その割には灯花ちゃんがにやにやしてるような…
いや、落ちててもニヤつくかもしれん…！

ﾊﾞｯ!（両こぶしを天に突き上げるみふゆ！）

＜とったどーーーー！！！！！！

＜前回のあらすじ＞
みふゆの入試結果の通知が届いた！…しかしみふゆはそれを見るのを恐れるあまり
クレッセントハウスに立てこもってしまう
ねむが一計を案じ、通知の入った封筒を手にした灯花が地下通路を使い
大学の構内まで逃げることで引きこもったみふゆを外に出すことに成功する
途中、地下通路の落とし穴トラップに消えた天音姉妹という犠牲を払いつつも
みふゆはついに灯花の待つ大学構内に到達し…！

え…！？

『『ねー…👍』』
（やうやう春めいてきた三月の空に浮かぶ天音姉妹のカワイイな笑顔…！）

あ゛り゛ま゛し゛た゛…！

あっ…あっ…！！（涙と鼻水でグズグズのみふゆの泣き顔！）

…やったか？！

ご苦労さま、おじさん…そして
みふゆ、どうだったかな…ここまで来たらもう逃げることも隠れることも出来ないよ
（成人男性に背負われたねむもみふゆの姿を認める）

ありましたぁ～～～～！！！うえーーん！！！！

>あ゛り゛ま゛し゛た゛…！
な…何が…！？なにがあったの！みふゆさん！！（ずいっと身を乗り出すさやか！）
灯花！あんたも見たんでしょ…！

ふっふーん！だから言ったにゃー！
あれだけ答え合わせをして推定合格ラインはクリアできたってのを信じないのは
わたくしたちを信じないのと同じなんだから～！

くふふっ♪ほらっ！！見てよねむ！そしておじさまたちも！
（みふゆの手に握られた番号の書かれた紙を手に取る灯花…そして合格番号が載っている掲示板を高らかに指さす）

番号です！！
ワタシの受験番号０３７５６４！ありました！
　　　　　 　 　 　ﾐ ﾅ ｺﾞﾛ ｼ

なんて縁起の悪い番号なのよーーーー！？
ホントに！？見間違いとかじゃ無いよね！？！

おおっ！あるぞﾐﾅｺﾞﾛｼ！おめでとうみふゆさん！

037389
037456
037564←
038312

間違いありませんよね？！（何度も見直している）

>037389
>037456
むむむ…むむむーーー…！(目を細めて番号を見つめるさやか！）
>037564←
ああっ…あっあっ…うわあーーーーーーーーーーーーっ！！！！（ﾊﾟｧｧｧｧ…！）

ああっ…これで…これで水名学園に顔を出しても浪人のOB…
もっとひどい言い方になると無職のOBにならなくて済みます…！

>間違いありませんよね？！（何度も見直している）
むふっ、間違いなく君の番号は合格者発表の掲示板に載っているよ
夢でも幻でも無いよ、みふゆ…！

むふっ…僕たちの肩の荷も下りたね？
おめでとう、みふゆ…！

>ああっ…これで…これで水名学園に顔を出しても浪人のOB…
>もっとひどい言い方になると無職のOBにならなくて済みます…！
もちろん念願の薬学部だにゃー！くふふっ♪
ま、天才のわたくしがお尻をひっぱたいて教えたんだからとーぜんの結果だけど！

ほんと！あたしもちょっと感動しちゃってるわよ…あは、あはは…！
おめでと！みふゆさん！

あっ…やっちゃんからの通知です…！
結果を催促してますね？いいでしょう！送り返してあげます！

はあ…はあ…やっと罠から抜け出せたよ～（ﾌﾗﾌﾗでやってくる笛姉妹）
あ、あれ？この雰囲気って…

みふゆさんが泣いているでございます…もしや…！（蒼白の月夜）

落とし穴から出るのに時間がかかってしまったのでございます…って？
み、みふゆさんがぐちゃぐちゃの顔で泣き崩れているのでございます…？！
月咲ちゃん！これはまさか…！

っ…ウチに任せて！月夜ちゃん！（ｻﾞｯ…！）
みふゆさん！それにペロおじ！試験の結果は…結果はどうだったの！？

（くるっと姉妹に振り返り）
ありました！ﾐﾅｺﾞﾛｼですよ！

>（くるっと姉妹に振り返り）
>ありました！ﾐﾅｺﾞﾛｼですよ！
「「ﾋｨｰｰｰｰｯ!!」」

こわいのでございます～！！！
みふゆさん！まずは心を落ち着けて欲しいのでございます！
ご乱心でございますか！？殺戮でございますか！？

いやぁ番号です！！
ワタシの受験番号０３７５６４！ありました！
　　　　　 　 　 　ﾐ ﾅ ｺﾞﾛ ｼ

ちがうそうじゃない！番号の語呂合わせが37564なだけだ！
みふゆさんがついにやったぞ！合格だーー！！

ね、ねー！月夜ちゃん！（ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ）
そそそそそそうだ！フェリシアちゃんを呼んで記憶を飛ばしてもらえば凶行を止められるかもしれないよ！

