「シュウジ！シュウジ！」
「マチュ！マチュ！」
　呼び合えばいつでもシュウジが側にいてくれる。
　もう『近くにいるよ』じゃない。視界がシュウジいっぱいになるくらいシュウジとわたしは密接につながっている。
「人のつながりは大事なんだよマチュ」
「そうだね…」抱き合いながら言葉を交わす。
「どうして僕達は争ってばかりだったんだろうね」シュウジが問いを投げかける
「いろんな事があったからね…でもクラバがないと私達出会わなかったよねシュウジ」
「斗(たたか）いが僕達を引き寄せたのかい？」
「そうじゃない、そうじゃないけど。」
わたしは弱々しく言葉を続けようとするけど、なかなか次の言葉が出てこない。だってシュウジとはじめて『キラキラ』の中で出会えたのはクラバだし、それってつまり斗いの中で会えたって意味になってしまう。…そうだ！

「でもわたしね、シュウジとキラキラする前から『キラキラ』したんだよ」
「知ってる、僕の書いたグラフィック」
「うん、あれを見たときね、わたし、すっごい『キラキラ』したんだ。この絵の奥には何かがあって私を引き寄せるようなそんな感じが…しただから、斗いだけがキラキラじゃないのは知ってたとおもうな」
「マチュは正しい物の見方をしているね」シュウジが頷きながら答える
「そうかなぁ…こうリロセーゼンとした言い方…できないから、ごめんね回りくどくて」
「いいんだよ、でも僕達はガンダムが導くように斗いに引きずり込まれた」
「ひどいことがたくさんあった」
「いまこの空間にいるのもきっとその結果だろうね」
　そう、私達はキラキラを輝かせるためにすべての力を使い果たした。
　肉体も捨て。必死で、ただ必死で―――
「ねぇ…わたしたち、死んじゃったのかな？」
シュウジの顔を覗き込みながら私は尋ねる

　シュウジは少し考え込んだ後、口を開いた
「マチュ、これはきっと人の受けとりかた次第だけど。」
「うん」
「僕達は死んでいない、ただ別の次元へ移り住んだだけなんだよ」
「別の次元って…キラキラのこと？」
「そう、ニャアンやみんなが生きている現実とはちょっと離れてしまったけど、このキラキラの中で僕達は生きているんだ」
「そっか…わたし達。生きているんだ」
「そうだよ、だからキラキラの中で自由に泳げる…ほらマチュ前にも教えたよね」
「うん」
「海を泳ぐ魚のように…自由に跳んでごらん」
シュウジに後押しされるとわたしはかろやかな気持ちでキラキラ空間を飛んだ、お魚ってコロニーの中の生け簀でしか見たことないけど…こんなに自由なんだ！

　そして私は自由気ままにキラキラの中を泳いだ。景色はずっとまぶしすぎる光量でまっしろだけど、飽きはしない。どこまでも続くキラキラの中を一人泳いだ。
…気付いた時には遅かった。周りにはキラキラ空間が広がっているだけでシュウジの姿がどこにも見当たらなかった
「シュウジ！？シュウジどこ！？」
　はじめてのクラバで閃光弾を食らったときと同じ気持ちになった、シュウジがいない…死ぬ！それくらい、怖くて。そして、せつなかった。
　いくら叫んでもシュウジは見当たらないんじゃないかという不安が私を襲う。
そのとき、背中から、馴染みのある感触と耳元から聞き慣れた聲が聞こえた

　『近くにいるよ』

シュウジだった、いつもとかわらないシュウジの姿がそこにいる。

シュウジが目の前にいる。それだけでわたしはちょっと泣きそうになっていた。たった数秒の孤独から開放されただけで涙が溢れてしまいそう。いや涙はあふれていた。
「泣かないでマチュ」
シュウジだ！シュウジがいる！？それだけで涙が溢れてきてしまう。
　わたしってこんな感情的な女の子だったかな？けどうれしくて涙がでる
「シュウジ！？なんでここにいるの！？」
「ぼくはマチュが願う場所にならどこにでもいけるさ、ここはキラキラの中だよ。コロニーとか地球とか重力と肉体に支配された世界とはまた別なんだよ。」
「うーん、『むつかしい』事いわれてもよくわかんないや」
　わたしを抱き寄せるシュウジに躰をまかせながらわたしは頭をポリポリと搔く。
「つまるところの『愛』だよマチュ。『愛』でさえつながっていれば僕はいつでもマチュのところへ行けるし、マチュだって僕を思えば僕のそばにいつでもいける、そういう世界なんだよ」

