「どうしようどうしようどうしよう…！？」

早速ですが、私は今絶賛大ピンチ中でした！
いつものように杏奈ちゃんと深夜までゲームしてて寝ようとしてたんですけど、【読書感想文の宿題があったことをすっかり忘れてたんです！】
【読書感想文は明日の朝いちばんに提出しないといけません！】
【なのに私は読書感想文を一文字も書いてなかったんです！】

【読書感想文はただ出せばいいってものじゃなくて、いくつか条件がありました】
【条件は「最低でも原稿用紙五枚分の文章であること」「他人の文章の剽窃は厳禁、自分で考えた文章を書くこと」「本からの引用は全文章のうち50文字以内であること」「同じ、または似通った表現や文章を複数回書かないこと」です！】
【ちなみにこのゲーム盤の原稿用紙は一律で一枚につき20×20の400字詰めです】

【今の時刻は丁度午前0時！】準備や登校の時間とかもろもろ考えると、【あと8時間で読書感想文を完成させないと間に合いません！】

あとこれは条件とかじゃなくて私の矜持とかの話にはなるんですけど、【私は何も考えずに適当に穴埋めで書いたような文章を提出して私の文章として公表されるくらいなら死ぬ覚悟があります！】

なので徹夜覚悟で読書感想文を書き始めたんですけど…
あ、感想文の題材にする本を読む時間は0です！課題の本は前読んだことあったやつだったので！

急がないと間に合わないのはわかってるんですけど、この本の良さを表すために最高の表現で感想を書かないとって思ってたら…
【私は原稿用紙1枚分を埋める文章を書くのに2時間かかっていました…】しかも【私の文章を書く速さはこれより早くなったりしません】
厳密には段落とか句読点もあるので400文字きっかり文字が埋まってるということはないですし原稿用紙ごとの文字数は微差はありましたけど、【すべての原稿用紙に書いた文章の文字数や空白、句読点の数はかけた時間が増減するほど異なってはいませんでした】
でもこれって【原稿用紙1枚につき2時間かかるということは5枚書くとしたら10時間かかるってことじゃないですか！？】こんなの絶対間に合わない…！！

とお思いですよね！？でも私、以前魔法少女のお仕事させてもらったことがあるので、実は魔法が使えたんですよ！
【私は8時間後、条件を完全に満たしている読書感想文を学校に提出することができたんです！】


魔女幻想定義です！
私は魔法を使って時間の進みをゆっくりにして感想文を間に合わせたんです！

問題文は以上となります！それでは対戦よろしくお願いします！

>【なのに私は読書感想文を一文字も書いてなかったんです！】
『記号や絵文字などで原稿用紙を埋めた』

>>【なのに私は読書感想文を一文字も書いてなかったんです！】
>『記号や絵文字などで原稿用紙を埋めた』
【記号や絵文字なども文字として扱います！】

>【なのに私は読書感想文を一文字も書いてなかったんです！】
復唱要求「これはつまり、提出する用の原稿用紙が工場出荷時と同じ状態、まっさらであったということ」

>>【なのに私は読書感想文を一文字も書いてなかったんです！】
>復唱要求「これはつまり、提出する用の原稿用紙が工場出荷時と同じ状態、まっさらであったということ」
【それを認めます！】

復唱要求「文章はすべて鉛筆によって書かれたとしていい」

>【条件は「最低でも原稿用紙五枚分の文章であること」「他人の文章の剽窃は厳禁、自分で考えた文章を書くこと」「本からの引用は全文章のうち50文字以内であること」「同じ、または似通った表現や文章を複数回書かないこと」です！】
『同じ、または似通った文章や表現は一回までならOKだったのでカーボン紙を挟み同じ文章の紙を2枚用意した』

『書き始めた場所と学校には時差があるほど離れていたので実際は10時間以上の書く時間があった』

『一度書いた原稿をプリンターでコピーした』

>>【なのに私は読書感想文を一文字も書いてなかったんです！】
>復唱要求「これはつまり、提出する用の原稿用紙が工場出荷時と同じ状態、まっさらであったということ」
【それを認めます！】


