二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1743199401550.png-(1071192 B)
1071192 B25/03/29(土)07:03:21 ID:HWFg/pT6No.1296900036そうだねx2 10:36頃消えます
シャリタツはかわいいたべもの!
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
125/03/29(土)07:04:43 ID:HWFg/pT6No.1296900123そうだねx2
削除依頼によって隔離されました
 夏のある日、日が暮れて気温が下がり始めた頃のこと。
 とある民家の庭先にて、忍び込む野良スシがいた。茂みの中であたりを慎重に窺うそれは、げっそり痩せて薄汚れた、エビのシャリタツである。
 狙いは一つ。室外機の排水を狙ってやってきたのであった。安全を確認するや否や、シャリタツは素早く室外機へ向かう。ホースから滴るそれを、小さな舌を伸ばしてぴちゃぴちゃと舐める。
 かび臭い、埃混じりのそれは不味くて仕方がなかった。だがないよりマシだ。

 夏という季節は町で生きる野良スシ達にとって生きるか死ぬか、という危険が段違いに跳ね上がる季節だ。特に水の確保が大変であり、昼はアスファルトもコンクリートも熱される為、夏の野良スシは夜に活動する。
 水溜まりや室外機、ゴミ箱を探し、見つかって駆除されぬようこそこそと口にした。中には「巣で待つ子の為に」とヒレいっぱいにエサを抱え、そして逃げる邪魔になって狩られる馬鹿もいた。
225/03/29(土)07:04:58 ID:HWFg/pT6No.1296900147そうだねx2
 最近は時勢もあり、街中からゴミ箱が激減した。
 これはスシのみならず他の野良ポケモンにも大打撃を与えていた。ゴミのある場所は激しい縄張り争いが起きる。スシ達は余計に厳しい環境を強いられた。

 庭に忍び込んだスシは、コソコソと息を殺し何度も喉を潤す。腹いっぱいになるまでと室外機の水を舐めていると、突然家の窓が開けられた。
「また来たのか」
 ・・・・・・ここの「ヌシ」だ。
 ヌシは慈悲深く寛大で、この野良スシに室外機の水を飲むことを許してくれる。タイミングが良ければ器いっぱいの水までくれるので、この野良スシはもっぱらこの庭で水を確保していた。
 野良スシがおどおどと動かないでいると、ヌシは一度家の中へ踵を返し、片手に容器を持って戻って来た。野良スシの目が輝く。
325/03/29(土)07:05:17 ID:HWFg/pT6No.1296900167そうだねx2
「丁度良かった。これやるよ」
 ――バシャッ。
 ヌシはそのまま窓から腕を伸ばし、容器をひっくり返した。庭の土に除湿器の水がまかれる。
「・・・・・・ス、スシ!アリガト、ゴザマス!ニンゲンサマ!!」
 スシは慌てて深々と土下座をした。そして土に吸い尽くされる前にと急いで向かい、その体を土へ伏せた。
 よびみずの体はみるみる大地から水を吸い上げ、体に水を蓄えていった。ゲッソリ痩せた体も、かなり潤いを得たようにしっとりと輝いている。

