二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1754757142025.jpg-(69823 B)
69823 B25/08/10(日)01:32:22No.1341616090+ 07:01頃消えます
対戦:239976
観戦:77449
最強の自分の使ってるデッキを使ってる決闘者設定投げ合いコロシアム!(フリー編)
ルール周りはドレコロ準拠
・デュエル後使ったデッキ内容の簡単な説明とそのデッキを使う決闘者の設定を投げよう※強制効果
・対戦後挨拶でキャラエミュするかとかMDの名前どうするかとかは任意効果だよ
・こんな子がこういうデッキ使ってるの良いよね!とかのふわっとしたイメージでも良いしガッツリ詰めても良いよ
>>使ってるテーマに原作で使用してるキャラ居るんだけど‥‥
>TFでゆまがHERO使ったりしてたでしょ?
・参加者からの要望によりアンリミテッドルールにするよ
スプシだよ
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1hAyE2aewJEw5h_CH6zAZ3VOPKv1i3pNGx0gH1O2bQaw/edit?usp=shari
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
125/08/10(日)01:41:36No.1341618265+
シャドール対戦ありがとう
なぜおれはこいつならイケると思ったのか…
それはそれとしてミドラーシュと相打ち狙った後破壊効果でワカU4狙えばよかった気がする
それはそれとして同じ混ぜ物デッキなのにまわしてる時間が10倍違ったの悲しいこれがちゃんと考えてるdeck…
225/08/10(日)01:43:01No.1341618578+
超重クリフォ対戦ありがとう
三戦自演系デッキも三戦引けなきゃ普通のデッキ…
ミミグルを自演要員としか見てないから仕事終わったミミグルが余る余る
325/08/10(日)03:32:06No.1341635119+
ヒーロー編の扶桑 宗円でちょっと動かします
超久々に動かす

研究所から脱走した巨大生物も異世界から来たと言う巨大戦艦の事件も(他のヒーローが)解決して再び平和を取り戻した。
(しかし部分部分に爆弾はあるな)
あの事件の時何個かは爆発したがまだこの町には様々な火種がある、ヒーローとして自分たちはそれの対策をしないわけにはいかないのだ。
(今考えるべきはやはり)
『イビルリンカー』、この町の事件には大なり小なり絡んでいる物だ
(ただしそれが今回の2つの大きな事件にはかかわっていない)
とは言えあれらは突如現れたモノ、あれらとは関わっていないと言うよりは向こうも予想外で関わることも出来なかった事件だったと思われる、ただし。
「隠れ蓑には使える。」
そうつぶやいてから再びパソコンのキーボードをたたき始める。
なにかがこの町に蠢いている、それが爆発するのか絡めとってくるのか蠢き続けるだけなのかはわからない、しかしヒーローとしては行動しないわけにはいかない
このヤマは恐らく『親友』が巻き込まれたはずのヤマだから。
425/08/10(日)03:33:11No.1341635204+
と言うわけでちょっとだけイベントの準備を進める
いい感じにいろんなのを進めていきたい
525/08/10(日)03:46:44No.1341635970+
デッキは何個か完成しそうだけどキャラが思いつかん…
625/08/10(日)03:48:17No.1341636056+
せっかく立ててもらったしもう1回デュエルし用と思ったけど眠いから明日頑張る
725/08/10(日)05:42:24No.1341641601+
転生編デラーシュで華歩とリンク

受話器を置く。
がちゃり、と音がすると共に時計の針が進む音と、吹き止まぬ外の豪風の音の二つのみが取り残された。
かち、かち、かち。びゅぅ、びゅぅ、びゅぅ。
途端に、気が遠くなって───

