二次元裏@ふたば

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343789 B25/02/26(水)23:31:50No.1287295233そうだねx2 01:03頃消えます
前回
fu4699293.txt
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
125/02/26(水)23:32:09No.1287295330+
前回の交わりから暫く時が経った。
夜明けも何もないこの世界では時を刻むものはないに等しく、おのおの腹具合と性欲の溜まり具合で大体の時間経過を把握するぐらいである。
そして、ここで言う「暫く」とは、ノーデが劣情を─表面上すら─抑えきれずに、媚びっ媚びで誘って来始める時期をとうに過ぎたことを指す。

図書館の夢の篝火に帰還した自分を素早く補足し、浮きかける腰をすぐに鎮めるノーデ。もはや狸寝入りなどしていられないようだ。
最低限の面目を保つための上っ面だけの会話をひとことふたこと交わした後に、誘ってくる─いや、懇願してくるのがここ最近の流れである。自分にはいくらでも女がいるが、ノーデには自分しかいないのだ。過ぎた意地悪はそろそろやめてやるべきだろう。

お帰りなさいませ。そう言い終わるや否や、こちらから声をかけてやる。

今日は思い切り愛してやる。

女の身体がビクンと跳ねた。

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225/02/26(水)23:33:19No.1287295739+
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「×××様ぁっ♡♡ どうかこの賎しいおまんこうさぎにっ♡♡ ×××様の寵愛をっ♡♡ おちんぽっ♡♡ 下さいっ♡♡」

机に両手をつき、桃尻を振って、下賎なる不死者のソウルを求めて挑発する雌兎。見飽きるほど見た光景だが、やはり高貴で怜悧な『白の女王』たる旧支配者がやっているとはとても思えない。
そのギャップがそそる時期は、とうに過ぎた。確かに本能にはムラムラと訴えかけてくるが、甘い甘いキャンディーも、そればかり舐めていれば飽きるというもの。酸味や辛味も欲しくなる。

黒いソウルが再び顔をもたげる。前回の「味変」は、ノーデに事前に伝えない、一方的な行為だった。最終的にはノーデも楽しんだかもしれないが、ふつう了承もなしに始めていいことではなかった。愛とは二人で育てるもので、どちらかが押し付けて繕うものではないはず。

ならば、了承と協力を得ればよい。
325/02/26(水)23:33:46No.1287295901+
既に膝まで垂れるほどに股を濡らし、一刻も早く肉棒を挿れたがっているノーデに覆い被さる。右手をノーデの手に重ねる。女の興奮がさらに高まるのが分かる。
しかし挿入はしない。ただ、股にあてがいつつ、耳元で囁く。

自分の指を切断したら、愛してやる。

右手に握った折れた剣を、ノーデの手の平にそっと添えてやる。
425/02/26(水)23:34:06No.1287296039+
……予想よりも早かった。逡巡はないに等しかった。この女の性欲は、ここまでこの女自身を狂わせるのか。命じておいて空恐ろしくなる。
一も二もなく、左手の小指第1関節あたりを切断したノーデは、左手の痛み故だろうか、挿入への期待故だろうか、両足をさらにキツく閉じ、股に挟んだ肉棒を刺激する。

いい子だ。約束通り、挿れてやる。
「~~~~ッッッ♡♡♡♡ ぉお"~~~ッッ♡♡」
白の女王がイき散らかす。待ちわびた肉棒をこれでもかと舐め上げ、ソウルを媚びてくる。ユニスにも見せてやりたいものだ。白濁の女王の間違いじゃないのか?
襞の収縮に合わせ、こちらも腰を振って楽しむ。腰を振るとまた収縮が始まる。ループが終わるまでは少し時間がかかった。

絶え間ない絶頂から戻り、落ち着いてきたノーデの体勢を変え、仰向けにさせる。これまでの快楽に溺れ、これからの期待に溢れる瞳と目を合わせる。さらさらの髪に指を通しながら玉のような頬を撫で、顔を近づけ、再び囁く。

残りの指を切るたびに、さらに深く愛してやる。

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525/02/26(水)23:34:30No.1287296180+
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ざくり。胸から首筋にかけて唇を落とした。
ざくり。唇を重ねた。
ざくり。舌を絡めた。
ざくり。最後の仕事を終えた剣を置かせ、空いた右手に指を絡めた。

痛みを感じていない…わけがないことは前回確認している。指を切る痛みが人並みにある上で、快楽への欲がそれを大きく上回っているのだろう。むしろ、痛みが人並みにあるからこそ、それだけ愛してもらえる権利が得られたとでも思っていそうなものである。

何一つ思い通りにいかない、血と肉と狂気に満ちたこの世界で、この女だけは絶対的に自分に従順だ。見苦しい左手と飛び散った血を巧妙に隠しながら舌と指を絡め、こちらに媚びる女の殊勝さに、本気の憐憫と愛情を覚えた。
625/02/26(水)23:34:57No.1287296345+
空いた右手で女の上体を起こし、対面座位に近い体勢にする。
ノーデ。
そう呼びかけ、痛みというよりは快楽によってふわふわと浮わついている意識を、然と自分に向けさせる。
女と目を合わせ、気持ちをそのまま伝える。

ノーデ。君を愛している。

挿入時と同じぐらいノーデの身体が大きく跳ね、同時に絶頂に達した。

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725/02/26(水)23:35:09No.1287296414+
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この愛し合い以来、ノーデの反応が少し初心(うぶ)になったような気がする。目をあまり合わせようとせず、たまに一瞬目な合うと、すぐに逸らして顔を紅潮させる。可愛らしいものだ。

理不尽で満ちたこのワンダーランドも、何時までも見つからないアリスも全て忘れて、ただ彼女と逃避行し、愛し合い続けるのも、悪くないのかもしれない。
825/02/26(水)23:35:32No.1287296555+
fu4699296.txt
925/02/27(木)00:05:18No.1287307251+
リョナ趣味は無いけど良かった
これくらいなら普通におまうさ喜ぶだろうな…
1025/02/27(木)00:30:09No.1287315862+
純愛ヨシ!


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