二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1754244780259.jpg-(24083 B)
24083 B25/08/04(月)03:13:00No.1339808704そうだねx1 09:34頃消えます
呉越春秋にこんな話があるんぬ
中国春秋時代の呉の第6代王の闔閭があるとき干将という刀鍛冶に二振りの剣を献上するように命じたんぬ
干将は、最高の材料を集め、剣作りに最高の条件を整え炉を開いたんぬが、鉄が一向に溶けないまま3ヶ月も経っちゃったんぬ
かつて干将の師匠は似たようなことがあった時に夫婦で炉中に身を投げて鉄を溶かしたことがあるんぬ
そこで干将の妻の莫耶が自身の爪と髪を入れたところようやく鉄が溶けたんぬ。こうして作られた二振りの剣は制作者と妻の名をとり、干将と莫耶と呼ばれたんぬ
中国の故事を見ると、このように鉄を溶かすため、宝剣を作るために人間を炉の中に入れるという逸話が多く登場するんぬな
これって何が元ネタなんだろう?
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
125/08/04(月)03:15:50No.1339808874そうだねx9
生け贄の文化まで遡ってキリがないやつじゃないですかね
225/08/04(月)03:16:53No.1339808963そうだねx42
ガビガビキャッツ!
325/08/04(月)03:24:13No.1339809360そうだねx9
>これって何が元ネタなんだろう?
うしおととら
425/08/04(月)03:29:46No.1339809652そうだねx31
ぬあああああ説明するんぬ
それは陰陽思想に基づいており陰陽思想がいつ生まれたのかは不明なので鉄を溶かす時に女を炉に入れると良い、という風潮が生まれた時期も不明なんぬ
陰陽思想では火や鉄は陽の気を持つものであり製鉄がうまくいかない場合陰の気が足りないのだと考えられたんぬ
人間の男女は男性が陽、女性は陰の気をもつとされたので女性を炉にくべると陰陽の調和がとれ、光と闇が交わり最強に見えるという理論なんぬ
さっきも言った通り陰陽思想の起こりが不明なのでこれがいつから言われている風潮なのかも不明なんぬ
>>これって何が元ネタなんだろう?
>うしおととら
うしおととらが干将莫耶を元ネタにしてんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
525/08/04(月)03:31:18No.1339809743そうだねx59
>>うしおととら
>うしおととらが干将莫耶を元ネタにしてんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
深夜の勢いでだめだった
625/08/04(月)03:35:53No.1339810011+
莫耶は太閤立志伝5で知ったんぬ
725/08/04(月)03:38:05No.1339810129そうだねx16
莫耶が親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙無しには見られなかったんぬ
825/08/04(月)03:49:43No.1339810916+
封神演義で見たんぬ
ということは春秋戦国時代より前にあったんぬ!!
925/08/04(月)05:08:42No.1339814637+
fateで見た話だわ
1025/08/04(月)05:12:41No.1339814782そうだねx1
別に投げてしまっても構わんのだろ?
1125/08/04(月)05:15:20No.1339814885+
闔閭は金鉤を国中に作らせたらある男が自分の子供2人を殺してその血で鍛えた鉤を献じてきたって話もあるけど
なんでこんな物騒な話二つもあるんだ闔閭
1225/08/04(月)05:23:13No.1339815264そうだねx25
>かつて干将の師匠は似たようなことがあった時に夫婦で炉中に身を投げて鉄を溶かしたことがあるんぬ
>そこで干将の妻の莫耶が自身の爪と髪を入れたところようやく鉄が溶けたんぬ
コスト削減に成功してるな…
1325/08/04(月)05:23:49No.1339815287そうだねx13
お師匠さんも炉に入っちゃったらただ溶けた鉄が残るだけじゃないんぬ?
