二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1771589978252.jpg-(13864 B)
13864 B26/02/20(金)21:19:38No.1403882747そうだねx1 22:24頃消えます
2月20日。東京の夜は未だ、冬の残滓を冷たい風に混ぜ込んでいる。
だが、二階堂家の城壁においては、外界の冷気など意味をなさない。

​今日は二階堂ノアの誕生日だ。
円卓には、私の管理下で選び抜かれた至高の献立が並び、温かな静寂と、祝祭の予感が満ちている。
​「これが私が選んだ、正しい始まりの一滴だよ、ノア」
​私がセラーから取り出したのは、深紅のラベルが光るヴィンテージの赤ワイン。
熟成という名の規律を経て、その一滴に数十年分の時間を閉じ込めた、芸術品と呼ぶべき逸品だ。

ノアの瞳が、グラスの中で揺れる深紅の液体に、好奇心と緊張を湛えて見入っている。
​「……ヒロちゃん、これ、すごく綺麗な色。……なんだか、のあが描く夜の色みたい…」
​​「味も香りも、色に負けず劣らず重厚だ。君の感性を大いに刺激するだろう」
​私はノアのグラスに、慎重に、かつ優雅にその液体を注ぐ。
今のノアは20歳。法という名の脆弱な壁を、彼女は既に越えている。
私の正義において、彼女がこの甘美な悦楽を享受することに何ら不都合はない。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
126/02/20(金)21:19:49No.1403882838そうだねx1
「本当に、のあも飲んでいいの……?」
​「ああ。法という正しさが、君をとっくに大人として認めている。
 さあ、その唇で、大人の階段を登るといい」
​ノアは細い指先で慎重にグラスを包み、おずおずと唇を寄せた。
一口、喉を通るたびに、彼女の白磁のような頬に鮮やかな朱が差していく。
それは、純白のキャンバスに初めて禁忌の色を落とした瞬間のような、鮮烈な美しさだった。
​「……ん、……ふふ。喉があったかい…なんだかお花みたいな香りが、ふわ〜って広がって……。
 ねえ、ヒロちゃん。世界が少しキラキラして見えるのは、お酒に魔法がかかってるの?」
​「魔法ではない。アルコールという不純物が、君の理性を侵食してるんだ。……気に入ったかい、ノア?」
​「うん、大好き。ヒロちゃんが選んでくれたから、もっと美味しいよ」

​「……ふ、ふん! 何が魔法だ、何がキラキラだ! そんな渋そうな水、わがはいは羨ましくなどない!
 そんな得体の知れぬものを喜んで飲むなど、ノアもヒロもどうかしておるのではないか……!」
226/02/20(金)21:20:02No.1403882967+
19歳の二階堂アンアンが、これ見よがしに頬を膨らませ、不満の奔流を垂れ流す。
文豪を気取った不遜な態度の裏に、隠しきれない幼児的な嫉妬が透けて見えていた。
​「アンアン、そう焦るなと言ったはずだ。君の誕生日は、あとたった1ヶ月後だろう」
​「そのたった一月のせいで、わがはいがこの甘ったるいだけの、
 深みのないジュースで妥協せねばならぬ道理がどこにあるというのだ!
 わがはいを置いてけぼりにして……二人で大人ぶって…… 卑怯だ!絶交だ! 」
​「ふふ、アンアンちゃん、お顔が真っ赤だよ? 飲んでないのに、怒って酔っ払ってるみたい。
 ……ねえ、こっちおいで? のあが、お酒の匂いだけ、わけてあげるから」
​「なな、何を……! 匂いなど分けてもらっても、腹の足しにもならんわ! 」
​地団駄を踏み、じりじりと焦燥に身を焼くアンアン。
それを、微睡みの中にいるノアが、残酷なほどの優越感を孕んだ微笑で受け止めた。
326/02/20(金)21:20:13No.1403883066そうだねx2
 🥀🍌 🐏🥛🎨🥛
祝祭の後の嵐のような情愛が過ぎ去り、寝室には気だるくも心地よい熱が沈殿している。
​肌を刺すような熱気と、三人の混じり合った吐息。
私は、腕の中で満足げに瞳を細めるノアと、ようやく意識を取り戻して顔を赤くしているアンアンを交互に見つめた。
私の体には、まだ「正義棒」から放たれた「正液」の熱い感覚が、責任の重みとして残っている。
​「……ねえ、二人とも。のあ、今、とっても贅沢な気持ちだよ」
​ワインの酔いと、私の正義がもたらした心地よい疲労。
ノアの声は、とろけるような甘さを孕んで、私の耳元で跳ねた。
​「ヒロちゃんが作ってくれたこの家庭、のあは大好き。
 ……ねえ、ヒロちゃん。のあ、早くヒロちゃんとの赤ちゃんが欲しいな」
​唐突な、けれど一点の曇りもないノアの提案に、アンアンが「……ふぇっ!?」と裏返った声を上げて飛び起きた。
私は驚きを抑え、家長としての冷静さを保ちながら、ノアの潤んだ瞳を真正面から見つめ返した。
426/02/20(金)21:20:25No.1403883160そうだねx1
​「子供……。そうか、それがノアの望む『正しいこと』なんだな」
​「うん。……のあね、早くヒロちゃんとの赤ちゃんを作って、エマちゃんに見せてあげたいの。
 ……マーゴちゃんを選んだエマちゃんに、ヒロちゃんが、息が止まりそうなくらい幸せだって教えてあげなきゃ」
​ノアは私の首筋に顔を寄せ、甘えるように喉を鳴らした。
その瞳には、独占欲と、そしてエマに対する静かな勝利宣言が宿っている。
「……そうだな。エマとマーゴ、二人に胸を張って幸せだと言えるよう、私も努力させてもらうよ」