 町中で生き延びられるシャリタツというのは、大抵がよびみずである。町という土地においてはしれいとうなど意味がなく、よびみずはまだマシなためである。これが町のスシによびみずが多い所以であるが、言ってしまえば生き延びやすい、ということだ。
「終わったらさっさと行けクソ虫」
「ス、スシ!」
 スシはヌシの気が変わらぬうちにと、痩せた体に鞭打つように、急いで庭を駆けて出ていった。遥か後方で、カラララと窓が閉められる音がした。
425/03/29(土)07:05:42 ID:HWFg/pT6No.1296900202そうだねx2
「オスシ!タダイマ!」
 薄暗い路地裏の、物陰にある壁の亀裂を潜り抜けた先。野良スシは帰りを待つ我が子達へと声をかけた。
「キュウ、キュウ!!」
「キュピィ~♡」
 レジ袋を寄せ集めた巣の上で、小さな小さなシャリタツが二匹。どちらも親である野良スシと同じ姿のエビだ。
 大きな目をキラキラと輝かせ、親である野良スシに向かって一心不乱に可愛らしい鳴き声をあげ続けている。小さな薄いヒレをピコピコ♡、プニプニ♡の尾ビレをフリフリ。その動きにあわせ、幼体達が下敷きにしているレジ袋がカサカサと音を立てていた。
 くたびれた親と違って、まだ産まれて日の浅いのだろう。幼体達はプリップリのもちもちの身体だ。二匹はそれぞれ、その若く瑞々しい身体を惜しみなく動かしていた。
525/03/29(土)07:05:58 ID:HWFg/pT6No.1296900224そうだねx2
 キュウキュウと鳴く可愛い我が子達を見て、野良スシは思わず顔を綻ばせる。
「スシィ~~!オレノオスシ、カワ~!オレ、シアワセ♡」
 野良スシは逸る気持ちを抑えながらもレジ袋の巣に近寄った。愛しい我が子達を抱きしめ、ヒレで撫でまわす。ニコニコと、それはもう幸せそうに。
 幼体達も待ちわびた親の帰還に全身で喜びを表現している。スリスリと親の身体に柔らかな頬を擦り付け、存分に甘えた。そんな中、親の身体がしっとりと潤いを含んでいることに幼体達は気が付く。
「キュウウ、キュ~~♡」
「キュ、キュ、キュッ!」
 何かをねだるような、急かすような鳴き方。それに野良スシはハッとしたように我が子をレジ袋の巣に降ろした。
625/03/29(土)07:06:25 ID:HWFg/pT6No.1296900255そうだねx2
 野良スシの腹部の一部は、鱗が剥がれ素肌が剥き出しになった部分がある。野良スシは身体を横たえると、鱗が剥がれたそこを我が子へと向ける。
「キュウウ~!」
「キュッキュピィ♡」
 幼体達は待ちきれないと言わんばかりに親の腹へ押し寄せる。
 小さな口を目一杯開くと腹へ吸い付き、ちゅうちゅうとしゃぶり始めた。

 町中の野良スシはよびみずで体に水を貯め、持ち運んだりできる。中には鱗を剥がし直接吸わせることで水を与えるスシも居た。
 このスシもその一匹だった。
 まるで授乳しているかのようなそれは、ちぐはぐで、おぞましくて、実に気色が悪い。

 ちゅっちゅっちゅっちゅ・・・・・・・・・・。

 静まり返った路地裏の一角に、吸い付く音が響き続ける。
 野良スシは生え始めた新しい鱗を自ら噛んで引き抜きながら、愛しい我が子をニコニコと見つめていた。吸われれば吸われる程、その身体は再び萎しおれて潤いを失っていく。
725/03/29(土)07:06:38 ID:HWFg/pT6No.1296900267そうだねx2
 分を弁えられるだけの賢さがなければ、人の住まう世界では生きていけない。幸いにもこの野良スシはよく理解していた。
 人間に見つからないように動き。
 人間が居ない場所に巣を作る。
 人間との対話では丁寧な言葉を使い。
 こちらが下だという自覚を持ち。
 とにかく、とにかく、野良スシは人間に見つからぬよう、地べたに這いつくばり、暗がりを行き交い生きてきた。
「オスシタチ、リッパナ、スシ、ニ・・・・・・」
 うとうとと寝ぼけ眼を擦り、野良スシはそのまま睡魔に任せて目を閉じる。
 どうか、この幸せがずっと続きますように。心のどこかで、そう願いながら。

 暗闇の中、怪しく光る双眸に気づくこともしないで。
825/03/29(土)07:06:57 ID:HWFg/pT6No.1296900294そうだねx2
 チュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュ・・・・・・。
 幼体二匹はより一層力を込めて吸う。力の限り親の腹を吸い続けた。
 染み出す水分を何度も飲み下し、再び吸い上げては口に含む。待ちわびた潤いにもっともっとと身体が命じた。親が眠ってしまったことなど気づきもしないで、本能のままにひたすらに吸う。

