いろいろ準備整えてくれてありがとうなさやか
昨日の事は抜きにして話くらいは聞いておきたかったからな

昨日のことは…うん、約束通りまだ誰にも話してないよ「」っしー
知ってるのはあたしと「」っしーと桜子とほむら…そしてあの二人だけ

そしてタイムリミットは31日か…暁美ちゃんは必ず行動を起こすし
それに応じてあちらも動くだろう…かなり無茶な事を振られてちょっと俺も怒っているぞ

リーダーのマミさんにさえ秘密…というのは心苦しいな、さやか
と言っても織莉子ちゃんとマミさんは紅茶仲間でもある
…知られるのも時間の問題かもしれないが

>なんでこんな事になっちゃったんだろうね
あえて説明せねばなるまい
ここ最近になって話が面倒な事になってきたのはメタな話、最近になってこの世界観こと魔法少女まどか☆マギカの劇場版が「始まりの物語 / 永遠の物語」TV Edition」として好評放送中なのも何らかの因果として関係しているのかもしれないのだ
大河の内の一支流にすぎないこの物語も、なんだかんだ言って本流の影響で色々とトラブルが降って湧いてくる事が結構あったりするのである

あたしはなんかもうおかしくなりそうよ…
こんな裏切られ方するなんて…

『あら、さやかちゃん…そう、黒江ちゃんのことが気になるのねぇ』(ミレナ座にてみたまさんと話す回想がフェードイン)
『でも…そうねぇ、何を見ても驚かないと誓える？それならいい感じにセッティングしてあげるわぁ🌼』

（つい大きなため息をついてしまう成人男性である）

あたしたちの事恨んでるのはあの魔獣の態度見てわかるわよ
そんなに他所の世界のいろはちゃんがいいのかしら…あの子は目の前のいろはちゃんを見ていないと思う

>あたしはなんかもうおかしくなりそうよ…
>こんな裏切られ方するなんて…
まだだ、さやか…今回起きたことの全部に答えを出すのは…まだ早い
…なんにせよ俺が桜子ちゃんの潔白を証明できるかにかかっている

そろそろ待ち合わせの時間だよ「」っしー
元気かどうかくらいは聞いとこうよ！

俺が…じゃ、ないでしょ？「」っしー（成人男性の手を握るさやか）
…あたしも一緒にやるんだから！

それにしたって…桜子を疑うにしてもまず相談してくれても良かったじゃない
勝手に尋問みたいなことするなんて…！

それにあたしはあの二人の卑怯さが許せない！
一方的に何もかも決めつけてあたし達に丸投げして！

（成人男性の手を握るさやかの手に力がこもる…さやかもまた混乱し、そして怒っているようだ）

>あたしたちの事恨んでるのはあの魔獣の態度見てわかるわよ
>そんなに他所の世界のいろはちゃんがいいのかしら…あの子は目の前のいろはちゃんを見ていないと思う
と言うより、どっかの並行世界の因果に引きずられてるんだろうさ･･･自分でも気づかない内に
そしてソッチが本来の歴史だと思い込んで･･･思い込まされて、この世界も「そうなる」様に修正しようとしているのだろう
迷惑な話だよ

そうだったな…せめてこっちの言い分くらいはぶつけよう
一ミリたりとも納得していないぞ俺も！

（夜更けの駅前公園で待っているとやってくる足音…）

（成人男性の脳裏に蘇るのは先日のほむらの言葉である）
（『一度世界をペテンにかけたならかけ通せ』…！）

>それにあたしはあの二人の卑怯さが許せない！
>一方的に何もかも決めつけてあたし達に丸投げして！
その辺は多分仕方ないんじゃなかろうか？多分あの二人も無自覚に思考誘導を喰らっているのだろうし
正直言って、数日前と比べても認識の変化が急すぎるからね

暁美ちゃんめ…言ってくれたな！（目を閉じる「」）
そうだ俺はペテン師かもしれん…だけどペテン師にだって言いたいことくらいあるぞ！

良いだろう…！ほむちゃんめ！それくらいしか俺には取り柄が無いのならば！

来たみたいよ「」っしー
黒江さんだね？

ｽﾀｽﾀｽﾀ…ぎゅむっ(突然後ろから抱きすくめられる)

