」  獣じみた臭気の精液に喉を打たれ、フランはくぐもった呻き声を上げる。えづきながらも奉仕の手を止めず、情欲に歪んだ顔は異様な量の粘液で塗りつぶされていく。垂れ落ちさえしない黄ばんだ粘液で覆われた顔は、造形もわからないほど。  もはやウェンドリンの身体に、一箇所たりとも自由になる部位はない。視界は白く霞み、口からは意味を成さない白痴じみた嬌声が溢れるばかり。後ろから家畜のように乳を搾られ、噴き出す母乳が気持ちよくて息もできない。思う様に槍を操り、戦場を駆ける事のできる手足は指一本にさえ力が入らず、両方の性器を弄ばれるとばね仕掛けの人形のように腰だけが跳ね上がるばかり。滾る精を吐き出そうと息むと、同時に汚物を音を立てて押し出してしまう。絶頂に意識を塗りつぶされたウェンドリンには、垂れ流される物を何一つ止めることもできない。二人の魔将に弄ばれるまま、法悦を極めて啼き叫ぶだけ。  うら若き覇王は完全に白目を剥き、尿を飛沫かせながら、腹心であり、親友でもある巫女の腕の中でのたうち回る。最後に母乳を垂れ流す乳房に吐瀉物をぶちまけて、聞くに耐えない排泄音と魂消える嬌声の無様な不協和音を奏で終え、ウェンドリンはぐったりと崩れ落ちた。 「もが、卑ひぃ、女中に……ご馳走ぉ、はぐ、んごぉっ、ぉぶ……っぐぶぇ゙ぉ゙……」  シーツに放り出された汚物に食らいつくフランの目に、既に正気の色はない。人間の口にする物ではない物を貪り喰らって絶頂し、シーツに大量の精液をぶちまける。性器として作り替えられた尻穴から、口に詰め込んでいる物と同じ物を垂れ流しているが、壊れた少女にはそれさえもキモチイイ事でしかなかった。  咳き込みながら嘔吐を繰り返す肉感的な肢体を優しく抱きしめ、天秤の巫女は大きく溜息をついた。 「どうしてこんなことになってしまったんだろう」 「おやおやー、テレージャ女史がそれを仰いますかー?」 にやにや笑いを強め、ネルはテレージャの隣りに腰掛ける。 「違いない」  形はどうあれ、彼女たちは皆ウェンドリンに惹かれていた。ホルムの民を守るために戦火に身を投じたウェンドリンの誘いにも乗った。乗ってしまった。そして求められるままに魔将となり、縛られた魂の僅かな歪みも時と共に肥大化し、いつしか彼女たちを飲み込 んでいった。 フランの忠誠は盲信へ。 ネルの独占欲は妄執へ。 テレージャの好奇心は色欲 へ。 キレハの親愛は獣欲へ。 「ところでネル君、その器具をどうするつもりかな……ちょっと待ちたまえ、本当に待ち たまえ、いい子だからやめぇ゙ぁ゙あ゙あ゙?! ぁ゙があ゙あ゙あ゙あ゙!」 「あっはははは、すっごいびゅーびゅーでてるよ! テレージャさんひどい顔~」  全身を痙攣させて母乳と精液を撒き散らすテレージャの傍らで、半狂乱のフランとキレハがウェンドリンに前後から腰を打ちつける。 「ぃ゙ぎぃ゙ぃ゙い゙ッ! 死ぬ゙っ!? ひぬ゙ぅぅぅ!」 「……死ねるわけないよ」  ぽつりと呟いたネルの言葉は、誰の耳にも届くことなく闇へと溶けて消えた。 269 :名無しさん@ピンキー[sage]:2009/08/11(火) 00:05:47 ID:hrmxJ2b7 強制バッドエンド後の覇王ウェンドリンらぶらぶちゅっちゅふたなりハーレムでした。 やりたい放題すぎて少々頭が残念なことになっていますが、ご容赦の程を。 Q.あんな物食べてたら死ぬ A.創作上のふたなりさんはファンタジーです Q.出しすぎ A.ウェンドリンがアルケアっぽい魔術で無理矢理生やした魔法の産物ですから Q.ぼにゅーが出てますが妊婦ですか A.HENTAIだから普通に出ます