>『同じ、または似通った文章や表現は一回までならOKだったのでカーボン紙を挟み同じ文章の紙を2枚用意した』
【私は同じ、または似通った表現や文書は二回以上書きませんでした！】

>『書き始めた場所と学校には時差があるほど離れていたので実際は10時間以上の書く時間があった』
【このゲーム盤において時差のことは考えなくても大丈夫です！】

>『一度書いた原稿をプリンターでコピーした』
【私が提出した読書感想文は全文字鉛筆で書かれていて、それ以外の方法で文字を埋めてはないんです！】

復唱要求「文章はすべて鉛筆によって書かれたとしていい」

『1枚を複数枚にコピーして提出した。その後死を選んだ。』

復唱要求「本からの引用のみで原稿用紙を埋めることはできない」

『【今の時刻は丁度午前0時！】
【読書感想文は明日の朝いちばんに提出しないといけません！】
今午前0時なら提出は8時間後ではなく、明日なので24時間以上時間がある』

>>『一度書いた原稿をプリンターでコピーした』
>【私が提出した読書感想文は全文字鉛筆で書かれていて、それ以外の方法で文字を埋めてはないんです！】
うーん、これコピーの否定としては弱かったかもですね…
【私はコピーとかそういった類のものは使用していません】と言いますね！

>復唱要求「文章はすべて鉛筆によって書かれたとしていい」
【それを認めます！】

>『1枚を複数枚にコピーして提出した。その後死を選んだ。』
【上記の真実の赤で切ります！】

>復唱要求「本からの引用のみで原稿用紙を埋めることはできない」
【それを認めます！】

復唱要求「本からの引用は行った」

『最低でも原稿用紙五枚分」という名前に改名して原稿用紙5枚分未満の感想を提出した』

『グループ課題なので自分一人でやる必要はなく、他の仲間と協力して終わらせた』

>『【今の時刻は丁度午前0時！】
>【読書感想文は明日の朝いちばんに提出しないといけません！】
>今午前0時なら提出は8時間後ではなく、明日なので24時間以上時間がある』
あっ！学校が明日なのでそういう表現してましたが成程確かに…！これは問題文の落ち度ですね！
とはいえ当日の真夜中に「明日学校だから」って表現は普通なのでロジックエラーとまではならないはず…です！
【読書感想文は午前0時から8時間後に提出しないといけません！】

>【条件は「最低でも原稿用紙五枚分の文章であること」「他人の文章の剽窃は厳禁、自分で考えた文章を書くこと」「本からの引用は全文章のうち50文字以内であること」「同じ、または似通った表現や文章を複数回書かないこと」です！】
>【ちなみにこのゲーム盤の原稿用紙は一律で一枚につき20×20の400字詰めです】
復唱要求「最低でも2000(400×5)字の文字を書いた」

>復唱要求「本からの引用は行った」
【本からの引用を行っていなくても成立します！】


>『最低でも原稿用紙五枚分」という名前に改名して原稿用紙5枚分未満の感想を提出した』
【提出した読書感想文は原稿用紙五枚分、つまり1000字より多い文字で構成されています！】

>『グループ課題なので自分一人でやる必要はなく、他の仲間と協力して終わらせた』
【読書感想文は私一人の力で完成させています！】

>>【条件は「最低でも原稿用紙五枚分の文章であること」「他人の文章の剽窃は厳禁、自分で考えた文章を書くこと」「本からの引用は全文章のうち50文字以内であること」「同じ、または似通った表現や文章を複数回書かないこと」です！】
>>【ちなみにこのゲーム盤の原稿用紙は一律で一枚につき20×20の400字詰めです】
>復唱要求「最低でも2000(400×5)字の文字を書いた」
これは…復唱拒否です！！

>>『最低でも原稿用紙五枚分」という名前に改名して原稿用紙5枚分未満の感想を提出した』
>【提出した読書感想文は原稿用紙五枚分、つまり1000字より多い文字で構成されています！】
すみません、さっきの復唱で気付いたんですけど全部埋めたなら1000字じゃないですね！
【提出した読書感想文は原稿用紙五枚分、つまり2000字より多い文字で構成されています！】
に修正します！

