「見晴らしがいい!」 大型イベント施設に隣接するリゾートホテルの露天風呂を見て、山札は年甲斐もなくはしゃいでいた 「あーもう、落ち着けっての」 一緒に来た捨札は恥ずかしそうな素振りで溜息をついていた 「…はは、ごめんね。人もいないからテンション上がっちゃって」 「気持ちは分かるけどな」 待ちに待った大型連休と、それに合わせて開催された大型連日イベント 山札達ザ・カードの面々は皆でイベントに足を運んできていたのだ 「まだ明日もイベントはあるし、速めに切り上げて良かったよ」 「だな」 他の皆が初日からイベントに全力で参加している中、二人は次の日に備え 一足先にホテルのチェックインを済ませ、ホテル自慢の大浴場に来ていたのだ 「街の景色が見えるし、風も心地よいし。何よりお昼の明るい時間に入るってのが乙なものだよね」 「人がいないのもいいな」 昼過ぎからオープンする大浴場は、イベントの関係もあってか山札と捨札以外に誰もおらず 二人は広い大浴場を貸し切り感覚で楽しんでいた 「これだけ人がいないとタオルで隠す必要もないなー」 普段、銭湯に来た時は「一応」とタオルを腰に巻く山札なのだが 誰もいない大浴場となれば、そういう訳にもいかないという表情だ が、すぐにタオルを外す事はなく、お隣にいる捨札の方に視線を伸ばす 「なんだよ、隠す必要ないって言いながら巻いてるじゃねぇか」 「ふふ、終だって隠してるのに?」 「俺は隠すのも隠さないのもその時の気分だ」 「ふーん。じゃあ今日は隠す気分?」 捨札はしっかりと腰にタオルを巻き、完全にガードをした状態だ 「何だよ」 「いや、堂々と歩く姿も見て見たいなって」 「…面倒な兄貴」 はぁー、とため息を吐きつつ、捨札は仕方なさそうにタオルを肩にかけた 「うんうん…いつ見ても立派なちんこだ」 山札は丸見えになった捨札のペニスをまじまじと見つつ、ちょっと手を伸ばそうとする 「おい」 が、その手が伸びる前に捨札はそれを弾き、ついでに山札のタオルも奪い取る 「あ、ちょっと!」 タオルが動いた勢いで山札のペニスがぼろんと揺れる 「人に隠さないよう頼むならお前だって隠すな」 「う、うぐぐ…」 山札のペニスは年頃の男子達と比べると比較的大きめだ。大人顔負け…とまではいかないが もし比べあい等をすればちょっとした自慢が出来るサイズであるのだが 「じー」 「そ、そんな見るなよ…」 じっと見た後に一言 「すっぽり仮性」 「うるさいよ!」 先っぽまで皮が被っているのが悩みどころだろう 亀頭もそこそこ大きく、剥けていてもいいような形なのに何故…となるのが本人の悩みである 捨札も包茎ではあるが、山札と比べたら多少は剥けている事もあってか少しだけ強気でいられるのだ 「ま、先に身体を洗おうぜ、そっから露天風呂だな」 「うん、シャンプーも色々用意してきたから!」 用意周到なのが山札の良い所。大浴場に用意されているアメニティとは別で 捨札が好んで使うタイプのモノをしっかり準備していたのだ 「ん、じゃあシャンプーとリンス、洗顔も使わせてもらうぞ。」 「おっけー」 お風呂用の籠を持ち、洗い場まで来た二人は身体を洗い始めるのだった 「ふぅ…」 シャンプーで髪の毛を洗い、次にコンディショナーを使おうとした時だった 「終、背中流してやるよ!」 「いや、別にしなくても――」 「遠慮するなって!」 断る捨札を無視し、山札は捨札の背中にスポンジタオルをつけてごしごし背中を擦る 「痒い所とかないかー?」 