ﾋﾟﾛﾛﾛ!!（やちよからの着信）

落ち着くのだ！
ほらみふゆさんを見てごらんよ…舞い上がっちゃってるから！

>ちがうそうじゃない！番号の語呂合わせが37564なだけだ！
>みふゆさんがついにやったぞ！合格だーー！！
「「えっ…！」」（抱き合って震え上がる天音姉妹が…そっくりなその顔を見合わせる！）

みふゆさんが……合格…！？

>ﾋﾟﾛﾛﾛ!!（やちよからの着信）
『みふゆ…！本当に合格したのね？』

本当に！？夢じゃ無いんだよね！？（ｽﾞｱｯ！と詰め寄る月咲！）
これ現実だよね！？さやか！！

幻想じゃありませんよね…？
ﾕ ﾒ

いっえーす♪ガチだよ月咲！
みふゆさんはもう浪人じゃないよ、大学生だよ！

https://youtu.be/PvvDj2fnKoQ?t=13

ま、待って下さい…まだこれが夢だという可能性は残されています
ワタシの魔法のアサルトパラノイアってそういうことが出来てしまいますし…！（わたわたわたわた）

>ま、待って下さい…まだこれが夢だという可能性は残されています
>ワタシの魔法のアサルトパラノイアってそういうことが出来てしまいますし…！（わたわたわたわた）
むー…みふゆ～？　ちょーっとみふゆのほっぺつねるね～？
とりゃーっ！（ﾑｷﾞｭｳｳｳｳｳｳｳとみふ頬をMAXパワーでつねる灯花！）

>『みふゆ…！本当に合格したのね？』
もしもしやっちゃん？！なんだか僧みたいなんです！
この環境が牛歩式の世界でポジションが変わるのはかなりレアなので信じられません！

いいいい！？いひゃいれす～！！！！！

（しもんきんめいた見た目になるまでしこたまつねり散らかされるみふゆのもちっとしたほっぺ…）

>『みふゆ…！本当に合格したのね？』
や…やっちゃん！！
ああっ！今ワタシが話しているやっちゃんはちゃんと本物ですよね！？

ワタシのアサルトパラノイアが見せている理想の夢じゃ無いんですよね…！？

>や…やっちゃん！！
>ああっ！今ワタシが話しているやっちゃんはちゃんと本物ですよね！？
『当たり前でしょう？』
『いいからさっさとみかづき荘に顔を出しなさい！』

>『いいからさっさとみかづき荘に顔を出しなさい！』
ええ～…それは一体どういうことなのでしょうか…？

>いいいい！？いひゃいれす～！！！！！
くふふっ♪どうかにゃ？ちゃーんと痛いでしょ～？
みふゆの神経は痛覚をせいじょーに脳に伝えてるよ！

>この環境が牛歩式の世界でポジションが変わるのはかなりレアなので信じられません！
時女さんも水名女学園の編入手続き合格してたもんね？
ねー、月夜ちゃん！（にっ）
時女さん、確か…この春から月夜ちゃんの後輩になるんでしょ？

『いいから黙って早く来なさい…！ｶﾞﾁｬ』

>くふふっ♪どうかにゃ？ちゃーんと痛いでしょ～？
>みふゆの神経は痛覚をせいじょーに脳に伝えてるよ！
全力でつねりましたね！？もっと手加減して下さい、灯花～…！
（真っ赤なほっぺのみふゆである）

>時女さん、確か…この春から月夜ちゃんの後輩になるんでしょ？
水徳寺からの通学になるとのことでございます
…みふゆさんが浪人から大学生となり、そして時女さんが水名女学園生になるのでございますね

えっとみなさん…やっちゃんに呼ばれてしまいました……
なんでもみかづき荘に来て欲しいと

そっか…やちよさんも結構気にかけてたんでしょ？
じゃあ直接報告してあげなきゃですよみふゆさん！

>全力でつねりましたね！？もっと手加減して下さい、灯花～…！
>（真っ赤なほっぺのみふゆである）
みふゆ…これで君の合格が現実だと言うことに実感が持てたはずだ
と言うか、もしこれが夢幻なら僕と灯花は今頃、みふゆに祝福の言葉などかけていないよ