 背後の暗闇から、音もなく忍び寄る存在になど気づくこともできないのは当然であろう。

「ゲンゲ~~♪」

 ひょいっと幼体達を持ち上げる手に、幼体達はちゅぽんっと音を立てて親の腹から引き離された。野良スシの腹と幼体達の間を粘性の高い唾液が橋を作り、すぐにふつりと切れて消える。
「キュ?」
「キュゥ~?」
 幼体達は無理矢理中断された苛立ちで、眉間に皺を寄せる。そして自分達を離した存在を確かめるべく、その手の中で後ろを振り向いた。

 目の前に広がっているのは、視界に収まりきらない程の大きな口。それが、幼体達が最期に見たものであった。
925/03/29(土)07:07:24 ID:HWFg/pT6No.1296900336そうだねx2
「・・・・・・。ペッ、・・・・・・プッ!」

 幼体達を口に入れ、もぐもぐと口を動かしていた存在――ゲンガーは、尻尾と喉袋を地面へ吐き捨てる。そのまま、存在をあっという間に忘れたように暗がりの中へと消えていった。

 ――翌朝。

「ァ・・・・・・・・・・ァ、ァア?・・・・・・・・・・?ナンデ・・・・・・ナンデ・・・・・・・・・・オスシ・・・・・・・・・・」
 野良スシは呆然と、残された微かな肉片と喉袋を見つめている。小さな可愛らしい二つの尻尾と、シャリ。それをカサついたヒレで抱え、ぶつぶつと呟いていた。己の身体の乾き具合から、野良スシは自分が寝てしまっても暫くは吸い付いていただろうことを察する。
 お腹いっぱいに水分を飲んでいたというのに、たったこれだけを残して死んでしまうなんて・・・・・・。
 路地裏に繋がる壁の亀裂から、風が入り込んできた。ほんの少し前まで、最小にして最愛の存在達が居たレジ袋が、僅かな風に押されて軽い音を立てて転がって行った。

 人間を避けていようが、ポケモンに捕食されるリスクが残っている。そのことを、このバカで愚か極まる野良スシはすっかり忘れていたのであった。
1025/03/29(土)07:07:38 ID:HWFg/pT6No.1296900352そうだねx2
 ピーンポーンパーンポーン・・・・・・。

 町内放送が鳴り響く。

《〇〇市役所□□課から、お知らせです。8月■日■曜日は、午前9時から、午後5時まで、町内の野生化したシャリタツの、一斉駆除を、行います。参加を希望する方は、当日△△公民館にて、お手続きを、お願いいたします》

 ピーンポーンパーンポーン・・・・・・。

 機械的な、そして絶望的なそれは、しっかりと野良スシの元まで響き渡っていた。今頃、町中に潜むシャリタツは大騒ぎであろう。

 ――安息など、ありはしないのだ。
1125/03/29(土)07:07:51 ID:HWFg/pT6No.1296900370そうだねx2
「おかえりー・・・・・・待て、おい待て。もしかしてまた拾い食いした?毒タイプだからってお前さあ・・・・・・」
「ゲゲ~♪」
 にゅっと暗がりから「帰宅」をしたゲンガーであったが、飼い主に「拾い食い」がバレて叱られてしまった。だが、ゲンガーはどこ吹く風。
「ばっちいから口の中綺麗にしてきて」
「ンゲ~~?」
 毒タイプかつゴーストタイプであるゲンガーはあらゆる感染や寄生のリスクがない。その為お散歩の際に野良スシをぺろっといってしまう。仕方ないなあ、と言わんばかりに洗面台へ向かい、自分用の歯ブラシを手に取った。
「♪」
 ゲンガーは少し前から目をつけていた幼体達を思い出していた。散歩の折、偶然見かけた野良スシの跡をつけて見つけたあの場所。食べ頃を狙って親の隙に口にしたのである。
「ゲンゲエ~」
 柔らかく、そして薄っすら臭いあの味を思い出し、ぺろりと舌なめずりをするのだった。


