[main] GM : 大切な人の役に立ちたい。
ただ、それだけの望みだったのに。
少女の願いを歪めたのは、
野望と復讐に燃える男の欲望だった。

[main] GM : N市を次々と襲う異常気象。
暴風が逆巻き、天は轟き響く。
陰謀を阻まんとする志はむなしく、
またひとつ、命が風に消える。
だが、その意志は引き継がれる。
同じ想いを抱く者へと─

[main] GM : ダブルクロス the 3rd Edition
   「Storming Fairy」

[main] GM :     ダブルクロス──
 それは、裏切り者を意味する言葉

[main] GM : ●シーン1:小さな台風(PC1)

[main] GM : ケイトさん登場お願いします

[main] 二子玉川 ケイト : 1D10 (1D10) > 3

[main] system : [ 二子玉川 ケイト ] 侵蝕 : 44 → 47

[main] GM : あなたは任務でFHの施設を襲撃中です。

[main] 二子玉川 ケイト : 「珍しくサンドイッチの具が豪華だと思ったら、やっぱりこういうことか」
「今度こそケイト一人で十分な手合いなんだろうな…?」

[main] GM : 『クソ…こいつ!』『たかが一人だ!』

[main] 二子玉川 ケイト : 「一匹、二匹……ベーコン1枚半ってとこか」
「サクッとやっつけちゃうからあんまり抵抗するなよっ!」

[main] 二子玉川 ケイト : フレーバー獣化でフレーバー大暴れ!

[main] GM : 『『『ぐわー!』』』

[main] 二子玉川 ケイト : 「静かになったな。さーて、こいつらは何を企んでいたのかな…?」
「報告は苦手だけど、ちゃんとできたらご褒美があるっていうから仕方ないな」

[main] 二子玉川 ケイト : アジト内を探索します

[main] GM : そうするとあなたは感覚が鋭いので声が聞こえます

[main] GM : 方向は…おそらく、独房。

[main] 二子玉川 ケイト : 近づいて行ってみましょう、鍵はかかってますか?

[main] ??? : 「出してー!出しなさいよー!」

[main] ??? : あなたが声のする方へ近づいてみれば、独房に捕えられていたレインコート姿の少女を発見した。

[main] ??? : 「うう…だれかあ…」

[main] 二子玉川 ケイト : 「ん、誰かいるのか。そんなとこで何してるんだ?」

[main] ??? : 「悪い奴らに騙されて捕まってるのよ…」

[main] 二子玉川 ケイト : 「捕まるまで気づかなかったのか、間抜けだな~」
「そんなんじゃ生きてけないぞ、力をつけるか強いやつに守ってもらわないとな」

[main] ??? : 「わ、アリエルは風を操るレネゲイドビーイングなのよ!嵐を操る魔性の妖精なのよ!?」

[main] 二子玉川 ケイト : 「ふ~ん、小部屋に収まる嵐かあ、つむじ風くらいかな?」
「まあいいや、外に出たいならケイトが出してやるぞ。悪い奴は全員のしたから檻の一つや二つ壊したって構わないだろ」

[main] ??? : 「…だしてぇ…」

[main] 二子玉川 ケイト : 「扉から離れてろよ~、せーのっ」

[main] 二子玉川 ケイト : *CRASH*

[main] GM : がしゃーん、と盛大に独房が破壊される。

[main] 二子玉川 ケイト : 「これで風通しが良くなったな!」

[main] ??? : 「あっ…出れた!わーい!」

[main] アリエル : 「助けられたお礼をしなくちゃならないわね!アリエルがあなたを手伝ってあげるわ!」
あなたにひとしきり抱きついた後、彼女はビシッとキメて告げる。

[main] アリエル : ─目は少し赤くなっていた。

[main] アリエル : 「アリエルはアリエル!あなたは?」

[main] 二子玉川 ケイト : 「ケイトはケイト。二子玉川ケイトだ。N市の裏で平和を守る、正義のレネゲイドビーイング!」

[main] GM :

[main] アリエル : 「じゃあケイト!アリエルが助けてくれたお礼にケイトを手伝ってあげる!レネゲイドビーイングは義理堅いもの!」
にこり、と笑った。

[main] 二子玉川 ケイト : 「ふふ~ん、子分が一人増えたぞ~」
「とはいえどうしようかな、キョウカのとこに預けるのが一番いいけど、あれから最近会えてないし…」

[main] GM : そんな事を考えていると、意識が浮上する、そんな感覚。

[main] 二子玉川 ケイト : 「……ん?」

[main] GM : あなたはアリエルと出会った日の夢を見た。あれ以来、アリエルはキミに懐いたのか、キミのことを手伝おうと、あれこれと世話を焼くようになった。

[main] GM : そういやケイトちゃん自宅って組長の支部でいいのかな

[main] 二子玉川 ケイト : イリーガルで野良猫だけど窓口としてはそこになるかな

[main] GM : OK!