えっ！？な、何なのだ！？黒江さーーん？

落ち着いてってば黒江さん！というかどうしちゃったのさ？！

あ、はぁ…♡

んん？！どうしちゃったのよ…って何が起きてるのよ！？
しっかりするのだー！（ﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾝ!!!）

もしや魂が不完全なのか？！何か部品落としてしまったとかそんな奴？！

ぎゅーっ…すりすりすり
むにっ(背中に当たっている！)

何がどうなって…おい！黒江ちゃん！（肩を掴んで揺さぶる「」！）
しっかりしてくれ！せっかく大事な話をしに来たのにそれさえできなかったら無駄足になる！

頼むぞさやか…一発こう…壊れたテレビを直す感じに！

こ、壊れたテレビって…あ！そっか「」っしーがやってた昭和のライフハックってやつだね？
それじゃ…ちょっとチクッとするわよ〜？（さや手刀を振りかぶる！）

みたまさんこんな状態で家に帰したのか？！どんな判断だ！！
抗議してやる！これはまだケアが必要な段階だぞ！

＜一体どこに…ああっ！！居た！黒江さん！！（バタバタと駆けてくるいろは）
>それじゃ…ちょっとチクッとするわよ〜？（さや手刀を振りかぶる！
＜さ、さやかちゃーーん！ちょっと待ってあげて…！！（近づいてくる！）

いっくわよー…それーーーっ！！（さや手刀が大気を切り裂き、唸る！ｺﾞｵｵｵｵ…！）
>＜さ、さやかちゃーーん！ちょっと待ってあげて…！！（近づいてくる！）
うえぇ！？いろはちゃん！！（……ギリ寸止め！）

黒江さん、「」さんたちと待ち合わせの時間まで私と一緒にパトロールしてたんです！
でも…突然様子がおかしくなってどこかに行っちゃって…！

いろはちゃんか？！この子が大変な事になっているが…いったい何が

宝崎中探したんですけど、黒江さん見つからなくて…
だけど、もしかしたらって…「」さんたちと待ち合わせするなら駅前かなって思って来たんです
合流できてて安心だけど……でも、この様子じゃ黒江さんは…まだ…？

あのねさやかちゃん…黒江さんの魔獣って本人から魔力と心を吸い取って産まれたんだよね？みんなの偽物と違って
それを…仕方ないことだとは聞いてるよ、でも斬っちゃったんだよね…？

>いろはちゃんか？！この子が大変な事になっているが…いったい何が
それが…私にもわかりません…ごめんなさい（泣きそうな顔のいろは）
でも確かについさっきまでいつもの黒江さんだったのに…

これはみたまさんに見せた方がいいな
ちょっとまずいぞ？

問題解決しない傍からこんな事になってくるなんて！
…場合によっちゃ…何かををあきらめることも考えなければ…！

>あのねさやかちゃん…黒江さんの魔獣って本人から魔力と心を吸い取って産まれたんだよね？みんなの偽物と違って
>それを…仕方ないことだとは聞いてるよ、でも斬っちゃったんだよね…？
え？もしかしてワンチャンあたしがやらかした感じ･･･？

>これはみたまさんに見せた方がいいな
>ちょっとまずいぞ？
急ぎましょう、「」さんにさやかちゃん…！
光塚の公民館前の桜のゲートからならすぐに神浜に行けます！

でかした！確かお姫ちゃんたちが面倒見てる分け株だったな

いや、いろはちゃんやけに内情詳しいような物言いじゃないか
それ自体が物凄く怪しいぞ？
なんで魔獣に関してそこまで深く知っているのか
あれは誰にもみたまさんにもわからなかったことだぞ