 おしまい。
1225/03/29(土)07:07:58No.1296900383そうだねx14
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自閉症の積み木遊び
1325/03/29(土)07:08:26No.1296900411+
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他所でやれ
1425/03/29(土)07:11:10 ID:Vsereb7ENo.1296900598+
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もう反応ついてる
こりゃ辞められないね
1525/03/29(土)07:12:49 ID:HWFg/pT6No.1296900716そうだねx2
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1625/03/29(土)07:14:07 ID:HWFg/pT6No.1296900816そうだねx1
 とある一室にて、愛らしい鮮やかな黄色がちょこんと存在していた。それは小さなシャリタツ。柔らかなペットベッドの上で、リビングから続く廊下の先にある玄関を、寂しさから潤む目で見つめている。
「キュウ、ヌチ・・・・・・ヌチ、オカエリ・・・・・・マダー?・・・・・・キュウ」
 かつて「ヌチ」もとい飼い主ヌシがペットショップで買ってきたのがこのシャリタツだった。品種名は「舌足らズシ」と言い、その舌足らずな発音と稚魚幼体に寄せた可愛らしい見た目が人気の品種である。

「ヌチ、ヌチィ・・・・・・キュウウウ・・・・・・!」
 品種改良の折に甘えん坊かつ寂しがりにされたのもあり、このシャリタツは午後に差し掛かると寂しさからべそをかきはじめていた。時刻からして、そろそろ目に涙が浮かびだすだろう頃。
 いよいよ寂しさに耐えられなくなったシャリタツは、喉袋を膨らませた。
「チャリ、ギュー・・・・・・!」
 シャリタツは小さな身体にふさわしくこれまた小さなシャリをぎゅう・・・・・・♡と抱きしめた。
 巷ちまたでは【シャリ抱き】と呼ばれる行為。広く知られるこのシャリ抱きはその可愛らしさから親しまれてもおり、SNS等では写真や動画が多く投稿されている。
1725/03/29(土)07:14:29 ID:HWFg/pT6No.1296900839そうだねx1
 だが、その一方でそれを疎ましく思う層が存在するのも事実であった。過ぎた可愛さは愛らしいという感情を憎しみへと変えてしまう。所謂キュートアグレッションともいえる。

「ヌチ、オカエリー・・・・・・オレイーコイーコ・・・・・・キュー・・・・・・」
 シャリタツはシャリを抱き、そして飼い主がいい子で留守番していた自分を褒めてくれる・・・・・・その光景を夢想し、寂しさを紛らわせた。

 うるりと目から涙がこぼれそうになる頃、玄関に鍵を挿し込む音がした。
「!!チャリィ・・・・・・!!」
 シャリタツは即座に反応し、慌てて玄関に向かおうとし――その前に、玄関の扉が開いた。

「ただい――は?」
 扉を開けて帰って来た飼い主は、その場から真っ直ぐ見えるリビングを見て静止した。廊下の先の、リビングの中で米粒のように小さいそれを、見逃さなかった。
「チュチィ・・・・・・!」
 それすら知らず、シャリタツは飼い主がドスドスと真っ直ぐ足早に歩み寄るのを嬉しそうに待ち構えていた。

 ――シャリを抱きしめたまま。
1825/03/29(土)07:14:46No.1296900864+
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ママが朝ごはん持ってくるまで続ける感じ?
1925/03/29(土)07:15:10 ID:HWFg/pT6No.1296900890そうだねx1
 パン!!

「ヂュヂイ!!??」
 シャリタツは突然の衝撃に斜め後ろへと身体を持っていかれた。
 幸いペットベッドの上に居るままだった為、ボスッ!と音を立てて倒れるだけの留まった。左頬に走るヒリヒリと痺れる痛みと、それに遅れてやってくる激しいジンジンとした痛みに、シャリタツは耐え切れず涙腺を決壊させた。
「イ、イ"ヂャアアアアアア!!!!イヂャイイイイ!!!!キュウウウウウウウウウウウウウ~~~~~!!!!」
 あまりの痛みに、シャリを抱くヒレに更に力が入る。それを見た飼い主の目など、泣いているシャリタツの目には入る筈もなく。

 パン!!