​「全く、まだわがはいは大人にすらなっておらぬというのに、飛び級にも程があるぞ……
 だが…二人の子供に慕われるわがはいか…うむ…悪くないな…」
妄想に耽っているアンアンに、ノアは蕩けたような視線を向けた。
​「ねえ、アンアンちゃん。アンアンちゃんも、ヒロちゃんとの赤ちゃん、欲しい?」
​「わ、わ、わ、わがはいが……っ!? ヒ、ヒロの子供を……っ!?」
​ノアからの直球な問いかけに、アンアンは金縛りにあったように真っ赤になって硬直する。
526/02/20(金)21:20:40No.1403883295そうだねx1
「な、何を言うのだお前は! わがはいはただの居候で……
 ……ヒロの子供を宿すなど、そんな恐れ多いことなど……」
​「居候なんて、一度も思ったことはないよ、アンアン」
​私はノアの問いに便乗するように、アンアンの手を優しく握った。
​「君も、私たちの家族を構成する大切な一部だ。
 もしアンアンが本当に望むのなら、私の正義を形にしたいと思っている。
 ……ノアの言う通り、君と私の子供もいれば、私たちの幸福はもっと正しいものになるはずだ」
​「……あう、……う、うう……。そんな真面目な顔で、そんな破廉恥な……! 」
「アンアンちゃん、やっぱり嫌だった…?」

「……わ…分かった…その時は、ノアの子と一緒に、わがはい達が世界を救った英雄だと教え込んでやろう…!
  二人の傑作に、わがはいが綴る牢屋敷の物語を読み聞かせてやるのだ……!」
​アンアンは真っ赤な顔で、けれど逃げることなく、私たち二人を交互に見つめ返した。
その瞳には、かつての絶望ではなく、未来への歪な、けれど確かな希望が宿っている。
626/02/20(金)21:20:54No.1403883466そうだねx1
​「えへへ、楽しみだね、のあたちの子供たちが、アンアンちゃんの物語を聞いて育つなんて、
 のあの人生のキャンパスに、こんないい絵が描かれるなんて思わなかったよ」
ノアは満足げに微笑むと、私の胸に顔を埋めて、深く、甘い吐息を漏らした。
​「……ねえ、ヒロちゃん。のあ、もう待ちきれないよ。
 ……もっと、ヒロちゃんの正義でのあを正してくれる……?」
​「全く、ノアは正しがいがある子だな」
「ずるいぞ…ノア…ヒロ……わがはいにも…頼む」
​アンアンが私の肩にしがみつき、ノアが私の腰に足を絡める。
私は、ノアの色彩豊かな魂の奥底へ、そしてアンアンが踏み出す未来へ向けて、正義を執行し続けることを誓った。
​「ヒロちゃん……大好き。のあを、もっともっと……ぐちゃぐちゃに、幸せにして……」