「ん、上の辺りとか…後は、腰のとこも」 「腰かぁ、お、ここは?」 背中や腰を擦りつつ、手が段々前の方へと動いていく 「…おい」 「いやぁ、前も洗わないとって思って」 「…ほー」 背中を擦っているはずが、段々その手が捨札のペニスへと伸びていく…というか、揉んでいる 「なぁ兄貴、速く風呂に入りたいって言っけど、そういう事がしたかったのか?」 捨札の言葉の前に山札は一瞬だけ手の動きを緩めるものの、またもみもみと捨札の大事な所を弄り始めるのだった 「…まぁ、半分はそうだけど、もう半分は本当に温泉を楽しみたかったんだよ?本当に」 「へぇ」 山札の手は丁寧に捨札のペニスを揉み解しつつ、時には亀頭を覆っている皮を剥いて、中を丁寧に洗っていく 「おま…マジで止めろって…」 「へへ、終のちんこ…ちょっと硬くなってきたよ?」 言葉通り、捨札のペニスは少しずつ勃ちかけてきている 「そういう兄貴はどうなんだよ…」 そんな捨札はペニスを揉まれつつ、自分の手を同じ様に山札の股間へと伸ばす 「あっ」 「…勃ちかけてんじゃん」 「終が魅力的だからかな…」 自分と違い、先っぽまで被っている山札のペニスを少し触ると、山札の手をどけて自分の身体を洗い始めた 「まずは全部洗ってからでいいだろ?」 「うー、了解」 山札は捨札の身体を触るのを止め、自身の身体をしっかりと洗うのだった 「さて、と」 身体も洗い終え、二人は立ち上がって露天風呂まで移動した 「流石に風が強いな」 「これが冬場とかだと結構寒いかもねー」 高層ホテルの上の階に大浴場はそこそこ風が吹いており、身体を洗っただけの二人には少し肌寒く感じるものがあった 「とりあえずお風呂お風呂!」 檜風呂や寝湯、色々な種類のお風呂があるが、二人は奥にある寝風呂に浸かる事にした 熱すぎずぬるくもない、程好い温度のお湯はとても心地がよく、二人の表情が蕩けるように崩れていく 「はぁ~…極楽極楽」 頭にタオルを乗せ、すっかり老人気分でいる山札を見ながら 捨札は山札との距離を縮めていく 「人、誰もいないよな?」 「今のところは誰もいないよ」 その言葉を聞いて安心したのか、浴槽内に仕切りのない寝風呂は近づくには絶好の場所だった 「タオル、どかすぞ」 そう言って山札のペニスを隠していたタオルをどかすと、勃起したそれがぴんと上を向いていた 「…何だよ兄貴、勃ったままだったのか?」 「身体を洗ってる時に縮んだけど…まぁ、横になった辺りから…」 「すけべ」 「そういう終はどうなんだよぉ」 山札もそのまま捨札のタオルを剥ぎ取り、勃ちかけのペニスに目を向ける 「あ、半勃ち」 身体を洗っていた時の続きのような感覚に浸りながら、山札は捨札のそれをそっと握る 「…ん」 握られた手の中でむくむくと捨札のペニスは大きくなっていき、やがて山札と同じように完全に勃起していく 「終のちんこ、完全に勃ったね」 「…そーだな」 山札のように上を向くのとはまた違い、上がり過ぎてお腹にぴったりとくっつく捨札のそれをつまみ 太股の方まで持っていって離すと、勢いよく跳ね上がり、腹にびたん!とくっついた 「…あ、あんまり遊ぶな!」 「だってさぁ、終のちんこ本当に元気なんだもん―― …人、このまま来ないといいよなぁ」 「ほんとな…」 誰もいない露天風呂で、二人は静かに行為を始める 互いのペニスを手で揉みあい、皮を被ったままの亀頭に指を入れて動かして 剥いてそのまま亀頭を揉み、そうして時折来る刺激にびくんと腰を震わせながら 二人は密着して唇を重ね合う 「んっ…兄貴…」 「んっ…ふぅ…ね、終…そのままの体勢でいて」 「…うん?」 