うわあっ！？99とか3 6とかまぁまぁ嫌な予感です
警戒しつつあらすじです

　『わたしたち』の中枢へと向かい、彼女自身を含めたみんなを助けたわたしとほむらちゃん。そこから現実に戻ったわたしは『わたし』たち三者まとめてほむらちゃんに叱られたりもしつつ、みんなに許してもらうことができました。マミさんたちも身体を新しいものに交換するだけで治療できるようです
　こちらを裏で進めつつ『わたし』たち3者が話し合ったのが、『わたしたち』が将来またこうした過ちを犯すことの無いようにするための対策です
　そこでマッポちゃんの出した『わたしたち』の意識の掌握下から様々な意識を切り分けて彼女のような逸脱意識を生み出すという提案に対し、『わたしたち』は集合意識の思考コーラスが途絶えることを危惧して逡巡していたのですが……

・ステータス
　わたし:暴力101+30%/知識37/賢さ69+45%/コミュ力36
　ほむらちゃん:暴力30+25+25%(+25%)/知識50/賢さ60
　「」ちゃん:暴力122+5%/知識45/賢さ32/コミュ力79/好戦性53/身長10/お顔2/おむね2/おしり4/おみあし9
　マミさん:暴力113+25%/知識38/賢さ68
　あんこちゃん(円環の使者):暴力183/知識41/賢さ39/コミュ力53
　さやかちゃん(悪魔の使者):暴力136/知識18/賢さ36
　わたしたち:暴力101+25+55%/知識37/賢さ319+65%(合計月次成長:+40)/コミュ力36
　マッポちゃん:暴力101+30%/知識37/賢さ69+45%
　市外チーム:暴力242/知識・賢さ(みんなの研究努力+7で代替)

　共通部分:暴力+35+50%/賢さ+45%/GS消費量-35%/コミュ力+25%
　ロケット砲(先制攻撃):暴力値250/先制攻撃(3回)/アルファストライク適性(先制攻撃時判定ダイス+1)
　ロケット砲(総力戦):暴力値125/科学兵装(GS消費なし)

・群体補正
累計ドローン暴力値減衰緩和:1/10→4/5/肉体数:576(合計月次生産:+10×16=+160)/ドローン基礎暴力値+50

・全体補正:暴力+61+86%/GS消費量-0.1-55%/奮闘度がゾロ目かつ50以上のとき基礎暴力値1.5倍
研究枠:8/先進兵装製造判定:3d110+10/先進兵装:ロケット砲(完成,予備部品164単位),ガンマ線レーザー砲(447/500)/GS備蓄:25

・現在の技術選択肢
1.対装甲型空中魚雷(5873/10000)
2.シナプス反復訓練Ⅱ(0/10000)
3.相変異型戦闘個体(7500/10000)
4.プラズマキャノン(2570/10000)
5.高密度装甲Ⅱ(0/5000)
6.先進兵装の部品製造Ⅵ(0/10000)(繰り返し研究)
7.町工場の技術革新Ⅴ(0/10000)(繰り返し研究)
-.発注先の拡大Ⅱ(0/2500)(↑が1,5,10,15...ごとに出現)

ずっとコーラスを続けてくれていたんだ

今回からはこんな感じで累計の補正だけ載せてスリム化しようかな……とか思ってますがよく考えると補正に現れない部分(ほむらちゃんの時間停止での特殊補正など)はやっぱり書いておいた方が良い気もしてきました

それはさておき、前回は『わたし』たちがこれからどうするかについて話し合い、『わたしたち』の元から意識ベースを切り分けてマッポちゃんのような逸脱意識をいくつも分立させ、それら同士がお互いに修正し合うことで過ちを防ぐという提案がなされました
これに対し『わたしたち』は集合意識の思考の調和が乱れることへの不安があったのですが、『わたしたち』の思考コーラスを覗いてみると、そこで見つけたのは
『わたしたち』のコーラスに追いつけず、それでも『わたしたち』のために、みんなのために奮闘した彼女たち
自分たちが厳密な意味での『わたしたち』そのものではないと最初から気づいていて、それでもなお『わたしたち』であり続けた彼女たち
『わたしたち』の構成要素でありながら独自の意識を持ってしまったことに気付き、しかしそれでも『わたしたち』の一部であり続けた。そんな多くの『わたし』たちでした
それを知って苦悩する『わたしたち』に彼女たちが届けた思惟の歌声は慰め、感謝、そして親愛。そうした想いを受け止めた『わたしたち』は、涙ぐみながら微笑みました
というところで、前回は終わりました。今回はこの続きから始まります