知ってたら教えて欲しかったのだ…またおかしな事しちゃったっての？

悪いが俺達には時間が無くてね…彼女を元に戻すあれこれは手伝えない…
今ですら時間が惜しいくらいに問題が差し迫っているんだ

もしかしてあたしたち
おり…織莉子にいいように振り回されているのかも…
だってあまりにも仕組まれたような出会いじゃないのさ今夜だって！

織莉子ちゃんが…？どうしたのさやかちゃん
「」さんもなんだか焦っているみたいだけど…？

一体何があったんですか二人とも…落ち着いてください！

ああすまない…いろはちゃん…何もかもが滅茶苦茶で…！
さやかよ…彼女は知る理由と資格がある
件の件を伝えるべきだと俺は思うがどうだ？

あたしもいろはちゃんは知るべきだと思う…あのさ、すっごい嫌な気分させると思うんだ
でも…まだ誰にも秘密にしておいてほしい！

！　そうだ…そうに違いない…なかなか鋭くて良い読みだぞさやか
あの子は元から策士だった…騙されたんだ！もうあの子を妹とは思わ…
>織莉子ちゃんが…？どうしたのさやかちゃん
>「」さんもなんだか焦っているみたいだけど…？
っ……（出かかった言葉をギリギリで飲み込む「」！）

昨日…織莉子…ちゃんとキリカちゃんが…見滝原の桜の木を切り倒そうとした
もちろん止めたさ

>昨日…織莉子…ちゃんとキリカちゃんが…見滝原の桜の木を切り倒そうとした
>もちろん止めたさ
ええっ！？どうしてそんな事を！
理由は…どういう理由があったんですか？

>いや、いろはちゃんやけに内情詳しいような物言いじゃないか
>それ自体が物凄く怪しいぞ？
>なんで魔獣に関してそこまで深く知っているのか
>あれは誰にもみたまさんにもわからなかったことだぞ
さっきのは、私の推測なんです…あの夏祭りの夜に見たものから
先日の見滝原での戦いの話を巴さんから聞いた上で、そうなんじゃないかって推測しただけです
…魔獣が黒江さんを襲って、攫った現場に私も居合わせてましたから

先日の魔獣騒動であの二人の保護してた苗木が魔獣に変身しちゃったの
ちょうどあの子が取り込まれて…タイミングよすぎだからって桜子がやったんじゃないかって疑い始めて…それで

いろはちゃんすまなかった…確かにその推測わからなくもない
君の欠片だって同じような形で飛散していたからな…
ああ…もう何をどうしていいかわからなくなってしまった

黒江さんが夏祭りの夜に攫われてた時、私も急いで変身して追いかけましたが…
…それから数十分だったかの後、見滝原中学の近くの公園で倒れている黒江さんを保護したんです
すぐにみたまさんに診せたんですけど…その時は症状とかは、なにも…

あの桜は自分の余地では世界を破滅させる
だから切り倒す
止めたければそうでないと証明してみせろと…これはもうどうすればいいんだぁっ！？

>先日の魔獣騒動であの二人の保護してた苗木が魔獣に変身しちゃったの
>ちょうどあの子が取り込まれて…タイミングよすぎだからって桜子がやったんじゃないかって疑い始めて…それで
そんな…桜子ちゃんはそんなことしないよ！
……って言っても、それだけじゃきっと納得してくれませんよね…？
あの…このことって、他には誰が知ってるのかな…？

そうなんだ…みたまさんもちょっと…説明してほしかったかな？
今はさやかちゃん達をからかって遊んでいる場合じゃないのに…

>あの…このことって、他には誰が知ってるのかな…？
知ってるのは当時者だったおり……織莉子たち二人とあたしと「」っしーに駆けつけてくれたほむら
それに…当然、桜子も

っ……（さやかからの織莉子への呼び方の変化に気づいたのか悲しい顔をするいろはである）

>そんな…桜子ちゃんはそんなことしないよ！
だから止めたのよ
>あの…このことって、他には誰が知ってるのかな…？
ほむらが…あたしたちの後ろにいたのよ
だから全部知ってるし…次は織莉子のジェムを狙って撃つって…本物の殺し合いをするって事になっちゃったのよ！

でも、そっか…桜子ちゃん、何も言ってくれなくて
みかづき荘に寄ってからの帰りに桜のゲートを使ったのに、今日は姿も見せないし
…きっとショックだったのかも…

31日までに片が付かなかったら暁美ちゃんが行動を起こすだろう
彼女は今のまどかちゃんのいる世界を何としても守ろうとする…そのためには容赦なく撃つ
そうでなくても桜の樹への敵対行動という時点でもう織莉子ちゃんはもう方々から狙われても庇えない