「…舐める」 捨札の手をどかし、山札は捨札の足の上に腰を下ろし、改めて周りに人がいないか警戒した後 ゆっくりと捨札のペニスに舌を這わせた 「うっ…」 手でするそれと違い、舌で舐められる感覚に捨札は興奮しつつ 山札は捨札の会陰を指で押しながら、陰嚢を咥えてちろちろと舌で舐め始める 「…あ、兄貴…そ、そこはやめろ…」 「や、感じてるなら止めない」 「馬鹿…っ」 会陰を弄りつつ、陰嚢からペニスの裏筋に舌を這わせ、少し剥けかけている亀頭を口で優しく咥えて ゆっくりと口の中で剥き、中の亀頭を舐め回していく 「んっ…あっ…!」 恥ずかしさからか、片腕で視界を隠すような素振りを見せる捨札を見ながら 山札は口の中で包皮を引っ張り、上から舐めてみたりと色々な舐め方を試していく 「…あっ!」 あまり気持ちよくないのなら反応は薄いが、本人が気持ち良いと思える場所を突けば びくっ!と腰を痙攣させて反応してくれるのがたまらない 「んん、ほほはは」 もごもごと咥えながら喋ってみたり、捨札の反応が楽しい所なのだが 「も、す、ストップ!イっちまう…だろ…」 捨札に頭を押し上げられ、山札は咥えるのを止められた 「ぷはっ…!そんなに気持ち良かった?」 「…めっちゃ気持ち良かった」 ちょっと意地悪な笑顔を向けながら聞いてくる山札に、捨札は恥ずかしそうに頷きつつ答える 「良かったー、気持ち良くなかったらやだなって思ってたけど…そう言ってくれると嬉しい!」 そのまま捨札の上に覆い被さるように抱き着きながら山札はぐりぐりと腰を動かして自分のペニスを捨札のペニスに押し付けてきた 「…ちょ、おま…!落ち着けって…!」 抱き着いてくる山札を再度押しのけながら、起き上がって自分が山札を押し倒すような体勢に持ち込む 「…あ、終…怒った?」 「怒ってない。ただ、その…なんだ」 捨札はこほんと咳払いをして、山札の前に近づく 「…俺にも攻めさせろ。って事だ」 「あ、あー…今日は攻めっ気?」 「…まぁそんなとこ。 ただ、兄貴がどうしても攻めでいたいなら、受けに回っても良いけどな」 定期的に性行為を行っている二人だが、お互いに意識してる事が一つある。それは受けと攻めだ 「…そう言えば前エッチした時は…」 「あの時は兄貴が攻めだった」 「だったねー、じゃあ今回は…終にされるがままとか、されちゃおうかな?」 お兄ちゃんだから、と 余裕そうな表情で受けに回ってもと答えた山札だったが 「言葉には気をつけろよ…?」 にやり…と、その時の捨札の笑顔はまるで鬼道さんだった と、互いに主導権を入れ替えた所でがちゃんと音がした気がした 「「…!」」 二人で辺りを見てみるが、周囲には誰も人はいない 「…た…ただの風か…」 「ちょっと中も見てくる」 山札は勃起したそれをタオルで隠しながら露天風呂の出入り口から中をチェックしてみるが 人が入ってきた様子は無さそうで、山札は安心しながら寝風呂へと戻ろうとした時だった 「びっくりしたけどこれな――  ひゃっ!?」 湯舟に足をつけた瞬間だった。山札が気付く前に、後ろから捨札が抱き着いてきたのだ 「ちょ、しゅ…終!当たってる!当たってる!」 「別に当たってたっていいだろ。いっつもちんぽ擦り付け合ってるし」 「そ、それはそうなんだけど!」 捨札はそのまま押し倒すように動き、山札は慌ててガラスに両手を当てて何とか体勢を保つものの 「こっ!