やちよおねーさまにもちゃーんと報告しないとねー？
それにきっとおねーさまも報告を待ってるはずだにゃー？

そっか…そっか…！やっと報われたんだね、みふゆさん！（よよよ…！）
ウチらからもおめでとーっ！ねー！（ｶﾞﾊﾞﾁｮ！）

試験勉強の詰め込みで変な数式とか英単語しか口にしなくなってガンギマった目のみふゆさんの部屋に
毎日ご飯を作りに行ったウチらも鼻が高いよ！

皆さん…行きましょう…みかづき荘へ！
もう何も怖くありませんよワタシ！

>試験勉強の詰め込みで変な数式とか英単語しか口にしなくなってガンギマった目のみふゆさんの部屋に
>毎日ご飯を作りに行ったウチらも鼻が高いよ！
そこまでアシストしてたんだ…！ってあたしたちもえーっと…
コタツを提供したり？あ、これだめなやつだ

ねー…月咲ちゃん…！（よよよ…）
お部屋に乱雑に脱ぎ散らかされたみふゆさんの服と下着を毎日洗濯した私たちのあの日々も
ようやく報われたのでございますね…！

よくおじさまのとこに逃げ込んでたりしたにゃー…
でも場所の特定が容易でしたから～？

>コタツを提供したり？あ、これだめなやつだ
んもー！ほんとだよさやかお姉さま！プンスカプンだよ！（ｳｶﾞｰｯ！）
おじさまとさやかお姉さまの家にみふゆが逃げるのをいかに妨害するかが終盤の難問だったんだから！

（そして勝利の凱旋とばかりにみかづき荘の前にやってきた一行・・・！）

みふゆの固有魔法は幻惑の魔法だからね…（しかめ面のねむ）
みがわりの術みたいな魔法で何度出し抜かれたことか…

まあまあいいじゃないですか！全てはいい思い出になりましたから！今日この日に！！
>（そして勝利の凱旋とばかりにみかづき荘の前にやってきた一行・・・！）
さて…それじゃあやっちゃんに直接報告に行きましょう！
こんにちは～！

>よくおじさまのとこに逃げ込んでたりしたにゃー…
>でも場所の特定が容易でしたから～？
暁美さんのお部屋にもよくお邪魔してたよねー…あの子よく追い払わなかったよね？
ウチらじゃ近づいただけで、いつのまにか後ろに立たれて銃を突きつけられたことあったんだから！

いやー…なんかいつの間にかコタツに入ってたりするからガー不で…

（ｶﾞﾁｬ…）ふふ…来たわね、みふゆ
いい顔、してるじゃない（にんまりと親友を迎えるやちよ）

みふゆが一歩踏み入れるや否や…
ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟｰﾝ!!
クラッカーの音が鳴り響く！

って…みふゆ？
あなた…どうしてクリスマスの衣装なのよ…？

（『合格おめでとうみふゆ』とショドーされた横断幕が掲げられている）

こ、この服はですねやっちゃん、クレッセントハウスにあったのを着てきただけでして～…
>ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟｰﾝ!!
>クラッカーの音が鳴り響く！
きゃあっ！？（ﾋﾞｸｯ！…たゆんっ💜）

>って…みふゆ？
>あなた…どうしてクリスマスの衣装なのよ…？
大した問題ではありませんよやっちゃん
>（『合格おめでとうみふゆ』とショドーされた横断幕が掲げられている）
それよりこれって…

みっふゆーーーーーーーーーー！！！（ｶﾞﾊﾞｰｯ！と飛び出してくる鶴乃）
うりゃーーーーーっ！！！（赤エフェクトを伴う激突ハグ！）

合格おめでとうございますみふゆさん！！（花束を持ってくるいろは！）

うぐっ…！？（赤エフェクトと打撃音を伴いつつ鶴乃を受け止めるみふゆ）
つ…鶴乃さん！

よかったなーみふゆー
オレと鶴乃もﾀｲｼｮｰにお祝いして来いって言われてソッコーで来たんだぞ！

ついにゴーカクしたんだろ、白いねーちゃん！
これでシャカイテキにも大学生のやちよと同格の強さってやつになったんだな！

え…ええッ…！こんなお祝いを用意して…！

今日はお祝いっ！！私たちからの気持ちだよ！！みふゆ！！！
（ｶﾞﾊﾞﾁｮ!と抱きつく鶴乃）
お゛めでと～～～！！！よかった゛よぉ～～～ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ

オレもオレもーーーーー！！！！
どーーーーーーーん！！！！！

みふゆさん…ついに…ついに…！薬学部に合格したんですね…！
こんな日が本当に来るなんて！　すん…すん…！

へへっ！やちよー！この横断幕はいらなくなったな！！
（『立ち上がれみふゆ！七転び八起きだ！』と書かれている横断幕）

>合格おめでとうございますみふゆさん！！（花束を持ってくるいろは！）
あっ……ありがとうございます…ありがとう、ございます…！
いろはさん…！みなさんも゛…ワタシ！ワ゛タシ…！

