21:22:プレイヤー:ログをクリアしました
01:35:シラルカ:そうして駆り出されていった即応班の四名を見送り。
01:36:シラルカ:「ところで、君」貴族でも何でもないリカントの女はおもむろに口を開いた。
「どちらかに思いを寄せていたりするのか?」 (編集済)
01:36:アネス・ドローズ:「うぇ……!?」ぎくり、と身をこわばらせる
01:36:ジュリオ・リーベルト:即応班の面々を見送りテーブルについている。あのリカントの女性、やはり貴族の出だろうか
肉をナイフで切り、フォークで口へ運ぶ。スープを音も立てずに飲み、パンを一口サイズにちぎって食べる。完璧な所作で優雅に食事を進めているジュリウスも結構浮いていた
01:37:アネス・ドローズ:「え、いや……えと、その」露骨に目が泳いでいる
01:37:ジュリオ・リーベルト:「その様子だと、当たりのようだな」
01:37:アネス・ドローズ:「……」
01:38:アネス・ドローズ:「はい……」机に突っ伏す寸前の姿勢で、小さく
01:38:シラルカ:ここで出される食事は美味いし飲食も自由にさせてもらえる。いい場所だなと思いながらパンをかじっていた。育ちがうかがい知れる程度には雑だったが、冒険者の中では全く不自然ではない。
01:38:シラルカ:「やはりか。納得した」
01:39:ジュリオ・リーベルト:「ほほう、で、どっちなのだ?」
01:39:アネス・ドローズ:「……」
01:39:シラルカ:「あなたも食いつくな……?」
01:40:アネス・ドローズ:「プニューさん……です……」耳まで真っ赤である
01:40:ジュリオ・リーベルト:「こういった話は出かけたときくらいしか出来んからな!」
01:40:シラルカ:「そうか」
01:41:シラルカ:シラルカは別に根掘り葉掘り聞き出すつもりはなく、ただアネスの様子が気にかかったので答え合わせをしただけだったのだが……ジュリオが妙に食いついているのでこれで切り上げにはならないだろう。 (編集済)
01:42:ジュリオ・リーベルト:「で、きっかけなどあるのか?」
01:42:シラルカ:脂身の多い肉を口に放り込みながら話の推移を見守るとする。美味いな。うむ。脂身が多いと言ってもよく火が通っていて肉の旨味も感じるし、口の中で溶けるように崩れていく。料理のレベルも高いなここは…… (編集済)
01:43:アネス・ドローズ:「……その」
「以前、即応班でご一緒しまして……」
01:43:ジュリオ・リーベルト:友人もいないわけではないが、こういう話をできる間柄ではなくなってしまった。市井で冒険者としてふるまっている時にしか味わえない楽しみなのであった
01:44:シラルカ:「戦友というわけか」
01:44:アネス・ドローズ:「ナイトメアの僕にも、偏見なく接してくれて。実戦経験に乏しい僕に、時に厳しく叱咤を飛ばしてくれて」
「……屈託ない笑顔と、凛然とした気迫の共存する、凄く素敵な方だなあ、って思ってたんです」
01:45:アネス・ドローズ:「……でも、あの……そ、その後、ですね……」
01:46:アネス・ドローズ:「近くにある酒場に行ったら……その」
「そのお店が、す、凄く……刺激的な格好を制服にしてるところで……」
01:47:ジュリオ・リーベルト:「ほうほう」相槌を打っています
01:47:アネス・ドローズ:「そこで、プニューさんが働いてるところを見てしまって……」
「何というか、凄く……女性として意識してしまったと言いますか……」
01:48:アネス・ドローズ:「……きっかけ、って言えるのは、このくらいだと思います……」もういっそ殺せと言いたげなくらいの茹蛸になっている
01:48:シラルカ:良く喋るな……あまり口にしたいという素振りではなかったように見えたのだが。押されると断れないタイプなのかもしれない。少し気を付けよう。
01:48:シラルカ:「魅了されたか」
01:48:アネス・ドローズ:「……はい」
01:49:ジュリオ・リーベルト:「始めは友情、そしてふとした瞬間に意識してしまう。わかるわかる、そういうものだよな」
01:50:シラルカ:身なりは良さそうに見えるがこういう話題に飢えているのか……食いつきが激しいな……