これ…丸見えじゃん!」 「人、いないしいいだろ?」 露天風呂のガラスの向こうは当然屋内の大浴場で、そこから山札の痴態が丸見えである 「もっ、もう少しその、場所とか選べないの!?」 「さっきまでここでシコりあってたし別にいいんじゃないの?」 「寝ながらと立ちっぱなしじゃ話がっ! あ、そ…そこは…!」 後ろから押さえ付けられつつ、捨札の右手は山札のペニスをしっかりと掴み 先程横になりながらしていたのと同じように、先端を弄り、時折包皮の中へ指を弄り亀頭を刺激しつつ 残った左腕で陰嚢や会陰を揉み解していた 「兄貴ってさ、チンポもそれなりに大きいけどこっちもしっかりしてるよな」 「そ、そんな事…っ!」 そう言って捨札は山札の陰嚢をきゅっと握った。なんとか手に収まるものの お湯でふやけたそれはずっしりと重みを感じさせるようだった 「本当、勃っても被ってるて所以外完璧じゃん」 「っ…あ!」 びくびくと腰が痙攣する様を堪能しながら、捨札の左手は山札の乳首へと向かっていく 「で、更に兄貴は左の乳首が弱いっと」 「べ、別に弱い訳じゃ…!っ、うっ…!」 二人は性行為をする度に、お互いどうしたらもっと気持ち良くなれるかと 行為中に色々な場所を攻め合う事はしょっちゅうであった 兄の乳首もその一環である 「右はあんまり感じないのに左だけ感じるとか、変な性感帯だよなぁ」 虐めっこのような笑みを浮かべながら、捨札は山札をがっつり攻めつつ、そっと耳元で囁いた 「…な、兄貴。自分が今どういう風に犯されてるのか、言ってくれよ」 「…は、はぁ!?」 その言葉に山札は焦るものの、捨札は手を止める事なく囁き続ける 「言ったろ?されるがままにされちゃおうか…って」 「い、言った…っ! け、どっ!」 攻められつつ、それは…と拒否感を示すものの 「けど、何か兄貴のチンポ、その話を聞いた瞬間に先走りがトロトロ出てきてるぜ?」 「そ、そんな…事…っ…!」 「別に無理矢理みたいにしない、優しくするからよ…」 「………」 その言葉に山札は少し落ち着きつつ、ふぅ…と一息つく 「お、俺…弟に、双子の弟に、露天風呂で…犯されて…興奮してる…」 少し恥ずかしそうに、でもある程度それを受け入れたような、堂々としてるような そんなアンバランスな雰囲気に捨札はぞくぞくと震えるように興奮していた 「なぁ、兄貴…今、俺、何してるか分かるか?」 「俺に、俺の尻に…ちんこ押し付けて来てる…」 「…感じてる?」 「感じてるって言うか…すっげぇ、興奮する…」 「…俺の両手は、何してる?」 「終の手は…俺の…っ!あ…ち、ちんこ…しごいてて…乳首…弄っ…弄ってる…!」 行為と質問に一つずつ答える山札を見つつ、捨札は得も言えぬような高揚感に包まれていく 「…兄貴、もっとエロく言ってみて」 「も、もっとエロくって…!?ど、どんだけハマったんだよ…全く…!」 要求は少しずつエスカレートするものの、山札も満更ではない模様だ 「良いだろ?…ほら、ガラス見て見ろよ…」 「…あっ、が、ガラス…」 透明なガラスから、自分の痴態が薄らとではあるがその目に映る 「…やば…俺、今こんな格好…なんだ…」 「そ…今、どんな状態だよ兄貴? もっとエロく…漫画みたいに言ってくれよ…」 「…ホント、しょうが…ない…なぁっ」 そう捨札に頼まれた瞬間、山札もどこか吹っ切れたのか 「んっ…お、俺…双子の弟に、後ろから抱かれて…る…!」 「それで、弄られるのは気持ちいいか…?」 