二次元裏@ふたば

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47865 B25/02/24(月)23:25:51No.1286689707そうだねx6 01:02頃消えます
「どうしたもんかなぁ」

学校帰りの商店街。ショーケースの前で、ひたすらに頭を悩ませる
眼前には色とりどりのスイーツたち。そのどれもが美味しそうで、だからこそ絞り切れなくて
もういっそ全部……とか考えてしまうほどには、思考は煮詰まっていた

「もうどれだけ悩んでるんだし。早く決めるし」

後ろから呆れたようなソダシちゃんの声。いやまぁそうなんだけどね?
タイムとかもう眠そうにしてるし。あれ、考え始めてどのくらい時間たったっけ

「テキトーに決めろってわけじゃないし。ただ時間も迫ってるし、そもそもどれ選んでも美味しいのは間違いないんだからあとは直感で選んでも問題ないし」
「そう、だよなぁ……じゃあこっち……いやでも………」
「ソング。その選択肢で迷うのもう5回目だよー」
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
125/02/24(月)23:26:01No.1286689775そうだねx1
うぐ。もうそんなに迷ってたか

「このままだと普通に帰るの遅くなるし」

今年もこの日がやってきた。ほんと、時が経つのが早いったらない
それは私達にとっては忘れてはいけない日の一つ。というか忘れたらどんな拗ね方されるかわかったもんじゃない
それもあるし、なによりせっかくなんだからちゃんとお祝いしてやりたいのもあって………

「………んぅぅぅぅぅぅぅ。じゃあ………これだ!!!」
「やっと決まったし」
「プレゼントは先に用意しておいてよかったね、ほんと………」

2月23日。それは、あの騒がしい元気はなまる娘の大事な日
メイケイエールの誕生日がやってきたのだ
225/02/24(月)23:26:11No.1286689844そうだねx1


「いやぁ……本当にごめんな」

商店街からの帰り道。長々と待たせてしまった二人にお詫びのたい焼きを手渡しながら安堵のため息
もっとギリギリになってるかと焦ったけど、少しばかり間食するくらいの余裕はあってよかった

「いやぁ。あいつの好みのケーキは把握してるんだけど……あの店、商品が豊富で選択肢が増えて迷っちゃったよ」
「まあ、そこはわかるし。でも流石に時間かかり過ぎだし」
「たい焼きいただきます。………あ、美味しい」

ベンチに置いてある箱には、先ほど買ったばかりのケーキが大事に大事に収められている
やっぱり誕生日パーティにはケーキはないとね。ここは欠かせないポイント

「でもまぁ、突然のことだったからなぁ」
325/02/24(月)23:26:24No.1286689924そうだねx1
思い返せば、発端は一昨日の事
本当なら誕生日は毎年チームで祝っているのだけど……というか今年もその予定だったんだけど
突如、雪崩のような勢いで先輩方やトレーナーさんに襲いかかった急用と緊急遠征の数々
その目が回るような多忙に半分埋もれながら話し合った結果、「まずは後輩たちでお祝いしてあげてほしい」という結論が出て
流石の流石に私だけ、というのはいくらなんでもあんまりなのでソダシちゃんとタイムを緊急招集。ケーキなども急遽用意することになり、今日は放課後即学園を抜けて商店街までやってきた、というわけだ

「とりあえず、あいつはこの手のケーキ大好きなのは間違いないから。その点は問題ないよ」
「まー、いかにもエールちゃんが好きそうなやつだし」
「こういう賑やかなの好きだよね」

伊達に随分とあいつと一緒に行動はしてない。この程度の好みならしっかり把握済み。自信あります
あとはみんながどんなプレゼントを用意したかだけど……その辺はもう任せるしかない。私もそこは……自信はあるけど、どうだろう………
425/02/24(月)23:26:35No.1286690000そうだねx1
「じゃあ、一休みしたらプレハブに向かって準備。その後、事前に予定空けさせてあるメイケイエールを召喚してお祝い。その流れで」
「お菓子とかは昨日のうちに買っておいてよかったね」
「飲み物も万全だし。絶対余るくらいの量あるから残ったら処理よろしくだし」

ああ、うん。そのくらいは買ってたね……冷蔵庫パンパンだし
先輩方が困るといけないし、早めに消費しないとな………
と、全員がたい焼き食べ終わったらしいのでそろそろ準備としようか。そう思ったらソダシちゃんもタイムもそう思ったのか、同時に立ち上がる

