夢の中で死ぬと現実でも死ぬ。なんてことはフィクションでもよくあるけど、私が気になるのは、夢の中で恋をしたら、現実でも恋に落ちるのかどうか。
夢の中で死んだから現実でも心臓が止まるとかよりは、感情的には恋の方が有り得そうに思える。何故そんなことを思ったかと言うと、トレーナーさんがずるいから。
だってずるいんです。私の夢の中にいつも出て来て。私の現実も、夢の中も支配しているのに、トレーナーさんはきっと私の夢なんか見てないと思うと、ずるいじゃないですか。
なんてことは決して口に出さず、結局私は、トレーナー室で眠そうに目をぱしぱしと瞬きしていたトレーナーさんを見つめるだけでした。
やがてこくりこくりと船を漕ぎ始める姿を見つめ続けていると、トレーナーさんはレザーチェアに深く背を預けながら完全に眠り落ちてしまいました。
立ち上がって、彼の傍に近寄り、耳元で囁きます。「トレーナーさん、トレーナーさん、私です、サクラローレルです」と。
トレーナーさんは小さく唸り、目をきゅっと瞑って寝返りを打ちます。私が夢に出てくれたらいいのに、恋に落ちてしまえばいいのに。

ある日、トレーナーさんがトレーナー室横の仮眠室でお昼寝をしていました。だから私は、昨日自室で撮った自分の写真を何枚か、そっとトレーナーさんの枕の下に入れました。
早速効果が現れたのか、それとも私が枕に触ったせいか、トレーナーさんはうんうんと唸りながら寝返りを打ちます。
ベッドの横にしゃがみ込み、トレーナーさんの顔を間近で確認すると、その可愛らしい寝顔につい頬が緩んじゃいます。
「トレーナーさん、恋に落ちてくださいね」
頬をつんつんと突くと、トレーナーさんは小さく私の名前を寝言で呼びました。それだけで、身悶えするように自分で自分の身体を抱き締めたくなってしまいます。
もちろんその後、トレーナーさんが起きるとコーヒーが用意してあると言ってすぐに仮眠室から退出させて、枕の下の写真を回収するのも忘れません。

それからしばらくして、またトレーナーさんが仮眠室でお休みしていました。あれから何度か寝ているトレーナーさんにアピールしてみたけど、トレーナーさんの様子は普段と変わらなくて。
いや、むしろ少しよそよそしくなったかもしれません。確かめる方法はただ一つ、私もトレーナーさんの夢にお邪魔して、同じ夢を見るしかない。
ということで寝ているトレーナーさんの横に潜り込んで枕を共にしちゃいます。同じ枕で寝た者は同じ夢が見れるという噂をアテにしました。
と言っても、仮眠室の枕はそんなに大きくないので、トレーナーさんの腕を枕としてお借りしましたけど。
「温かい。トレーナーさん、良い夢を」
布団を被って、すうすうと寝息を立てるトレーナーさんに頭を預け、同じ夢が見られることを願いながら眠りにつきます。

速報！トレーナー逮捕！とデカデカと大きく飛び出るテロップがテレビ画面に映り思わず飲んでいたコーヒーを吹き出すと、婦人警察服を着たローレルが10人ほど現れ僕に手錠を山程かける。
連行された先は裁判所。待ってくれいきなり裁判なのか！何の罪なのか説明してくれ！僕に弁護士はいないのか！叫んでも無駄である。ビジネススーツ姿でメガネをかけたローレルが紙を片手に僕の周囲をうろつく。
「あなたは私のことが好きなのに、それを隠そうとした。そればかりか好意がないふりや私に気が付かないふりまでしましたね？」
確かにそうだけど仕方ないじゃん……
「裁判長、被告は罪を認めました」
木槌を持ったローレルが首を縦に振る。「トレーナーさん、有罪」、そう宣言されると再び10人ほどのローレルに連行され檻の中に閉じ込められる。
待ってくれー！一体何の罪なんだ！！叫んでも無駄であった。
檻に掴まりガンガンと揺らしていると、背後から人の気配がした。部屋の隅の暗がりに普段着のローレルが立っていた。
「トレーナーさん、私のこと好きなんですよね」
否定はしない。僕は君のことが好きだが、それは口に出さないことにしている。

「私のこと好きなのに、私が好きだって伝えてもわからないふりしてたんですか？」
それについては本当に悪いと思っている。けれどもやっぱり、僕は君への好意を伝えるのは怖かった。まだ幼い君の恋心を利用してるみたいになりたくなかったし、何より今の関係で上手く回っていたのを壊したくなかった。
「乙女心を弄んだんですか？とーっても悪いヒトなんですね、トレーナーさん」
ローレルは妖艶に人差し指を唇に当ててクスクスと笑っている。するりと近寄る彼女は、僕の身体に抱きつくと頬ずりを始めた。慌てて僕の手が彼女に触れないよう両手を挙げると、まるでバンザイしているような格好になった。
「抱き締めてくれないんですか？私のこと好きなくせに」
地獄に落ちるとはこのことだろう。僕は大好きなローレルに抱きつかれ、抱き締め返せない。この気持ちを知られてはいけないのだ。きっと彼女が僕の元から離れるまで。
「ふふっ、絶対許しません。素直になるまで毎晩夢に出ます」

