ヴィータ:……
無限書庫内の積み上がった本の上に顎を乗せ、むすっとした顔を続ける
視線の先には此方に何度か視線を向けつつも、本の整理を続ける真仁とアインスの姿がいた
ヴィータ:
1〜3.…くっそー…アタシの一撃を受け止めやがって…！
4〜5.…なぁ真仁ねーちゃん、真仁ねーちゃんとあのクソボケが戦ったらどっちが勝つんだ？
6.ぬがああああ！！！
dice1d6=4 (4)

立ってるの！

真仁:え゛っ！？急にどうしたの！？
突拍子もない発言に魔法の操作にブレが生じ、積み上がった本に浮遊させていた本が突っ込んでしまう
ヴィータ:あ、ごめ…
真仁:気が抜けてた僕が悪いから気にしないで…それで、僕と彼が戦ったらだっけ…
1〜3.どうかなー…精霊の力無しだったら負けちゃうかも
4〜5.コンディションに寄るかも、お互い万全なら絡め手勝負で僕が勝てるかな？
6.僕が勝つよ
dice1d6=1 (1)

ヴィータ:そうなんだ…
それはつまり精霊の力があるなら勝てるという事になるが…
真仁:どうしてそんな事聞くの？
ヴィータ:いや…ほら、前にアタシ達守護騎士は4人であの野郎と戦って凌ぎ切られたからさ…
そのくせして対多数は苦手ですなんて言われたからにはむしゃくしゃして仕方がないと真仁に訴える
真仁:あー…
1〜3.なんか1人で戦うと強いよね…なんでかはしらないけど
4〜5.型にとらわれた戦い方をしないからね…良くも悪くも変則的というか…
6.でも多分もう一回戦ったら勝てるよ、ヴィータ達なら
dice1d6=1 (1)

ヴィータ:他人を気にしなくて良いから…なのかな
真仁:かもね…
チームで戦うとなると、どうしても誰かを気に掛ける必要が出てくる
恐らくその隙を彼は見逃さなかったのだろう
ヴィータ:…タイマンなら行けるかな
真仁:う、うーん…どうだろ、今彼が使ってるデバイスってビックリドッキリメカみたいになってるから…
ヴィータ:えー！
1〜3.じゃあアタシのグラーフアイゼンもそのビックリドッキリメカみたいにしてくれよー！
4〜5.真っ向勝負で勝ちてーよー！なんとかしてくれよー！真仁ねーちゃーん！
6.じゃあもう本人から倒し方を聞くしかねぇ！真仁ねーちゃん！あのクソボケ此処に連れて来てくれ！
dice1d6=5 (5)

真っ向勝負になるとやっぱ身体能力の差もでかいからなあ

真仁:しょうがないなぁヴィータちゃんはー…
某22世紀のアレみたいなノリに困惑しつつも、真仁はヴィータに近寄り、自分とヴィータの額をくっ付ける
ヴィータ:え！え！？
(真仁:ふふ、僕の声聞こえる？)
(ヴィータ:別におでこくっ付ける必要ねーだろ…！？)
顔を真っ赤にして恥ずかしがるヴィータに笑みを溢す真仁
それを見ていたアインスは…
1〜3.微笑ましい気持ちで本の整理を続けてる
4〜5.アワアワしている
6.
dice1d6=6 (6)

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

ジェラ？！

普通の人間らしくジェラるようになってるの良いよね…

(真仁:うんうん、なんとなくコンセプトは把握出来たから僕の力でパワーアップさせてしんぜよう…)
(ヴィータ:ホント！？ありがとな真仁ねーちゃん！)
ダイレクトに繋がればイメージも伝わりやすい
精密さを重視する為におでこをくっつけたが…なかなか上手く行ったようだ
真仁:さーて、行くよ！贋造魔女〈ハニエル〉ッ！千変万化鏡〈カリドスクーペ〉！
箒を取り出し、ヴィータに向け光を放出する
ヴィータ:うぉぉぉ…っ！
光が晴れた先にはヴィータの思い描く強い格好になっており、力もいつも以上に湧き上がっていた

アインス感情豊かになったな…真人はAIタラシだな

精霊天使をみだりに使うなって怒られただろ！！

ヴィータ:あ、でもアイツがいねーと勝負出来ねぇ…
真仁:確か今日はハナミが用事があるとかなんとかで呼び出してた筈だから…あ、噂をすればハナミからだ、ヴィータに繋げるね
どうやら此方の会話に耳を傾けていたらしい、ヴィータへ足止めをしておくから戦うなら早く来て欲しいとの事だった
ヴィータ:じゃ！行ってくる！
真仁:気を付けてねー！
多分あの状態なら勝てるだろう
帰ってきたらうんと褒めようと考えていると…アインスに袖を掴まれる

おや

真仁:アインス…？
アインス:あっ…あの…わ、私にもその…おでこを…
顔を真っ赤にしてモジモジとする姿に呆気に取られる
だが…こうしてお願いされたら叶えるのが家族というものだろう
真仁:…はいっ

アインス/真仁
dice2d100=82 99 (181)

こいつ…

アインス:あ、あわわ…あわわわ…！
真仁:アインスが求めるならいつでもどこでもしてあげる
アインス:ひゃいっ！
普段の白い肌は嘘のように赤く染まり、呂律は回らなくなる
だが…視線は1ミリ単位もずらせない
真仁:
1〜3.はい、おしまいっ…本の整理続けるよ？
4〜5.あ、あれ？アインス？アインスー？
6.
dice1d6=4 (4)

撃沈━━

アインス:きゅう…
真仁:気絶してるー！？ちょ、ちょっと大丈夫アインス！？しっかりして！
熱暴走でもしてしまったのだろうか
気を失ってしまったアインスを介抱しつつ、真仁は慌ててシャマルに連絡を入れるのであった…

という訳で朝は此処までよ

やっぱり欠片も悪い大人なんじゃないか？

真仁ちゃん…罪な女…

もしかしなくてもアインスが好きな人って…

>もしかしなくてもアインスが好きな人って…
ディズちゃんはともかく欠片共は本当に修羅場作ってんな…

真仁ちゃんもアミュスも真人'もこう…よくないと思うの！！

アミュス何か悪い事したかなぁ！？
…マクスウェルかぁ…

アミュスだけなんかこう…ベクトル違くない？

アミュスは面倒な男抜いたら二人くらいだから…

>アミュスは面倒な男抜いたら二人くらいだから…
面倒な男が洒落にならないくらい面倒じゃないですかやだー！

>アミュスは面倒な男抜いたら二人くらいだから…
もうちょっと増えそうだな…子供の方が

人造魔導士ちゃんたちが元気に育ってくれたらいいね…

アミュスが他の世界で引っ掛けてたらそれはそれで駄目

>人造魔導士ちゃんたちが元気に育ってくれたらいいね…
そういえばあの施設も普通に生産ラインが組まれてたから安定供給の仕組みが既に確立された上で浸透してるって事なんだよね…

酷い世界だな本当…