▲問題文
【都雄はミャオという別人格を持つ多重人格者である】
原作ではパラレルプロセッサーっていう名前で呼ばれてるけどこのゲーム盤では単に多重人格として扱うわ

都雄という人間が都雄という人格とミャオという人格を持っているわけだけど…これ本体と人格で名前かぶってるのややこしいわね
【このゲーム盤では都雄とミャオという人格を持つ人間を指すときは「本体」と呼称し、人格を指すときはそれぞれ「都雄」「ミャオ」と表すことにする】わね


さて今日はオフ！都雄は映画館に映画を見に行こうと考えてたわ
しかし問題が起こったの
【都雄は「実写ひぐらしのなく頃に　リバイバル上映」を見たかった】
【ミャオは新劇場版「うみねこのなく頃に〜古戸ヱリカを処刑せよ〜」を見たかった】
【この二つは上映時間が被っている】

都雄は友人に、ミャオは恋人にそれぞれこの映画をお勧めされたらしいわね

【本体の今日の予定的に、一本分の映画しか今日観ることは出来ない】
【しかし、「ひぐらしのなく頃に」も「うみねこのなく頃に」も本日で上映が終了する】

「お兄ちゃん！リバイバル上映なんだからいいじゃない！たぶん昔見たことあるんじゃないの？私に譲ってよ！」
「馬鹿！2009年の映画だぞ？！俺が生まれてるわけないだろ！いくら映画評価サイトで軒並み★２ぐらいで、間違いなく客がいないガラガラ上映といっても貴重な映画なんだぞ！」
「……さすがにこれから見に行こうと思ってる映画をそこまで言わなくてもいいんじゃない…？」

脳内喧嘩ほど見てて見苦しいものはないわねぇ
仕方ないから魔法を使って解決してあげるわよ

【翌日、都雄は「ひぐらしのなく頃に」の感想を友人に、ミャオは「うみねこのなく頃に」の感想を恋人にそれぞれ語ることができた】

魔女幻想定義
・都雄とミャオがそれぞれ感想を語ることができたのは魔法によって視聴したからだ
と主張するわ

おまけの赤
【片方の人格の記憶はもう片方も共有できる】
【実写版「ひぐらしのなく頃に」を都雄はゲーム盤開始前に観たことがない】
【「ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」はそれぞれ「実写ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に〜古戸ヱリカを処刑せよ〜」のことだと考えてよい】
それじゃあスタート！

復唱要求「広告や劇場案内は真相に影響しない。劇場で上映されたのは、映画本編のみと考えていい」

>復唱要求「広告や劇場案内は真相に影響しない。劇場で上映されたのは、映画本編のみと考えていい」
んー…【それを認める】

復唱要求「本体はどちらの映画も視聴した」

復唱要求「映画冒頭、映画中盤、映画終盤に、先行広告などで一切明らかになっていない、物語のキモとなる描写がされていた場合、それらを考慮した感想を語ることが可能」

『ミャオはうみねこのなく頃にを観た事があったのでひぐらしを観た』

>【実写版「ひぐらしのなく頃に」を都雄はゲーム盤開始前に観たことがない】
復唱要求「都雄と同様に、ミャオも「うみねこのなく頃に」をゲーム盤開始前に観た事はない」

>復唱要求「本体はどちらの映画も視聴した」
【それを認める】
片方をネタバレサイトとかで済ませたと言うわけではないわ

>復唱要求「映画冒頭、映画中盤、映画終盤に、先行広告などで一切明らかになっていない、物語のキモとなる描写がされていた場合、それらを考慮した感想を語ることが可能」
んー…まあリバイバル上映だから一切明らかになってないものはないと言えはするけど…
【それを認める】
【都雄ミャオともに、ひぐらしうみねこ両方の映画ストーリーの情報をゲーム盤開始時に持っていないとして成立する】

『ゴジラとハム太郎が如く、ひぐらしにはうみねこが、うみねこにはひぐらしが同時上映されていた』

>『ミャオはうみねこのなく頃にを観た事があったのでひぐらしを観た』
>>【実写版「ひぐらしのなく頃に」を都雄はゲーム盤開始前に観たことがない】
>復唱要求「都雄と同様に、ミャオも「うみねこのなく頃に」をゲーム盤開始前に観た事はない」
まとめて切るわ
【ミャオはゲーム盤開始前に「うみねこのなく頃に」を観たことがなかった】
これは赤を入れ忘れた私のミスねごめんなさい

