二次元裏@ふたば

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254199 B25/09/10(水)22:45:02No.1351967311そうだねx4 00:17頃消えます
ニャアン人妻概念のおはなしするね。
ニャアンはマチュやシュウジと無事なかなおりしたよ。エグザベくんとも結ばれました。マチュはちゃんとシュウジのことを連れ戻しました。
ニャアン・オリベは無事名誉除隊しジオン公国の市民権を獲得した。今はジオン公営団地に住んでるよ。シュウマチュ夫婦も隣に住んでいます
採光性も高い大きな窓もある。4LDK風呂トイレ別。愛の棲家にしては十二分だった―――
臨月を迎えるニャアン(妊娠9ヶ月)。引き締まった身体の宿る命は凝りのように繋がれている。というかニャアンの骨盤や腹筋が気合はいっているので
赤ちゃんの入った羊水がまったく垂れません。胎児はぺったりとお腹に張り付いています。
そんなスレンダー妊婦ニャアン概念とは別に、今日は別のおはなしがあるのです。
それはニャアンがシュウジ、シュウちゃんとお出かけするお話
本日はシュウニャアン概念についておはなします。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
125/09/10(水)22:45:46No.1351967554+
ニャアンの平日の買い出し、普段ならマチュが一緒に行ってくれますが。マチュには所要があり。今日はシュウジが付き添いです
「ごめんねシュウちゃん…付き合わせちゃって」ニャアンちょっと恥ずかしそう
「いいんだよ、ボクもお外に出たかったし、マチュから買い物メモを貰っているからボクもおつかいなんだよ」
とマチュの買い物メモを見る。『ツナ缶3つとマヨネーズとほうれん草にブロッコリーに牛乳!ペットボトルじゃなくて紙パックのヤツね!』
「けっこうな荷物じゃない?」ニャアン訝しむ
「片手で持てるよ、ニャアンの手は絶対離さないよ」
「うん、シュウちゃん。おねがいね」とニャアン
「ニャアンに何かあったら許さないからね💢」とマチュからーの怒りのメールがコンチに届く
「大丈夫だよ、いこうニャアン」
シュウジの手引きでお買い物がはじまる。
『シュウニャアン』魅惑の単語が脳裏によぎる。
225/09/10(水)22:46:05No.1351967689+
メトロから1駅で着く馴染みのスーパーに入る二人
買い物メモを片手にカートを押すニャアンとは、まったく関係がないと言った仕草で入口前の生鮮果物コーナーに木箱ごと陳列されているリンゴをプラスチック製のカゴに詰め込んでいる
「シュウちゃん?それ買い物メモに書いてないヤツじゃ…」とニャアンは訝しんだ画
「ボクはリンゴをたくさん食べたいんだよ」と返す
シュウちゃんの買い物は自由すぎる…とニャアンは困惑するしかなかった。
ニャアンはあらかじめ決められたお買い物を済まし、シュウジはマチュのメモ帳には記載されていない、いろんな食べ物を買い物カゴに投げ込んでいた
「シュウちゃん…変な買い物しすぎ」とニャアンもちょっと怒り顔。
「衝動買いがスーパーを潤すんだ、そうガンダムが言っている」と言ってのけるシュウジにニャアンは何も言えなかった
325/09/10(水)22:46:17No.1351967752+
会計を済ませる。気がつけばシュウジは紙袋一杯のりんごを抱えて歩いている。ニャアンの手は握れるはずもなかった
「大丈夫、私。歩けるから」とニャアンは一人であるく
「そうだね、ニャアンは一人歩ける。けど危ないから傍にいるね」とシュウジは一歩後ろに下がって歩く
もしも、ニャアンが躓(つまづ)いたら引っ張り上げるくらいのことができるよう細心の注意が測れれていた。
サイド3の人工照明が夕方を顕す斜陽を演出していた。
サイド3いっぱいに流れる『ドヴォルザークの交響曲「新世界より」第2楽章』
陽を背にし歩く二人。影が長く伸びる。まるで実相寺昭雄監督の特撮映画のワンシーンみたいな画が二人を照らす!
特撮における夕陽のシーンは名シーンばかりなのです。
「暗くなっちゃった…晩ごはん急いで作らないと…焼き魚と何か煮物と御御御付けがあれば残り物で…」
ニャアンが独り言を言っている。でもそれはシュウジに向けられた何があるとシュウジは思っていた
「今のニャアンは、好きだよ」
シュウジは主張力の強い言葉を放つ
425/09/10(水)22:46:53No.1351967954+
「えっ!?」
ニャアンびっくりする、後ろ向きに転びそうになるが、重い命を背負っているニャアンは強い。堪えた!堪えたのだ!
すかさずシュウジが背中に手を差し伸べる。暖かい手だった。手放した紙袋からリンゴがコロコロと転がっていく
「シュウちゃん」
「うん、今のニャアンは好きだよ。あの時みたいにトゲトゲしてないから」
「シュウちゃん、でもわたしね…もう好きな人がいるから」
―――もし、シュウちゃんとあのままふたりぼっちの世界を旅していたらどうなっていただろう。
―――マチュのいない「かなしい世界」を旅していたらどうなっていただろう?