01:51:ジュリオ・リーベルト:青春とかあんまなかったから
01:51:アネス・ドローズ:「そうなんです……」
「……その。僕は、ナイトメアなので」
「色恋沙汰に、今まで縁がなかった、ので」
01:52:アネス・ドローズ:「プニューさんが傷付いてると、嫌だなあって思って……居ても立っても居られなくって」
「……今日も、非番なのに来ちゃいましたし……」自分の中でも整理が付いていないのか、会話の前後があまり繋がっていない (編集済)
01:53:シラルカ:「どう思う。私には重症に見えるが」ジュリオに振る
01:54:ジュリオ・リーベルト:「こういうのは惚れた者の負けというらしいぞ?」
01:54:ジュリオ・リーベルト:聞きかじりの知識だが
01:55:ジュリオ・リーベルト:「そこまで想っているのなら、あとは突き進むしかあるまい。具体的な助言は出来んが、向こうの反応も悪くなかったように見える」
01:55:シラルカ:視線をアネスに移す。行けと言われて行けるものか? (編集済)
01:56:アネス・ドローズ:「……」
「……その」
01:57:アネス・ドローズ:「もう、"突き進んだ"後では、あるんですけど……」
01:58:アネス・ドローズ:「色よいお返事も、貰いましたし。……でも、それだけに」
01:58:アネス・ドローズ:「……今、何もできない自分が悔しい、というか」
01:58:ジュリオ・リーベルト:「そ、そうなのか……?(突き進むって、好意を持ってもらえるよう前向きに行動する的な意味で言ったのだが……思ったより積極的だなこの少年)」
01:59:ジュリオ・リーベルト:「それは、わかる気がするな」
01:59:アネス・ドローズ:「……ジュリオさんも、そうなんですか?」
02:00:ジュリオ・リーベルト:「……そうだな。どれだけ鍛えても、救える者には限りがある」
02:01:アネス・ドローズ:「……」今までの雰囲気とは違う重みを、その言葉の裏に感じ取る
02:01:ジュリオ・リーベルト:地位を得ようが、力を着けようが、目に映るすべての人々を救うことはできない。今日もまたどこかで誰かが魔神と戦い、蛮族に殺されているのだ。それを少しでも何とかしたいと、こうして……って
02:01:ジュリオ・リーベルト:「いや、すまない。趣旨とずれているなこれは」
02:01:アネス・ドローズ:「……いえ。でも、仰りたいことは、伝わりました」
02:02:シラルカ:クッピンをつまんで食べる。うむ、うまい。もぐもぐ。
02:02:ジュリオ・リーベルト:「ごほごほ……ともかく、その気持ちは何もおかしい事ではない。大切に思う人を心配するのは自然なことだ」
02:03:アネス・ドローズ:「……はい」
02:04:ジュリオ・リーベルト:「月並みだが、無事を祈り、帰りを待つことはできる。生きて帰って来た時、笑顔で迎えてくれるものがいれば彼女も喜ぶのではないかな」
02:05:アネス・ドローズ:「……無事を祈り、帰りを待つ。帰ってきた時、笑顔で迎える……」
02:05:アネス・ドローズ:「……そう、ですね。……うん」
02:06:アネス・ドローズ:「ありがとうございます、ジュリオさん。……少しだけ、気持ちが楽になりました」
02:07:ジュリオ・リーベルト:「そうか? それならば何よりだ」
02:08:ジュリオ・リーベルト:人に偉そうに言えるほど、自身も人生経験が豊富とはいえないのが、少しでもアネスの気持ちが楽になったのであれば喜ばしい
02:08:シラルカ:「聞きたいのだが」
02:09:シラルカ:焼き立てのパンを片手に口を挟んだ。パンにはかじった跡がついている。
02:09:シラルカ:「そもそも彼女が何故戦っているのかは知っているのか?」
02:10:アネス・ドローズ:「……魔神を斃すのが家業だから、ということは。……でも」
02:11:アネス・ドローズ:「どうして、そこまで命を賭すのか……までは、まだ」
02:11:シラルカ:「君は納得していないんだろう」 (編集済)
02:11:シラルカ:「別にそうまでする必要はないのにと思っているんじゃないか」
02:13:アネス・ドローズ:「……そう、ですね」その言葉に虚を突かれたように