ばちりと目を開くと、仮眠室の天井が見えた。夢か。すごい夢だった。普段からローレルのことばかり考えているからこんな夢を見るのだろうか。
それにしても、現実では絶対にしてはいけない、ローレルとの触れ合いを夢でしてしまうなんて、僕も相当限界なんだろうか。首に伝う寝汗をごしごしと服で拭うと、ふと左腕に違和感。
左を見れば、ローレルがすうすうと僕の腕枕で寝入っていた。ああ、これはまだ夢か。夢から覚めたら夢、よく聞くやつか。夢でなかったらこんな状況まずかっただろう。
『素直になるまで毎晩夢に出ます』
その言葉を思い出した時、自然と横で寝るローレルを抱き締めていた。夢の中でくらい、抱き締めよう。これ以上彼女の夢を何日も見るのはまずい気がするから。
その時小さく腕の中で「嬉しい」と聞こえた。

サキュバスがよぉ...！

>「ふふっ、絶対許しません。素直になるまで毎晩夢に出ます」
サクラ淑女よ！絶対許さないサクラ淑女！

トレーナー、地獄に落ちる

ローレルの同室は抱き枕になるプロだからな…

起きてた？それとも同じ夢を見てたから寝言？

いい視点だけど多分夢で恋したら確かめるまでもなく普通に現実でも恋に落ちると思う

>ローレルの同室は抱き枕になるプロだからな…
セイちゃん何も知らないですね...

甘い話かと思ったらマトリックスみたいなのが始まっていた

トレーナーの方の夢むちゃくちゃでダメだった

確かにサクラ族の二人は好き隠しは絶対許さなさそうだが…

サクラローレルとトレーナーは結婚してよいトレセン学園の校則にも書かれてあることは有名ですが

>サクラローレルとトレーナーは結婚してよいトレセン学園の校則にも書かれてあることは有名ですが
(夢だなこれは)

