―――・・・ 学校帰りのある日の事 「ねぇジェン、ジェンって…その、精通って…してるの?」 「…んんっ!タカト…急にどうしたのさ、そんな変な質問して」 「えっと、ね…」 小学校の保健の授業で、性についての知識を知ったタカトだったが 経験が殆ど無い事もあってか、あまりピンと来てないのが実情である それに対し、ジェンは4人兄妹。妹もいれば兄も姉もいるのだ 一人っ子のタカトと比べればそういう点についても知識が深いかもしれないと思ったのだ 「タカトは…そういうの、気になるの?」 「うん…」 頷くタカトを見ながらジェンは少し考え込むが、彼の表情を見て小さく呟く 「荷物を家に置いたら…ギルモンハウスに来てくれる?」 ・ 「遅かったね、何かあった?」 「えへへ…ちょっとお店の手伝いで…」 「それなら仕方ないかな。それで、誰も来てないよね…?」 「うん…」 夕暮れ時のギルモンハウス。元々ギルモンが隠れて暮らしていただけの事はあり 周囲に人の気配はない 「授業で習った事は覚えてるんだよね」 「えっと…おちんちんからおしっこじゃないのが出るんだよね…」 「まぁ、そうなんだけど…えっと…その、悪いけど…」 ジェンはそっと手を伸ばし、タカトの下半身の 股間の所に手を添える 「触っても、いい?」 その言葉に、タカトはこくりと頷き、ジェンの手を受け入れる 「エッチな事を考えたり、ここ、ちんちんを触ったりしてると、段々硬くなるんだよ」 ズボン越しからジェンの手のぬくもりが伝わる様で、タカトの性器がぴくんと震える 「…ん…ジェン…」 「硬く、なってきたでしょ」 「うん…」 ズボン越しにタカトのそれを触りながら、ジェンは周囲に人気が無い事を改めて確認すると 「脱がすよ?」 その言葉にタカトはこくりと頷いたので ジェンは遠慮なくズボンと下着を脱がしていく そして、タカトの年相応の大きさのそれがぴんと上を向くように勃ち上がる それと同時に、ふわっと良い香りが漂ってくる 「あれ、タカト…もしかして、洗ってきたの?」 「えへへ…だって、汚いままのを触らせたくないから」 遅かったのはそういう事である。上半身から匂いがしなかったのは 下半身、股間周りだけ洗ってきたからなのだろう 「ね、ジェンのも…触ってもいい?」 タカトの問いにジェンは戸惑ってしまう。毎日お風呂で洗っているから汚いと言う訳ではないが やはり学校で一日過ごした身体だ、自分も洗っておけば良かったと少し後悔してしまう 「大丈夫、ジェンのならちょっとくらい汚くても平気だから!」 「フォローになってないよそれっ」 「あ、ご、ごめん!」 とはいえ、タカトだけ脱がして…と言うのは気が引ける部分もある 「まぁ、教えなきゃいけないからね…」 ジェンも覚悟を決め、勢いよくズボンと下着を下ろし大事な部分を露わにさせる 「ジェンの、触るね」 「…いいよ」 タカトの手が柔らかい状態のジェンのそれを摘み、ふにふにと触っていると その手の中で少しずつ大きくなっていく 「ジェンの、大きいね…」 「そんな事ない、タカトと同じくらいだよ」 お互いの性器を触りながら、二人はゆっくりと身体を重ねる様に 声を抑えながら指で刺激を与えていく 「…ね、タカト…気持ちいい?」 「…わからない…けど、なんか…おちんちん、凄く…むずむずするんだ…」 「ふふっ、僕も。このむずむずしたのがさ、段々気持ち良い感覚に変わってくるんだよ」 ジェンの指がタカトの性器の皮を摘み、ゆっくりと皮を剥いていく 「痛くない?」 「…ちょっと、痛いけど…うん、大丈夫。ジェンのも…剥いてみるね」 ジェンの指の動きを真似る様に、タカトもそっとジェンの性器の皮を剥き 剥き出しになった亀頭に指を添えてみる 「…タカト…汚いけど、本当にいい?」 