[main] GM : その日、キミが目覚めると同時に扇風機程度の風が吹きつけられる。そこにはアリエルが顔を真っ赤にしながら力み、風を起こしていた。アリエルは肩で呼吸をしながら、キミにVサインをして見せる。

[main] アリエル : 「どう!?すごいでしょ!?これで私も戦えるわ!」

[main] 二子玉川 ケイト : 「おはよう、アリエル。……そうだなあ、この風で戦うのはちょっと…難しいかもしれないぞ」

[main] 二子玉川 ケイト : 乱れた髪を軽く直しつつ。

[main] アリエル : 「何でよ!アリエルだって戦えるわよ!」

[main] 二子玉川 ケイト : 「ケイトの知り合いには血を燃やして敵を焼き尽くす奴がいたり、体に銃を埋め込んで戦うやつがいるんだ」
「今くらいの風ならその攻撃の余波でもかき消されるぞ」

[main] 二子玉川 ケイト : 「けっこうお前のことは見てきたけど……はっきりいって、戦いには向いてない!」
「これまで通り安全なところにいてくれたほうがケイトも安心だ」

[main] アリエル : 「〜〜〜!なによ、ケイトのバカ!こうなったらアリエル修行の旅に出るんだから!つよつよでぐらまらすでせくしーな嵐を操る妖女になってやるんだからーっ!」

[main] 二子玉川 ケイト : 「危ないって!いろいろな意味で!」

[main] GM : そう言って、どこかへ飛んで行ってしまった。

[main] 二子玉川 ケイト : 「あっ、こら!アリエルー!!」
「くそぉ、飛ばれるとどうしようもない…」

[main] 二子玉川 ケイト : 「……まあそのうち帰ってくるだろ。あんまり遅くならないといいな……」

[main] GM : とアリエルを心配したところでシーン1終了です

[main] GM : ありがとうございました

[main] 二子玉川 ケイト : ありがとうございました!

[main] GM : ●シーン2:雨に打たれて(PC3)

[main] GM : 登場お願いします!

[main] 久見長介 : 1D10 (1D10) > 6

[main] system : [ 久見長介 ] 侵蝕 : 34 → 40

[main] GM : UGNのN市支部。外は豪雨で、車もまばらだ。ニュースではN市で先週からの異常気象についての特集番組が放映されている。

[main] 久見長介 : 「……はァ。延々土砂降りで嫌ンなるぜ……」座布団に座りつつテレビを見ています

[main] GM : 『竜巻、ゲリラ豪雨、熱波に煙霧、昨日は大量のカエルがN市全域に降り注ぎ、市民達を驚かせました。まさに天変地異、異常気象の連続に市民は心休まる時間がありません』

[main] 久見長介 : 「無茶苦茶じゃねェか……お偉いサン方が理屈付けてくれることならいいが」
「まァた仕事かもしれねェな……」

[main] GM : 『続いてのニュースは、○○党副代表、万紫蒼持氏─』遮るようにインターホンが不意の来客を告げる。セキュリティカメラに映し出されたのは、ずぶぬれになりながら傘を折り畳む、霧谷雄吾だ。

[main] 久見長介 : 「ん……っと」立ち上がってそれを確認し、玄関へ
「どォも。どうしやしたか、霧谷のダンナ。雨宿りってェならいくらでもしてってもらって大丈夫ですぜ」玄関を開け、とりあえず中へ迎え入れる

[main] GM :

[main] 霧谷 雄吾 : 「近くまで来ていたものですから、直接と思いましてね。…すみませんが、シャワーをお借りできませんか?」
ずぶ濡れであった。だが、彼のシンドロームの影響か、あるいは…妙に艶かしく髪が張り付き、色気を醸し出している。

[main] 久見長介 : 「そりゃ構いやせんが……」
「まァ、男所帯のウチでよかったってトコだなァ」苦笑しつつ風呂場へと案内。その前に軽く水気を落とすためのタオルを渡してやる

[main] 霧谷 雄吾 : 「ありがとうございます」

[main] GM : 少し後。

[main] 霧谷 雄吾 : 「ご存知の通り、現在、このN市では連日のように異常気象が起こっています」
ほかほかとした霧谷雄吾は、髪を掻き上げつつ、そう告げる。

[main] 久見長介 : 「えェ。……ダンナが直々に話持ち込んで来るってェことは、つまり」

[main] 霧谷 雄吾 : 「ええ。そして、どうやらこの件は、FHが生み出した気象制御能力を持つオーヴァード、"セティポス"の仕業のようなのです」

[main] 久見長介 : 「”セティボス”。……まァたFHの連中の仕業ですかい。あの連中もまァ飽きねェこって」うんざりした顔を隠そうともせず

[main] 霧谷 雄吾 : 「"シルバーバック"。一刻も早く、事態を解決せねばなりません」

[main] 久見長介 : 「重々に。……早急に調査を始めやしょう」

[main] GM : ●シーン2:雨に打たれて 終了

[main] GM : ありがとうございました

[main] 久見長介 : ありがとうございましたー

[main] GM : ●シーン3:熱波の下で(PC5)

[main] GM : 登場お願いします

[main] 葛西 呉香 : 1d10 (1D10) > 10

[main] system : [ 葛西 呉香 ] 侵蝕 : 41 → 51

[main] GM : 地面が融けそうなほどの強い日差しの中、キミは公園にいます。

[main] 葛西 呉香 : 「……あっづ」
額から垂れる汗を拭って、忌々しそうに太陽を睨んで視線を逸らします。

[main] GM : じりじりと、身体に仕込んであるものまで熱を持っていくようで。

[main] 葛西 呉香 : 「……たく、入れたばっかだってのに故障すんじゃないわよ、アンタ」
パシっと、軽く左腕を叩いて恨み言を。

[main] GM : そんな時─

[main] プランナー : 「こんにちは」

[main] 葛西 呉香 : 「…………っ!?」
あまりに突然の出現に一瞬呆けてしまい、慌てて一歩飛びのく。

[main] プランナー : キミを訪ねてきたのは、ゼノスの都築京香だった。額に汗ひとつ浮かんでいない。

[main] 葛西 呉香 : 「こんにちは、って返すべきなのかしら? ……私なんかに、わざわざ会いに来るような人じゃないと思ってたんだけど」
警戒しながら、都築京香を視界に入れて腰を落とします。