「ギュウッ!?」
 また、左頬に衝撃が。そして今度こそ、シャリタツはその目を開いて前を見た。
 そこには、右手を振りかぶった飼い主が居た。

 パァン!!
2025/03/29(土)07:15:53No.1296900944そうだねx7
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2125/03/29(土)07:15:54 ID:HWFg/pT6No.1296900945そうだねx1
「ヂイイ!!」
「シャリ抱きやめなさいって何回も言ったでしょ!!」
 そう、この飼い主はシャリ抱きが嫌いであったのだ。
 これまで何度も何度も言い聞かせてきたものだが、甘ったれたシャリタツはなかなかやめることができず・・・・・・飼い主の溜め込んできた苛立ちが、この瞬間に弾けたのである。なんといっても、今朝「もう絶対やらない」と約束したところであるのだ。本当にシャリタツは馬鹿だ。

「・・・・・・キ、キュウ・・・・・・ヌチ」
 プルプル震えるシャリタツの頬は、普段の三倍にも腫れあがっていた。しっとりプニプニの頬は今や熱を持ち、ぼこぼこと固くなっている。
 痛みと怯えのあまり、シャリを抱くヒレを離さないシャリタツ。それがより一層、飼い主の怒りを逆なでした。

 ――むかつく!!

「やめろって言ってるでしょ!!」
 パン!!
「キュウ!?」
 ヒレがシャリから離れず、きゅっ♡と抱き着いたままなのが目に入る。飼い主の目は更に吊り上がり、苛立ちが掻き立てられた。
2225/03/29(土)07:16:27 ID:HWFg/pT6No.1296900988そうだねx1
「毎日毎日何度も何度も、ほんっといい加減にしてよ!!」
 パン!!
「ヌヂイイイ!!?ナンヂェエエッ、ヂュヂイイイイイイイ~~~!!!!」
 怒りのボルテージは上がるばかりで、ビンタをする手は次第に向きを変え、握り拳へと変わっていく。
 バシ!!ゴッ!!ゴン!!ガン、ガン、ガン!!

 ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!
 癒しを求めて買ったはずが、いつしか喉袋への執着心に気持ちの悪いものを感じるようになった。可愛いけれど言う事を聞かず、シャリ抱きをやめないシャリタツへの苛立ち。何もかもが爆発して、殴り過ぎで手が痛いのも忘れて叩き続けた。それに比例し、ひやりとしていたシャリタツの身体はみるみるぬるく、熱くなっていく。

 そうして、飼い主がすっかりくたびれて手を降ろした頃。シャリタツはヒクヒクと僅かに痙攣するだけの、無数のたんこぶの塊と化していた。
「ッ、ヒュ、ヒューーーー・・・・・・ヒュウウーーーーーー・・・・・・」
 仰向けのシャリタツは、ダメージのあまり動くこともままならないらしい。そも、原種と比較して小さい品種だ。女性といえど、成人の拳を何度も本気でぶつけられたのだ。当然である。
2325/03/29(土)07:16:49No.1296901023そうだねx2
スレッドを立てた人によって削除されました
シコシココピペせずにコピペ元のリンク先貼れば?
2425/03/29(土)07:16:52 ID:HWFg/pT6No.1296901030そうだねx1
 疲れ切った飼い主はぼんやりとシャリタツを眺めた。そうしていると、喉袋が不規則に膨らんではしぼんでいること、そしてくったりと伏せたヒレが上へ向かおうとするように震えていることに気が付いた。
 飼い主のぼんやりとした意識が、スゥゥ・・・・・・と冴え渡っていく。
「まだシャリ抱きする気なんだ」
 デスクのペン立てからハサミを取る。シャリタツは朦朧とする意識の中、飼い主の足音が近づくのを感じていた。
「あんたここまで言って聞かせても言う事聞かないもんね。やめないもんね。じゃあ」