​来月、もう一つの「正しさ」が完成するその時まで、私はこの二人を、
そしてこれから生まれるであろう新たな命を、全力で守り抜こうと誓った。
726/02/20(金)21:21:11No.1403883615そうだねx5
誕生日祝いのノアヒロである
826/02/20(金)21:25:56No.1403886062+
重婚は正しいのかよ二階堂
926/02/20(金)21:27:24No.1403886793+
誕生日なのにこれでいいのかな…いいのか…
1026/02/20(金)21:28:24No.1403887266そうだねx4
>「正義棒」から放たれた「正液」
どこん家のヒロちゃんも名称で笑わせてくるのやめろ!
1126/02/20(金)21:28:39No.1403887408+
>誕生日なのにこれでいいのかな…いいのか…
二階堂も夏目も手に入れた理想の世界だからよ…
1226/02/20(金)21:29:55No.1403888008そうだねx1
二階堂家の主ヒロちゃん過度に周囲を豪華にしようとしてるのがなんか切なさある
1326/02/20(金)21:30:51No.1403888442そうだねx1
>私の体には、まだ「正義棒」から放たれた「正液」の熱い感覚が、責任の重みとして残っている。
> ……ねえ、ヒロちゃん。のあ、早くヒロちゃんとの赤ちゃんが欲しいな」
🔍️やっぱりチンポじゃないですか?
1426/02/20(金)21:31:26No.1403888737+
不正義棒の時も思ったけど結局ヒロちゃんは歪な形の幸福しか手にできないのかな?
1526/02/20(金)21:33:12No.1403889603+
しれっとマーゴちゃんも幸せになってて駄目だった
1626/02/20(金)21:35:08No.1403890642+
これだいぶ前のノアヒロアンアンの続きの世界線なのだろうか…
1726/02/20(金)21:36:30No.1403891297+
>二階堂家の主ヒロちゃん過度に周囲を豪華にしようとしてるのがなんか切なさある
ボロアパートでも幸せそうに過ごしてるエマとマーゴを見て曇っちゃいそうだ
1826/02/20(金)21:37:38No.1403891787+
エマからするとこっちのほうが普通の幸せを手に入れてそうなのが悲しい
1926/02/20(金)21:39:13No.1403892581+
このヒロちゃんは罪悪感に苛まれてないから正液なのか
2026/02/20(金)21:40:16No.1403893100+
このシリーズなんか変な汁が沢山出てくるとこ以外はシリアスでどこか切なさがあるんだよな…
2126/02/20(金)21:40:59No.1403893396+
ヒロノアアンが一番幸せな家庭になりそうなのはわかる
2226/02/20(金)21:42:53No.1403894171+
>ヒロノアアンが一番幸せな家庭になりそうなのはわかる
3人の時点で本当にそうか!?
2326/02/20(金)21:43:39No.1403894516+
ノアが納得してればそれでいいではないか…
2426/02/20(金)21:43:59No.1403894711+
>>ヒロノアアンが一番幸せな家庭になりそうなのはわかる
>3人の時点で本当にそうか!?
3人が幸せに見えなかったのか?
2526/02/20(金)21:45:10No.1403895279+
不正義棒から放たれたら不正液かあ…
2626/02/20(金)21:45:22No.1403895365+
ヒロちゃん普通の精液は出せないのかなぁ!
2726/02/20(金)21:46:54No.1403896121そうだねx2
>>ヒロノアアンが一番幸せな家庭になりそうなのはわかる
>3人の時点で本当にそうか!?
一対一に固執するあまり本質を見誤るのは正しくない
2826/02/20(金)21:48:09No.1403896687+
>>ヒロノアアンが一番幸せな家庭になりそうなのはわかる
>3人の時点で本当にそうか!?
実際どっちか欠けたら幸せでもどこか寂しそうだ
2926/02/20(金)21:49:41No.1403897431+
アンアンが結構いいバランサーしてる
ヒロちゃんの子をノアより先に妊んで欲しい
3026/02/20(金)21:50:19No.1403897716そうだねx1
>アンアンが結構いいバランサーしてる
>ヒロちゃんの子をノアより先に妊んで欲しい
ちょっとヤバげな方向に誘導するな!
3126/02/20(金)21:54:41No.1403899650+
ヒロアン娘「私は妾の娘なの?」