私は今、渦巻く闇に立っている。
奥には一人の少女の姿が見える。
三人の男女が私を追い越して、少女を追いかける。
一人の男は大量の糸に、一人の女は自身の運命に引きずられ、倒れ込む。
残った一人の男は二人から伸びる影を振り解いて走り続け、少女に向かって手を伸ばす。
少女はその手を払いのけ、渦の中に飛び込んだ。
825/08/10(日)05:42:44No.1341641617+
───コンコン。
「失礼します。お迎えに上がりました」
「っ!は、はいっ!」
ドアをノックする音にびっくりして、時計を見る。
秒針は受話器を置いてから半分どころか、四分の一も進んでいなかった。
「えっと…早く来過ぎましたか?」
「いえっ、大丈夫です!」
余りにも早い迎えに声が上ずるのを抑えながら、服を整えて扉の前まで歩く。
ふーっと息を整え、扉を開ける。
「んぐっ」
ゴッと鈍い音と共に扉が突っ掛かる。
「えっ」
扉の裏を覗くと、真っ白な少女が鼻から真っ赤な血を流して突っ立っていた。
925/08/10(日)05:43:04No.1341641637+
「ご、ごめんなさい!」
「大丈夫です、こちらへ」
鮮血が純白のドレスを紅く染めるが、気にする素振りもない。
少女は慌てて飛び出した華歩の手を取り、歩き出す。
「ちょ、ちょっと!?」
慌てて手を引き返そうとすると、握りしめた帯が少女の首輪を引っ張る。
「ぐぇっ…」
この手は確かに少女の手に握られ、そして握り返した。だが、いつの間にかその手は彼女の首輪に繋がった"リード"になっていた。
「っ!?」
「し、失礼しま…し、た。おきゃ…く、さま」
咄嗟に手を離そうとするが、何故か手が開かない。
「あっ、えっ、わ、私…!?なんでっ…」
「きにすることは、ありま、せん。デラーシュさまが、お待ち、です」
ここに来てから一体、何度目なのだろう。ありえない非日常が、彼らにとっては日常としてあしらわれていく。
1025/08/10(日)05:43:42No.1341641673+
この少女は、体が勝手に前に進んでいる様だった。私が着いていかない限り、苦しみから解放される事はないのだろう。
ここから先、逃げる事は許されない。そういうメッセージなのだと、華歩はそう解釈した。
少女をなるべく苦しめない為に、華歩は少女の隣に沿う様に歩き始める。
暫く歩くと、エレベーターに着く。中に入ると、少女は迷いなく25階を押す。
「あの…君の名前、聞いてもいいかな?」
「名前、ですか?そう言った物は持ち合わせておりませんが、皆は私の事を"駄犬"と」
「だ、駄犬…」
どうにも、見えて来た。この少女の事が。
もしかしたら、勝手な事を考えてたのかもしれない。と、そう思い始めた。