正直何もかもが滅茶苦茶で分からない事だらけな現状なんだが、少なくとも･･･これだけは分かる
それは･･･何らかの悪意を持った何かが、今になって俺達の内情を崩しに掛かってきてる、って事だ
それがどこ起因かまでは分からないがね･･･心当たりが多すぎて！

…っ！（顔を上げるいろは！）
さやかちゃんに「」さん、見滝原の桜子ちゃんを助けてくれてありがとう…！（ﾍﾟｺﾘ…！！）
でも、今からでもきっと間に合うはず…だって織莉子さんたちは時間をくれたんですよね？
まだ話し合って、わかり合えることだって…
>だから全部知ってるし…次は織莉子のジェムを狙って撃つって…本物の殺し合いをするって事になっちゃったのよ！
な…そんな………！

>そうでなくても桜の樹への敵対行動という時点でもう織莉子ちゃんはもう方々から狙われても庇えない
それで…そんなに焦ってるんですね？どうしてそんな事になってしまったんだろう…
「」さん達は…どう…するんですか？

ダメだよ…殺しあいだなんて…（首をふるふると横に振るいろは）
もうそんな悲しいことは…やっと終わったと思ったのに…

もしもこれが露呈すれば見滝原も炎上だ
何よりこちらもグルに見られる可能性もある…マミさんもやるときはやる魔法少女だ
冷徹に対処するだろうし、杏子ちゃんに至ってもおそらくは…（ゆまちゃんは泣くだろうな…）

>それで…そんなに焦ってるんですね？どうしてそんな事になってしまったんだろう…
>「」さん達は…どう…するんですか？
わからない……わからないからこそ、藁にも縋る思いで黒江ちゃんに会いに来たんだ
何か重要な話を聞けるかもと思って…！でも、こんな状態じゃ…！

>ダメだよ…殺しあいだなんて…（首をふるふると横に振るいろは）
>もうそんな悲しいことは…やっと終わったと思ったのに…
あたしだって嫌よ…！でも…あいつの目は前の…初めて出会った頃にもどってたんだ
キリカもそう…次々に魔法少女を血祭りにあげていたって頃に…！

>それで…そんなに焦ってるんですね？どうしてそんな事になってしまったんだろう…
正直俺にも分からんよ！
ただ、こうなるまでに至ってる時点で何かし等の作為を感じずには居られん！

>正直何もかもが滅茶苦茶で分からない事だらけな現状なんだが、少なくとも･･･これだけは分かる
>それは･･･何らかの悪意を持った何かが、今になって俺達の内情を崩しに掛かってきてる、って事だ
>それがどこ起因かまでは分からないがね･･･心当たりが多すぎて！
っ……（いろはの脳裏に浮かぶのはかつてのラビの姿と諦念に染まった言葉）

『全ては諦念に呑まれる…宇宙の意志というものはいつだってそう』
『私たちはそれから決して逃れられない…』

>「」さん達は…どう…するんですか？
桜の木を守るよ
彼女の頭の中の未来より目の前の現実を秤にかけたら…目の前のものに傾く

っ…（ラビの虚ろな瞳を脳裏から振り払うようにブンブンと頭を振るいろは）
……そんなこと、させません…宇宙の意志なんて、もしもそんなものがあったとしても
何度だって、証明して見せます…

いろはちゃん、ゴメンねこんな事聞かせちゃって
でも…これは魔獣を押さえられなかったあたしたちの責任だよ…
だから…あたし達が始末付けなきゃいけないんだ！

魔法少女の方が宇宙よりずっと…すごいんだってことを…っ

>いろはちゃん、ゴメンねこんな事聞かせちゃって
>でも…これは魔獣を押さえられなかったあたしたちの責任だよ…
>だから…あたし達が始末付けなきゃいけないんだ！
さやかちゃん…それに「」さん（交互に見つめるいろはのツリ目に決意が宿る）

じゃあいろはちゃん…一つだけ約束できるかい？
巻き戻しは危険だからそれだけは使わない事！
過去と未来がちぐはぐになったら何が起こるかがわからない！もう俺たちは時間を弄りすぎているんだ…