復唱要求「本体は映画館の劇場内で2つの映画を見た」

>『ゴジラとハム太郎が如く、ひぐらしにはうみねこが、うみねこにはひぐらしが同時上映されていた』
【ひぐらしもうみねこも単独上映である】

復唱要求「映画館は複数存在しない」

復唱要求「2つの映画は予定時刻通り上映された」

復唱要求「ひぐらしのなく頃にとうみねこのなく頃にの両方を最初から最後まで続けて観た」

>復唱要求「本体は映画館の劇場内で2つの映画を見た」
まあもちろんシアターは異なるでしょうけど
【このゲーム盤が映画館の中だけで行われたとして成立する】わね

>復唱要求「映画館は複数存在しない」
【このゲーム盤で登場する映画館は一つ】

『作中で、見てない方の映画を登場人物が鑑賞し、感想を言う流れがあった』

復唱要求「ゲーム盤開始時はひぐうみ上映終了日当日である」

>復唱要求「2つの映画は予定時刻通り上映された」
【それを認める】

>復唱要求「ひぐらしのなく頃にとうみねこのなく頃にの両方を最初から最後まで続けて観た」
んー……復唱拒否
猫箱的に目を離してるタイミングがゼロとは言えないからね

>『作中で、見てない方の映画を登場人物が鑑賞し、感想を言う流れがあった』
【劇中でひぐらしorうみねこについて語られるシーンはない】

>復唱要求「ゲーム盤開始時はひぐうみ上映終了日当日である」
【それを認める】

『片方か両方を映画の上映ではない方法で観た』
映画館の中でYouTubeで見ることは可能

『片方の映画を途中まで観て、席を立ってもう片方の映画を観に行った』

復唱要求「ひぐらしが上演されるシアターをA、うみねこが上映されるシアターをBとする。AとBは完全に別れた空間であり、AからBの内部を見る事も、Bから Aの内部を見る事もできない。そして、AかBのどちらかしか本体は入っていない」

>『片方か両方を映画の上映ではない方法で観た』
>映画館の中でYouTubeで見ることは可能
【ひぐらしは貴重すぎてネット視聴する手段はない】
で斬ってるフリはできるけど……
これは無理ね！！！リザイン！！！

『一方はその日の上映で観賞、もう一方はレイトショーで日付が変わってから観賞した』

『上映時間が0時過ぎだったので例えば本日の1時と25時にそれぞれの映画を見た』

>>復唱要求「広告や劇場案内は真相に影響しない。劇場で上映されたのは、映画本編のみと考えていい」
>んー…【それを認める】
スクリーンとは別の映画館に備え付けられた画面があって、そこにもう片方の映画が流れてたとかかしら

▲真相
【ひぐらしはリバイバル上映である】
そして実は
【うみねこもリバイバル上映である】

【都雄とミャオの脳内じゃんけんの結果、都雄が勝ってひぐらしのなく頃にの方を見に行ったけど、都雄にとってはそこまで面白くはなかった】
【ひぐらしはガラガラで、リバイバル上映ということもあってスタッフの監視もやる気がない】
なのでミャオのお願いを聞いた結果【ひぐらしをながら見しながらスマホを開いてうみねこの視聴を行った】
※マナー違反なのでやめましょう

【結果、一つの映画を見る時間で二つの映画を同時に見ることができた】
というわけ
多重人格ならではの視聴法だったわね

思ったよりアクロバティック視聴だった

復唱要求「キコニアのなく頃にの続編は出る」

>※マナー違反なのでやめましょう
本当にそう

>復唱要求「キコニアのなく頃にの続編は出る」
……復唱拒否

お疲れ様でした

ちなみに都雄の多重人格を今回扱ったわけだけど私は都雄はそもそも多重人格(CPP)ではないんじゃないかしら…？って思ってるわ

最近絵羽おばさんが推理合戦いっぱいしてくれて嬉しい
お疲れ様でした