1425/08/04(月)05:25:00No.1339815337+
本邦にも人を炉に入れると火が安定するみたいな話があったと思うんぬ
1525/08/04(月)05:40:55No.1339815840そうだねx3
鉄工所で人間溶かしちゃったらリンの比率が高くなるんぬ
1625/08/04(月)05:54:30No.1339816427+
3ヶ月炉の火入れっぱなしだったんぬ?
1725/08/04(月)06:00:52No.1339816705そうだねx1
干将・莫耶のツイストペア剣ってそんな謂れだったぬ…
1825/08/04(月)06:03:39No.1339816828そうだねx5
え?爪と髪だけで良いんぬか?
1925/08/04(月)06:12:21No.1339817143そうだねx9
これじゃ師匠がバカみたいじゃないですか
2025/08/04(月)06:20:56No.1339817495+
当たり前の様に身内を犠牲に仕事全うするけど
この辺りの考え方も文化起因なんか
2125/08/04(月)06:25:27No.1339817656+
科学的にはどうなんぬか
2225/08/04(月)06:27:48No.1339817767そうだねx4
当時の呉は中原とはほぼ別物の異民族のいる蛮地みたいな扱いだしな
でも呉越は金属加工術は凄かったっていうからそこら辺の「蛮族のくせにすごい武器作れる」理由探しがこういう逸話に出てるのかな
2325/08/04(月)06:29:57No.1339817848+
古代には実際にやってたのかな...人身御供
2425/08/04(月)06:30:04No.1339817852そうだねx2
>闔閭は金鉤を国中に作らせたらある男が自分の子供2人を殺してその血で鍛えた鉤を献じてきたって話もあるけど
>なんでこんな物騒な話二つもあるんだ闔閭
ライバルの勾践もなんか剣の逸話があるからバランス取りなんぬ
2525/08/04(月)06:30:50No.1339817894+
干将莫耶は割と人気があるらしくあの宝剣の使い手というキャラがちょくちょく出てくるんぬ
2625/08/04(月)06:33:14No.1339818006+
>古代には実際にやってたのかな...人身御供
人の頭を捧げて川の怒りを鎮めるんぬ
2725/08/04(月)06:33:23No.1339818016+
実際越王の剣凄い出来だもんねあれ
2825/08/04(月)06:35:00No.1339818101+
殷王朝とか平気でやってた感じだよね人身御供
2925/08/04(月)06:50:15No.1339818936そうだねx3
>当時の呉は中原とはほぼ別物の異民族のいる蛮地みたいな扱いだしな
>でも呉越は金属加工術は凄かったっていうからそこら辺の「蛮族のくせにすごい武器作れる」理由探しがこういう逸話に出てるのかな
ダマスカス剣も逞しい奴隷の体にぶっ刺して焼き入れしてたなんて話もあるもんな
3025/08/04(月)06:56:04No.1339819263そうだねx3
>科学的にはどうなんぬか
良い鉄が出来なくて髪とか人とか溶かしたら鉄の炭素量がたまたまいい塩梅になったとかでは
3125/08/04(月)06:56:28No.1339819276そうだねx1
溶鉱炉に落ちた作業員はいなかったんぬな作り話で良かったんぬ〜
3225/08/04(月)06:56:31No.1339819281そうだねx6
>>古代には実際にやってたのかな...人身御供
>人の頭を捧げて川の怒りを鎮めるんぬ
馬鹿らしいんぬ
饅頭投げるんぬ
3325/08/04(月)07:00:08No.1339819489そうだねx3
>当たり前の様に身内を犠牲に仕事全うするけど
>この辺りの考え方も文化起因なんか
劉備が急に来たんで持て成す料理作る為の肉がないから嫁さん殺して人肉料理出した家があるんぬ
3425/08/04(月)07:02:23No.1339819668+
いい塩梅てそういう...