「平気平気、ジェンのなら無問題」 「じゃあ、僕のやり方を真似してみて」 「うん」 そう言い、ジェンはタカトの性器全体を手で握り、ゆっくりと上下に扱き始め タカトも同じように扱いていく 「…あっ…あ…ジェン…むずむず…する、って言うか…」 「気持ちいい、でしょ?」 ジェンの言葉にこくこくと頷きつつ、タカトもジェンの顔を見る 「ジェン…気持ちよさそう」 「…あんまり、見ないでほしいな」 出来る限りリードする側として平静を装っているジェンだが、実際の所かなり恥ずかしいと言うのが本音だ 人気の無い所とはいえ、公衆の場所で、二人きりでイケナイ行為をしているというのもまた 罪悪感と羞恥心の両方が働き、普段家でひっそりと行う性行為よりも遥かに刺激が強い 「(…このままだと…もう…)」 そろそろ限界が近い、と思った所でタカトが苦しそうに声を上げた 「あ、あの…ジェン…な、何か…おちんちんが…!」 「…急に気持ち良くなってきた?」 ぶんぶん、と先程よりも勢いよく頭を振るタカトの顔を見ながら タカトのそれに目を向け、リズミカルに強弱をつけながら優しく、激しく上下に弄る 「じぇ…ジェン!僕、僕!っっ!!」 タカトの足がガクガクと震え、性器がびくびくと痙攣し、その顔は今まで見た事もないような恍惚な表情をしていた 「タカト…気持ちいい?」 「…うん…!うん…!これ…これが…射精…なの?」 「いや、タカトはまだ未精通だね…とても気持ちいいんだろうけど、精液が出てないのがその証拠だよ」 「……精液…出ないのに、気持ち良く…なるの…?」 こくり。とジェンは頷く 「僕も兄さんに唆されて触った時はタカトと同じ…気持ちいいって感じるけど、ちんちんからは何も出なかったんだ」 「じゃあ、今は…?」 震えるタカトを前に、ジェンはそっとタカトの手を解き、タカトに見せつける様に 自分の手で性器を強く扱き始める つい先程まではタカトの手でイきそうだったが ドライオーガズムの感覚で手の動きもおぼつかなくなってしまったのだ 「あ…じぇ、ジェン…僕が」 「無問題…ね、タカト…僕もそろそろイきそう」 「…ジェンの…精通…」 「精通は済ましてるから…射精だね」 落ち着きながら話しつつ、ジェンは恥ずかしそうにタカトに告げる 「…恥ずかしいけど、タカト…しっかり見ててね」 ジェンの言葉を聞き、タカトはしゃがみこみ、じっくりとジェンの性器を見つめる 「…イくっ、射精るよ…!タカト…!」 「あ…!」 言葉と共にジェンの性器が震え、裏筋の尿道が少しだけ膨らみ 一気に先端の鈴口から白い液体が噴き出していく 「……っ!…く…!ぅう…!」 飛び出した精液は綺麗な放物線を描くように飛び、そのまま壁や床にかかっていく 「……あっ…う…ふぅ…」 「おしっこと…全然違う…」 欲望を出し終え、最後の汁が先端からとろりと零れる様に落ち 「これが、射精だよ…タカト」 小さくため息を吐きながら、疲れと快楽の混ざった表情のジェンを見ながら タカトは息を呑む様にジェンの性器の先端に指を当て、残り汁の精液をつまむ 「…これが、精液…」 「…汚いよ、タカ…」 「ううん、平気だって」 タカトは用意していたポケットティッシュを取り出し、ジェンの性器を拭きながら 飛び散った精液も拭いていく 「誰も来ないと思うけど…ね」 「うん、ありがとう…タカト」 ・ すっかり日は暮れ、夜の交差点 「あの、ジェン…今日は、その…ありがとう…!」 「どう致しまして。 …恥ずかしかったけどね」 「えへへ、ごめんね…外じゃない所ならいいんだろうけど…」 「…それは厳しいと思うよ。僕の家は家族が多いし、タカトの家もお父さんとお母さんがいるしね」 「うん…」 「でも、ギルモンハウスなら人はいないから」 「あ、あの!今度の土日、お父さんとお母さん…二人ともいないんだけど」 「…え?」 「良かったら…ちゃんと許可も取っておくから…ジェン、泊りに…来ない?」 少し間が空いた後、ジェンはタカトのその誘いにこくりと頷いたのだった