―――愛し合っていたのかな…けど、そうはならなかった。
ニャアンの思いを、シュウジはキラキラではなく。己の心で受け止めていた。彼女にはもう想い人もいて命が宿っている事も
紫色の空間に頼らなくても彼らは分かち合える。それくらいサンコイチ(シュウマチュニャアンのネットスラング)の絆は固く結ばれていた
525/09/10(水)22:47:27No.1351968179+
「誰かを愛して、守護る命があって。命を晒さなくて済む。穏やかな毎日を送るニャアンがボクは好きだよ」
「うん、ありがとうシュウちゃん」
「これは性愛なんかじゃない。人類が持ち得た『愛』だよ。知的生命体以外はこの感情を持ち合わせてはいない――」
「またむずかしいはなし?」
「ようは好きだよって事、ボクがリンゴを好きなように。ボクはニャアンが好きだ。マチュとの『好き』はちょっと別だけど、好きだよ」
 あの鉄火場のキラキラで、愛とか友達とかクラゲだのクラバだの!とにかく衝動に駆られる一少女からの口づけで彼の運命は変わった
シュウジは恋を知ってしまった。ララァお姉様への愛とは別の愛を知ったのだ!この件を語ると長くなるので別の機会にしましょう。
「わたしも、そういう意味ならシュウちゃんの事、すき―――」
二人の友情を再確認する、そんな夕陽の出来事だった。
彼女を邪な目や性的な目でみない男性はシュウちゃんが初めてだった、二番目がエグザべくん
だから、裸も許したし、鼠径部に刻まれる悲しいバーコード状の紋章を晒す事も許した。
625/09/10(水)22:47:41No.1351968258+
「シュウジ💢💢💢」
軽金属製の玄関ドアを開けると激怒したマチュが待っていた。
ニャアンとの逢引ではない!リンゴがいっぱい詰まった紙袋に対しての怒りだった。
「おつかいにも行けないの!このハラペコムシ💢💢💢」
ホットパンツとエプロン一丁のマチュがオタマを片手に激怒している
「衝動買いが何かを産むんだよ…そうガンダムも―――」
「言ってない💢💢💢」
暴力的描写は令和のコンプライアンスにおいて避けるべきだが、クレヨンしんちゃんの「ゲンコツ」の四文字が炸裂しているだろう。
「でもニャアンが無事でよかった、ありがとうシュウジ」
ゲンコツの後はマチュのやさしい口づけがシュウジの額に注がれる。頑張って背伸びしている新妻マチュはかわいい
「当たり前さ、この命は生まれるべきなんだよ。とガンダムが言っている」
シュウジもそう言っている。産もう。絶対産もうねニャアン
725/09/10(水)22:48:04No.1351968410+
これがニャアン人妻概念の全容です。シュウニャアンも味わい深いですね。
明日はおやすみです。
次回のジークアクスの内容次第でまだ語り足りない所があると思いますので。続きはまた後日。
825/09/10(水)22:53:02No.1351970443+
今日も元気だな
925/09/10(水)22:54:37No.1351970971+
突然ドヴォルザーク流れた!?
1025/09/10(水)22:55:35No.1351971304+
https://www.youtube.com/watch?v=AScd-0uvz9o
参照BGM
1125/09/10(水)22:56:10No.1351971499+
>シュウニャアンも味わい深いですね。
やっぱり…僕じゃ不足だというのかいニャアン?
1225/09/10(水)22:59:49No.1351972750そうだねx2
今日もありがとう
1325/09/10(水)22:59:57No.1351972795そうだねx1
今日もありがとう
1425/09/10(水)23:03:24No.1351973944+
>やっぱり…僕じゃ不足だというのかいニャアン?
シュウちゃんとエグザべ君は別…
1525/09/10(水)23:06:12No.1351974902+
>シュウジもそう言っている。産もう。絶対産もうねニャアン
産めなかったんだよね…
1625/09/10(水)23:08:24No.1351975667+
どうしてそんな酷いこと言うの
1725/09/10(水)23:11:43No.1351976741そうだねx1
「産まれてこなかった方がいい命だから」
と一瞬ニャアンは呟きます
父親の顔は知りません
呟いた後、ニャアンは必死で自分を否定します
「ごめんね!ごめんね!」
お腹の赤ちゃんに謝り続けます
1825/09/10(水)23:12:52No.1351977128+
あいつ
1925/09/10(水)23:21:45No.1351979973+
シュウニャアはあるよ
とガンダムが言っている
2025/09/10(水)23:25:34No.1351981160+
突然の切迫早産
救急搬送されるニャアン
救急車のキャッチャーに乗った先の記憶がいっさいない
目が覚めると見知らぬ天上が広がる病床の上だった
あるはずのお腹の膨らみが消えている事を知るニャアン
涙の前に「まただ」という哀しみがニャアンを包み込む
ほしいものは何も手に入らないという哀しみがニャアンを包む
2125/09/10(水)23:30:24No.1351982619+
>あるはずのお腹の膨らみが消えている事を知るニャアン
病床から泣き声が聞こえる―――
起き上がろうとするも麻酔がまだ効いていて身動きの取れないニャアン
「大丈夫だ、大丈夫だニャアン」
手を握ってくれる存在を感触で感じるニャアン。
エグザべくんだった。
ニャアンの病床の隣には、2300gの生まれ落ちた命がジオン最新鋭の保育器によって生かされていた
―――誕生。
ニャアンは母親になったのだ
実感がわかないのはニャアンのみ
2225/09/10(水)23:32:22No.1351983133+
ありがとう
2325/09/10(水)23:37:05No.1351984457+
ニャアン人妻概念 完
2425/09/10(水)23:45:09No.1351986699+
切迫早産だったのは初情報?
ていうか完?
2525/09/10(水)23:49:06No.1351987876そうだねx2
勝手に終わらせないでください
ニャアン人妻概念は明日以降も続きますお楽しみください
2625/09/11(木)00:02:57No.1351992145+
たすかる


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