二次元裏@ふたば

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172183 B26/01/05(月)23:33:08No.1389872981そうだねx1 01:08頃消えます
お正月休みのトレーナー室。俺とヒシミラクルは、テレビを見ながらのんびりとした正月を過ごしていた。
「はぁ〜……ぬくぬく……いやぁ、ほんとにお正月ってさいこ〜」
とろけてふにゃったおもちみたいに、ヒシミラクルはくつろいでいる。

どうして、俺たちがお正月休みにも関わらずトレーナー室にいるのかと言えば……それは、福引で当ててしまったこの、“こたつ”が原因である。
正月の初詣帰りにやっていた福引イベント。何気なくヒシミラクルと回してみると……なんと、こたつが当たってしまったのだ。

ヒシミラクルの寮部屋に置くにはスペースを取り、かといってトレーナー寮の自室に置くのは、彼女と一緒に福引を回した手前しのびない。
という訳で、トレーナー室に置くことしたのだが……。

「ふへぇ〜……」
こうして、お正月にこたつに入ってだらだらする担当とトレーナーが出来上がってしまったのだ。

「んん〜……トレーナーさ〜ん、そこのみかん取ってください〜」
126/01/05(月)23:34:42No.1389873534+
座ったままの状態で、こたつの上のみかんへと手を伸ばすヒシミラクル。しかしよっぽど、こたつから出たくないのか……腰を浮かすことすらせず。身体をこたつのフチに密着させているものの、みかんには手が届かないでいるヒシミラクル。

「ちょ、届かないんですってばー。取ってくださいトレーナーさ〜ん」
「…………はぁ、ほら。はいよ」
「わぁい」
ヒシミラクルにひょいとみかんを手渡してやると、気の抜けた喜び方をして彼女はみかんを受け取る。そうして、ふんふんと鼻歌まじりにみかんの皮を剥き、一房手に取るとパクりと口の中に放り込む。

「ん〜♪ やっぱお正月といえばみかんですよねぇ、こたつにみかんってさいきょーですよねぇ。うんうん〜♪」
1つ、また1つと、みかんを頬張るミラクル。そうしてあっという間にみかんを丸々1個平らげると――。

「それじゃあトレーナーさん、みかんのおかわり。取ってください」
そう言って、ヒシミラクルはほにゃけた笑顔を見せるのだ。

「あ、ありがとうございます〜。いやあ、みかんって幾らでも食べれちゃいますよね〜」
「……調子に乗ってあんま食べ過ぎるなよ?」
226/01/05(月)23:36:15No.1389874040+
「いやいやいや、トレーナーさんってば心配性なんですから。みかんは果物ですよ? フルーツ。だから幾ら食べても太りませんって〜」
そんなことを言いつつ、既に手に持ったみかんの半分を食べきっているヒシミラクル。

確かに、みかんを幾ら食べても太りはしないだろう。だが……。

「いくらヘルシーなみかんだとしても、食べ過ぎは身体に悪いんだからな。過ぎれば胃腸の不調に繋がるし、みかんの糖質もバカにはできないだろ」
「うっ……いや、でもでも。今はまだ2個しか食べてませんよ?」
「その前にも沢山食ったろ。というか、この短時間で既に2個食いきってるのがもう駄目」
「むぅ……」
じとっとした目で睨まれるが、トレーナーの立場てしてそこは譲れない。放っておけば際限無くみかんを食べ尽くしそうなヒシミラクル。そんな彼女に小言を言いたくなるのは至極当然のことだ。

「も〜、うちのお母さんよりお小言多いですよ? トレーナーさん」
326/01/05(月)23:37:46No.1389874535+
彼女の家庭事情は知らないが、彼女のこの性格を考えると愛情たっぷりに甘やかされてきたのは想像に難くない。しかし、俺はヒシミラクルのトレーナーだ。彼女をただ甘やかすことはできない。駄目なモノは駄目とハッキリ言ってやるのもトレーナーの仕事なのだ。
「仕事の鬼〜悪魔〜万年仕事脳〜」「はいはい」
そう言いながら、みかんの入ったカゴをずらしより彼女から離れさせる。