ちょっと失礼。すぐ戻ります

慌てなくていいのぜ

戻りました

「こういうことなら、もはや躊躇うことはできませんね……」
寂しそうに、それでいてどこか肩の荷を降ろしたような風に微笑む『わたしたち』
「率直に言って、彼女たちを分離するというのは、こう……『残酷』なことだと考えていた部分はあります。一つ一つの、小さな意識に引き裂いて放り出す、庇護も支援も限界がある。それよりは『わたしたち』の中に包摂した方が良い。そう考えていました」
申し訳なさそうに、眉をひそめて
「でも、彼女たちはきっと最初からこうだったんです」
「えぇ、それになにも完全に放り出すわけではない……ですよね？マッポちゃん」

1.「え、違うんですか？」(冗談)
2〜4.「えぇ、『わたし』たちは分かたれない」
5,6.「理想的には……」
7.!?
dice1d7=6 (6)

現実的な妥協案があるのか

「えぇ。『わたしたち』は依然中央意識として残りますし、小分けにされた『わたし』たちも集合意識を構成する一部であり続けます」
話しつつ、ホワイトボードに大きな楕円とその内部に収まる小さな多数の円を書き込んで
「広義の『わたしたち』という集合意識の中に、高度な独自裁量権をもつ沢山の『わたし』が生まれる。その中でもあなたはある程度強い権限を持ちますが……意識総体の決定は『わたし』たちの合議に基づく。という形を考えています」
「つまり、『わたしたち』と『わたし』たちが話し合って物事を進める、ということですね」
わたし……つまり、ソウルジェムをもつ一番最初のわたしがそう引き継ぐと、マッポちゃんは

「理想的には、ほむらちゃんたちにも参加してほしいのですけどね」
と爆弾の如き発言を放り投げました

脳内会議的なやつか
>ほむらちゃんたちにも参加して
なにっ

ほむらちゃんはこのレコードの常識はあんまり知らんと思うけど大丈夫かな

「えっ！？」「は……？」
「いや……だってこう、」

1.「身体を共有出来てお互いに便利じゃないですか」
2〜4.「そうすれば……『わたし』たちのことを理解してもらえるでしょう？」
5,6.「……好きな人とは、できるだけ一緒に居たいじゃないですか」
7.!?
dice1d7=5 (5)

攻めるねぇ…

わたし/『わたしたち』
1.「つまり私利私欲じゃないですか」
2〜4.「そっ、それは……それは確かにそうですが！！！」
5,6.「……た、確かに実利面でも色々とメリットはありますし」
7.!?
dice2d7=5 4 (9)

だいぶ揺れている

OK出しそう

「そりゃあ、そりゃあわたしたちだって四六時中Be with themできるならしたいですよ！！！でもだから、って……あれ？」
マッポちゃんの直球に反射的に反論しようとして、しかし明確なデメリットや忌避する理由を思いつかないことに気付いてペースダウンする『わたしたち』。その横で考えを巡らすわたしも、
「……実際、わたしたちのセーフティという点以外にも身体がダメになった時の交換が容易ですとかそもそも危険な状況に突入するときに消耗可能な身体を提供できるですとか皆さんに提供できるメリットも大きいのですよね」
と、冷静に考えれば考えるほどマッポちゃんの言葉に理があるように思えてきます
ソウルジェムを安全な後方に配置して消耗可能な身体を提供する、というのはたとえ同時に操作する身体が一つだけだったとしても安全であることに違いは無いのですから

「まぁ、最終的にはみんなの同意が必要なのですが……」
ともあれ、『わたしたち』がこれからどうなるかについても一定の結論が出ました
「ともあれ、みんなに報告に行かなければですね」
「えぇ、ですが……わたしたちは受け入れてもらえるでしょうか？」
「大丈夫、しっかり説明すれば今の『わたしたち』が危なくないってわかってもらえますよ」
それぞれわたし、『わたしたち』、そしてマッポちゃん。同じようでいて、少しずつ違うような、けどやっぱり似ている『わたし』たち
それでも、力を合わせれば大抵のことは何とかなるはずです

それがみんなを説得することであれ、あるいはワルプルギスの夜を乗り越えることであれ

というところで、赤字なので続きは次のスレで！(続きます)

了解