[main] プランナー : 「ええまあ…次見つかると、斬られてしまうので」

[main] 葛西 呉香 : 「斬られ……?」
訝しむように見る。

[main] プランナー : 「…過保護な人ですよ。ケイトさんは最近忙しいようですし、他の二人は…なので」

[main] プランナー : 「あなたに提案をしに来ました」

[main] 葛西 呉香 : 「……あぁ、まぁなんとなくは分かりました」
言わんとしてる人物のことになんとなく察しがつき
「提案……?」
再び眉を顰める。

[main] プランナー : 「あなたには、"プロスペロー"と呼ばれる人間を探し出し、倒して欲しいのです」

[main] プランナー : 「その人間によって我々の同胞が連れ去られ、行方不明になっています。我々の進化の可能性を阻む存在を看過する事はできません」

[main] 葛西 呉香 : 「プロスペロー……」

[main] 葛西 呉香 : なんで私が……と、喉まで出かかるが。
来兎の一件で助けられたのは記憶に新しい。

[main] 葛西 呉香 : 「……UGNへの依頼じゃなく、私への貸しの返済ってことでいいのかしら?」
暫し悩んだあと、頭をガリガリ掻いて問いかける。

[main] プランナー : 「そう考えてくれても構いませんし」

[main] プランナー : 「─我々はあなたの大事な人を蘇らせる事に近い方法を持っています」

[main] 葛西 呉香 : 「まぁ、ケイトのこともあるから否とは言わな……」
言いかけた瞬間、動きが止まる。

[main] 葛西 呉香 : 「――言葉には、気を付けなさいよ、アンタ。それについては、私は洒落や冗談は通じないからね」
ふざけたことを言えば撃ち殺すと言わんばかりの眼で睨む。

[main] プランナー : 「─そうですか。それと、"プロスペロー"は現在N市で起こっている事件と関係があるそうです。あなた達の支部長も動き出しています。協力できるでしょう」
その睨みを意に介さず、続ける。

[main] 葛西 呉香 : 「…………ちっ」
意に介さない飄々とした様子に思わず舌打ちが漏れる。

[main] 葛西 呉香 : 「……アイツは、死んだのよ。私はその思いを受け継いだ。……だから今更、そんなこと言われたからって」
強気に言い返そうとするが、どうにも歯切れが悪く、言葉が濁る。

[main] 葛西 呉香 : 「………………詳細は、依頼を受ければ教えてくれるっての?」

[main] プランナー : 「…ええ。よろしくお願いしますね、"リニアキャノン"」

[main] プランナー : 薄く、笑った。

[main] 葛西 呉香 : 「……ちっ!!」
掌の上で転がされている。
それが分かって尚断れない……自分に、思わず舌打ちしてしまう。

[main] 葛西 呉香 : 「詳しい、情報を……教えなさい」
敗北宣言をするように、依頼を受けるとプランナーに告げた……。

[main] プランナー : 「…見せてもらいますよ、葛西呉香さん」

[main] GM : ●シーン3:熱波の下で 終了

[main] GM : ありがとうございました

[main] 葛西 呉香 : ありがとうございました

[main] GM : ●シーン5:最期の意志(PC2)

[main] GM : 登場お願いします!

[main] アニー・クビラ : 1d10 登場 (1D10) > 4

[main] system : [ アニー・クビラ ] 侵蝕 : 35 → 39

[main] GM : キミにはかつて入院していた時期がある。担当医の山陰東は、患者のために身を削る事も厭わない人物で、治療中、外に出られぬキミを、気晴らしにと連れ出した事もあった。

[main] 山陰 東 : 「どうだい?なかなかの絶景だろう?ボクはこの辺りの生まれでね。辛い時や…悩んだ時は、よくここに来るんだ。この場所は僕に、ちょっとした力をくれるんだよ」

[main] 幼いアニー : 「わーすげーすげーあけーきれー!」

[main] 幼いアニー : 「センセーいいデートスポットしってるじゃん!」

[main] 山陰 東 : 「うんうん。これくらい喜んでくれると連れ出して良かったってものさ」

[main] 幼いアニー : 「センセーのおかげだよ!」
「ちょっと前まで、こんなに喜ぶと心臓がトランポリンかってぐらい跳ねてさー」

[main] 山陰 東 : 「…僕はキミの担当医だからね。キミが元気になって、本当に良かった。でもまだ手術して日が浅い。安静にしなくちゃダメだよ。これくらいなら僕が連れ出してあげられるからね」