3226/02/20(金)21:57:52No.1403901070そうだねx4
このエマちゃんは辛抱強くマーゴさんが氷解するのを待ってたんだろうと思うと
本気さと強い愛情を感じる
3326/02/20(金)21:58:05No.1403901182そうだねx2
濃い色のワインの向こう側にヒロちゃんが一瞬だけ誰かを見ていたことくらいノアちゃんはわかっててえ
3426/02/20(金)21:58:33No.1403901521+
遺産配分で娘が揉めて立ち尽くすわがはい…
3526/02/20(金)21:58:50No.1403901707そうだねx1
姉妹婚もOKなら重婚もOKだ
3626/02/20(金)21:59:26No.1403902025+
ちゃんと幸せそうなのになんか危うげな空気感があってこれは…
3726/02/20(金)22:00:14No.1403902426+
ちが…わがはいはただヒロとノアと一緒にいたかっただけで…
3826/02/20(金)22:00:46No.1403902643+
重婚OKの世界なのにどうしてボクが娶られてないの!?
3926/02/20(金)22:03:13No.1403903756+
>アンアンが結構いいバランサーしてる
>ヒロちゃんの子をノアより先に妊んで欲しい
刺される!刺される!
4026/02/20(金)22:04:08No.1403904144+
【疑問】
正義棒ってなにかしら?
4126/02/20(金)22:04:50No.1403904406+
ヒロエマーゴノアアンで全員でも結婚しろ
4226/02/20(金)22:04:57No.1403904452+
3人なんてムリムリ!
4326/02/20(金)22:07:52No.1403905736+
ノアとの子はまだできてないのにアンアンちゃんとの間には第二子まで…
4426/02/20(金)22:08:22No.1403905999+
私達なら3人で正しく付き合える
4526/02/20(金)22:08:40No.1403906120+
不妊症ノア概念は悲しすぎる…
4626/02/20(金)22:11:15No.1403907172+
>🔍️やっぱりチンポじゃないですか?
チンポじゃない正義棒だ
4726/02/20(金)22:11:45No.1403907361+
最初はいつか出来ると励ましてたヒロちゃんが私達が一緒ならいいじゃないかと言い出すんだろうな
4826/02/20(金)22:11:58No.1403907439+
>ノアとの子はまだできてないのにアンアンちゃんとの間には第二子まで…
ノア、産婦人科へ行こう
4926/02/20(金)22:13:08No.1403907866+
アンアンちゃんが孕んでるとヒロちゃんが種無しの可能性がなくなるからな…
5026/02/20(金)22:13:22No.1403907936+
>ノアとの子はまだできてないのにアンアンちゃんとの間には第二子まで…
>最初はいつか出来ると励ましてたヒロちゃんが私達が一緒ならいいじゃないかと言い出すんだろうな
「」ンアンちゃんこれお願いね!
5126/02/20(金)22:13:25No.1403907950+
産婦人科の待合室で出会うエマとヒロですか?
5226/02/20(金)22:15:24No.1403908721+
遠慮してるアンアンに話持ちかけたのがノアなのがお労しすぎることになるな…
5326/02/20(金)22:15:33No.1403908781+
ヒロちゃんとかメルルの精子しつこそう
5426/02/20(金)22:16:56No.1403909355+
>産婦人科の待合室で出会うエマとヒロですか?
幸せそうなエママゴと重たい表情のヒロノア…
5526/02/20(金)22:18:56No.1403910230+
エマは孕んだのか!?マーゴの愛棒で!
5626/02/20(金)22:19:31No.1403910531+
>エマは孕んだのか!?マーゴの愛棒で!
ヒロちゃんちょっと黙れる?
5726/02/20(金)22:19:48No.1403910673そうだねx1
エマちゃんとマーゴさんはどこまでもプラトニックなお付き合いしてるから
5826/02/20(金)22:23:41No.1403912178+
ヒロちゃんが産んだ娘は白髪だからどっちの子だろうねーってノアアンがキャッキャしてる裏でエマとの一夜を思い出し冷や汗をかいてるヒロちゃん


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