「できないようにするから」
 シャリタツのヒレに、ハサミの刃が迫っていった。

 バツンッ!
「ッッッ・・・・・・!!!!!ヂイイイイイイイイイイイア"ア"ア"ア"ア"!!!!!!!!!!!!」
 右ヒレが切り離され、シャリタツは新たな痛みに絶叫した。
「るっさいな・・・・・・」
 ザクッ!!とシャリタツの横顔スレスレにハサミを突き立てる。ペットベッドの布を突き破り、綿に阻まれ止まった刃。シャリタツの腫れあがった顔に微かな切り傷を作った。 
2525/03/29(土)07:17:13 ID:HWFg/pT6No.1296901055そうだねx1
「黙れ」
「・・・・・・ッ!!」
 シャリタツはもう訳が分からないながらも、必死に飼い主の言う事を聞いた。
 恐怖で支配する。――不自然なようで、ある意味合理的な光景だった。
「あんた何回言ってもわかんないからね。あー、もうやらないとかそういうのもういいから。それ何回も聞いた。でもしなかったでしょ。だからシャリを抱けない体にすんの。もうさ、次抱いたらとかめんどくさい。全部なくす」
 新鮮な血の付いたハサミがギラリと光る。

 そんなことなら、シャリをちぎればいいのではないか、という問いかけは野暮というもの。そも、怒りの爆発した者に冷静さなど無である。わからぬ上に成さぬ相手――シャリタツにそのような考えを持って接しても無意味だ。我慢して我慢して、限界を超え続けて爆発したその先に、常識なんてものはない。
 わからせる為に痛い目に遭わせる。それよりも何よりも、この虫けらをどう痛めつけるか。そのことしか、その飼い主の頭の中には存在していなかった。

 結果。シャリタツは両ヒレを失くした。
2625/03/29(土)07:17:43 ID:HWFg/pT6No.1296901091そうだねx1
その後は、飼い主のいる前では決してシャリを抱く姿を見せることはなく。これで平穏な日々が・・・・・・と思った矢先。
 夜中に喉の渇きに起き上がり、ふとペットベッドを見やると。
「スウ・・・・・・シィ・・・・・・キュピィイン・・・・・・♡」
 きゅっ・・・・・・♡
 寝ている時に尻尾で膨らませたシャリを抱きかかえるように丸まっていた。

 末路はお察し。尻尾もシャリも奪われ、窓から投げ捨てられたのであった。
「ヌヂイイイイイ"!!!!!ギイイイイイイ!!!イヂャイイイアアアアアアアアア"!イヤッイヤ、イヂャアアアアアア!!!!」
 ぼとっと落ちたその先で、夜行性の野良ポケモンにちまちま引き裂かれ、シャリタツは食われて死んだ。