[main] 幼いアニー : 「えー……こう心臓ギュルンギュルンって感じなのに」

[main] 幼いアニー : 「あ、そうだセンセー!私お礼考えたんだ!」

[main] 山陰 東 : 「なんだい?」

[main] 幼いアニー : 「センセーのお嫁さんになってあげる!」

[main] 山陰 東 : 「ははは…僕はもうおじさんだよ」

[main] 幼いアニー : 「えーセンセーってアタシのパパみたいな感じだし…」
「私の友達はパパにお嫁さんになってあげるって約束してたって」

[main] 山陰 東 : 「…そのままパパを好きなままでいて欲しいね…」

[main] 幼いアニー : 「おぅ……?じゃママと結婚してパパになる?」

[main] 山陰 東 : 「うーん…大変な事になっちゃうね…」

[main] 幼いアニー : 「?」
まだよく分かってない

[main] 山陰 東 : 「…僕はお医者さんだからね。目の前の家族より、傷ついた他人を救わなきゃいけないんだ。…だから、きっとね。寂しくさせてしまう」

[main] 幼いアニー : 「……立派だよ、すげー立派」

[main] 幼いアニー : 「だってさ、今私がここではしゃいでるの、センセーのおかげなんだもん」

[main] 山陰 東 : 「ありがとう。アニーちゃんは、優しいね」
何かを堪えているように、アニーの頭を優しく撫でる。

[main] 山陰 東 : 「そうだね…じゃあ、キミが元気になって…いつか、いつか誰かの幸せのために頑張ってほしい。キミのおかげの誰か。キミならできるさ」

[main] 幼いアニー : 「んー」

[main] 幼いアニー : 「いつか誰かって、センセーも入れていい?」
「それならすごい頑張れる気がする」

[main] 山陰 東 : 「…!そうか…僕も入れてくれるのか…優しいなあ…キミは本当に、優しい、なあ…」
堪え切れなかったとばかりに、一筋、涙が流れた。

[main] 幼いアニー : 「なぜ泣く!?」

[main] 幼いアニー : 「まあそれで、アタシのこといっぱい褒めて」

[main] 山陰 東 : 「ふふふ…歳を取ると涙脆くなってしまうのさ…」

[main] 幼いアニー : 「そうなん?」

[main] 山陰 東 : 「そうだよ。初めてのお使いとかもう最後の方見れなくてね…うん。その時はいっぱいキミを褒めさせてもらうよ」

[main] 幼いアニー : 「よっしゃー!こういうのゲンチトッタって言うんだっけ?」

[main] 山陰 東 : 「アニーちゃんは賢いね…勉強は大事だからね。頑張って知識を蓄えるんだよ」
もう一度、優しく撫でる

[main] 幼いアニー : 「ぐぇー!べんきょうきらい!」

[main] 幼いアニー : 「そうだ!約束するときは――」

[main] 山陰 東 : 「大丈夫!僕も手伝うよ」

[main] 幼いアニー : 小指を差し出します ゆびきりげんまん

[main] 山陰 東 : 「…!」

[main] 山陰 東 : 東も、小指を差し出す。

[main] 山陰 東 : 思い返して見れば。彼の手が小さく、震えていた事に当時は気付かなくて。

[main] 山陰 東 : 「ゆびきりげーんまん」

[main] 幼いアニー : 「うそついたらー」

[main] 山陰 東 : 「…はりせんぼん」

[main] 幼いアニー : 「のーま……す?」

[main] 幼いアニー : 「……冷静に考えたら嫌だねこれ!」

[main] 山陰 東 : 「…そういうものだからね…」

[main] 幼いアニー : 「ふふふ……あっはっはっは!」

[main] 山陰 東 : 「ふ…ふふふ。あははは」

[main] 山陰 東 : 「久しぶりにこんなに笑ったなあ…ありがとうね、アニーちゃん」

[main] 幼いアニー : 「……アタシもだよ、センセー」

[main] 幼いアニー : 「本当に……本当に、ありがとう!」

[main] 山陰 東 : 「こちらこそ。ありがとう、アニーちゃん」

[main] 山陰 東 : 電話が鳴る。

[main] 山陰 東 : 「…っ」
誰かからの着信かを見た瞬間、彼は即座に着信を切った。

[main] 幼いアニー : 「……センセー?」

[main] 山陰 東 : 「ははは…ナースにバレてしまったよ。…怒られるのは変わらないし、ゆっくり帰ろうか」
あはは、と笑っている。

[main] 幼いアニー : 「そっかー」

[main] 幼いアニー : 「じゃ、一緒に怒られよっか!」

[main] 山陰 東 : 「…実はちょっと助かる。ナース長さん、怖いよね」

[main] 幼いアニー : 「分かる……怒った時のママみたい」

[main] GM : そうして、あなた達は夕焼けを歩いて行く。
夕暮れ時、振り向き見たN川に映った夕日。それは今もキミの心に残っている。

[main] : 『条件は最大限譲歩してやった。つぎはそちらの番だ』

[main] GM : 現在。その後、キミは回復を果たし、病院とも縁遠くなった。

[main] GM : 雪の降る夏の午後、あなたは歩いていた。

[main] アニー・クビラ : 「……スノボーできるスポットないかな?動画に撮って葛西ッちに送ってやろう」

[main] アニー・クビラ : 「葛西っち最近元気なのか元気じゃないのか分からんし」

[main] : 『いたぞ!』『逃すな!』

[main] アニー・クビラ : 「おん?」

[main] GM : 遠くから、微かに声が聞こえた。

[main] 山陰 東 : 「は…はぁっ…はあっ…!」

[main] アニー・クビラ : 「――――センセー!」

[main] 山陰 東 : 道の向こうから走ってきたのは、他でもない、あの山陰東だった。

[main] : 『クソ!凡人ごときが!』

[main] : 《ワーディング》だ!

[main] アニー・クビラ : ――駆けだします!先生の元へ!