「…気持ちいいに、決まってんじゃん…!おちんちん…もっと、もっと扱いてくれよ…!」 「へぇ…ちんこって言わないとか…やーらし…」 山札の希望通り、捨札は握っていたペニスをねっとりと弄るのでなく、激しく上下に扱き始める 「あっ!や、ヤバいっ!ちんちん…そんなっ!は、激しく扱かれ…あっ!乳首も…かよぉ!」 「兄貴…俺も、気持ちよくさせてくれよ…!」 ほぼ犯すような体勢で、捨札は自身のそれをぐっと山札に押し付けると、山札もそれを察してか ゆっくりと太股を開く 「…ケツにそのまま、は…出来ないけど、へへ…終のおちんちん…股に挟ませてくれよ…」 「…ああ、ちゃんと気持ち良くしてくれよな…?」 ほんの少し開いた下半身の谷間に捨札はゆっくりとペニスを挿入し、獣のように腰をぐいぐいと動かし始める 「あっ!しゅ、終のおちんちん…!俺のっ…!俺の股にっ…!金玉に…当たってるっ!」 山札のペニスが捨札に攻められて先走りの汁を垂らしていたように 兄を攻めるという行為で興奮していた捨札の先端もぬるぬるとした液体が垂れており 腰を動かす度に身体に残っていた湯と混ざり合い、ぬちゅぬちゅと音を立てて外に響いていく 「終のおちん…ちん!俺の中で…剥けたり、被ったりして…あっ!ガラスからも、終の先っぽ、見え…てるっ!」 「兄貴っ!兄貴…っ!」 「終…っ、あ…気持ちいい…っ!気持ちいいよっ!」 捨札だけでなく、山札も腰を振って捨札のペニスを、捨札の手で弄られる事を全身で感じ取っていた もう恥ずかしさなんて何処へ行ったのか、仮にその場に人がいようがお構いなしの勢いで二人は快楽に身を委ねたのだ 「っ、あ…や、やば!」 「兄貴っ…!イきそう…か!?」 「しゅ…終…は!?」 「俺…もっ!あっ!」 言うや否やだった 「あっ!しゅ…終のおちんちん…熱いっ!熱いのがっ…!」 「無理…っ!くっ!」 イくとも何も言わず、捨札は我慢できずに山札の股の中で思いっきり精子を噴き出す 「俺の…金玉と…股、終のせーしで…!」 「…兄貴も…ほら!」 射精の興奮に浸りつつも、捨札は山札の乳首を弄るのを止めると 両手でペニスを握って更に勢い良く扱いたのだ 「んんっ!りょ、両手でおちんちん…扱かれたら…あっ!だ、ダメだ!ガラスっ、ガラスにっ!」 「…もう俺のがかかってるから、今更だっ!」 そう言って、捨札がぐっと山札のペニスの包皮を剥いた瞬間だ 「ばっ…!剥いたら飛び…あっ!あーっ!」 ペニスが痙攣し、尿道が脈を打ち、亀頭の先端、鈴口から勢いよく精子が飛び出した 「ほらっ…言ってくれよ…兄貴…!」 「…あっ!き、気持ちいいよぉ…終におちんちんシコられて…!おちんちんからいっぱい精子…射精でるよぉ…!」 山札のペニスは止まる事無く精子を吐き出し、ガラスにしっかりと雄の痕跡を残した所で 二人は倒れ込むように湯舟の中へと沈んでいく 「…はぁ…ああ…やばかった…」 「…兄貴の淫乱ビッチ」 「…うん、俺淫乱ビッ…はぁ!?」 「なーんだ、もう言ってくれないのか」 「当たり前…って、あっ!」 ガラスから垂れていく精子がとろとろと湯舟に落ちそうなのを見た山札は近くに合った洗面器を取り 慌てて証拠隠滅を図る 「余韻に浸る前に洗え!洗え!」 「…腰が動かないから兄貴だけで頼む」 「おぉぉい!!」 数分の悪戦苦闘の末、なんとか証拠と化していた精子を排水溝に流し終え、山札はほっと一息ついたのだが 「…な、兄貴」 証拠隠滅が終わったのと同時に、捨札はそっと山札の隣に寄り添うと 再びその手をペニスへと伸ばしてくる 「何だよぉ、まだヤるのかー?」 