「……戦い続けて、最期には魔神に殺される覚悟はあるか、って問われました」
02:15:アネス・ドローズ:「僕は、ナイトメアです。そんな僕が、真っ当に生きてこれたのは、家族や周囲の方のおかげです」
「だから、僕は真っ先に命を賭けなきゃいけないと思ってます。……覚悟は、できてます」
02:15:アネス・ドローズ:「……でも」
「プニューさんが、どうしてそこまでの覚悟を持ってるのか。……それを、僕は知りません」
02:15:シラルカ:「だろうな」
02:16:シラルカ:「それを知らない限り、君は笑って帰りを待つなどということは出来ないだろう」
02:18:ジュリオ・リーベルト:「ふむ……それも一理ある、か」
02:18:アネス・ドローズ:「……それは」口ごもる。生来の遠慮がちな喋り方に由来するものではなく、肯定を意味するのと等しい
02:19:シラルカ:「ジュリオ、あなたはなぜ冒険者をしている?」唐突に話題の矛先が変わる。 (編集済)
02:20:ジュリオ・リーベルト:「何故? それは……」
02:20:ジュリオ・リーベルト:表向きの理由は「継ぐ領地もない貧乏貴族の三男坊だから」である。だが、今求められているのはそういう答えではあるまい
02:21:ジュリオ・リーベルト:「冒険者でなければ救えぬ者たちがいるからだ。俺は欲張りでな、なるべく多くの人の助けになりたいと思っている」
02:22:ジュリオ・リーベルト:「それと、生活のためでもあるがな。何せ次ぐ土地もない身だ」と付け加えるように/
02:22:シラルカ:「そうか。では仮にあなたに思いを寄せる女性がいたとして」
02:23:シラルカ:「そんなことのために命をかけるのはやめて私と静かに暮らしてほしいと言われたら、そうするか?」
02:24:ジュリオ・リーベルト:それは返答に困る。城に籠り、金を右から左へ、人を動かし指示を出し、安全な場所から差配する。あるべき姿ではあるのだろう。だが──
02:25:ジュリオ・リーベルト:「いや、それは承知できんな。仮定の話だが、俺が伴侶とするなら、俺とともに歩んでくれる様な女性がよい」
02:25:シラルカ:「そういうことだ」
02:26:アネス・ドローズ:「……」
02:26:シラルカ:「私も己が世界に敵なしと思っているわけではない。他者に語って聞かせるほど大層な野望があるわけでもない」
02:27:シラルカ:「だが今は危険に身を置く価値があると思って生きている」
02:27:シラルカ:「それは他者にとっては取るに足らないものかもしれないが……無茶をするのはやめてほしいと言われたところで」
02:27:シラルカ:「ありがとう、気持ちは嬉しい……と答えるほかにないな」
02:29:アネス・ドローズ:「……そう、ですよね」
「……どれだけの気持ちで、戦いに臨んでいるのか。……その気持ちの由縁を、一度聞いてみるべき、なのかもしれません」
02:29:ジュリオ・リーベルト:「俺も我儘を言っている身でな、自分がアネスと同じ立場なら相手のやりたいことを止めようとは思わんが」
02:30:ジュリオ・リーベルト:「心配だと、止めたいというのなら、やはり知ることから始めるしかないのだろうな。言葉を交わさねばわからぬことばかりだ……」
02:31:アネス・ドローズ:「……はい」
「……思えば、プニューさんが言ってた”覚悟”には、この事も含まれてたのかもしれません」
02:32:アネス・ドローズ:「自分の事だけじゃなくて、隣に立つ人も死ぬかもしれない。そんな戦いに身を投じることを、許容できるのか、ってことを」
02:32:アネス・ドローズ:「……僕は、全然理解できてなかったのかも、しれないです」
02:32:シラルカ:「そういうものだ。他人の考えは分からない」
02:33:シラルカ:「私はこうは言ったが、君には君の考えがあり、思いがあり、決意があって行動してきたのだろう。私はそれを知らない」 (編集済)
02:34:シラルカ:「彼女だけが正しいということもない。だが……」
02:35:シラルカ:「他者の領域に踏み込むのであれば、相応の力と痛みは求められると思っている」