>（『立ち上がれみふゆ！七転び八起きだ！』と書かれている横断幕）
あっ…もしかして慰め会にいつでもチェンジできるように用意してた？！

>へへっ！やちよー！この横断幕はいらなくなったな！！
>（『立ち上がれみふゆ！七転び八起きだ！』と書かれている横断幕）
わ、わーっ！わーっ！フェリシアさん！それを見せちゃったらダメだよ～！
（ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞと背伸びしつつ両手で不穏な横断幕を隠すうい）

>へへっ！やちよー！この横断幕はいらなくなったな！！
>（『立ち上がれみふゆ！七転び八起きだ！』と書かれている横断幕）
フェリシア
仕舞ってきなさい
いいわね？

オレ頑張って作ったのになー
まーいっか！

も、もうっ…フェリシアさんったら…！

ﾋﾟﾋﾟｯ（十七夜からのメッセージだ）
『梓、大学合格おめでとう。今は仕事中で顔を出せないが、あとで顔を見せよう。何か欲しいスイーツがあれば教えてくれると助かる。』

ウチらも万が一、滑ったら滑ったでみふゆさんをウチらで囲んで
慰め会をするつもり満々だったもん、一緒だよ！

なんでしょう…思ったよりもワタシ…いろんな人に気をかけてもらっていたんですね…！
ううっ…ぐすん…

（祝電ならぬ祝ﾒｯｾが次々に届く）

あらためて…私からもおめでとうございます、みふゆさん
みふゆさんから託された箏曲部の現部長として…そして水名女学園の後輩として
心から祝福させていただきたいのでございます…！

ふふ、灯花ちゃんもねむちゃんも…ほんとうにお疲れさま！
やちよさんの親友のみふゆさんを合格まで連れて行ってくれてありがとう…！

みふゆさん、とーっても頑張ったってみんなから聞きました！
（両手を合わせて例の構えで微笑むういちゃん！お花エフェクト！🌼）
頑張った結果ですね！すごい！

>ふふ、灯花ちゃんもねむちゃんも…ほんとうにお疲れさま！
>やちよさんの親友のみふゆさんを合格まで連れて行ってくれてありがとう…！
（妹たちを抱き寄せその頭を撫でるいろは！その姿まさにお姉ちゃんオブお姉ちゃん！）

お姉さま…！（じーん…）
にゃっ…にゃ～～…♡

そういわけで！合格お祝いパーティの始まりだよ！
（鶴乃がオカモチから次々と料理を出す！）

むふっ…これこそまさに欣喜雀躍（きんきじゃくやく）…
お姉さん…僕の大好きなお姉さん…♡

＜ちょっと待ったー！チャンス逃してたまるかー！！

>そういわけで！合格お祝いパーティの始まりだよ！
>（鶴乃がオカモチから次々と料理を出す！）
祝いの笛ならばこの天音姉妹にお任せでございます！
ねー！月咲ちゃん！（篠笛を咥え、吹き鳴らす！）

ねー！月夜ちゃん！最高の演奏をこのおめでたい日に捧げちゃうよ！

>＜ちょっと待ったー！チャンス逃してたまるかー！！
その声はーーー！？…ももこさん！

ﾋﾟｨ～♪
　　　　ﾋｮﾛﾘ～♪

たまにはタイミングがいいとこで来たっていいだろ？
やちよさんからのメッセージですっ飛んできたよ！

｜合格と言えば…桜…！｜(ﾑﾌｰ…)
｜今こそ桜の花びらが必要と聞いて…山から降りてきた｜

アタシだってみかづき荘OGだからね！
まさかみふゆさんが大学に受かるなんて…！

｜花びら撒いていい？撒いて良い？ねむ、いろは、ういに灯花｜
｜もう我慢できない…いっぱい撒くね…！｜（ﾊﾞｯ🌸ﾊﾞｯ🌸）

（おめでとうございます……ボクも鼻が高いです……！）

『ん……おめでとう、みふゆ』（ｽｩｰｯ…👻）
『こんな日が来るなんて…ね…』

なによ！レナ達だってお祝いに来たんだから！！
えっとその…

ありがとうございます！ありがとうございますっ…（ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ）
えっ…？！
>（おめでとうございます……ボクも鼻が高いです……！）
>『ん……おめでとう、みふゆ』（ｽｩｰｯ…👻）
>『こんな日が来るなんて…ね…』
（その気、みふゆは見た！黒と緑の衣装を着たあの二人が、カウンターめいた席に座っている！）
（……消えた…）

ふゆぅ…レナちゃんどうやって励まそうかずっと考えてたんだよねぇ…
　

え……っ！？（ｺﾞｼｺﾞｼ…）
え、えええ！？