婦警ローレルとスーツローレルは絶対お前の趣味だろ

トレーナーこれ悲鳴あげながら飛び起きてるだろ

>だから私は、昨日自室で撮った自分の写真を何枚か、そっとトレーナーさんの枕の下に入れました。
セイちゃん見てみぬふりをしますね…

>(夢だなこれは)
お互いの好意を自覚しているにも関わらず動こうとしないトレーナーには当学園が取得しているISO396396に則った研修を受けていただきます

>これ以上彼女の夢を何日も見るのはまずい気がするから。
だからローレルのやってたことは効果があった
もしくはそれとは関係なくローレルの夢を見るくらい恋に落ちてた

ウマ娘は担当トレーナーの夢の中に侵入できるのは知っているな？

ああ。

>>だから私は、昨日自室で撮った自分の写真を何枚か、そっとトレーナーさんの枕の下に入れました。
>セイちゃん見てみぬふりをしますね…
これ大丈夫な写真？

夢への出演方法がちょっと可愛げがない！

うんうん唸ってたのって夢の中で地獄に落ちてたからでは…

逮捕からの法廷の様子絵で見てみたいな…

>その時小さく腕の中で「嬉しい」と聞こえた。
起きてたら終わってたな…夢で良かった

この夢見てる間うまだっちしてそう

>この夢見てる間うまだっちしてそう
ローレルにバレたら人生終了すぎる

ついにトレーナーに有罪判決が下った！

婦警ローレルだけでないぞトレーナー
その気になりさえすればナースや巫女ローレルも多分見れるだろう…

>婦警ローレルとスーツローレルは絶対お前の趣味だろ
じゃあお前はスーツと婦警のローレル見たくないのか？

これ毎晩裁判なのでは

https://img.2chan.net/b/res/1285501139.htm

>>婦警ローレルとスーツローレルは絶対お前の趣味だろ
>じゃあお前はスーツと婦警のローレル見たくないのか？
確かにそうだけど仕方ないじゃん…

好き勝手コスプレさせやがってよお…

>ついにトレーナーに有罪判決が下った！
一方ライツ博士はうまぴょいのエネルギーによって発動するウマ娘ロボットを完成させる！

この地獄あったかくて抜け出したくねえな

いやー好きだなぁこういう話
ローレルがいじましくてかわいい

多分だけど罪悪感があったんじゃねえかな
こんな夢見るに

>速報！トレーナー逮捕！
たぶんここだけ理事長のナレーション

我妹子に恋ひてすべなみ白袴の袖返ししは夢に見えきや

>私が後部座席から助手席にワープすると同時に車がトンネルに突入する。
ローレルも大概トンチキな夢見てるな？

鬼ローレルはどうしたトレーナー

>後部座席から助手席にワープ
この辺ではい寝の系譜かと思ってしまってすまない…

テレビで見てた側なのにいつの間にか自分が逮捕されてる支離滅裂さが実に夢っぽい

>鬼ローレルはどうしたトレーナー
地獄に落ちろトレーナー！

>この辺ではい寝の系譜かと思ってしまってすまない…
寝てはいるが…

はい、寝るときは私の夢を見ようね

>鬼ローレルはどうしたトレーナー
現実で堪能したから見なかったんだな…
見たかったのに現実で見れなかったから夢に出たんだな…

>婦警ローレルだけでないぞトレーナー
>その気になりさえすればナースや巫女ローレルも多分見れるだろう…
(夢枕に現れるセルコスプレのローレル)

ローレルっていつもそうですよね！
トレーナーをなんだと思ってるんですか！

ローレルの仕掛けのせいなのか元からなのかは全然ハッキリしないのがいい

ここ男ジョルノ専用スレか

最後ローレルは起きてるか否か
僕は抱き締められて起きた派です

前々から夢に見てるならまるで俺がローレル大好きみたいじゃんね

素直になるまで毎晩夢に出る…が素直になったら出ないとは言っていない…！

ローレルっていつもそうですよね！
トレーナーをなんだと思ってるんですか！

>ID:Spkn4gog

コピペスレ乙

多分だけど罪悪感があったんじゃねえかな
こんな夢見るに

トレーナー、地獄に落ちる

最後ローレルは起きてるか否か
僕は抱き締められて起きた派です

甘い話かと思ったらマトリックスみたいなのが始まっていた

次の荒らしの標的は怪文書スレか
いや他も変わらずやってるから次ではないか

起きてた？それとも同じ夢を見てたから寝言？

>次の荒らしの標的は怪文書スレか
数年前から怪文書荒らすのもずっとやってるよ

>次の荒らしの標的は怪文書スレか
>いや他も変わらずやってるから次ではないか
元からこの粘着は気に入らない怪文書とかを荒そうとしたりコピペスレ乱立とか随分前からやってるよ

自分の書いた文章なんか誰も読まないから上手い人のをコピペするしかないのか…

元スレ荒らしに戻ったね

よく飽きずにやるもんだなあ
混乱させられたの最初だけだろうに

ID出されたらイライラしながらまた元スレ荒らしに行くの息苦しそう

>コピペスレ乙
>>まだだ…チトセオーという期待の新人がいる…
>サクラはみんな男性トレーナーに卑しすぎる…
例によってこんな雑なことしか言えないのな

荒らしてて満足げならならまだしも荒らし本人もイライラしてるのはマジで誰も幸せにならないだろこれ…

20分もたってからコピペ開始とかやる気あんのか

なんならあの「」は何年もほぼ毎回荒らされてるくらい目つけられてる怪文書の人だよ

コピペ更新されないしグロ裏からのコピペもやめた辺りもはやスレ見るたび惰性でやってるだけでも目的意識や達成感もなくイライラすらしてないと思う

何が目的なの？

こっちからさらにコピペするのは笑う

>ローレルは育成公式でトレLOVEガチ勢だからな…
【要出典】

>コピペ更新されないしグロ裏からのコピペもやめた辺りもはやスレ見るたび惰性でやってるだけでも目的意識や達成感もなくイライラすらしてないと思う
その労力をソシャゲ周回にでも使えよすぎる

>コピペ更新されないしグロ裏からのコピペもやめた辺りもはやスレ見るたび惰性でやってるだけでも目的意識や達成感もなくイライラすらしてないと思う
もはや抜け殻の人生じゃないですか
余生を無駄にすごせ

>なんならあの「」は何年もほぼ毎回荒らされてるくらい目つけられてる怪文書の人だよ
文書いた後はいなくなること多いからあとから来た粘着レスが放置されてる印象が個人的に強い

>>なんならあの「」は何年もほぼ毎回荒らされてるくらい目つけられてる怪文書の人だよ
>文書いた後はいなくなること多いからあとから来た粘着レスが放置されてる印象が個人的に強い
じゃあ完全に荒らしの一人相撲じゃないですか

ログで見たときには荒らしのレスは消えてるしなんならまとめてくれるから文章だけ読める
荒らしは存在すら気が付かないことが多い

カレンチャンのスレに逃げたな

他人の書いた怪文書コピペしてる時ってどんな気持ちなのか教えてよ