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1125/08/10(日)05:43:59No.1341641684+
頂上階と言えど、変わらず複雑であり、むしろ少しだけ案内された24階よりも広いとすら思える程の部屋の数。
長々と歩いてやっと着いたのは、他と変わらない扉の前だった。
「デラーシュ様。華歩様をお連れしました」
ガチャり、と扉がひとりでに開く。
「あぐっ」
"駄犬"の少女はまたぶつかった。中は真っ暗で、そして、声が聞こえる。
「…案内にお前を選んだ奴は誰だ?」
「パイオニア様、です」
1225/08/10(日)05:44:55No.1341641731+
「…ッソがぁっ!あんのバカが!外様にヘドニストのアホ人形を遣わせるなと、何度も何度も!俺は何度も言いつけて…何回だ!?優に百は超える回数は言った筈だ!特に今日は強く強く強く言いつけて…!ワザとか!?ワザとなんだろうな!折檻待ちのマゾ共が!なんなんだ!俺の周りにはどうしてこうも変な女しか寄りつかない!?リアリストが羨ましい!イデアリスト程の女を惚れさせる男だ!俺の眷属としている事が謎なレベルの男だ!それに対して俺にはこんな事をする女しか寄って来ない!しかも大勢!俺が何をした!?…何もかもだ。いくら考えても、自分の事しか思い浮かばん…」
中から罵声が響き渡る。その怒りが落ち着くまでの間に、"駄犬"はリードをするりと取り返して、鼻血の跡を残しながら走り去っていた。そして、部屋の灯りが点く。
「…お見苦しい所を失礼したな。初めまして、私はデラーシュ。ここの主だ」
綺麗にスーツを着こなしつつも、何所かパッとしない顔をした、壮年の男性がそこに居た。
華歩は一瞬で察した。この人は苦労人なのだと。
1325/08/10(日)05:46:12No.1341641803+
「あー、それと先に謝っておきたい。お前を案内した駄犬だが、妙な術で君に不自由を掛けさせただろう。それは私の意思ではないんだ、この城にはな…」
デラーシュは、どうにか取り繕うとする。華歩はそれに普段の"常識"を感じて、気が緩む。
「えっと、多分わかる気がするのでこれ以上は話さなくても…。それにさっきちらほら名前を…」
「あー、全て忘れてもらうと、とても助かる。他には大丈夫か?妙な物を見てはないか?アイツに掛けられた術は厄介な副作用が多くてな…」
「…あ」
華歩は感じる。幻覚で糸に囚われてた男が、目の前にいる事を。
「みま、した。貴方と、もう二人が、一人の女の子を追いかけているのを」
不思議と、言葉が出てきてしまう。
「…他には?」
「この、城に、来る途中。不思議な感覚を…」
「それの他には」
「とく、には」
「そこの椅子に座れ」
「は、い」
1425/08/10(日)05:47:26No.1341641888+
「では、華歩さんの仕事の話に戻ろうか」
「…?はい、こちらの荷物を…」
本来の目的を思い出し、スーツケースから荷物を取り出す。
「普段は代理人に渡して終わりなんだが…。ガーディアンからとあっちゃ、直接受け取った方が良いと思ってね。ご足労をお掛けしてすまないね」
彼はそう言うと、荷物を受け取り、中身を確認し始める。
「いえ、とんでもございません。むしろこちらが感謝しきれない程です。案内された部屋は広く豪華絢爛で…。それに、部屋に案内されてからかなりのお時間をお待たせしました」
「それについては気にしなくてもいいよ。私は常に暇…何時でも何所でも何人でも相手に出来るからね」
荷物の中の手紙を読む彼の傍に、荷物を持ちだすもう一人の彼が居る事に気付く。
「こういう事だ。もし君が百人来ても、私は百人同時に相手出来る」
もう一人の自分、それは誰しもが憧れる事だ。少し恐怖しつつも、そんな夢を目の前に見せられて心が躍る。
「凄い、ですね」
「これを見せてそう言われるのは久々だよ」
彼は手紙を読み切ったようで、綺麗に折り畳み、仕舞い込んだ。
1525/08/10(日)05:47:58No.1341641924+
「さてこの件だが、君は上司に私の返事が如何だったか聞き質されるだろう。それにはNOと言ってほしい」
「NO、ですか」
「そう、NOだ。それ以外は決してない」
手紙の内容は分からないが、とにかくNOという事。忘れない様にメモを取る。
「それとこれを渡しておこう」
渡されたのは一枚のカード。それにはデフォルメされた鍵が描き記されていた。
「これがあればこの城は大体自由に歩ける。それと、迷子になったらその辺の家具を叩いて聞けば道を教えてくれるから忘れないようにしてくれ」
「この豪雪期、毎回下の方でどんちゃん騒ぎをやってる。それに参加するなり部屋でゆっくりするなり好きにするといい」
「あと、この城を探検するのは自由だが、それで君が被害を負っても私は責任を取れないからそのつもりでな」
「ありがとうございます」
そういって立ち上がり、扉に手を掛ける。
1625/08/10(日)05:48:24No.1341641959+
「最後に」
「君がもし本当に"地下"に興味があるなら私に言うといい。案内してあげよう」
「…失礼します」
扉を開け、足早に帰ろうとするが──
「ぶぐっ。へあにごあんないを…」
──扉の裏で、真っ白な少女が綺麗になった服をまた鮮血で染めていた。
「…この駄犬め、綺麗に終わる所だぞ。おい」


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