3525/08/04(月)07:02:52No.1339819710そうだねx3
人身御供やめさせるためにそれやってる側に神様になんで酷いことするのか聞いてこいってお偉いさん荒れてる川に突き落とす話もあるんぬ
3625/08/04(月)07:04:59No.1339819887そうだねx1
>劉備が急に来たんで持て成す料理作る為の肉がないから嫁さん殺して人肉料理出した家があるんぬ
それ美談として伝わってるわけじゃないよね…?
3725/08/04(月)07:05:57No.1339819952+
>人身御供やめさせるためにそれやってる側に神様になんで酷いことするのか聞いてこいってお偉いさん荒れてる川に突き落とす話もあるんぬ
えっ死んでしまいますが...
3825/08/04(月)07:10:46No.1339820328そうだねx6
>>劉備が急に来たんで持て成す料理作る為の肉がないから嫁さん殺して人肉料理出した家があるんぬ
>それ美談として伝わってるわけじゃないよね…?
超美談なんぬ
3925/08/04(月)07:12:28No.1339820450そうだねx2
>えっ死んでしまいますが...
うーん帰ってこないんぬ
お前ちょっと迎えに行ってくるんぬ
ってもう一人落としたんぬ
4025/08/04(月)07:16:02No.1339820734そうだねx2
>当たり前の様に身内を犠牲に仕事全うするけど
>この辺りの考え方も文化起因なんか
ジャパンではバテレンから火縄銃が齎されたんぬがその作り方を知るために職人は娘をバテレンに売り払ったんぬ
4125/08/04(月)07:17:01No.1339820815+
>>えっ死んでしまいますが...
>うーん帰ってこないんぬ
>お前ちょっと迎えに行ってくるんぬ
>ってもう一人落としたんぬ
>超美談なんぬ
うむっ
4225/08/04(月)07:30:49No.1339822058+
中国思想の根っこにある儒教って目上(年上)の人が何より偉いって教えがあるから年上の人を生かすためなら何でもしていいって風潮があったんぬ
4325/08/04(月)07:33:53No.1339822408そうだねx1
日本にも礼儀や仁義とかで儒教染み込んでるからありがたいんぬが敬老精神はあんまり要らないんぬ…
4425/08/04(月)07:36:49No.1339822660+
>ジャパンではバテレンから火縄銃が齎されたんぬがその作り方を知るために職人は娘をバテレンに売り払ったんぬ
娘さんはどうなったんぬ…?
4525/08/04(月)07:40:58No.1339823059+
>娘さんはどうなったんぬ…?
1543年にポルトガル人と結婚して外国に行って1544年に帰ってきてその数日後に死んだと嘘をついて葬儀やったんぬ
4625/08/04(月)07:41:20No.1339823120そうだねx1
実際やると不純物でボロボロの鉄になりそう
4725/08/04(月)07:45:10No.1339823490そうだねx2
>>えっ死んでしまいますが...
>うーん帰ってこないんぬ
>お前ちょっと迎えに行ってくるんぬ
>ってもう一人落としたんぬ
今向かっている!
4825/08/04(月)07:45:53No.1339823563+
人間じゃなく溶鉱炉に殺戮アンドロイドを投入するんぬー
4925/08/04(月)07:47:12No.1339823730そうだねx4
>人間じゃなく溶鉱炉に殺戮アンドロイドを投入するんぬー
👍
5025/08/04(月)07:52:22No.1339824327そうだねx2
劉備の話は釈迦と兎の逸話が元になってる気がするんぬ
5125/08/04(月)07:57:36No.1339824941そうだねx1
日本では大事にしてた鉢植えを薪にして旅のお坊さんをもてなすバージョンがあるんぬ
5225/08/04(月)08:02:32No.1339825678+
鉢の木!
5325/08/04(月)08:09:23No.1339826731そうだねx6
>日本では大事にしてた鉢植えを薪にして旅のお坊さんをもてなすバージョンがあるんぬ
>鉢の木!