落ち着きを取り戻しつつ、呆れた表情をしながらも 山札は捨札の手を拒絶する事無く、寧ろ自身も捨札のペニスに手を伸ばしていた 「まだ時間はあるだろ?それに…」 「…それに?」 「兄貴も普段ちんことかそう言う風にしか言わねぇけど、さっきの言い方は…その、ちんちんって言うの、すっげぇツボだった」 「…えー、あんまり…言いたくないんだけど?」 口でそう言いつつも、口元はにやけている 「いいだろ?もうちょっと言ってくれよ…」 「…しょうがないなぁ…」 そうして、二人でやんわりと余韻に浸りながらペニスを握り合い 「…終のおちんちん、また勃起してきたね…へへ、俺のおちんちんも…終のおちんちん弄ってたら、勃起しそう」 「兄貴は可愛いからなぁ…」 「あっ、こら乳首弄るなって…!おちんちんまで感じちゃうだろ…」 「感じたいんだろ…?」 「えへへ…感じたいかも…」 『僕もおちんちん感じたいよぉ』 「そうだなぁ、疾風はお兄ちゃん達に相談してか――」 『俺は捨札のエッチな言葉が聴きたいなー』 「―――」 声にならない悲鳴が露天風呂の外へと木霊していく そこにいたのはザ・カードのメンバーである疾風と、その兄の熱血だった 「なんで!なんでいる!?イベントの物販列に並ぶとか言ってなかったか!?」 『えー?あの列?3時間待ちだから組織お兄ちゃんと特殊お兄ちゃんが並んでくれるって』 「TCG大会のプロモーションカード貰うんじゃなかったのか!?」 『勢太達が貰いに行ってくれてるからいいかって思って』 「いつからそこにいたぁ!!」 『なぁ、兄貴…今、俺、何してるか分かるか?』 『俺に、俺の尻に…ちんこ押し付けて来てる…』 『…感じてる?』 『感じてるって言うか…すっげぇ、興奮する…』 『…俺の両手は、何してる?』 『終の手は…俺の…っ!あ…ち、ちんこ…しごいてて…乳首…弄っ…弄ってる…!』 完璧な復唱の前に、二人は頭からざぶーんと音を立てながら浅い湯舟の奥へと潜り込む 『えっとねー、僕と熱血お兄ちゃんの他に誰もいなかったから、邪魔しちゃ悪いかなって思って気付かれないように見守ってたよ!』 『本当だよなー、人が来たら遠くから気づかせてやろうかと思ったけど』 「おっおっおっ おい兄貴!さっき人がいないか確認したよな!?」 「した、した!でもあれからずっと!」 『二人とも周囲の事が目に入らないくらいトリップしてたー!』 『下手なアダルト動画よりもエッチだったよなぁ』 二人ともようやく冷静になったのか、性行為の事を思い出してか顔を真っ赤にして硬直してしまっている 『まぁまぁ、二人ともこれから2回戦やるつもりだったんだろ?』 「や、ヤるとは言ったけど!」 「何でお前達ま…あ…」 双子が言おうとした瞬間、熱血はタオルを外してびんびんに勃起したペニスを見せつけてくる 『あんな激しいの見せつけておいて、そりゃないぜ?』 『山捨お兄ちゃん達のお部屋で続きやろー!』 湯舟でキャッキャとはしゃいでいる疾風であるが、恐らくは熱血と同様の状態だろう 「………はぁ、4Pか…」 今更二人を断って揉めるのも仕方無い 「…二人きりで楽しみたかったんだけどなぁ…」 渋々と、双子は熱血と疾風の参加を認める形で部屋へ戻る事にした 『所で山札お兄ちゃん、捨札お兄ちゃん』 「なに」 「はい」 『ぼくが攻めになってもいい?二人がいっぱいヨガる所みたいんだけど』 「「だめ」」