黒江さんだって…私にも責任があるんです…こうなってしまった事に

私も…私もその仲間に入れて下さい！
それに、「」さん…まだ諦めるのは早いかもしれません！
>わからない……わからないからこそ、藁にも縋る思いで黒江ちゃんに会いに来たんだ
>何か重要な話を聞けるかもと思って…！でも、こんな状態じゃ…！
私ならできるかもしれません！黒江さんの魂を元のあるべき形に戻すことが

私だって桜子ちゃんを守りたいんです！

黒江さん…ずっと私をあの階段から退き戻したことを後悔しているみたいなんです
私はそんな事ないのに…確かにあの階段の行きつく先には…
あのねむちゃんの言っていた世界があったのかもしれません！
でも…だからってここまで頑張った今を無かった事にはしたくないんです！

>巻き戻しは危険だからそれだけは使わない事！
>過去と未来がちぐはぐになったら何が起こるかがわからない！もう俺たちは時間を弄りすぎているんだ…
それは……でも、だけど…お願いです！今だけ…黒江さんにだけ私の魔法を使わせてください…！
魔獣に奪われた力は確かに、今はどうなったのかわからない…でも黒江さんから話を聞ければ…！

黒江ちゃんのこの症状を治すのは君に頼んでもいいかい？
こっちはとにかく桜子ちゃんの潔白の証明の材料を集めなきゃいけない

（ベンチにて黒江に膝枕をしつつ頭を下げるいろは）

>それは……でも、だけど…お願いです！今だけ…黒江さんにだけ私の魔法を使わせてください…！
>魔獣に奪われた力は確かに、今はどうなったのかわからない…でも黒江さんから話を聞ければ…！
俺も魔法の門外漢だからよくわからんが
出来るだけ負担のかからないやり方…例えば彼女の欠けた何かがあるならそれを見つけ出す！
それでもダメだったら…範囲と対象を限定して行うんだ

だってこんなの…悲しすぎます！
織莉子ちゃんはさやかちゃんの友達で、「」さんのたった一人の妹なのに…！

確かに…これは何かを無くした感じです！見滝原の街にもしかしたらまだあるのかも？

いや俺に妹はいない！！！！！いないから！！！！！

>黒江ちゃんのこの症状を治すのは君に頼んでもいいかい？
っ…！（ﾊﾞｯと顔を上げるいろは）
はい！必ず…任せて下さいっ！
>こっちはとにかく桜子ちゃんの潔白の証明の材料を集めなきゃいけない
黒江さんを私が治すことが、「」さんたちへの協力にだってなるんです
それに黒江さんは私の友達なんです…だから絶対に助けないと！

>確かに…これは何かを無くした感じです！見滝原の街にもしかしたらまだあるのかも？
ってことはあたしがあいつをやっつけた場所？
どうだろ…ばらけたものを拾い食いする魔獣がいた？
もうめっちゃくちゃな乱戦だったし…その線あるのだ？！

>いや俺に妹はいない！！！！！いないから！！！！！
「」さん！！
私は、ういだけじゃない…灯花ちゃんやねむちゃんだって大事な妹だって思ってます
だから「」さんも織莉子さんを信じてあげて下さい！
妹って…血のつながりだけのものじゃ無いんです、きっと…！

>「」さん！！
なっ…！？（ﾋﾞｸｯ！）
>私は、ういだけじゃない…灯花ちゃんやねむちゃんだって大事な妹だって思ってます
>だから「」さんも織莉子さんを信じてあげて下さい！
>妹って…血のつながりだけのものじゃ無いんです、きっと…！
…ぐ、ｸﾞﾑｰｰｯ…！

もっかいみたまさんに働いてもらうか…なんだかんだで魔獣を調べたし…今回の罰ゲームでもある！
いろはちゃん、みたまさんと組んで見滝原の魔獣狩りを頼む！

（見据える瞳…！力強い背中…！）

しかしそれを認めると知らない姉も認めることになる…！

>ってことはあたしがあいつをやっつけた場所？
>どうだろ…ばらけたものを拾い食いする魔獣がいた？
>もうめっちゃくちゃな乱戦だったし…その線あるのだ？！
魔獣だらけだったからな、あの場所は…とにかく可能性があるならその場を洗いに洗おう！さやか！
時間も無ければ協力者も乏しい…できることはやらないと間に合わないかもしれない！