これだと素直に美談に聞こえるからやっぱりそういう文化なんぬ
5425/08/04(月)08:21:58No.1339828611+
カンショウとバクヤてこれが元だったのか知らなかった
5525/08/04(月)08:25:29No.1339829034そうだねx1
>実際やると不純物でボロボロの鉄になりそう
純粋な鉄より不純物が適度に混じってた方が丈夫になるって銃夢で見た!
5625/08/04(月)08:29:40No.1339829636+
うしおととらでツァンユェになった古代の時点ですでに干将と莫耶の話が前提にあってじゃあ宝剣を作るなら…って話なんぬ
5725/08/04(月)08:37:39No.1339830760+
生贄なんてしょせんお話で本当にやってるわけないんぬ
なんか生き埋めにされた人の骨が王の墓から出てきたんぬ…
5825/08/04(月)08:48:42No.1339832359+
そういえば遊戯王にもそんな話あった気がするけど古代エジプトにもあったんぬ?
5925/08/04(月)08:55:30No.1339833351そうだねx3
人身御供の文化はマジであちこちにあるんぬ
たぶん人類の文化の根っこの根っこにルーツがあるんぬ
6025/08/04(月)08:58:26No.1339833849そうだねx1
神頼みで大事なもの捧げるってなった時はどこも大抵人間を差し出すって発想になるんぬな
6125/08/04(月)08:59:04No.1339833964そうだねx1
逆に人身御供よくないんぬーになる過程の方が興味あるんぬ
憶測だけどたぶん文化や経済の発達で下々の者がお上にやめろって言えるくらい影響力を持ち始めたのが契機だと思ってるんぬ
6225/08/04(月)09:00:52No.1339834234+
某アブラハムの宗教も家畜とか人とか捧げ物してたしな…
6325/08/04(月)09:02:07No.1339834409そうだねx2
それでも流石に中南米の生贄文化は行き過ぎじゃなかったろうか…ブレーキ掛からんかったのかなあれ
6425/08/04(月)09:05:34No.1339834938+
生贄文化って死の恐怖で下々の反乱を抑える生政治なんじゃないかとも妄想するんぬ
共産革命で権威の断絶が発生するとやたら自国民を虐殺するのもたぶん生贄文化の蘇りみたいなもんなんぬ
6525/08/04(月)09:06:13No.1339835030そうだねx1
>逆に人身御供よくないんぬーになる過程の方が興味あるんぬ
>憶測だけどたぶん文化や経済の発達で下々の者がお上にやめろって言えるくらい影響力を持ち始めたのが契機だと思ってるんぬ
軍団なり産業なりの発展で人的資源の重要性が上がっていくってケースもある気がするんぬ…
直接的な原因にはならなくてもマイナスになることがデータや実感として明らかになってきた上での一押しでなくなるって感じだと思うんぬ
6625/08/04(月)09:09:55No.1339835619+
王様が用意した炉がカスだったのかな
6725/08/04(月)09:11:03No.1339835785+
>それでも流石に中南米の生贄文化は行き過ぎじゃなかったろうか…ブレーキ掛からんかったのかなあれ
生贄は征服した敵部族の人間だから問題ないんぬ
6825/08/04(月)09:13:03No.1339836089+
>莫耶が親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙無しには見られなかったんぬ
アルジャーノンに花束をのネタバレはよすんぬ
6925/08/04(月)09:14:33No.1339836321+
苦労は報われるべき論の拡大版みたいに大切なものを神に捧げたらいい結果を得られるみたいな考えは世界中にあるんぬなー
7025/08/04(月)09:17:33No.1339836795+
>苦労は報われるべき論の拡大版みたいに大切なものを神に捧げたらいい結果を得られるみたいな考えは世界中にあるんぬなー
まああと命の不思議に対して神秘的なパワーを感じるというのもあると思うんぬ
生きてるのと死んでるのとで見た目は似たような状態でも命の有無で大違いってのは不思議に思わない方が不思議なんぬ


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