「…嫌だ」 矛盾のドッペル。その姿は、蚕 このドッペルは成長を否定し蛹の抜け殻に戻り幼虫へと戻っていく、その過程で1日が巻き戻るが、そのことを感情の主以外に覚えているものは居ない。 感情の主にとっては自分の負の象徴の姿をしているため否定したいが、そんな気を起こす前にまどろみへと消えていくのだ …蚕が一人で飛べるようにと願うのなら、このドッペルは飛べると嘘をつくだろう。