「あーっ! ちょっ、それじゃあどうやっても絶対みかん取れないじゃないですかーっ」
「ああ。これからはみかんを食べるのは許可制だ。俺が良しと言ったら取ってやろう」
「トレーナーさんの英語の先生〜〜!」
もはやどういう意味で形容してるのかもよく分からない文句を言われながら、俺はこたつの上のみかんを死守するのであった。

――――
「…………ほいっ」
ヒシミラクルが、みかんの皮をゴミ箱に向かって投げる。その軌道は綺麗な弧を描き、見事にみかんの皮はゴミ箱へと投げ入れられた。

「ふふんっ、ナイスコントロール」「……いや、普通に捨てにいけよ」
「はい? 何言ってるんですか。それじゃあこたつから出ないといけなくなるじゃないですか」
426/01/05(月)23:39:21No.1389875092+
「そうだな。こたつから出れば良いだろ」「え、本当に言ってます? それ」

ヒシミラクルは、信じられないモノを見るような目でこちらに問い返す。
「こたつから出るわけ無いじゃないですか。トレーナーさんだってそうでしょう?」
「いや……まあ、気持ちは分かるが。でも一瞬出るくらい……というか、一回出てこっちまでゴミ箱持ってくれば、こたつに入ったまま皮を捨てられるだろ」
「嫌です!」
俺の至極真っ当で彼女のこたつから出たくないという思いにも寄り添った意見を、ヒシミラクルは一刀両断する。

「絶対に、こたつから出たくありません。絶対にです。なので、ここから投げ続けます」「あのなぁ……」
鋼の意志でこたつに籠もることを宣言するヒシミラクルに溜め息が出る。
「それにほら、わたしなら余裕でみかんの皮をシュートできるんですから。百発百中で。だからわざわざゴミ箱を取りに行く必要なんて――――あ」
ぽさ。ヒシミラクルの投げたみかんの皮が狙いを外れ床に落下する。

「……言わんこっちゃない。ほら、お前が投げた皮なんだから、責任持って捨ててこい」
「…………。……トレーナーさん?」「……なんだ?」
526/01/05(月)23:40:45No.1389875583+
やけにわざとらしい笑顔を浮かべてヒシミラクルは口を開く。

「……可愛い可愛い愛バの為に〜みかんの皮、捨ててきてくださいっ♪♡」
「テメエで行け」「ひーんっ!」

……とまあ、そんなこんなで渋々と、ヒシミラクルは床に落ちた皮を捨てにいった訳なのだが……。
「うぅ〜〜、早くこたつに入らせて〜〜」
「それくらい我慢できないのか」
「できる訳無いじゃないですか。わたしこたつに入っていないと死にますから」
平然と大ホラを吹くヒシミラクル。これが現役アスリートの姿か……。

「お前なあ……そうやってこたつから出ないでダラダラ過ごしてるから、すぐ太り気味になるんだぞ?」
「今のところこたつから出てないトレーナーさんに言われても説得力無いですけどね」
「……いや、お前ほどじゃないから。俺ならちゃんとこたつ出れるし。ヒシミラクル、お前の場合手洗いに行きたくなっても、こたつから出たくないからって代わりに行ってきてくださ〜いとか意味の分からないこと抜かすだろ」
「いやいや……それは流石に…………ある、かも……?」
626/01/05(月)23:42:18No.1389876109+
とぼけた顔のヒシミラクルに思わず頭を抱える。このだらしなさ、これがかつての菊花賞バの姿だとはあまりに思えない。

「そんな風にだらけてばっかで……お前、どうせこの数日で体重増えただろ。正月太りしたんだろ?」
「んなっ……!? ちょちょ、何を根拠にそんなことを……! それ、めーよきそんですよ!?」
「いや、どうせさっきのみかんみたいに餅も無限に食べたりしてたんじゃないのか?」
「なんですかそれ! これでも、ちゃんと自制して一日に食べる個数を制限したんですからね!?」
彼女の口からにわかに信じ難い言葉が飛び出した。あのヒシミラクルが餅を食べるのを自制だと?

