1000人単位のコロニーを形成しているニャアン達
毎日「なかよし」と呼ばれる性行動で他のニャアン達と円滑なコミュニケーションを図るニャアン達
わだかまりや喧嘩が起きそうだとすぐに「なかよし」漁の後で血が高ぶる雄ニャアンをなだめる為にすぐ「なかよし」
そんなニャアン達に避妊の概念はありませんでした。だって赤ちゃんいっぱいいた方が幸せだからね
そんなニャアン村に今年もあたらしいおかあさん「候補」が誕生しました。
おかあさん候補とて初産を迎えた新米ママニャアン達の事です。総勢15人位います
1000人のコロニーで初産が15人は結構いい数字だと思います
みんな13歳から15歳若いニャアン達ですね
ニャアン村も安泰ですね
「みんな、あんしんして。きんちょうしないで」
おかあさんニャアンは妊婦ニャアンにやさしく告げます

「でも…」「でも…こわい」と妊婦達は訴えます
「どうしたの？なにもこわくないよ？」とおかあさんニャアンは優しくいいます
「マチュ…怖い」「マチュがこわいよおかあさん」
マチュを怖がるニャアン達、ニャアン達が近寄らない海辺に棲む赤き狼と蒼き獣。マチュとシュウジです
彼らは生粋のヌーディストである為、常に全裸で海辺をはしゃぎながら「キラキラ！」「キラキラだねシュウジ！」と叫んでいます
おかあさんニャアンにとっては大切な友達ですが、若きニャアン達には全裸の赤き蛮族は恐怖の対象でしかありませんでした
「マチュはやさしいひと、こわくないよ」
「たべられたりしない？」ある妊婦のニャアンは伺う
「取って食べたりしないよ、私たちとおんなじ「にんげん」「にんげん」だよ」
ニャアン達とマチュはニュータイプではありますが同じ「人類」で括る事ができます
それをおかあさんニャアンはニャアン達に教えようとしているのです

「なにも怖くないよ、マチュに祝福されにいこう？」
そう言っておかあさんニャアンは数十人の妊婦ニャアン達を集めます
黄色い水着が妊婦達に配られます。あの浜辺へ行く際の「正装」だそうです
まだ妊娠3ヶ月のお腹が目立たないニャアンから臨月を迎えるニャアンまでみんな同じ水着を来ます
そして禁足地となっている、というかニャアン達が怖がって近づかないだけで勝手に禁足地としている
シュウジとマチュの砂浜へ歩き始めます
ニャアン達の黄色い行列が続きます
転ばないように互いにかばいあい、ゆっくりを歩みます。気がついたら夕方になっていました。

夕凪、そして赤く燃える夕日。静かなさざなみが海岸線を彩ります
「あっ！ニャアンだ！遅いじゃん」赤き狼が吠えます
「こわい！」「こわい！」とニャアン達はおびえ始めますが
「大丈夫だよ。おかあさん達はみんなマチュに祝福されて赤ちゃん産んだんだよ？マチュはこわくないこわくない…」
とおかあさんニャアンは説き伏せます
「なにぃ〜？まだ怖がってるのニャアン達」とマチュも喧々しています
「マチュがすっぽんぽんでまちを歩くからだよ」とおかあさんニャアンが
「何も恥ずかしい事ないじゃん！だって南の島だよ！裸で上等上等！」とヌーディスト理論を掲げます
「あかちゃんぎしき、しよ？」
「そうだね…やるかぁ『儀式』」
儀式…謎の単語が出てきました。初産ニャアン達も固唾を飲んで待ち構えます。
神聖な儀式が、ここに執り行われようとしていました。
マチュによる、『祝福』で彼女たちは出産という人生最大のイベントを乗り越える

儀式のあらましはこうだ、赤髪の狼マチュが妊婦達を祝福する
その膨らんだ子宮を撫で、そして軽い口づけを交わす
すると、若き妊婦ニャアン達は今まで見たことない「翠色」のキラキラに遭遇する
そこでは、産まれる前の赤ちゃんと対話することができると言う
「うまれたい、おかあさんからうまれたい」と願う赤ちゃんの言葉に耳を傾け
産む決意を固める妊婦ニャアン達の、覚悟の儀式であった
「じゃあ、はじめよっか！」
最初の一人の犠牲者…もとい儀式に身を任せるニャアンはマチュの直感で選ばれた
「こわいよ」「こわくないよ」「だいじょうぶ」ニャアンを鼓舞するニャアンたち
ニャアンという単語がいっぱいでてきますね、しかたありません
ニャアンしかいないのですから

