「その贈答品の数は今日まで貴方が勝ち取ってきた親愛の証。そこに私が不満など覚える理由はございません
　仮にウマ娘であっても完食すれば太り気味は免れない量だとしても、相応の運動が伴えば……」
「そういうことか。大丈夫、これは俺宛じゃないから」
「……？」
予期せぬ言葉に遮られて疑問符を浮かべるルビーに俺は鞄の中から一つの箱を取り出す
そしてルビーへのチョコに勝るとも劣らぬ綺麗な包装に差し込まれたカードを示した
「これは……ダイニルビー宛！？」
「ああ。彼女にもずいぶん世話になっているからね」
華麗なる一族にはその血脈を絶やさぬため、歴史の影から支え続ける一族が存在する
容姿、立ち居振る舞い、競争能力に記憶……次期当主たるルビーと瓜二つの影武者だ
「これはダイサンルビー、これはダイヨン、ダイゴ、ダイロク……これはダイゼロルビー先生の分でお酒入りのやつ
　こっちの可愛いサイズはショウイチルビーの分、ダイキチルビー様にお供えする分もあるし、RB-1にもバッテリーを……」
「も、もう結構です。ですがそんなに大量に贈られても」
「あっ……やっぱり迷惑かな？」
「……きっと喜んでいただけるかと存じます」

そう答えるルビーの表情からはすっかり険が取れていたものの珍しく冷や汗をかいているようにも見える
用事を思い出し早退したルビーを見送った俺は早めに仕事を切り上げ、影武者の子たちに連絡を取り始めるのであった


>ダイイチルビーの体力が20回復した
>ダイイチルビーは『太り気味』になってしまった

>>ダイイチルビーは『太り気味』になってしまった
なんでだろうね

不思議だなあ

(今年は追加ペースを緩めるよう決意する私…)

まるで影武者の分まで食べたみたいじゃん

>(今年は追加ペースを緩めるよう決意する私…)
(緩めるんじゃなくて追加しないほうがいいと思うおれ…)

あるのがいけないのです

>あるのがいけないのです
影武者増やすのがいけないのでは…？

>ショウイチルビー
よくわからんけど俺この子好き

メカルビーっぽいのも追加されてる…

ダイキチとRBー1は初めてみたな
前に出てたのかな

RB1だけ読み損なったかもしれんな…

>ダイキチとRBー1は初めてみたな
>前に出てたのかな
ダイキチは今年のはじめに出た

ST-2に対抗心燃やすな

影武者のぶんまで全部一人で食べたりしない限り太り気味にはならないはずなのに不思議だな…

華麗なる一族って一体なんなんだろうか…

（ダイイチルビーは家柄上会食の機会も多いだろう所にチョコを贈ったから体重管理を誤ったのかもしれない）
今後チョコは不要！承知した！

>容姿、立ち居振る舞い、競争能力に記憶……次期当主たるルビーと瓜二つの影武者だ
今に始まったことじゃないけど競争能力と記憶は無茶だろ！

>今に始まったことじゃないけど競争能力と記憶は無茶だろ！
しかし…K(華麗なる)の一族なら？

>今に始まったことじゃないけど競争能力と記憶は無茶だろ！
それぐらい出来なきゃ影武者たりえないだろ

>今に始まったことじゃないけど競争能力と記憶は無茶だろ！
(はじめはそんなこと出来るのか疑問だったけど実際にたくさん居たのでそういうものなのかもしれない…)

まあ本物と同じと言えるくらい寄せてこその影武者だしな…

>(今年は追加ペースを緩めるよう決意する私…)
(☆３確定演出からの私…)