「じゃあ、プレハブに戻ろうか。毎回遠くて申し訳ないけど」
「それはいいけど……ソングたち、いつもあの僻地に通ってるの大変そうだなとは………」
525/02/24(月)23:26:55No.1286690122そうだねx1
それはそう。人数も増えてきたことだし、そろそろいい立地に……と思わなくもないけど
今じゃ畑も開墾しちゃったし、色々増設した便利なDIY設備もあるし……正直それらが惜しいから今のままでいいか
なにより、普段やってる好き勝手って多分あんな僻地じゃないとやれないだろうし
下手なことしてもしもしバンブーポリスされるより全然いいか。うん、今の立地でいいです

「………何考えてるか大体分かった気がするし」
「?」

タイムはほとんど分かって無いようだけど、ソダシちゃんは今までなんだかんだうちのチームにも顔出してたしそりゃわかるか
とはいっても、ちゃんと外にお出しできるものだけ見せてきたはずだけど……変なもの見られてないよね?

「ちなみにケーキとお菓子以外は用意してるし?」
「温めるだけでオッケーなパーティー向けのお惣菜を昨日の練習終わりに作ってしまってあるよ。メイケイエールのやつ結構食べるからその辺は配慮した」
625/02/24(月)23:27:08No.1286690201そうだねx1
本当は作りたてが一番なんだけど、それは先輩方もいる時に改めてやるチームでのお祝いの時にとっておこう
このチーム入ってから色々料理できるようになったよなぁ………昔の私はもっとワタワタしてた気がするけど

「……結構食べるのはソングラインちゃんもだし」

ソダシちゃんのつぶやきははっきり聞こえたけど、今はスルー。今ケーキ持ってるし
あとでソングチョップをお見舞いしてあげよう。いや、決して反論できないとかじゃないけどね

「ちなみにこれは余談だけど。手羽先は真っ先に手配した」
「ああ、エールちゃんの大好物………」
「というか名古屋のソウルフードだし」

ほんと、あいつは手羽先大好きだからな……あればあるだけ食べるし
というか地元愛が凄い。前に名古屋の帰省に着いていった時……マウンテン……登山………うっ頭が
725/02/24(月)23:27:20No.1286690270そうだねx1
「もう少しでバスが来る時間だし」
「おっと、じゃあ少し急ごうか。ケーキが崩れない程度に」
「まだ少し余裕ありそうかな。走ったりはしなくても大丈夫だよ」

自慢の懐中時計を見ながらタイムが教えてくれる。この寝坊助、時間管理はしっかりしてるんだよね
部屋の中に大量の時計や時計モチーフの物があるのもその影響なんだろうか。いつも持ってる懐中時計は特にお気に入りみたいだけど
まあ、それは今度考えよう。今はバスに遅れないことが大事だ

「うー、寒……雪降ったりしないだろうな………」
「雲はないから大丈夫なんじゃないかな」
「ケーキが痛む心配しなくていいのは楽だし」

そうして、私達はバス停へと歩む
この後、どうやってあの元気爆発娘を驚かせてやろうか、とか。そんなことを相談しながら
825/02/24(月)23:27:31No.1286690343そうだねx1
「さーて……プレハブ着いたら速攻で飾りつけだな………」
「簡単なものとはいえ、大変そうだし」
「エールちゃんもあんまり長く待たせちゃいけないからね」

毎年恒例のこととはいえ。やはり、誰のものでも誕生日というものは浮足立つ
一年に一度、誰にでも平等に訪れる特別な日。だからこそ、毎年の事であってもその一回一回が特別であってほしいと願うから
だから。その特別を届けるために、私達は帰り道を、気持ち急いで歩んだ
925/02/24(月)23:27:44No.1286690430そうだねx1


「「「誕生日おめでとう!!!!!!!!!!」」」

揃えた私達の声。乾いた音を響かせるクラッカー。舞い散る紙吹雪
……バズーカクラッカー?使いませんよ、あんな危険物

「ありがとうございます、みんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

そして、にっこりと。満面の笑みで答える本日の主役、メイケイエール
事前に言ってはなかったし予定絶対に空けておけとだけ言ってあったんだけど、毎年の事だし流石にわかるか
というか、この会場見ればそりゃわかるよね

「まあ、先輩方揃ってのお祝いは後日って事で勘弁してくれ。私達だけで悪いけど」
「そんなことありません!!!!!!!!!!!!!!!!凄く嬉しいです!!!!!!!!!!!!!」
1025/02/24(月)23:27:55No.1286690491そうだねx1
目がもうキラッキラのメイケイエールにもう安心を覚える
本当に、なんていうかとことん素直というか……だからこそこっちも祝い甲斐があるってもんだけど
さて、簡単にささっとクラッカーの紙吹雪を片付けて、と