その夜、妊婦のニャアン達は赤き狼の手によりキラキラの海を泳いだ
そして、生まれてくる我が子と対峙した
「きらきら…きらきらだ」とニャアン達は口々に言う
「うもうね、ぜったいうもうね」ニャアン達は誓いを建てながら抱きしめ合う
「こんな感じでいい？」と赤き狼マチュ
「いつもありがとうマチュ」とおかあさんニャアンもニッコリ
儀式は終わりを告げた。そのまま夜までシュウジとマチュの館で妊婦ニャアン達は過ごした
マチュは出産を司る神のような存在になっていた
いや人は神にはなれない。強いていうならキラキラを呼び寄せるシャーマンめいた存在なのだろう
常時全裸のヌーディストには何かを憑き降ろす力があったのだ

そんなシュウマチュ夫婦ですが、赤子は定期的に生まれます。
けどニャアン達みたいに定住はせず、思春期をすぎるとすぐ親元を離れて外の世界へ旅立ちます
そう、あの日のマチュのように。そう定められているのです。
主にクラバやジオンの傭兵として稼いでいるそうです。時折息子や娘達から送金があります
だいたいハラヘリムシシュウジの食費やスプレー代に消えるそうです
マチュは島のおかあさん、ニャアン（本人）はニャアン達のおかあさん
みんなおかあさんなんだよ

後日、孕んだニャアン達は無事出産を終える
「マチュとシュウジ怖い…」と言う幼きニャアンたちに
「なにも怖くないよ」と伝えるニャアン達の姿がありましたとさ
けどやっぱり全裸で集落を歩いているマチュとシュウジの事は怖いようです
二人が棲む海岸も妊娠の儀以外は禁足地となっているようです
今日もニャアン村は平和です
ニャアンはいいおかあさんになれるよ

ニャアンはいいおかあさんになれるよ

今日早くない？

今日もありがとう
ニャアン島久々感ありますね

ニャアン村だ！

初産の儀式には蒼き獣ことシュウジも奉られており
とれたてのマグロを使ったお寿司が奉納されます
シュウジは回転すしがだいすきですが、この島には回転すしはありません
けどシュウジは新鮮でおいしいこの村のマグロの寿司がだいすきなので問題ありません
ニャアン村は漁業が盛んでカジキマグロや遠洋でのカツオ漁が主な収入源です

あの…その…エグザベくんは？

エグザベくんはニャアンの中でまだ生きているよ

エグザベくんと夫婦になってからニャアン村まで割と時間の開きあるのかな
まあでも不老不死になってるんだっけ

ニャアン村はいい村だよ
なんせニャアンしかいない
幸せな村だよ
そんなニャアンの短所である感情的になってワケワカになりそうになったら
「なかよし」と呼ばれる性行動で解決するからね
「なかよし」のおかげでみんな仲良し
楽しいニャアン村

>エグザベくんと夫婦になってからニャアン村まで割と時間の開きあるのかな
>まあでも不老不死になってるんだっけ
ニャアン島前史は長い、ニャアンによる口伝でしか後世へと伝わらない物語
一晩では語ることが出来ないとおかあさんニャアン（ニャアン本人）はいいます

主な産業は漁業
ニャアン達を養う為に雄のニャアン達は今日も海に出ます
あとバナナ園
高所からの転倒やタランチュラと遭遇する恐怖を抱えながら
今日も雄のニャアン達はバナナの茎（バナナは木ではく大きな茎）に登ります
あとニャアン達は編む編み物も大事な輸出品です
工芸品として高値で売れるそうです
雌ニャアンたちは毎日楽しそうに手芸に励んでいます
ニャアン村の経済は安泰です

おかあさんニャアンもマチュもシュウジも全然年老いてないんだよね
不老不死って怖いね

でもそこにエグザベくんはいないんだね

初産を迎えるニャアンには誰の子かわからない子を宿したニャアンもいます
おかあさんニャアンと同じ轍を歩むニャアンもいます
しかし、悲しい事ではありません
この島ではセックスが日常化しています。「なかよし」と称して誰とでもセックスする社会、それがニャアン村です
ニャアン達も誰の子かなんてあまり気にしていないようです
ニャアン村は今日も平和です

>でもそこにエグザベくんはいないんだね
ニャアンが棲む母屋にはエグザベくんが映ったの古びた写真が飾られています
始祖たるおかあさんニャアンは毎朝エグザベくんに祈りの捧げるます
エグザベくんはまだニャアンと共に生きているのです

夜、満点の星空を見上げるおかあさんニャアンがいます
幼きニャアンにおかあさんニャアンは伝えます
「ほら…あの赤く流れる星、あれがエグザベくんなんだよ」
人工衛星に過ぎませんがニャアンはエグザベくんだと信じて祈っているのです
エグザベくんはきっと宇宙の片隅で生きている
そうニャアンは信じているのです

