ただいまさやか
なにやら大手術みたいな事になってしまったな
大修理か？

そう言えば修理で思い出したがルヴィアさん達のバスも実質大改修の最中だったような･･･昨日は桜子のゲートで見滝原まで来てたのか？

何だか一気にメンテナンスの流れみたいになってしまったのだ…

今日も邪魔するでぇ！
件の本をしっかり直したらなあかんし、あのよくない
それにペレネルセンセの記憶の蓋も限界やからね

むふっ…元管理者の僕が来たよ…委細はリヴィア先生から聞いたよ

ねむちゃんも先生もドーモ…正直なところあの本を家で管理するより
ねむちゃんのようなプロにお任せしたいというのが本音ではあるのだが…（ﾁﾗｯﾁﾗｯ）

ウワサをすればなんとやら･･･ドーモ、ルヴィア＝サン 「」です
ケアトレーラーの方は改修進んでますかな？って言うかここにはどうやって？

やあねむちゃんもいらっしゃい
どうにも加工できる魔法少女がいるといないとでは大違いだからね

や✋僕に丸投げされても困るよおじさん
ホテルフェントホープのような大規模な魔法施設はもう無いんだから…

>ケアトレーラーの方は改修進んでますかな？って言うかここにはどうやって？
月出里を迎えに来てから日本に滞在しとったんや
丁度その時にこの騒動が起きたようなもんやからな

もう不覚は取りませんよねむ…
それに皆さまにもご迷惑をおかけしました…（深々と頭を下げるペレネルだ）

>ウワサをすればなんとやら･･･ドーモ、ルヴィア＝サン 「」です
>ケアトレーラーの方は改修進んでますかな？って言うかここにはどうやって？
ルヴィア…？（怪訝な顔をする先生だ）
なんやいやに巻き舌やな…妙なとこにこだわった風な呼び方せんといてや「」さん
『リヴィア』でかめへんよ、微妙にくすぐったくなってまうわ

騒動に巻き込まれた人が一堂に会すことになったか
だが今日こそ決着を付けよう！

まあちょっと不思議なのが…なぜ俺の家が修理の場所として選ばれたの位だが！

>まあちょっと不思議なのが…なぜ俺の家が修理の場所として選ばれたの位だが！
それは「」っしー
いつもの流れって奴よ！うん

>や✋僕に丸投げされても困るよおじさん
>ホテルフェントホープのような大規模な魔法施設はもう無いんだから…
俺の家の地下室だって専門の魔法施設ってわけじゃ……（ハッとする「」）
いや魔法施設だったわ…ペレネルさん達の魔法である程度保護されてたんだった

つまり…この家の地下室で修理するって事なんでしょ？
それなら安全なのかな？

>なんやいやに巻き舌やな…妙なとこにこだわった風な呼び方せんといてや「」さん
>『リヴィア』でかめへんよ、微妙にくすぐったくなってまうわ
申し訳ない、また素で間違えてしまったみたいで･･･(深々と例
あと、こっちに滞在してるって事はお風呂もまたどこかで？(てっきり昨日もウチで風呂浴びて帰るかと思っていた)

リヴィア先生からの報告だと、この本そのものに
例の苗木の一部が寄生していたそうだけれど…？
（すっかり落ち着いたマギカスートラを手にするねむ）

まずは一度本自体をバラして食い込んでいる穢れた根を駆除するんや
そこからまた本の綴り直しになる…段取りはこんな感じや

暴走した桜の分け身の欠片が刺さってたッとことかぁ…
厄介なものねぇ？

あたしのやる事は…特になさそうね！うん！

>まずは一度本自体をバラして食い込んでいる穢れた根を駆除するんや
>そこからまた本の綴り直しになる…段取りはこんな感じや
ふむ……まだ摘出してはいないということだね？
ところで摘出した後の、その根の処遇について僕から提案があるんだけれど構わないかな？

>あたしのやる事は…特になさそうね！うん！
あるで
ごっつい剣だかはさやかちゃんに懐いとるやろ
それで欠片を焼くんや…念には念をというやつやな

この本に刺さっている根だけれど…もしかしたら先日、二株しか残っていない“第一世代”
その未確認の生き残り…つまり、３株目である可能性が高いんだ
可能なら、生かしたまま研究用のサンプルとして確保したくてね…