「さあ、ケーキ開けるぞ。そしたら料理も持ってくるから」
「あ、じゃあお皿出してくるし」
「ケーキ包丁確か台所だったよね………」

そっと蓋を開けて、中が崩れていないというのを確認。よしよし、問題なし
改めて蓋を開けると、メイケイエールの目の輝きがさらに増した。そりゃまあ、好みのケーキ買ってきたからね

「フルーツタルトです!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
1125/02/24(月)23:28:06No.1286690560そうだねx1
それは、様々なフルーツを盛りつけられて飾り付けられた綺麗なフルーツタルト
メイケイエールはこういう賑やかなケーキ大好きだから。今の時期だからフルーツ系は品揃えどうだろうかと思ったけど、問題なさそうで安心したものだ
メロンまで乗ってるとは思わなかったけど。近年の流通、すごい

「料理も持ってくる。タイム、飲み物入れてもらっていいか?」
「わかった。最初は紅茶がいいかな」
「ケーキ切っておくし」
「わぁ………!!!!!!!!!!!!!!わぁ………!!!!!!!!!!」

とりあえず色々作っておいた、唐揚げにカプレーゼ、生春巻き、カナッペ、などなど
そして、メインはもちろん………
1225/02/24(月)23:28:18No.1286690636そうだねx1
「手羽先です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「絶対食べるってわかってたからな。名古屋の店から取り寄せてみた」
「え!!!!!!!!!!!??????わざわざ取り寄せてくれたんですか!!!!!!!!!!!!!」

そこまで喜んでもらえれば、下調べから始まった苦労も報われるというもの
評判がよく、なおかつ地元民のレビューなんかもいい店だったから間違いはないはず

「ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!久々の手羽先です!!!!!!!!!!!!!」
「おおぅ。なんかもうエールちゃんが光って見えるレベルだし」

というわけで、ケーキも料理もテーブルに揃った。ここから改めて誕生日パーティーといこうじゃないか

「じゃあ、改めて……誕生日おめでとう!!!」
「おめでとうだしー」
「おめでとう!」
1325/02/24(月)23:28:30No.1286690700そうだねx1
飲み物を持ってみんなで声を揃える
なんかもう、テンション上がってというか感極まっちゃって目がうるうるしてるメイケイエールだけど、彼女も紅茶の入ったカップを持って

「ありがとうございまあああああああああああああああああああああす!!!!!!!!!!!!!!!!!」

そう言って全員飲み物を飲んでから、メインタイムは始まった

「さ、食べよう。たくさん用意してあるからどんどん食べろメイケイエール」
「はい!!!!!!!!!!!!!!まずはケーキいただきますね!!!!!!!!!!」

みんな、まずはケーキかららしい。それに倣って私もケーキにフォークを入れる
うわ、見た目よりフルーツ山盛りだこれ……ここまでがっつり果物食べるの久しぶりかもしれない
食べてみると、うわぁ……甘さ控えめのクリームとしっかりしたタルト生地が、しっかりとフルーツを受け止めてくれている
偏らないように配置されたフルーツは甘味や酸味、各々の持ち味をしっかり主張してくる。だけど決して喧嘩せず、後味はさっぱり
あー、うん。これは紅茶が正解だ。この後味を上手く纏めてくれてる
1425/02/24(月)23:28:42No.1286690760そうだねx1
「おいひーです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「うん、これは………確かに美味しい」
「すっごい満足度高いし。これ、今度自分でも買いたいし」

ソダシちゃんの言うことがよくわかる。これ、個人的にまた買いたいレベルだ
メイケイエールとか夢中でもっきゅもっきゅ食べてるし。めっちゃ味わってる

「ケーキ、みんなの分まだおかわりあるから。さて」

メイケイエールが私の言いたいことを察した様で、また目が光る
ケーキのおかわりはデザートに。メイケイエールがさっきから食べたくてそわそわしていたものに取り掛かろう
さっき温めたばかりでまだ湯気を立てている手羽先にみんなが手を伸ばした
1525/02/24(月)23:28:54No.1286690805そうだねx1
「うぅ……凄くいい匂い………」
「食欲が沸く香りだし。このまま白いご飯食べられそうだし」
「いただきます!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もう我慢できないと言わんばかりにかぶり付いたメイケイエールに続き、私達も一斉に口をつける
………え、これって………