>>復唱要求「最低でも2000(400×5)字の文字を書いた」
>これは…復唱拒否です！！
そう言えば空白とかもあるんだったわね
じゃた復唱要求「最低でも1000字は文字を書いたと考えていい」

復唱要求「4枚分の原稿用紙では絶対に教師のOK派出ない」

>>>復唱要求「最低でも2000(400×5)字の文字を書いた」
>>これは…復唱拒否です！！
>そう言えば空白とかもあるんだったわね
>じゃた復唱要求「最低でも1000字は文字を書いたと考えていい」
すみません！これも復唱できないんです！

>復唱要求「4枚分の原稿用紙では絶対に教師のOK派出ない」
【条件を満たしていない読書感想文では絶対に教師のOKは出ません！】

>あとこれは条件とかじゃなくて私の矜持とかの話にはなるんですけど、【私は何も考えずに適当に穴埋めで書いたような文章を提出して私の文章として公表されるくらいなら死ぬ覚悟があります！】
『読書感想文に公表される予定は無かったので適当に穴埋めした』

...復唱要求「最低でも500字は文字を書いたと考えていい」

『去年提出した感想文を使いまわした』

『考えた文章を口頭で言っていたのを録音していた。
そのため文章として書くだけだったので8時間以内に収まった』

>『読書感想文に公表される予定は無かったので適当に穴埋めした』
【私は読書感想文の全文ちゃんと考えに考えた文章を書いています！】

>...復唱要求「最低でも500字は文字を書いたと考えていい」
それなら【認められます！】

>『去年提出した感想文を使いまわした』
【書いた読書感想文は既存の文章は使っておらず、全文私が考えながら書いたものです！】

『漫画仕立てにしたので5枚分書けた』

>>『去年提出した感想文を使いまわした』
>【書いた読書感想文は既存の文章は使っておらず、全文私が考えながら書いたものです！】
『提出した事のないが事前に書いてた読書感想文を出した』

>『考えた文章を口頭で言っていたのを録音していた。
>そのため文章として書くだけだったので8時間以内に収まった』
【私は事前準備とかはしていませんでした！】

>『漫画仕立てにしたので5枚分書けた』
【原稿用紙には文字しか書いてないです！】

>【書いた読書感想文は既存の文章は使っておらず、全文私が考えながら書いたものです！】
『これは書いた当時の話。かつて自分が考えながら書いた原稿用紙そのものをそのまま提出した』

『自分のサインを書いてごまかした』

>>>『去年提出した感想文を使いまわした』
>>【書いた読書感想文は既存の文章は使っておらず、全文私が考えながら書いたものです！】
>『提出した事のないが事前に書いてた読書感想文を出した』
【既存の文章は公表の有無に関わらず私が元からあるのを知っている時点で既存です！】
あとこれも【事前準備はない】でも切れそうです！

『他人の文章を他人の文章として使用し、さらに自分の考えた文章を書いた』
「剽窃」の条件に引っかからないようにするならこうかな

>>【書いた読書感想文は既存の文章は使っておらず、全文私が考えながら書いたものです！】
>『これは書いた当時の話。かつて自分が考えながら書いた原稿用紙そのものをそのまま提出した』
これもさっきの赤で切ります！

>『自分のサインを書いてごまかした』
えーと…これはどう切れば切ったことになるんだろう…
【原稿用紙のマス目複数で1文字になる文字は使ってない】で切れてますか！？

復唱要求「提出した原稿用紙は、段落など空白を除き全て文章で埋まっている」

復唱要求「裁断または複製された原稿用紙はない」

『「書く」とは手書きのこと。パソコンなどで打ち込んだのでそれより早く仕上げられた』

『　杏奈ちゃんたちと手分けして作った　』

『寿限無みたいに主人公の名前をめっちゃ長くした』

『課題は2つあった。条件が厳しい方の読書感想文は提出できなかったがもう一方の緩い条件の読書感想文は提出することができた』

『1000文字の回文を文章にして、最後まで行ったら折り返して読めるようにして2000字分を確保した』

復唱要求「原稿用紙は1文字辺り1マスしか使うことができず、原稿用紙には文字以外の何も書かれていない」

>『他人の文章を他人の文章として使用し、さらに自分の考えた文章を書いた』
剽窃ではなく他人の意見の引用ってことですね！
【剽窃にあたらない使い方をした場合、特に執筆の速度が上がることはなく、結局原稿用紙1枚書くのに2時間かかると考えてください！】