[main] : さらに、山陰を追うように黒服の男達が現れ、《ワーディング》を展開すると、無力化された山陰が雪の上に倒れる。

[main] GM :  男達はキミに気付き、臨戦態勢を取った。

[main] アニー・クビラ : 「誰だか知らないけど……」

[main] GM : 『UGNの受け取り担当か!?クソッ厄介な!』

[main] アニー・クビラ : 「恩人を虐めるやつは地獄に落とせって組長に言われてんのよ!」

[main] GM : RPでお好きに調理を!!

[main] アニー・クビラ : 閃光の刃+伸縮腕でなます切り

[main] アニー・クビラ : 光る刃が、伸びる手で変幻自在に動き、男たちを切り刻む

[main] アニー・クビラ : 「峰打ちじゃねーけど……たぶん動けないでしょおそらく」

[main] : 『が…は…貴様…煌、閃…」
どちゃり、と散らばる。

[main] アニー・クビラ : 「んー煌閃(ぴかぴか)ってやっぱり締まらねぇ」

[main] アニー・クビラ : 「ってそれどころじゃない!センセー!」

[main] 山陰 東 : 「く…ワーディングが、解けたか…助かったよ…」

[main] 山陰 東 : 「キミは…アニー、ちゃん…」

[main] アニー・クビラ : 「センセー大丈夫!アタシ分かる!」

[main] アニー・クビラ : 「そうそう結婚の約束したラブリーアニーちゃん!」
「最近彼氏ができました」

[main] アニー・クビラ : やたらめった喋りながら、傷の状態を確認します

[main] 山陰 東 : 「は、はは…運命とは、酷く残酷だね…」

[main] アニー・クビラ : 「そう言わないの、今なら父兄参加席に優先ご招待――!」

[main] GM : 全身のあちこちに傷がある。打撲、擦り傷…特に─腹部からの出血が酷い

[main] アニー・クビラ : 応急処置など、間に合いますか

[main] GM : 彼の腹部は─背中から貫くように、無数の針の破片が刺さっていた。

[main] アニー・クビラ : (ショートの応用で傷口を焼いて……だめ、この位置だと内臓が……!)

[main] 山陰 東 : 「アニー、ちゃん。聞いて、くれるかい」

[main] アニー・クビラ : 「……生きて、元気になってから!」

[main] アニー・クビラ : 「ダメじゃん!それ何か言い残すやつじゃん!」

[main] 山陰 東 : 「今この街を覆っている異常気象。これはFHの仕業だ。僕はやつに協力し、それを手伝った」

[main] アニー・クビラ : 「――――っ!」
止めたい、嫌だ、死んで欲しくない

[main] アニー・クビラ : でも……止めては、いけない

[main] 山陰 東 : 「…ごほっ、ごほっ」
血が口から流れる。命が、流れていく。

[main] 山陰 東 : 「ごめんね、アニーちゃん、キミを巻き込むはずじゃあなかった、なかったんだ…でも、お願いだ。この事件を、あの男を止めてくれ…ごぼっ」

[main] アニー・クビラ : 「センセーにもらった、命だよ……なに遠慮してるのさ……」

[main] 山陰 東 : 「…ボクはそのための研究をしててね。カッコよくあいつの計画をおじゃんにしようとしてたんだけど、ね…見つかって、このザマだよ…おじさんには、スパイは、向いてなかったみたいだよ…」

[main] アニー・クビラ : 「……知ってる」
「センセーは、優しすぎるって」

[main] 山陰 東 : 「…解除薬は、キミと指切りした、あの場所にある…ごほっ、ごぽ」

[main] アニー・クビラ : 「分かった」

[main] アニー・クビラ : 「だから……大丈夫だよ」

[main] 山陰 東 : 「…ごめんね。キミに傷を残すなんて、医者失格だ」

[main] アニー・クビラ : 「一生もんの傷がずっとアタシの胸に残ってるから、今更だよ」

[main] 山陰 東 : 「…そうか。でも、良かった事はあるんだ」
壁に手をつき、ふらふらと立ち上がる。

[main] アニー・クビラ : 「センセー!動いちゃダメだって!」

[main] アニー・クビラ : (そうだ、連絡、UGNの息がかかった病院に――!)

[main] 山陰 東 : 「最後に、キミに会えた。ああ…良かった。大きくなった、ね…アニー」
力なく、あの日のように優しく頭を撫でて。ふらりと崩れ落ちた。

[main] アニー・クビラ : 「センセー!」

[main] アニー・クビラ : 「……せんせー……ねえ……?」

[main] アニー・クビラ : 抱きとめ、様子を確認します

[main] GM : 意識はない。出血はある。

[main] アニー・クビラ : ……脈は

[main] GM : あなたはブラックドッグだ。そして今は雪が降るほど寒い。

[main] GM : 可能性は限りなく低いだろう。では、あなたは諦めるか?

[main] アニー・クビラ : ええんか?抱きとめて病院ダッシュします!

[main] アニー・クビラ : ワーディング?知らん?
ごめんね組長

[main] アニー・クビラ : 加速装置で、風を切る
変幻自在のエグザイルで、地を蹴る
身体の生態電流をフルに賦活し、街を切り裂く

[main] アニー・クビラ : 「……白無垢かウェディングドレスか選ぶ権利あげるからさぁ!」

[main] アニー・クビラ : 「絶対に生きてよ!」

[main] GM : 嵐の空に、雷光が奔る。

[main] GM : 最◾️の意志 終了

[main] GM : ありがとうございました

[main] アニー・クビラ : ありがとうございました

[main] GM : ●シーン6:残された自我
PC1は登場固定。他のPCは自由です

[main] 二子玉川 ケイト : 1D10 (1D10) > 1

[main] system : [ 二子玉川 ケイト ] 侵蝕 : 47 → 48

[main] 久見長介 : 1D10 (1D10) > 2

[main] system : [ 久見長介 ] 侵蝕 : 40 → 42

[main] GM : 暴風逆巻くN市。PC1はUGNからの招集を受け、N市支部へ向かっている。

[main] GM : 組長は何してます?