>巻き戻しは危険だからそれだけは使わない事！
>過去と未来がちぐはぐになったら何が起こるかがわからない！もう俺たちは時間を弄りすぎているんだ…
そもそもいろはちゃんと出逢う前から時を超える事案に何度も巻き込まれているから尚更ね！

ううむ…倒れた地点にいる敵がソウル的なものを拾ってうろうろしている話は俺も見た事があるというかうっかり死んでロストしたこともある…おのれぇ！
いやそう言うんじゃなくて可能性はあるな？拾い食い

>そもそもいろはちゃんと出逢う前から時を超える事案に何度も巻き込まれているから尚更ね！
きっと、その辺りでも色々あったんだろうな･･･とはなんとなく察しました
そして、その辺りはこれ以上聞かない方がいいって事も

>しかしそれを認めると知らない姉も認めることになる…！
し、知らない姉ですか…？（誰なんだろう…）

>もっかいみたまさんに働いてもらうか…なんだかんだで魔獣を調べたし…今回の罰ゲームでもある！
>いろはちゃん、みたまさんと組んで見滝原の魔獣狩りを頼む！
はい！私はこれから黒江さんを連れて調整屋に向かいます！
みたまさんにもう一度黒江さんを診てもらわなくちゃですし
私の巻き戻しの魔法をどの程度、黒江さんに使って良いかの意見も欲しいので

そうよね…あのときってさ、世界全部に巻き戻しかけたんだもんね
でも今度は黒江さんだけにギリ絞って元に戻すみたいな？

それから……桜子ちゃん、居るんでしょ？（目を閉じ呼びかけるいろは！）
すごくショックで言いにくいことだったのはわかってる…でも、お願い
今は桜子ちゃん自身の協力も欲しいから…私を手伝って！

>それから……桜子ちゃん、居るんでしょ？（目を閉じ呼びかけるいろは！）
>すごくショックで言いにくいことだったのはわかってる…でも、お願い
>今は桜子ちゃん自身の協力も欲しいから…私を手伝って！
＜｜…！｜（光塚の公園ベンチの後ろの茂みから気配がする）
＜｜見つかっちゃった…気配を消してたのに、やっぱりいろははすごい｜

｜…大丈夫…私は大丈夫だから…出来の悪い娘でごめんなさい…｜

ホントに出来が悪い子は自らをして悪しとしない！
そうだろッ！さやか！

>󠇯『󠇯全󠇯て󠇯は󠇯諦󠇯念󠇯に󠇯呑󠇯ま󠇯れ󠇯る󠇯...󠇯宇󠇯宙󠇯の󠇯意󠇯志󠇯と󠇯い󠇯う󠇯も󠇯の󠇯は󠇯い󠇯つ󠇯だ󠇯っ󠇯て󠇯そ󠇯う󠇯』󠇯
>󠇯『󠇯私󠇯た󠇯ち󠇯は󠇯そ󠇯れ󠇯か󠇯ら󠇯決󠇯し󠇯て󠇯逃󠇯れ󠇯ら󠇯れ󠇯な󠇯い󠇯...󠇯』󠇯
ザッケンナコラー！！！
俺は！俺達は！皆の明日を絶対に諦めないからなーー！！！
例えこの世界観の意志がどう思ってもだ！
(どうやら気を貼りすぎて幻聴として何故か聞こえてしまったらしい)

ってあたしに振るのだ！？それを！！！！

やれやれ…えらいことになったね？桜子チャン
（金髪サイドテールのパパラッチが桜子の後からおずおずと顔を出す）
観鳥報のネタを求めて光塚に取材にやってきたわけだけど
まさかこんな特ダネを掴んでしまうなんてさ…

󠇯（󠇯夜󠇯更󠇯け󠇯の󠇯駅󠇯前󠇯公󠇯園󠇯で󠇯待󠇯っ󠇯て󠇯い󠇯る󠇯と󠇯や󠇯っ󠇯て󠇯く󠇯る󠇯足󠇯音󠇯…󠇯）󠇯

あっ…あんたは！観鳥さん…！