「………うっまい!!!!!!」
「え、なにこれ………え」
「口の中でほろほろ解れるし………え、手羽先ってこんなだったし………?」

まさに。私達の知ってる手羽先と違い過ぎる
なんていうか、まず柔らかさが段違いだ。ヘタすると歯が要らないんじゃないかってくらい簡単に肉が解れる
そしてこの味付け。結構濃い目なのに、いや間違いなく濃いのに、べたついてあとに残るようなことが一切ない
黒コショウの香りも合わさって………ああ、ダメだ
1625/02/24(月)23:29:05No.1286690871そうだねx1
「………ごめん!!ご飯炊くべきだった!!!!」

思わずそんな懺悔が出てしまうほどに、白飯が欲しい味だった

「やっぱり手羽先はいいですね!!!!!!!!!!!!!確かに白ご飯が欲しいですが、それはまた今度ということで!!!!!!!!!!!!」
「うん、また買おう。お店の情報保存しておかないと」
「ねえ待ってタイム。まさかこれ部屋で食べようとしてる?においが充満するのわかってる?僕の分もちゃんとあるよね?」
「こんな饒舌なタイムちゃん久々に見たし」

いやぁ………メイケイエールが好きな物を揃えてみたら、まさかこんなグルメを見つけてしまうとは
でもここでバクバク白ご飯食べたら絶対カロリーオーバー。再計算した上で、適切なタイミングで食べないと

「さ、他にもたくさん用意したから。とりあえず食べてみてくれ」
「ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!どれからいきましょうか!!!!!!!!!!!!!!!!」
1725/02/24(月)23:29:17No.1286690943そうだねx1
最後のストッパーも外れて、みんな一斉に箸を伸ばしていく
どれを食べても聞こえる美味しい美味しいの声。ああ、頑張って作ってよかった

(………出会ってから、色々あったよな。メイケイエール)

初めは、本当にメイケイエールを憎んだこともあった
そこから本当に色々な出来事を経て、いつしかこんな形になって。でも、後悔も何もない
今がこんな光景が見られるそれで本当によかったと、ニコニコと笑う彼女を見て本当に心の底から思えるから

(………後の問題は)

ちらっと、自分の背後に視線を向ける
そこにある鞄の中の、綺麗な緑の包装紙に包まれた箱を思い出す
1825/02/24(月)23:29:27No.1286690994そうだねx1
(気に入ってくれるかどうか、だよなぁ)

食べ終わって、デザートも終わったらみんなで渡そう
そう思って視線を戻し、唐揚げに手を伸ばす

「タイム、口の脇にタレついてるぞ」
「ふぇ!?どこどこ?」
「あーもう、大人しくしてるし」
「夢中で食べちゃってたんですね!!!!!!!!!!!!!!!!」
1925/02/24(月)23:29:39No.1286691055そうだねx1
とりあえず、今は

「お前もだメイケイエール。ほら、動かないで」
「ふみーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

この元気爆発娘を、とことんまで甘やかしておこう
せっかくの、誕生日なんだから
2025/02/24(月)23:29:49No.1286691102そうだねx1


「お待たせしました、ソングラインちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

翌日。プレハブ前に立つ、私服姿のメイケイエール
そこまではいい。今日は買い物に誘われてるから彼女が待ち合わせ場所にいるのはなにもおかしくない
というか、彼女の行動に何もおかしい事はないのだ。問題は、

「………ぁぅ」

彼女の耳に輝くそれを、まさか今日見ることになるとは思ってなかったというだけで
2125/02/24(月)23:30:00No.1286691158そうだねx1
「どうしましたか!!!!!!!!!??????」
「い、いや。その………」
「早速着けさせていただきました!!!!!!!!!!!!!似合ってますか!!!!!!!!!!!!!!!」

彼女の左耳のそれは………見慣れたいつもの彼女の愛用耳飾りではなく

「………うん、似合って、る」
「ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!」

銀色の、いつもより少し控えめなデザインの………新しい耳飾り
それは私が昨日、大事に箱の中に詰めて渡したそれそのもので

「せっかくソングラインちゃんがくれたものですし、ソングラインちゃんとのおでかけでデビューしようと思いまして!!!!!!!」
2225/02/24(月)23:30:14No.1286691249そうだねx1
いや確かに使ってもらうために渡したんだけど
実はあの後。耳飾りって、ちょっと重かった?とか思案したのもあるんだけど
自分が渡したそれを、自慢げに着けてるところを見せつけられると、その
照れると言いますか