「マジで自制してるのか? あのヒシミラクルが……?」
「しますよ! わたしだって、現役ウマ娘なんだしー、正月太りとかで過酷なトレーニングさせられたくないですから! ちゃんと自制したんですってば!」
「本当に本当か……?」
思わず疑いの目を向けずには居られない俺に、彼女は頬をぷんと膨らませて抗議の眼差しを向ける。そうして――。

「――じゃあ、良いです! 証拠を見せてあげますよっ!!」
726/01/05(月)23:43:51No.1389876672+
「ほう? それじゃあ見せて貰おうか、正月太りしてないというその証拠とやらを」
「疑ったこと後悔させてやりますよ。ほらっ、見てください、わたしのお腹!!」
そう言って、ヒシミラクルは上着の裾を持ちめくり上げ、そうして――。

『――とったぷん!』カガミモチー

「めちゃくちゃ正月太りしてるじゃねえか」
ぺちーん!
「あいたーー!!」

あまりにもだらしない腹がこぼれ落ち、思わずその腹をはたいてしまった。
「ちょっ! うら若き乙女のお腹を叩くなんてサイテーなんですけど!?」
「その情けない腹で乙女を名乗るとか各方面に失礼だろ」「は? 戦争ですか?」
あまりにも、あまりにもだらしないお腹過ぎて頭を抱える。一日に食べる量を制限するとは何だったのか。
「ちゃんと制限しましたよ? 一日に30個以内までって」
826/01/05(月)23:45:18No.1389877130+
「食べ過ぎだド阿呆!」「ひぃ〜」

「……はぁ……太り気味も大概にしてくれ……」
「あははぁ……だっておもちって美味しいじゃないですか。無限に食べれるじゃないですか。そんな餅サイドにも責任はあると思うんですよね。2:8で」
「……どっちが8なんだ?」「当然おもちです」
べちーん。
「あいたー! なんで無言でわたしのお腹叩くんですか!!」
何故叩くのかと問われれば、その腹を叩かずにどうしろと問い返したくなる。叩かれたくないのなら今すぐにでもそのだらしない二段腹をどうにかするべきだ。

「…………あ。そうだ、見てください」
「うん……?」
おもむろに、ヒシミラクルがみかんを持つと、そのままお腹に当てて。
926/01/05(月)23:46:45No.1389877629そうだねx1
「ヒシミラクル鏡もち〜」
二段腹の頂点に佇むオレンジみかん。これはまさに見事な鏡もちだった。
……まあそれはそれとして。

「よし、ヒシミラクル。今からその鏡もちをバキバキに割ってやるから覚悟しろ」
「……へ?」

「まずは今からできるトレーニングだ。腹筋100回!」
「え……えぇーーーっ!!?」 

そうして俺は、正月休みにも関わらず。だらけきったヒシミラクルの腹を是正する為、彼女に地獄のトレーニングを指示するのであった。

「そんなぁ〜!? ご無体なぁ〜〜!!」
1026/01/05(月)23:48:14No.1389878162そうだねx2
おわり
ヒシミラクルとこたつでだらだら正月を過ごすだけ
1126/01/05(月)23:54:28No.1389880272+
>『――とったぷん!』カガミモチー
ここなんだかおもしろすぎてだめだった
それはそうとミラクルのもちもちもちおなかさわり心地良さそう
1226/01/05(月)23:55:26No.1389880561+
鏡餅を持ち芸にできるメンタルが羨ましい…
1326/01/05(月)23:59:37No.1389881871+
ダンツはどう思う?
1426/01/06(火)00:02:25No.1389883012そうだねx1
スレッドを立てた人によって削除されました
よくいつも立ててるよなと思ってたけどまとめ動画作ってもらう目的だって自白してたのはドン引きしたぞ
1526/01/06(火)00:09:59No.1389885482そうだねx1
>ダンツはどう思う?
お腹見せて平気なのって実質セックスだと思います
1626/01/06(火)00:10:49No.1389885769+
ミラ子の二段もちをもみしだきたい
1726/01/06(火)00:17:33No.1389887968+
これウマ娘実質セックス怪文書!?
1826/01/06(火)00:36:00No.1389893798+
餅の食べすぎを開き直れるミラ子の図太さいいよね
1926/01/06(火)00:56:40No.1389898960+
ヒシミラクルとなら無限に寝正月できそう


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