>あるで
>ごっつい剣だかはさやかちゃんに懐いとるやろ
>それで欠片を焼くんや…念には念をというやつやな
ごっつい剣って･･･村正じゃなくてあのデュランダル？の方？

俺はそれをそのまま生かすというのならやめた方がいいと思っている…
被害者が出てしまっているし迂闊に放置すれば寄生を始めるからね？

>ごっつい剣って･･･村正じゃなくてあのデュランダル？の方？
抜けば魔力ごっそり持ってくって話やから…ちょこっと刃の部分で焼くくらいでけへんか

ねむ様…この根は既にペレネル様や他の方々の味を知ってしまっているのです
危険な事と思われますが…

>それで欠片を焼くんや…念には念をというやつやな
そうか、焼いてしまうのか…（やや残念そうに目を閉じるねむ）
>俺はそれをそのまま生かすというのならやめた方がいいと思っている…
>被害者が出てしまっているし迂闊に放置すれば寄生を始めるからね？
むぅ……おじさんの意見ももっともだというのは承知しているとも
ミイラ取りがミイラになるのだけは避けないといけない……

(その頃マギカ・スートラはと言うと･･･これから自分は皆の眼前で辱められる事を想い小刻みに震えていた)
(どうやら軽く達したらしい)

>ねむ様…この根は既にペレネル様や他の方々の味を知ってしまっているのです
>危険な事と思われますが…
…わかったよ、ヨヅルさん（頷くねむ）
非常に惜しいけれど、今回は僕も諦めるとしよう

それにねむ・・・あんたの傍には桜子がいるからこそ慎重になった方がいいと思うんだ
もしもが起きてからじゃ遅いからさ・・・

>それにねむ・・・あんたの傍には桜子がいるからこそ慎重になった方がいいと思うんだ
>もしもが起きてからじゃ遅いからさ・・
時には守りに入る姿勢も必要、か…何より僕は桜子の保護者だからね？
今回は処分すべき理由が勝ったというところかな

では…私が本を紐解きましょう…先生
サポートを！（ヨヅルが手袋をはめる！）

ええで！本の魔力を押さえとるから、ヨヅルは丁寧にばらしてな

ﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ!!!（精密機械のようなヨヅルの指先の動き！）

ふむ…ふむむん？（※ねぇ…ねむちゃん？）
ふむふむ？んむむふむむふむふふむふっふふむ…ふん？
（※生け捕り？にして調べたいことがあったとか…かな？）

サヤカ…破片は私が押さえます
処理の準備を！

むふっ…これは毒蛇のようなものだ…あわよくば血清のようなものを作れないかと思ったのさ

>ふむ…ふむむん？（※ねぇ…ねむちゃん？）
>ふむふむ？んむむふむむふむふふむふっふふむ…ふん？
>（※生け捕り？にして調べたいことがあったとか…かな？）
第一世代の苗木たちだけど…僕たちの手元にはひとつも残っていないから
もし可能なら親である桜子と同様に“ウワサ”として対話が可能かどうか検証してみたかったんだよ
全てのウワサは僕の創造物だからこそ彼らの言葉に耳を傾けてみたい

ﾊﾞﾗﾊﾞﾗﾊﾞﾗﾊﾞﾗﾊﾞﾗ…！(ページがめくられるにつれて虚空に立体映像のようなモノが浮かび上がる)

ウワサとして、かぁ……あ、そっか（ＰＯＮ）
ヤバくなった植物だと思って接してたけど、元は桜子やキレーションランドと同じウワサなのよね？苗木って全部…

>ウワサとして、かぁ……あ、そっか（ＰＯＮ）
>ヤバくなった植物だと思って接してたけど、元は桜子やキレーションランドと同じウワサなのよね？苗木って全部…
親である桜子ほどハッキリしていなかったとしても、自我や意志のようなものがあるのなら
第一世代の苗木たちとも対話ができる…はずだと、僕は踏んでいたんだけれどね…

