オブおじー! 海水浴行こうぜー! 冗談半分で渡した水着だった。 なのに、更衣室の扉が開いた瞬間おれは息を飲んだ。 オブシディウスの肩峰は岩のように盛り上がり、三角筋が一本一本浮き出て、腕を動かすたびに妖しく波打つ。黒い毛皮がオイルのように艶やかに輝き、筋肉の谷間へ汗が滴り落ちていく。 男臭い相貌を挟んで、双肩から真っ直ぐに伸びるしなやかなストラップが、逞しく隆起した胸板をV字に分断するように深く食い込んでいる。隠す面積よりも露出する肌のほうが圧倒的に多く、引き締まった大胸筋の谷間や、薄っすらと汗をまとい、艶を帯びた鎖骨のラインが、いやがうえにも視線を惹きつける。布の強い張りが、滑らかな毛皮に食い込んで、脱力した肉の質感をより一層際立たせていた。 ​薄い紐に擦れた乳首が、硬く尖っている。はち切れんばかりに膨らんだ分厚い双丘は圧倒的な存在感を放ち、そのあまりの大きさゆえに、すぐ下にある硬く引き締まった腹筋との間に、暗い影を落とすほどの深い隙間を生み出していた。 雄肉に引き伸ばされた水着の紐は、その急峻な筋肉の崖に沿うことができず、胸と腹の間にできた空洞を橋渡しするようにわずかに宙に浮いている。その頼りない布の浮遊感が、オブシディウスの異次元のボリュームと艶めかしさをいやがうえにも強調していた。 ​宙を渡った布地は、深い彫刻のような腹筋の陰影を再びなぞるように下腹部へと急降下し、極小のフロント部分へと集約されていく。限界まで生地を削ぎ落とされたポーチは、内側に秘められた男らしい質量をまったく隠し切れていない。 むしろ、強靭な内容物によって極限まで引っ張られた布のテンションが、その豊かな起伏と力強い輪郭をなまめかしく浮かび上がらせている。抉り返す雁首、血管の浮いた幹、零れ落ちる双卵。 股間に張り付くだけの薄布が、今にもはち切れそうな雄牛のペニスを無遠慮に強調していた。 爆発的に膨張した四頭筋、内転筋が挟まれた肉を押し上げ、熱を帯びた肌が密着して艶めかしい影を落とす。 ほんの僅かに身動ぎするだけで、湧き出すフェロモンに侵される気がした。 常人の倍はある上背に、どこまでも盛り上がる筋肉。頭上で赤く輝く角が、光を受けてぎらりと煌めいた。 「どうだ? 似合うか?」 照れもせず、赤い瞳がまっすぐこちらを捉える。両手を頭の後ろで組み、腰をゆっくりくねらせて、挑発的なポーズを決めてみせた。 そのきわどい姿のまま、低く囁く。 「……お前がくれたんだろ? ちゃんと着こなして、興奮させてやるよ」 甘く響くその声に、胸の奥がじわりと疼く。 恥ずかしがるはずの彼が、まるで獲物を誘うように腰を振って、マンキニの隆起をわざと強調してくるなんて。おれは思わず太ももを擦り合わせ、顔に熱が上るのを感じた。目が、逸らせない。 「……やばい。めっちゃ似合ってる」 噛み殺した雄牛の笑い声。薄く開いた唇から分厚い舌が覗く。いつの間にか詰められた距離はゼロ。マンキニから伸びる勃起は真っ直ぐにおれを狙って……罠にハメたはずのオブおじに逆にハメられて、足腰立たなくされちゃう♥ブヒィ♥