二次元裏@ふたば

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254199 B26/02/26(木)22:32:05No.1405874417そうだねx1 23:53頃消えます
ニャアン人妻概念のおはなしするね
ニャアンはエグザベくんと無事結ばれました。マチュもシュウジを連れ戻しました。
ニャアン・オリベは無事名誉除隊しジオン公国の市民権を獲得した。今はジオン公営団地に住んでるよ。隣にはシュウマチュ夫婦が仲良く暮らしています。
採光性も高い大きな窓もある。4LDK風呂トイレ別。愛の棲家にしては十二分だった―――
ニャアンとエグザベくん、団欒の時間を過ごしていました。
エグザベくんはニャアンの臨月をさすっている。穏やかで暖かい団欒がそこには存在した。
「少尉?」ニャアンは伺う。軍属だったあの頃の目線は消えていた
「なんだい急に改まって、僕はもう少尉じゃないよ」エグザベくんもう軍籍から外れていた
「少尉って呼びたい気分なんです」ニャアン、そういう気分らしい
そういえば今日のニャアンはお団子ヘアーだった。軍籍時代と同じお団子頭
今日のニャアンはそういう気分らしい
『チベ級外洋型航宙河潜艦パープルウィドウ乗組員キシリア親衛隊所属ニャアン少尉』がそこには存在していた
126/02/26(木)22:32:31No.1405874578+
「パープルウィドウにいた頃の事思い出しちゃって」
ニャアン明るくかたる。普段なら軍籍時代の事は翳りを見せながら語るのに
「あまりいい思い出はないだろう、僕だってそうだった」
「なんで?」ニャアン訝しむ。
「キミがカオマンガイを食べさせてくれなかったからだよ」エグザベくん根に持ってる
「あの時は、せいっぱいだったし、あなたの事そんなに好きじゃなかった…なかったんだと思います」
ニャアン告白する、それは嘘の告白であった。グラナダ時代からエグザベくんの事は気になっていたニャアン
しかし、戦乱がそれを許さなかった。命のやり取りが毎秒行われる戦場で、人に心を赦す余裕はなかった
だから、エグザベくんにもキツく当たってしまった。本当は自分のカオマンガイ食べてほしかったのに。
「キリシア様はいい人でした」ニャアン呟く
「ああ、キシリア様は善き人であった、進む道が僕達と違っただけさ、兄弟同士の謀殺に疲れ果てていたよ」
エグザベくんも続く。二人、今はなきキシリア公に思いを馳せる
神聖な瞬間であった。
226/02/26(木)22:32:45No.1405874674+
「パープルウィドウの厨房大きかった、司厨長さん優しかった。カオマンガイ作る鍋貸してくれた」
乗員200名+MSパイロット20名前後の食事を賄うチベ級戦艦の厨房は広い。
航宙戦艦という限られた空間の中ではダントツの広さだった。
機関区を覗けば環境の次に広いのは厨房である。そこで6時間勤務3交代制18時間の間に食事を毎食5食提供するのだ。
慌ただしい忙しさであっただろう、だけど司厨長もコックもニャアンにやさしかった。
厨房のみんなも少尉の階級章をつけているがニャアンは軍属じゃない事を知っていた。
キシリアさまのお気に入りとして無理やり乗せられた民間人である事も、そしてうっすらと大量破壊兵器の引き金役だという事も
そしてなにより、おなかに命を宿す妊婦である事はチベ級戦艦パープルウィドウ全乗組員が知っていた。
隠していたわけではないが、膨らんだおなかを見れば誰でもわかる。
キシリア様の忠実な下僕であった頃のニャアン、妊娠5ヶ月だった。
軍服のスカートから膨らみが丸見えだった。
326/02/26(木)22:32:59No.1405874784+
「グラナダもそうだけど、戦艦のご飯、おいしかったなぁ」
「そうだね、通常の戦闘感は非常時はチューブ食だけど、パープルウィドウは任務中でも暖かいご飯が出てきた」
「そう、あったかいごはん、ワンプレートのお皿にのったご飯、今まで食べたご飯で一番豪華だった」
「そこまでかい?」エグザベくん
「ロブスターなんて…わたし食べたことなかった、マッシュポテトもトマトスープも全部美味しかった」
「ロブスター、そうだね毎食ロブスターだったね」
「ステーキも出ていた」
二人、パープルウィドウの食事の会話で盛り上がる、軍籍時代の二人が蘇るようだった。
426/02/26(木)22:33:11No.1405874862+