[main] 久見長介 : そうですね、雑談で書いた通り迎えに行きがてら自分の目で改めて現状の異常気象を確かめている……ってところでしょうか

[main] 二子玉川 ケイト : 「いくらなんでも遅すぎる!どこで油売ってるんだ、アリエルー!」
「……チョーさんとの約束の時間だ、もう戻らないと」

[main] GM : 分かりました
じゃあケイトちゃんと通話繋いでる事にしましょう

[main] 久見長介 : 了解です

[main] 久見長介 : アリエルちゃんについては知っていても大丈夫でしょうか?

[main] GM : 支部で暮らしてたみたいなのでみんな知ってるんじゃないかな?

[main] 久見長介 : ありがとうございます
ではそのていで

[main] 久見長介 : 『修行の旅ねェ。……俺が変な影響でも与えちまったか……?』
『そっちは特に変わりねェか、ケイトの嬢ちゃん』通話でケイトちゃんの様子も確かめつつ、自分もアリエルちゃんと噂の”セティボス”を同時に探しています

[main] 二子玉川 ケイト : 「うん…相変わらずだ。変わりないって言ったらおかしいけど…風がどんどん強くなってる。」
「ここ最近の天気はやっぱり変だ。熱くなったり寒くなったり…この変な天気の中で、アリエルは大丈夫かな…」

[main] 久見長介 : 『FHの、”セティボス”。……気象を操る能力を持ったオーヴァード、なァ』
『……』そこで言葉を切り、言い淀んで

[main] GM : 暴風の中、アリエルを探し回る。

[main] GM : その時、風で外れた巨大な看板が、ケイト目掛けて飛んでくる。

[main] 二子玉川 ケイト : 「うっ、また風が……ぁ」

[main] GM : だが、次の瞬間、PC1の前に少女の人影が現れ、看板はPC1を避けて飛び去る。

[main] 二子玉川 ケイト : 迫りくる金属塊。本能に、魂に刻まれた恐怖、危機感が体を硬直させ――

[main] アリエ : 「ケイト、ケガ、シナカッタ?」

[main] 二子玉川 ケイト : 「……はっ!?アリエル?どこだ!今声がしたぞ!」

[main] 久見長介 : 『おい、ケイト?大丈夫か?』少し狼狽した口調で
『……アリエル?嬢ちゃんがいたのか!?』

[main] セティポス : 「ココ、ダヨ」

[main] セティポス : 振り返った少女の輪郭は、おぼろげながらアリエルの面影を残していた。

[main] 二子玉川 ケイト : 「お、お前……なんだ、その体」
「なんでそんな透けてるんだ!」

[main] セティポス : 「ありえるハ、せてぃぽす二、サレチャッタ…」

[main] 二子玉川 ケイト : 「ホントに嵐に……なっちゃったっていうのか」
「アリエル…なんで、何があったんだよ!」

[main] セティポス : 「…ウ…ウアァ…セティポスを、止メテ…!」

[main] 二子玉川 ケイト : 「……いや、待ってろ、アリエル!ケイトがお前を助ける!」
「絶対助けるから、皆で助けに行くから!それまで待ってろ!」

[main] セティポス : 「アリエルは、みんなを、傷つけたくナイ…!」

[main] セティポス : 「タス、ケテ…」

[main] GM : アリエルの姿は風の中に掻き消えてしまう。

[main] 二子玉川 ケイト : (力を制御しない、できないオーヴァードはジャームになる)
(キョウカが言ってた……このままじゃ、アリエルが)

[main] 久見長介 : 『……嫌な予感が当たっちまったか』会話が終わるのを聞き届けてから口を開く
『一先ず、正体に関しちゃ判明したな。あとは、どうにかして元に戻してやるだけだ』

[main] 二子玉川 ケイト : 「……間に合うかな。いや、間に合わせるぞ」
「守ってやるって約束したんだ!」

[main] 久見長介 : 『……あァ。その意気だぜ、ケイトの嬢ちゃん』
『俺らだって捨てたもんじゃねェ。……嬢ちゃんの一人や二人、助けられなくてどうすんだってェ話だ』

[main] 二子玉川 ケイト : 「チョーさん、皆の力を借りるぞ」
「せてぃぼす?を止めて、アリエルを助ける!」

[main] 久見長介 : 『あァ。総力を挙げて、絶対にな』

[main] 二子玉川 ケイト : 「……誰かを助けたいなら、独りよがりじゃダメなんだ。」
「次こそは立ち上がらせてやる。私の手で、私たちの手で!」

[main] GM : あなた達は決意をさらに固める。

[main] GM : ●シーン6:残された自我 終了

[main] GM : ありがとうございました

[main] 久見長介 : ありがとうございました

[main] 二子玉川 ケイト : ありがとうございました~

[main] GM : シーン7:UGN集結

[main] GM : 全員登場!

