真人:あだっ！
床に倒れ込み、息を荒く吐く
面を脱ぐとボタボタと汗が床へとこぼれ落ちた
真那:…あっ！？申し訳ねーです兄々様…
やりすぎたと言わんばかりに頭を下げる真那に首を横に振るが…疲労のせいかゆっくりとしか動けない
真人:ぜぇっ…ぜぇっ…つ、強いね…真那は

久しぶりのスレ画

暑い夏の日、普段から剣道部として励んでいる真那はどんな事をしているのかと気になったのが運の尽き
真那:兄々様が剣道に興味を持ってくれるなんて真那は感激です！此処に兄様も居てくれれば完璧ですが…
と言った風にグイグイと押され、あれよこれよとしているうちに防具を纏い木刀を振り…
挙げ句の果てには真那と真っ向勝負をしてコテンパンにされてしまった

蓄積ダメージ
dice1d100=25 (25)%

真那:そういう兄々様はタフでいやがりますねー…防具も木刀を振るのも初めてでしたよね？
真人:そうだよー…そりゃ何度か真那の試合は見たことあるけど…木刀なんか持った事ないし…
真那としてはそこそこ本気で向かって来たそうだ
その割にはこうして話せるだけ凄い…らしい
真那:兄様なら多分撃沈していやがります
真人:えぇ…それにしても、真那はどうしてそんなに木刀を軽々と振れるの？僕が持ってる奴と一緒だよね？

真那:それはですね────

あの時、真那は何を言っていただろうか
何故俺は僕という一人称を使っていたのだろうか…
そもそもなんでこんな走馬灯のような事になっている？
…そうだ、俺は誰かと────

1.十香:めぇぇぇぇぇぇぇん！！！！！！
dice1d1=1 (1)

剣道で生命の危機に瀕している…

言わせない

真人:うおおおおおおおッ！！！？？？？
紙一重で十香の斬撃を避ける
目の前の現実から逃避していた意識を正し、正気を保つ
先程まで何を思い出してたかとかそんな事は関係ない、今は全神経を集中し────
真人/十香
dice2d100=95 10 (105)

十香:む？躱されてしまったか…
床は木刀によって斬れ…何故斬れている？
持っている物は全く同じ筈なのになんだその斬れ味は？
真人はドン引きしながらまるで元から斬れていたかのような綺麗な断面を見せる体育館の床に目を見開いていた
十香:むううう…次だ！次こそは当ててみせるぞ！
真人:
1〜3.その次が来たら俺は天に昇っちゃうんだけど？
4〜5.やめて下さいお願いします参りました
6.次はそこで待っている士道君に代わってあげよう、うん
dice1d6=3 (3)

余裕で防いだけど余力はない

かわいい

ｽﾊﾟｺｰﾝって音してそう

真人:…
確か…教師として部活動の進捗を見る為に見学に来た筈…
今思えばそこが運命の分かれ道だったのかもしれない
あれよこれよとしているうちに他の部員たちに防具を着せられ、木刀を持つ十香と対峙していた
生徒A:頑張ってー！せんせー！
生徒B:私達もなんとか耐えたからー！
生徒C:
1〜3.五河君の仇をとってくださーい！
4〜5.胴に喰らったら真っ二つですよー！
6.励む…事だ…
dice1d6=2 (2)

士道もうやられてる！！

>6.励む…事だ…
おいコイツ

真人:ゑっ？
仇？
どういう事だと左端の方を見る
体育館の隅に転がっている防具一式
動かないから誰かが脱いだ物だろうかと思っていたが…
真人:あれ士道だったのか…
…大丈夫なのだろうか、あのまま折紙が現れてしまったら連れ去られてしまいそうな勢いだが…
1〜3.(震えながらサムズアップする士道)
4〜5.なんか魂みたいなのが見え…気のせいか
6.折紙:この瞬間を待っていた
dice1d6=4 (4)

やられてないか？

十香:士道は疲れてしまったようだからな、崇宮先生が来てくれて良かった
真人:…仕方ない、士道が目を覚ますまでだからな！
幸か不幸か今日はまだ始まったばかり
朝日差し込む体育館で真人と十香は生徒達が見守る中ぶつかり合うのであった…

そして
dice1d3=1 (1)時間後…

そこまで

起きたのかやられてしまったのか

士道:………ハッ！？
生徒A:あっ起きた
何がどうなった！？と士道は目を覚まして辺りの様子を確認する
其処には…
1〜3.十香の攻撃を必死に避ける
4〜5.木刀を打ち合ってる
6.真っ白に燃え尽きた
dice1d6=4 (4)崇宮先生の姿が…！

士道:と、十香に真正面から立ち向かえてる…！？
生徒B:凄いよねー最初は頑張って躱してたけど
生徒A:一回何か取りに行って戻って来たら急に強くなったんだよー
不思議だよねー
ねー
と顔を見合わせて首を傾げる生徒達
恐らく顕現装置〈リアライザ〉を稼働させる為の戦闘服、ワイヤリングスーツを纏ったのだろう
士道:(流石に使わざるを得ないよなー…)
生徒C:
1〜3.五河君の仇、取ってくれそうだよ
4〜5.でも何取りに行ったんだろうねー
6.道具に頼るなど…軟弱千万…
dice1d6=3 (3)

>6.道具に頼るなど…軟弱千万…
おいこいつやっぱり

士道:俺死んでないんだけど！？
生徒C:生徒の仇を討つ先生…美しい…
何を言ってるんだろうこの子は
隣の生徒Bはこの子ちょっとBL趣味に走っちゃって…と申し訳無さそうにしていた
生徒B:そういえば崇宮先生が俺が十香と打ち合うのは士道が目を覚ますまでって言ってたよ
士道:え゛っ
なんかとんでもない事を聞いた気がする
幸いまだ真人と十香は自分が目を覚ました事に気づいていない…
どうする…？
1〜3.此処は死を覚悟して助けに入る！
4〜5.十香を剣道から別の話題に逸らすしかない…！
6.気絶したフリをする
dice1d6=3 (3)

死を覚悟する程か？！って思ったけど精霊と実質精霊だったな

士道:うおおおおおおお崇宮先生ぃぃぃぃ！！！
意を決して間に割って入る
既に2人は目をマジながら戦っている最中、無事で済むとは思えないが…！
真人/十香
1.士道！
2.新手か！？
dice2d2=1 1 (2)(どっちか片方でも1ならセーフ)

どっちもセーフ！

流石兄と恋人だ

よし

真人&十香:「「っ！？」」
突然視界に入る青い髪の少年
その少年が誰なのか、そんな事は例え意識が戦いの中に飲まれてしまっていても気付く事が出来た
真人:十香！一旦ストップだ！
十香:うむ！士道！目が覚めたか！
士道:お、おう…なんとかな…
生きた心地がしなかった…とはいえ2人とも自分を見て我に返ってくれて良かったと士道は心の底から安心するのであった…

という訳で此処までだ

お疲れ様