 飼い主は語った。
「もうシャリタツはこりごりです」
 皆さんは、早めの矯正と躾をしましょうね。専門家を頼るのもアリです。ダメならさっさと焼いて食べましょう。

 おしまい。
2725/03/29(土)07:18:12No.1296901132そうだねx17
お母さんも息子がいい歳してポケモン粘着してるとは夢にも思わないだろうよ
2825/03/29(土)07:21:33No.1296901400そうだねx7
こんなクソくだらねえことしてんのに自分への痛罵はスレ管理するプライドあるんだ?
2925/03/29(土)07:23:38No.1296901595そうだねx5
荒らし方もSSの内容もタブンネの時とやってること変わらんやん…
3025/03/29(土)07:24:19No.1296901644そうだねx5
あほだろ
3125/03/29(土)07:24:45No.1296901673そうだねx1
常に愛らしいとかぴこぴこ♡とか可愛さ強調してるよね
3225/03/29(土)07:25:32 ID:HWFg/pT6No.1296901735+
>お母さんも息子がいい歳してポケモン粘着してるとは夢にも思わないだろうよ
>こんなクソくだらねえことしてんのに自分への痛罵はスレ管理するプライドあるんだ?
>荒らし方もSSの内容もタブンネの時とやってること変わらんやん…
>あほだろ
>常に愛らしいとかぴこぴこ♡とか可愛さ強調してるよね
もうすぐ調理されてるシャリタツのレス
3325/03/29(土)07:26:12No.1296901808そうだねx7
may追い出されたからってこっち来ないで
どこにも居場所ないよ
3425/03/29(土)07:27:01No.1296901888そうだねx9
ゆ虐の固有名詞入れ替えただけで進歩がないね
3525/03/29(土)07:27:17No.1296901910そうだねx7
キショ…
3625/03/29(土)07:27:28No.1296901921そうだねx2
mayのほうが褒めてくれてたじゃんあっち行って帰ってこないで
3725/03/29(土)07:27:30No.1296901922そうだねx10
>もうすぐ調理されてるシャリタツのレス
もうすぐ調理されてるってどういうこと?
焦ってレスもまともにできんの?
3825/03/29(土)07:27:57 ID:HWFg/pT6No.1296901959そうだねx1
削除依頼によって隔離されました
>>もうすぐ調理されてるシャリタツのレス
>もうすぐ調理されてるってどういうこと?
>焦ってレスもまともにできんの?
細かいところの揚げ足を取って良い気になる
実にシャリタツめいている
3925/03/29(土)07:28:16 ID:HWFg/pT6No.1296901981+
シャリタツは本当は知能が低いのだよ
4025/03/29(土)07:28:25No.1296901993+
ヨッシーってあんだけボコスカ卵産むけど大半は中身自分で食って回収するの怖くない?
4125/03/29(土)07:29:23No.1296902058そうだねx11
>細かいところの揚げ足を取って良い気になる
>実にシャリタツめいている
悔しかったら誤字んじゃねえよゴミ
4225/03/29(土)07:31:09 ID:HWFg/pT6No.1296902196+
削除依頼によって隔離されました
>>細かいところの揚げ足を取って良い気になる
>>実にシャリタツめいている
>悔しかったら誤字んじゃねえよゴミ
ゴミは君だよシャリタツ
4325/03/29(土)07:32:09No.1296902269そうだねx12
シンプルに病気だから精神病院に入って出てこないでほしい
4425/03/29(土)07:35:20No.1296902517そうだねx12
無駄に長すぎる文章で圧倒的な才能の無さを感じる
4525/03/29(土)07:52:30No.1296903895そうだねx7
冷静ぶってる側が誤字ってると滑稽だよな
4625/03/29(土)08:05:33No.1296905020そうだねx2
実装石とか好きそう
4725/03/29(土)08:06:06No.1296905076+
ヨッシーの卵やん
4825/03/29(土)08:10:45No.1296905544そうだねx2
グロ裏とかでやれ
4925/03/29(土)08:15:09No.1296905987+
ゆっくりの後追いのタブンネの後追い
5025/03/29(土)08:18:05No.1296906266そうだねx1
管理できなくなって人をシャリタツ扱いしたところで君は全く偉くないし傍から見たら死んだ方がマシな底辺のままだよ?
5125/03/29(土)08:19:15 ID:iZ/xTmUwNo.1296906395+
del
5225/03/29(土)08:33:21No.1296908064そうだねx1
>シンプルに病気だから精神病院に入って出てこないでほしい
>無駄に長すぎる文章で圧倒的な才能の無さを感じる
>冷静ぶってる側が誤字ってると滑稽だよな
>実装石とか好きそう
>ヨッシーの卵やん
>グロ裏とかでやれ
>ゆっくりの後追いのタブンネの後追い
>管理できなくなって人をシャリタツ扱いしたところで君は全く偉くないし傍から見たら死んだ方がマシな底辺のままだよ?
>del
本当に愛らしいシャリタツ達だね
5325/03/29(土)08:33:35No.1296908098そうだねx7
ただのつまんねーやつが必死こいて狂人アピールしてる感じ
5425/03/29(土)08:41:03No.1296908969+
シンプルに文章が下手
5525/03/29(土)08:47:14No.1296909824そうだねx1
なんか障害ありそう
5625/03/29(土)08:54:39No.1296910922そうだねx1
>シャリタツは本当は知能が低いのだよ
馬鹿の一つ覚えしか出来ない奴が何だって?
5725/03/29(土)09:35:07No.1296918833+
読まれずにdel入れられるだけのもの必死に書いてなんの意味があるんだ


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