確かに一つの考えでもありますが…
魔力を通じてこの本も私も侵入されてしまいましたからね？
その辺も加味すると…あまり賛同はできません…

ｳｿﾞｿﾞｿﾞ…（蠢く根の破片がはい出してくる）

そう…まさにこのマギカスートラのようにね（浮かび上がる像を中止するねむ）
フェントホープで保管していた頃は、自我があるなんて振る舞いは見せなかったから正直仰天しているよ
おじさんの家で保管してからはね、これでも落ち着いた方なんだ

皆様…またマギカ・スートラの魔力が溢れる可能性があります、不安ならお渡しした抑制具のご準備を(ﾊﾟﾗﾗﾗ…)
そろそろ患部が露出します…さん、にい、いち…！

>ｳｿﾞｿﾞｿﾞ…（蠢く根の破片がはい出してくる）
ペレネル様！美樹様！今です！

鞘から少しだけ剣を出して使う！それなら行ける筈！

ｷｼｬｰ!!!（まるでエイリアンの幼体のように飛び出す根！）

>鞘から少しだけ剣を出して使う！それなら行ける筈！
そう！さながら居合の如く！

(両足を大きく開かされたような姿勢で宙吊りになっている少女のイメージが浮かび上がる)

>確かに一つの考えでもありますが…
>魔力を通じてこの本も私も侵入されてしまいましたからね？
>その辺も加味すると…あまり賛同はできません…
ペレネルさんほどの魔法少女が追い詰められた実例を前にすると説得力が違う…か
>ｷｼｬｰ!!!（まるでエイリアンの幼体のように飛び出す根！）
すまない……さやかお姉さん…ひと思いにお願いしたい

やっ！（飛び掛かる根をほんの三寸ほどの抜き身で受ける！）
ﾌﾞｼﾞｭｩｩｩ!!!!（青い炎を上げて燃え上がる毒の根！）

出ましたね…これを、こうです…！
（むんず！と手袋越しに根を掴むとｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙっと引きずり出すヨヅル！）

そのまま一気に焼き切る！青い炎に包まれて灰になってゆく！

『ん゛おおおお゛おお゛っっっ♡♡♡』

ぎゅむっ！(ホログラムのような少女が「」にしがみつく)
ぎゅううううう…！(あるはずのない感触が全身に押し付けられる)

でかした！
これで囚われてた女の子たちへのリンクも切れたで！

ッ…！（ﾊﾟﾁﾝと剣を鞘に収めるさやか！）
うう、ちょっと魔力吸われたかも…
>そのまま一気に焼き切る！青い炎に包まれて灰になってゆく！
やったか！？

>やったか！？
不穏なこと言うなや！ボケェ！（さやヘッドにﾊﾞｼｨとツッコむリヴィア！）
なんかけったいなこと起こったらどないしてくれんねんさやかちゃん！

あいたーっ！？

ｿﾞｸｯ…！(さやか達の下腹部に震えが走る)

>ぎゅむっ！(ホログラムのような少女が「」にしがみつく)
>ぎゅううううう…！(あるはずのない感触が全身に押し付けられる)
そこまでだよ…マギカスートラ
記憶キュレーター！本を綴れ！

しぶといわね…トドメだーっ！！（一気に振りぬいて斬る！）

ｷﾞｮﾜｱｱｱｱ…!!
ﾌﾞｽﾞﾌﾞｽﾞﾌﾞｽﾞ…

ガッコンガッコン！ウイーン！
（記憶キュレーターに取り込まれ再製本されるマギカスートラ！）

今度こそ燃え尽きた様やな？
危ないとこやった…またおかしな事になるとこだったわ〜
やっぱり弄らんでよかったでねむちゃん…こいつは厄介なもんやで

あ…一気に力使った感じ…！（膝をつくさやか）やっぱりこれ迂闊に振れないやつよ〜！

｜………！｜(目を背け、必死に「」の手を握っている桜子)

ああ何か体が軽くなったような？
やはり私は繋がれてしまっていたのですね…

ﾌﾟｼｭｰ…ｳｨｰﾝ
（一冊の本が記憶キュレーターの中から出てくる）

>あ…一気に力使った感じ…！（膝をつくさやか）やっぱりこれ迂闊に振れないやつよ〜！
大丈夫かさやか？
最後まで気は抜けないものだな…フラグ立てた俺ってホント

>ガッコンガッコン！ウイーン！
>（記憶キュレーターに取り込まれ再製本されるマギカスートラ！）
『あっあっ…あー……』
『リフレッシュしていくのを感じま…1p,2p,3p,4p……』（ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ）