「けどねニャアン、ロブスターやステーキが出るのは不吉なんだよ」
「どういう事ですか?」ニャアン訝しむ
「ロブスターとかそういう高級な食事が出るときは重要な任務が控えている証拠なんだ、食事で士気を向上しようって事さ。それを知っている兵卒はロブスターが出るとうれしくないんだ」
エグザベくん兵士の食事豆知識。ジオン宇宙軍は海軍がベースとなっているので海軍の食事事情が反映されています
「そうなんですか、わたしは毎日お祭りみたいで食事は楽しかったですよ?それに…」
「それに?」
「いきなり訓練に任務だったから、平時を知りません。ジフレドちゃんに乗せられて訓練の毎日でしたから」
「そうだったね、ごめんねニャアン」
エグザベくん、ニャアンの頭を撫でる
「あなたが悪いわけじゃないですエグザベ少尉。戦争。戦争が悪いんです」
「勘違いでキミを巻き込んだのは僕だ、ボクが悪いんだ」
「あやまらないで…話したい事はそれじゃないの」ニャアン訂正する
「話したい事って?」
「パープルウィドウの食事、また食べたい」
ニャアンの唐突な提案でした。
526/02/26(木)22:33:23No.1405874944+
「また軍属になるというのかいニャアン!?」
「違うの、あのメニューを家で作れないかなぁって…味は覚えているから再現できそうだけど」
「ロブスター…買うのかい?あれは軍の兵站だから買えるのであって一般市民には手が出せないよ」
サイド3におけるロブスター(農業コロニー産)100ハイト(1万5千円)なり。一般市民には手が届かない。
「そっかぁ…出てきたピラフとかベイクドポテトなら再現できるかな、チーズマカロニもラザニアも美味しかった」
「結構ジャンキーな味が好きなんだねニャアン」
「おなかの赤ちゃんの為に、食べなきゃって思ってたから」
「そうだね、2人分食べないとね」
神聖な命が宿る身体で戦場を駆るニャアン、その思いは切実だった。
626/02/26(木)22:34:09No.1405875240+
「チーズマカロニとラザニア、ベイクドポテトなら作れると思う」
「本当かい?ジオン軍の厨房には秘密のレシピがあって隠し味がたくさんあるらしいよ?」
「大丈夫、できる。できますよ少尉」
「じゃあ今度食べさせてもらおうかな」
「今日の献立は決まっているからまた今度ね」
ニャアンの声色は暖かいものであった
その日のオリベ家の夕餉
・カニチャーハン(カニ缶仕様)
・八宝菜
・中華スープ
シンプルながら食べ応えのある献立であった
カニチャーハンのカニをロブスターに見立てて喫食。
ステキな団欒が彩っていたという
2月某日第四月曜日。アルテイシア法王誕生記念日。
サイド3の三連休はそうして過ぎていった
726/02/26(木)22:34:25No.1405875345+
以上がニャアンと軍隊飯概念の全容です
次回のジークアクスの内容次第で語り足りない所があると思うので、続きはまた後日
826/02/26(木)22:36:28No.1405876087+
ニャアンはさぁ!キシリア様の船でいなり寿司食べた事あるんだよね
926/02/26(木)22:40:43No.1405877836+
軍隊飯のおいしさを知っているニャアンは幸せだね
軍隊にいた頃のニャアンは悲しい存在だったけど
エグザベくんと出会えたからチャラだよね
そうだよねニャアン?
1026/02/26(木)22:41:21No.1405878081+
>ジフレドちゃん
ジフレド「ちゃん」呼びかわいいねニャアン
1126/02/26(木)22:44:43No.1405879328+
キシリア様の紫色のチベではみんなから可愛がられていたんだろうなぁニャアン
なんせ何も罪がない民間人だからな
1226/02/26(木)22:49:41No.1405881285+
民間人の妊婦をMSに乗せる
しかも大量破壊兵器の引き金にさせる
キシリア様の命令であっても健気な褐色少女に強いるには辛すぎる内容であった
けどニャアンは生きるために、お腹の赤ちゃんのために懸命にこなしてくれた
だから帰還後はパープルウィドウ乗組員はみな暖かく接していたという
1326/02/26(木)22:54:49No.1405883183+
大丈夫ニャアン?アサーブ(キシリア様毒殺しようとした尻小姓)に命狙われたりとかしてない?


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