[main] 二子玉川 ケイト : 1D10 (1D10) > 9

[main] 久見長介 : 1D10 (1D10) > 5

[main] 葛西 呉香 : 1d10 (1D10) > 2

[main] system : [ 久見長介 ] 侵蝕 : 42 → 47

[main] アニー・クビラ : 1d10 (1D10) > 2

[main] system : [ 二子玉川 ケイト ] 侵蝕 : 48 → 57

[main] system : [ 葛西 呉香 ] 侵蝕 : 51 → 53

[main] system : [ アニー・クビラ ] 侵蝕 : 39 → 41

[main] アニー・クビラ : 最安値でござい

[main] 二子玉川 ケイト : 来たな…揺り戻しが

[main] GM : N市支部。窓の外では猛烈な濃霧が立ち込め、一寸先すら見通す事ができない状態だ。
 この異常気象を解決すべく、支部にはN市内で活動可能なオーヴァード達が集められていた。

[main] 霧谷 雄吾 : 「これでは日本支部に戻るのも難しいようですね」
窓の外を眺め、呟く。

[main] 久見長介 : 「御苦労。一先ず、情報の共有から入るぞ」全員集まったのを確認すると、声を掛ける

[main] 久見長介 : 「この現象を起こしたFHの生み出したオーヴァード、”セティボス”……その正体は、ウチで近頃保護してたアリエルの嬢ちゃんだ」

[main] アニー・クビラ : 「――――」
ピリピリしている、実際少し放電している

[main] 葛西 呉香 : 「アリエルって、確か……」
ケイトの方を見て、少し心配そうな顔をして

[main] 久見長介 : 「大方連中に何かしらされちまったんだろォな。……現状明確に分かってんのはここまでだ、解決策の模索はこっからになる」

[main] 葛西 呉香 : 「ってアニー? アンタまでどうしたのよ、今日変よ……?」

[main] 二子玉川 ケイト : 「アリエルは少し前に力をつけるって修行に出かけて、それっきり帰らなかったんだ」
「パトロールの合間に探し回ってたんだけど、今日…」

[main] アニー・クビラ : 「んー」
「ごめんちょい言語中枢がシリアス行きそうでバグってる」

[main] 葛西 呉香 : 「アンタがそれだと、調子狂うわね……」
もどかしそうな顔で告げてからため息をつき

[main] 久見長介 : 「……こっちとしちゃ今分かってんのは以上だ」
「次、アニー。整理すンの向いてねェんだから全部口から出しちまえ」

[main] アニー・クビラ : センセーの容態ってどうなってます…?

[main] GM : 意識不明の重体…くらいですかね…ICU?とか入ってるレベルかも

[main] アニー・クビラ : おk

[main] アニー・クビラ : 「アタシ、逃げて死にかけた恩師のセンセー確保、泣く」
「センセー、解除薬を作って逃げてた、今危篤」
「解除薬、アタシとセンセーのお気に入りのN川の近く、許せねぇ」

[main] 万紫 閃紅 : 「…危篤、か…」

[main] アニー・クビラ : 「ちょっと腕増やしてカーリーになりたいけどセンセーとの約束があって安全弁起動中」

[main] 葛西 呉香 : 「……そう、大変だったわね。でも、生きてるだけいいじゃない……きっと、大丈夫よ。無事を信じましょう」
左手にそっと触れてから、アニーに微笑みかけます。

[main] 万紫 閃紅 : 「呉香…」

[main] アニー・クビラ : 「……葛西ッちぃ~」
大人気なし

[main] 久見長介 : 「……俺が悪かった、整理して話せ」
「解除薬……ってェのが何かもわからねェな。……落ち着くまではしばらくそうしてていい」葛西さんに泣きつくアニーさんを見つつ

[main] 二子玉川 ケイト : 「……嵐の大風の中にアリエルがいたんだ…ヒトの形をほとんど保ててなかった」
「何が起こったかわからないけど、見た感じレネゲイド”ビーイング”として……おかしいんだ、今のアリエルは」

[main] 葛西 呉香 : 「……それにしても解除薬、ね。……ケイト、クミチョー、私からも一つ心当たりがあるわ」
普段なら避ける所だけど、今だけはアニーを受け止めつつ、二人に声をかける。

[main] 久見長介 : 「何だ、葛西。……そうだな、お前ェの方の話先に聞いとくか」

[main] 万紫 閃紅 : 「…大丈夫なのか?」

[main] 葛西 呉香 : 「プランナーからの伝言っていうか、依頼っていうか……。“プロスペロー”。そう呼ばれる存在が、レネゲイトビーイングを何人も行方不明にしてるって話が回ってきたわ」

[main] 久見長介 : 「”プランナー”……」
「……いや、今はいいか。”プロスペロー”、ね」
「ソイツが今回の元凶ってェ訳か……」

[main] 万紫 閃紅 : 「…もしかしてアリエルもそいつに?」

[main] 二子玉川 ケイト : 「なんだと…?」

[main] 葛西 呉香 : 「……何よ、万紫? 私の方は特に何もないわよ」
カラっと笑ってみせる……。
「多分、だけどね。状況を考えると、今一番怪しいのはそいつじゃないかって……レネゲイドビーイング絡みなら、アイツも適当なこと言わないでしょ」