「さあ、いきましょう!!!!!!!!!!!行きたいお店がたくさんあるんです!!!!!!!!!」
「あ、ああ。て、引っ張るなってメイケイエール!!!!!!」

駆け出した彼女に連れ去られるようにして、私も走り出す
多少の、いやかなり照れくささはあるけど
ここまで喜んでもらえるなんて、思ってなかったけど
それでも………結果オーライ、ってことなのかな

「………はぁ。転ぶなよ、メイケイエール!!!」
2325/02/24(月)23:30:25No.1286691314そうだねx1
何とか気を持ち直して、彼女に注意を促す。ええい、この暴走特急はもう
だけど、この調子ならきっと今日も楽しい一日になる。そう思えたから、私も全力で楽しむことにした
いつもと少し違う、だけどとても楽しそうなメイケイエールに振り回されながら、いつものように、いつも以上に
だから、私も………

「………大事にしますね。ソングラインちゃん」
「ふぇ」

だめでした
突然素になって、ふふっと微笑みながら放たれたそんな言葉に、再び顔に血が上る

「さー!!!!!!!!!!今日は遊び倒しますよー!!!!!!!!!!!!!」
2425/02/24(月)23:30:37No.1286691388そうだねx3
………かなわない
そんな諦観と共に、私は力なく引っ張られていく
きっと、今日はいつもよりずっと、振り回されるんだろう
もういいや。慣れたものだ。そう自分に言い聞かせて

「………おのれメイケイエールぅ」

私は、気の抜けたサイダーのように呟くしかできなかった
2525/02/24(月)23:31:21No.1286691638そうだねx5
以上。酒飲んでメイソンソダタイした
エールちゃん誕生日に遅刻です
エールちゃん本当におめでとう
あとオルフェ実装おめでとう
2625/02/24(月)23:37:03No.1286693572そうだねx1
モブにもエールちゃんらしきウマ娘が出たとか
2725/02/24(月)23:37:56No.1286693891+
エールちゃんおめでとう
アプリでもわずかに匂わせあったみたいですね
2825/02/24(月)23:39:57No.1286694604そうだねx6
>モブにもエールちゃんらしきウマ娘が出たとか
発狂しかけました
2925/02/24(月)23:45:06No.1286696361そうだねx4
まあアンタは今回の周年色々と気が狂ってそうとは思ったけど
3025/02/24(月)23:48:15No.1286697408そうだねx3
そろそろエールちゃんの世代まで時が進んできたか…
スレ画の幻覚を見続けていた者としては複雑な心境だ
3125/02/24(月)23:50:06No.1286698013そうだねx2
誤字発見しました
>「ねえ待ってタイム。まさかこれ部屋で食べようとしてる?においが充満するのわかってる?僕の分もちゃんとあるよね?」
これタイムじゃなくてソングです
申し訳ありません
3225/02/24(月)23:50:38No.1286698196そうだねx2
黒いメンコの獅子舞…白いウマ娘と並んでる…
3325/02/24(月)23:51:05No.1286698336そうだねx2
思ってたより直球で表現されてたなエールちゃん…
3425/02/24(月)23:54:16No.1286699435そうだねx4
黒いメンコの獅子舞はほぼ個人特定…
3525/02/24(月)23:54:56No.1286699647+
エールちゃんはともかくソダシも来るのか…?
3625/02/25(火)00:01:08No.1286701580+
むっ!久しぶりに見たぞありがとう!
四周年はお祭りだったね…
3725/02/25(火)00:02:56No.1286702163そうだねx2
獅子舞って形容される馬なんてそうそういやしませんからね…
3825/02/25(火)00:10:12No.1286704461そうだねx3
ソングちゃんも匂わせていいのよ
3925/02/25(火)00:11:29No.1286704860+
黒いメンコの獅子舞娘と白い髪が特徴なウマ娘のコンビってほぼそういうことだね
4025/02/25(火)00:12:24No.1286705139+
獅子舞娘上品って表現されてたっけ?
普段は静かな雰囲気なのかな
4125/02/25(火)00:17:35No.1286706713そうだねx4
    1740410255031.png-(85496 B)
85496 B
>「………大事にしますね。ソングラインちゃん」
>「ふぇ」
4225/02/25(火)00:19:16No.1286707241そうだねx2
>>「………大事にしますね。ソングラインちゃん」
>>「ふぇ」
お手描きありがとうございます!!!
やはりエールちゃんはカワイイ…
4325/02/25(火)00:20:53No.1286707754そうだねx1
確かに耳飾りを贈るってウマ娘にとっては結構重い意味ありそう


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