02:37:アネス・ドローズ:「……はい」
「それが嫌なら最初から踏み込まないか、嫌でもそれを受け入れるか。……あるいは」 (編集済)
02:37:アネス・ドローズ:「そんな道理をねじ伏せるくらいの力を手に入れるか、なんですかね」
02:38:ジュリオ・リーベルト:「人は必ずしも理解し合えるわけではない。だが歩み寄ることはできる」
02:39:ジュリオ・リーベルト:「少なくとも、この話に誰かが正しく誰かが間違っているということはないだろう」
02:39:シラルカ:「それに……これは推測でしかないが」
02:40:アネス・ドローズ:「それは、……?何でしょう」途中まで閣下の話に聞き入ってからシラルカさんの方を (編集済)
02:40:ジュリオ・リーベルト:「何も難しく考える必要はない。アネスに覚悟があるなら、少し踏み出すだけでよいのだ」
02:40:ジュリオ・リーベルト:「うん?」
02:40:シラルカ:「仮に彼女が君にそれなりの好意を抱いているのなら、死と隣り合わせの道に誘うことをよしとはしないのかもな」 (編集済)
02:41:アネス・ドローズ:「……それでも」
02:42:ジュリオ・リーベルト:(それはあり得るが、同時に我儘だな。お互い同じようなことを思っているのではないか)
02:42:アネス・ドローズ:「僕は、プニューさんの隣にいたいです」
02:44:ジュリオ・リーベルト:「言えたではないか。それを止める理由は何もないな」
02:45:ジュリオ・リーベルト:「冒険者は元より危険な稼業だ。常にともに行動することも出来ぬだろうが」
02:46:ジュリオ・リーベルト:「隣にいたいという気持ちは誰にも否定できるものではない。決めたのなら、それを突き貫けばいい」
02:46:アネス・ドローズ:「……はい。……戻られたら、よく話し合ってみます」
02:48:アネス・ドローズ:「納得できる道を、何とか見つけます。……シラルカさん、ジュリオさん」
02:49:アネス・ドローズ:「ありがとうございました。色々な見方を学ばせてもらえました」深々と礼
02:50:シラルカ:好き勝手に喋っただけだ。礼を言われるようなことはしていない。そっちの男に礼をしているのだろう。 (編集済)
02:50:ジュリオ・リーベルト:「俺も持論を言っただけだ。それも主観的な」
02:51:ジュリオ・リーベルト:「シラルカのアドバイスもなかなか含蓄があるように思えた。俺だけでは偏った意見になっていたかもしれないな、助かった」
02:51:シラルカ:「そうか。ならばよかった」
02:53:シラルカ:「見ての通り口が上手い性質ではない。あなたがいなければアネスには不快な思いをさせていたかもしれないな」
02:54:ジュリオ・リーベルト:「そうだろうか。では、この場に3人が揃っていてよかった、という事だな」
02:54:ジュリオ・リーベルト:そう言って朗らかに笑うのであった
02:55:アネス・ドローズ:「……僕がいてお二人によかったのかは、わかりませんけど」
「僕ばっかり、助けて頂いたような気がします」釣られて、軽く苦笑
02:55:シラルカ:「退屈しないで済んだ。いいことだ」
02:56:アネス・ドローズ:「……あ、ははは……」明確に苦笑
02:57:ジュリオ・リーベルト:「うむ、率直にいうと興味本位で聞いてしまったからな」
02:58:シラルカ:「……今のは言葉を間違えたようだな」表情はあんまり変わらないが耳がペタッと伏せる。ちょっと気にしているようだ。
02:59:アネス・ドローズ:「いえ。……その、正直、結構恥ずかしかった、ですけど」
「それでも。お聞きしてよかったな、って思います」
02:59:ジュリオ・リーベルト:「ははは、それは何より」
03:03:シラルカ:「そうか……私もこうして人の話を聞くことは嫌いではない」
03:04:シラルカ:「己にはない経験に触れることも旅の楽しみだ」
03:13:シラルカ:「……さて、私は行くとしよう。健闘を祈っているよ」
03:14:ジュリオ・リーベルト:「もう行くのか? では、また会おうシラルカ」
03:14:シラルカ:「縁があればな」
03:15:シラルカ:席を立ち、その場を後にした。