[main] 葛西 呉香 : “報酬”については、まだ話さない。
どんな話か......まだ、分からないのだから。

[main] 万紫 閃紅 : 「プロスペロー…戯曲:テンペストの主人公だったか?」

[main] アニー・クビラ : 「……サンキュー、もう落ち着いたよ」
「切り替えていくぜーちょい無理だけど切り替えていくぜー」

[main] 万紫 閃紅 : 「呉香…やっぱり」
無理してるんじゃないか。とは何故か言えなかった。

[main] 久見長介 : 「……そうだな」
「それにしても、解除薬にレネゲイドビーイングの誘拐……安易に繋げるなら、”プロスペロー”何某の改造を戻すための薬ってェ事だろうが」
「できるなら、逃げ出した、ってェセンセから直に話を聞いてみてェところだな……」危篤じゃそうもいかねェか、と続ける

[main] 葛西 呉香 : 「よし、気合入れておきなさい。どうせその解除薬とかいうの使おうとすりゃ黒幕が邪魔してくるのは目に見えてるわ。……その時、思いっきりぶん殴ってやりなさいよ」
アニーの胸をぽんっと叩いて。

[main] アニー・クビラ : 「ん……アタシの胸の、約束にかけて」
葛西っちが叩いてくれて胸に、手を当てながら

[main] 万紫 閃紅 : 「かわいい妹分に手を出されたんだ。袋叩きにしてやろう」

[main] 二子玉川 ケイト : 「キョウカも動いてたのか……レネビを狙って動く奴がいるなんてな。アリエルみたいな戦えない、弱いヤツまで狙うなんて…」

[main] アニー・クビラ : 「くみちょー、補足」
「センセーは、この事件に関わった、悪いやつの計画をおじゃんにしてやろうって言ってた」

[main] 葛西 呉香 : 「……私も、仲間の仲間に手を出されたんじゃ黙ってる訳にもいかないしね。協力するわよ、ケイト」

[main] アニー・クビラ : 「安易に繋げていいと思う」
「アタシは信じなくていいから、アタシのセンセーを信じて」

[main] 万紫 閃紅 : 「そんなに卑下してるの見ると…調子が狂う」

[main] 二子玉川 ケイト : 「ありがとう、クレカ、みんな……」
「考えなきゃいけないことは多そうだな。でも皆のおかげで少し整理できた」

[main] 久見長介 : 「成程。そいつァ重畳」
「……俺にとって、お前ェは信じるに値する部下だ。信じるさ」

[main] 久見長介 : 「どのみち、他に手がかりもねェんだ。分の良い賭けならなおの事、賭ける価値はあるだろォさ」

[main] アニー・クビラ : 「……あざっす!組長!」

[main] 久見長介 : 「クミチョーじゃねェっつってんだろォが」軽く小突く

[main] 万紫 閃紅 : 「そうそう、これこれ」

[main] 葛西 呉香 : 「ふ……っ。プロスペローとやらを探りつつ、解除薬でアリエルをもとに戻す……それが今後の方針、でいいわね?」
少し笑ってから、みんなを見ながら確認します。

[main] アニー・クビラ : 「優しい…?え、槍降るん…?」

[main] アニー・クビラ : 「おけまる」
「アリエルちゃんも助ける先生の願いも叶える組長の信頼に答える黒幕めちゃくちゃにする」

[main] 久見長介 : 「すまねェな、強い方がよかったか?」袖をまくりつつ
「相違ねェ」と葛西さんの言葉に

[main] アニー・クビラ : 「滅相もありません!」背筋伸ばしつつ

[main] 万紫 閃紅 : 「だな」
ニヤリと笑ってみせる

[main] 二子玉川 ケイト : 「よし、作戦開始だ!」
「情報は街の中に散らばってる。後はいつも通り、それを拾ってくるだけだ!」

[main] 万紫 閃紅 : 「バックアップは任せてくれ」

[main] アニー・クビラ : 「……ヘーイ、ケイトっち」
片手を挙げる

[main] 葛西 呉香 : 「アンタ今回バックアップなの? 珍しいわね……」

[main] 二子玉川 ケイト : 「改めて、皆の力を貸してくれ」
「街の平和のために、アリエルのために!」

[main] 万紫 閃紅 : 「血が流れるわ炎は消えるわで役に立たんのよ」

[main] 葛西 呉香 : 「ん? ……んっ!」
片手を上げて、パァンとアニーの手を叩きます。

[main] 万紫 閃紅 : 「!へい!」
便乗してパシーン

[main] 久見長介 : 「頼むのはこっちからだ。……絶対ェ、解決して見せるぞ」
「任せたぞ、お前ェら」

[main] 二子玉川 ケイト : 「ん!」
キュマイラソフトハイタッチ!

[main] 久見長介 : 「……ク」最後に軽く

[main] アニー・クビラ : 「オーケー!ボスキャット!」
「うちらのシマ荒らしたやつに目にもの見せてやらー!」

[main] 万紫 閃紅 : 「うおー!!」

[main] 二子玉川 ケイト : 「えいえいおー!」

[main] 葛西 呉香 : 「任せておきなさい……!」
……報酬について言えない事に少しだけ罪悪感を抱きながら、それでも力を込めて。

[main] 久見長介 : 「やったらァ」静かに、決意を滾らせて

[main] GM : あなた達の闘志は嵐でも吹き消される事はない。

[main] GM : シーン終了

[main] GM : ありがとうございました

[main] 葛西 呉香 : ありがとうございました

[main] 二子玉川 ケイト : ありがとうございました!

[main] アニー・クビラ : ありがとうございました!

[main] 久見長介 : ありがとうございました