>復唱要求「提出した原稿用紙は、段落など空白を除き全て文章で埋まっている」
【それを認めます！】

>復唱要求「裁断または複製された原稿用紙はない」
【それを認めます！】

>『「書く」とは手書きのこと。パソコンなどで打ち込んだのでそれより早く仕上げられた』
【どのような方法にせよ、原稿用紙に文字を埋めることを「書く」と表現しています！】
あと【私は読書感想文を鉛筆で書いてます！】

>【私は8時間後、条件を完全に満たしている読書感想文を学校に提出することができたんです！】
『朝の提出時間には間に合わなかったので居残り8時間で書いた』

>『　杏奈ちゃんたちと手分けして作った　』
【協力者はいません！】

>『寿限無みたいに主人公の名前をめっちゃ長くした』
【やたら長い一単語は読書感想文の中にはないんです！】

>『課題は2つあった。条件が厳しい方の読書感想文は提出できなかったがもう一方の緩い条件の読書感想文は提出することができた』
【読書感想文の課題は一個だけです！】

>>復唱要求「提出した原稿用紙は、段落など空白を除き全て文章で埋まっている」
>【それを認めます！】
>>じゃた復唱要求「最低でも1000字は文字を書いたと考えていい」
>すみません！これも復唱できないんです！
>>...復唱要求「最低でも500字は文字を書いたと考えていい」
>それなら【認められます！】
復唱要求「読書感想文には1000字以上の空白のマス目がある」

>『1000文字の回文を文章にして、最後まで行ったら折り返して読めるようにして2000字分を確保した』
うわー…！これ…！切れません！
リザインです！！

復唱要求「原稿用紙を鉛筆で書く以外の、例えばパソコンで入力するといった方法で作っても条件わクリアした感想文を作成できる」

>>『1000文字の回文を文章にして、最後まで行ったら折り返して読めるようにして2000字分を確保した』
>うわー…！これ…！切れません！
>リザインです！！
そっちのほうが時間かかんねえかなあ！？

残りを返します！

>復唱要求「原稿用紙は1文字辺り1マスしか使うことができず、原稿用紙には文字以外の何も書かれていない」
【それを認めます！】

>『朝の提出時間には間に合わなかったので居残り8時間で書いた』
【朝の提出時間に提出できました！】

>復唱要求「読書感想文には1000字以上の空白のマス目がある」
【ありません！】

>復唱要求「原稿用紙を鉛筆で書く以外の、例えばパソコンで入力するといった方法で作っても条件わクリアした感想文を作成できる」
【それを認めます！】

猫箱を開きますね！

猫箱

私は4時間かけて原稿用紙2枚に感想文を書いた後、その二つの両端を糊付けしてわっかみたいにしたんです
そして、原稿用紙2枚目の最終行は1枚目の1行目に繋がるような文章だったんです！
ちなみに文章書くのに熱中しすぎてタイトルと名前入れるの忘れてました…
これぞ【永遠に終わらない読書感想文！】

まあこれ提出したら原稿用紙100枚どころじゃない文字数…というかそれ以前の問題で【先生に怒られちゃったんですけどね…】

>まあこれ提出したら原稿用紙100枚どころじゃない文字数…というかそれ以前の問題で【先生に怒られちゃったんですけどね…】
当たり前！

回文の方がスマートでいい真相だったと思います！
思いつきたかったなあ！

私のゲーム盤は以上になります！
お付き合いいただきありがとうございました！

なるほど条件が文字数ではなく「最低5枚分の文章である」の条件を満たすために無限をぶつけたわけね
おばか！

全てはAから始まった…(中略)いったい一連の事件の発端はなんだったのか？それは…(1ページ目に戻る)

お疲れ様でした！

お疲れさまです。

お疲れ様でした