なぜニャアン村で誰の子かわからない子が宿っているんです？

この子達はエグザベくんとニャアンの間に生まれた子供達です
エグザベくんも「この子は僕とニャアンの子供だッ！」としきりに叫んでいました
真相は知りません。どうして暴漢の血を孕んだ子を産まなければならなかったのか
おかあさんニャアンに問い詰めるのは罪だと思います
戒めてください

>なぜニャアン村で誰の子かわからない子が宿っているんです？
ニャアンは不特定多数のニャアン同士で「なかよし」するからです
もちろんニャアンには好きなニャアンがいて、結婚して幸せな家庭を築くニャアンが大半なのですが
お腹の子が親が誰かなんてあまり気にしていないようです
子沢山が一番、それがニャアン村です

赤い蛮族と青いノッポの扱いはなんなの…？

地母神…的な存在だよ

>ニャアン暦だいたい80年
ニャアン歴ってなんだよニャアン暦って！

おかあさんニャアンと赤い蛮族と青いノッポには「キラキラ」が見えており、キラキラの海の中で交流を深めております
ニャアン達にはキラキラがあまり見えないらしい
けどおかあさんニャアンやマチュ達がニャアン達にキラキラを見せてあげる事ができる程度にはニュータイプ力が秘められているのがニャアン島です
ニュータイプ的感覚は漁業で主に生かされます
魚群を見つけるのは探知機ではありません彼らのニュータイプとしての素質が見つけてくれます

ニャアン村には独自の文化性があります
故にニャアン村そのものが禁足地となっております
島に物資を運んで収穫物を回収していく貿易船を営むマーコおじさん
そして定期的にやってくる病院船のコモリン医師以外の上陸は固く禁じられています
ですが、みどりのおじさんが時折上陸して幼きニャアン達が元気に遊んでいる姿を見て癒やされているそうです

あいつ

宇宙世紀1ＸＸ年
地球ではモビルスーツはマン・マシーンと呼称を替え、ガイア・ギアと呼ばれているようです
しかしニャアン村にはあまり関係ない事のようです
ニャアン達が乗りこなす旧いプチモビは今だに現役です

ニャアン村久々に見た

キラキラが見えるマチュは村一番の漁師です
漁に出ると必ず一番大きいカジキマグロを釣り上げてニャアン達と生活物資と交換します
マグロ一本釣りです
シュウジはいつもお腹を空かせているのでマチュも稼ぐので大変です

このニャアン村でもエグザベくん生きているって事にならないかなぁ？

エグザベくんはニャアンの中で生きているよ

ニャアン村スレに出会えた
きっとなにかいいことがあるかもしれない

定点カメラを設置してニャアン達を観察してみよう！

どうせすぐまぐわい始めるコモ

>思春期をすぎるとすぐ親元を離れて外の世界へ旅立ちます
>そう、あの日のマチュのように。そう定められているのです。
うん
>主にクラバやジオンの傭兵として稼いでいるそうです。時折息子や娘達から送金があります
ボトムズのクエント人めいているねマチュの子供達

>どうせすぐまぐわい始めるコモ
この村、この世界はまぐわいで平和を築き上げているんだよ
ボノボの性行動と同じと言われてもかまわない
不特定多数によるまぐわいは決していやらしい事じゃなないんだよコモリ少尉
相手は同じニャアンだから不特定多数じゃない

まぐわいという言葉で表現するといやらしいですが
ニャアン達による「なかよし」は昼夜問わず行われます
昼の辻道や表通りでニャアン達が「なかよし」している光景は日常茶飯事すぎて驚きも感じません

乱交村だコモ…

>定点カメラを設置してニャアン達を観察してみよう！
道端で「なかよし」しているニャアンばかり映りますね
放送できませんね

>赤い蛮族と青いノッポの扱いはなんなの…？
シュウジとマチュはヌーディストである為島のニャアン達から恐れられています

不老不死って聞いたよ
80歳のおばあちゃんには見えないんだよねニャアン
マチュ達とクラバに明け暮れたあの日のニャアンがそこにいるんだよね

あの日、ゼクノヴァの照射を食らった物はみな不老不死です
ソドンのクルーもシャリアも例外ではありません
自死することも出来ず生き残る事しかできない人生にシャリア・ブルは悩んでいました
その悩みを晴らす為にニャアン村へ足繁く通います
素朴に暮らすニャアン達を見て心を癒やされます
そして、おかあさんニャアン（ニャアン本人）やマチュくん達と難しい話をすこしして
また船に乗って島を後にします

>1000人のコロニーで初産が15人は結構いい数字だと思います
初産は15人だけだけどあと100人くらい経産婦の妊婦がいるんだろ？
出生率がすごい事になってそうだなニャアン村

>マチュ達とクラバに明け暮れたあの日のニャアンがそこにいるんだよね
ちょっとおしりとおっぱいが大きくなったおかあさんニャアンいるよ
おっぱいは「おかあさん」って感じで大きいよ