　シュウジから放たれる「愛」という言葉に面喰らってしまう自分がいる。けどわたしとシュウジが愛し合っていることは確かなこと。これはクラバのマブとしてでもあり男と女の関係？の愛も芽生えているのかもしれない。
けど、安心した。この世界じゃわたしは一人っきりになることはない、シュウジがいつもそばにいてくれる。きっとこの世界は明るい世界だ。そう思えて仕方がない。
キラキラの中でふたり抱き合いながらキラキラを泳ぐ。
私はおもむろにシュウジの体をつよく抱きしめる
「どうしたんだい？マチュ」とシュウジが聞くので、私は一呼吸置いたあと、こう言ってやった。

「シュウジ、わたしシュウジのことがすき」

愛の告白だった、いままで遠回りして。ようやくたどり着けた愛を確かめ合う言葉。

「ぼくもだよマチュ、マチュはぼくのことがすきで、ぼくはマチュのことが好きなんだ」

「シュウジ、なんだか楽しいね」「そうだね、これからキラキラの世界はいつまで続くかわからない、けどこうして愛を確認し合えば。きっと退屈しないし。楽しく過ごしていけるね」

「シュウジ、一緒にもっと泳ごう！」「そうだね、キラキラは広大だからどこまでも泳いでいけるよ」

そして二人、掌を握り合いながらずっと泳ぎ続けた。
　疲れたら、シュウジと軽いキスをして眠りについた。
『お魚ってこんな生活してるのかな？』なんて事を思いながら深い眠りが私を襲う
けどシュウジとなら何処へだって行ける。
双つの魂がキラキラを失わない限り、きっと二人の世界は明るく照らされている。

明日も泳ごう！そしてシュウジといままでのこと、いままで話せなかったこと、嬉しかったことも悲しかったことも
たくさん話そう！そう思った。
　そう、このキラキラ空間は時間はたくさんある。だから飽きるほど二人でお話してそして一つになろう
瞼が落ちる、そして起きればまた白い世界とシュウジがいる
わたし、今とっても幸せ。

くっ！また目がやられる！
いやこれは花粉症の症状で

キラキラ怪文書きたな…

なんでニャアンだけおいていっちゃうの
一人にしないで…

今日は随分とカタログがキラキラしているな

1日に2キラキラだって！？やるな！

えっこれ２回目のキラキラ！？

本編開始前に怪文書出せるのすごいよ…

このアニメですね
まだ放送してないんですよ

シュウマチュいいよね
肉体は地上に魂を縛り付ける拘束具でしかないのいいよね
キラキラの中で自由に魚のように泳ぐシュウマチュいいよね

>宇宙世紀0085年12月
>　シャア・アズナブルこと、キャスバル・レム・ダイクンによる地球へのアクシズ落下はわたしとシュウジが起こしたゼクノヴァによって失敗に終わった。終わったらしい。後の事はわからない。
まだ始まってもいないのに最終回迎えてる…

キラキラ助かる

私もキラキラの中に行きたい！
マチュやシュウジと同じ刻を生きたい！

ニャアンは
ニャアンは幸せになってほしいから
ニャアンの悲しい特異点はわたしたちがもらう
だからわたしとシュウジの特異点をニャアンにあげるね

またマチュがバスターマシンになってる…

キラキラいいよね…さっき怪文書投げた者ですが画像お借りしましたすみません
渋にも投げたけど許してくれるだろうか許してくれるねありがとうグッドキラキラ