『…全ページ製本完了しました』

>｜………！｜(目を背け、必死に「」の手を握っている桜子)
桜子ちゃん…そうか（燃え落ちた灰を悲しげに見つめる「」）
わかるぞ、俺もつらい…なぜかはわからんが、心に来る光景なのは同じだ…

>ああ何か体が軽くなったような？
>やはり私は繋がれてしまっていたのですね…
そのようだね…苗木から吸い出された魔力をどうやらあなたから補填していたらしい
(ﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾗ…)しかし、ペレネル先生のページを再編集したよ…ほら、さやかお姉さんの載っているページと同じようになった

>(ﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾗ…)しかし、ペレネル先生のページを再編集したよ…ほら、さやかお姉さんの載っているページと同じようになった
あたしのもあるの！？今すぐ…消しなさい！燃やすわよ？！！！
プライバシーの侵害だぁ〜〜〜！

『｜あの子が…あなたとの過ちで生まれ落ちてしまった子だとしても｜』
『｜ここで生きていられない…殺すしか無いのは、やっぱり悲しいこと…｜』

>あたしのもあるの！？今すぐ…消しなさい！燃やすわよ？！！！
>プライバシーの侵害だぁ〜〜〜！
『全員の記録を消します…だから燃やさないで〜！』

お待ちを、美樹様…そんなことよりも一つ気になる点が(ｸﾞｲｰｯ)
先程めくって改めていた時とさらに変わっている点が…どうやらページが1人分増えているようです
失礼…(ﾊﾟﾗｯ)

前も同じことをやったからな
だからそういうのは嫌がり続けたんだよ俺は…踏み越えてはいけないものは絶対にあるんだ

そんなことって何よ〜！？ヨヅルさん！（ｶﾞｳｯｶﾞｳｯ）
優しさ！優しさプリーズっ！！

せやな、禁忌なんてもんは踏み越える方が簡単なもんやで
逆に堪えることがどんだけ難しいか…魔法少女って存在がそれを示しとるやろ？

ﾊﾟﾗ…ﾊﾟﾗ…ﾊﾟﾗ…(ページをめくっていく…ヨヅル、ねむ、リヴィア、月出里の裸体がくっきりと印刷されたのをさらにめくる…すると)
『柊　桜子』

どないしよか
ウチらのすっぽんぽんも勝手に写されとるで
燃やしたろか？ははは（目は笑っていない）

全部のページがセンシティブなのだ！「」っしーは見ちゃダメだからね！？（目隠し！）
って…桜子のページだね？これ…えっ？桜子が載ってる！？どうして！

ふふむ…ふふむふむふっふむふっふむ！
（※わたし…ヨヅルよりおっぱいおっきい！）

私は別に「」様に喜ばれる体でもないので構いませんが
…しかし桜子様、通常の人間と遜色ないように描かれていますね？貴女こうでしたか…？

マギカスートラ
君はこの期に及んで反抗するのかい？君の力は人々に迷惑をかけている…

『性行為の本質は子を成すことです…ゆえに私に記されたのでしょう』
『もっともそちらのサクラコという彼女は人間では無いようですが…彼女はなんなのですか』
『魔法生命体…なのでしょうか、だとするならばかなり特殊に見受けられます』

やっぱだめな本じゃないだろうか
こう…燃やさなくても二度と人に目につかないとこに保管みたいな処理できませんかペレネルさん

>『もっともそちらのサクラコという彼女は人間では無いようですが…彼女はなんなのですか』
>『魔法生命体…なのでしょうか、だとするならばかなり特殊に見受けられます』
桜子は『ウワサ』だよ…さっきの記憶キュレーターもそうさ
僕の創造物にして子供たちと言える存在だよ

つまりウワサであれなんであれ一つの生命(いのち)･･･だからこそ記帳された･･･と？

｜私は…あなたに書いてもらえるような存在じゃない…｜
｜でも…書かれた？それはなぜ…｜