……久々なわたしに対してなんと酷い出目でしょうか
というか13同値にひっくり返した31って

ともあれあらすじです(1/2)
　みんなを助けるため『わたしたち』の中枢へ向かったわたしとほむらちゃんは、何とか彼女の説得に成功しました
　彼女の意識から現実に戻ると、なぜかほむらちゃん用の愛玩個体に入れられたわたしを他所に逸脱個体……マッポちゃんと『わたしたち』が対峙しています。復讐を受け入れるつもりの『わたしたち』にマッポちゃんはその意思がないこと、そもそも恨んではいないこと、なにより母親に当たる『わたしたち』の暴走を止めたかったということを伝えていました
　和解も成立、これで万事解決！というところで……

(2/2)
>「その前に、観測者ちゃんたちに話したいことがあります」
ほむらちゃんが『わたし』たちを、その『みんな』から自分を除外する姿勢を否定。もっと自分に、もっと周りに頼って欲しいというその訴えを受けた『わたし』たちは
>2〜4.それでも……許されるのなら/『こうあるべき』と作られたわたしたちだとしても/二人の仇を取らないと決めたわたしに、そんな権利があるのなら
たとえ周りから求められている……いえ、求められていると思っていた『観測者ちゃん』から逸れたとしても、ほむらちゃんと一緒に、みんなと一緒にいることにしました

お久しぶり

サムネがまた一人に

(ステータスその他は省略)
しかし随分と久しぶりにこのスレ画を使うことになりましたね
ほむらちゃんがいないだけのみならずなんと集合意識マークもついてない頃のものです

というわけで、前回は『わたしたち』を説得したわたしとほむらちゃんが現実に戻り、逸脱個体ことマッポちゃんが『わたしたち』への復讐心ではなく『間違った道へ進もうとした母親を止めたい』という愛ゆえに彼女を止めたかったと伝え、復讐を受けるつもりだった『わたしたち』もその愛を受け入れて
これで和解が済んだと安堵したわたしを含めた『わたし』たち3者にほむらちゃんが『そもそも自分に出来る全てを自分だけでやろうとする姿勢がこの結果に繋がった』としつつ、『もっと自分たちに頼って欲しい』と想いを吐露。『わたし』たちもそれに応えて『観測者ちゃん』という在り方に固執しないことを選んだところで終わりました
今回はこの続きから再開です

さて。和解が成立したのは良いのですが、戦闘は始めるより終わらせる方が、終わらせるより終わらせた後の方が大変です
色々あった後始末、まず『わたしたち』の手でバイオトロフィー……つまりありとあらゆる方法で甘やかされてしまったマミさんたちについてですが

マミさん/Aちゃん/Bちゃん/(さやかちゃんは使者なので別判定)
1.++そもそも精神性の怠けグセが……
2〜4.+というか肉体そのものに後遺症が
5,6.完全に体力が無くなってますね
7.!?
dice3d7=2 2 7 (11)

Bちゃん？

肉体は改造すればいいか…

「なるほど、そういうことだったのね」
「なんというか、わたしたちとしてもどうお詫びしてよいものか……」
『溺愛の強制執行』から解放されて本来の明晰な思考力が戻ったマミさんと、そちらへ平身低頭する『わたしたち』
もちろん似たような光景がAちゃんとBちゃんの元でも見られています
「まァ、これも治るってンならいいけどさ」
仕方ない、といった仕草のAちゃん。しかしその身体は筋力が衰え、さらに『溺愛』の一環として投与されていた皮下刺激からの離脱症状も見られます
「えぇ、幸いと言ってはなんですが、それは身体の側の症状なので。現在新しい身体を急ピッチで作っています」
完全オーダーメイドなので時間はかかりますが、Aちゃんとマミさんが元通りの身体を手にするまで十日はかからないはずです

すんなり受け入れるかな？

が、しかし
いわゆる『溺愛の強制執行』の影響下にありながら、それでも一切の後遺症が残っていない人物がいました
「私が一人で頑張っていた間、まさかそんなことが起こっていたとは」
特段の支障も見られない様子で、ごく普通に自力で歩いているBちゃん
彼女の身体は『わたしたち』によってお世話されていたにもかかわらず

1.僅かな筋力低下を除けば、ではありますが、(2〜4)
2〜4.まったくの健康体でした
5,6.なんで前より元気になっているんですかあなた
7.!?
dice1d7=3 (3)

なぜなんだろ

頑張って耐えてたな…

ウルトラバリタチ過ぎて抱き潰してたとか？

「魔法少女の身体は、その気になれば色々な影響をシャットアウトできますからね。害意があればまた違ったでしょうが、私を傷つける意図がなかったこともあってこの通り。ピンピンしてます」
とはいえ、脱出だけはできませんでしたがね。と肩をすくめる彼女は本当に気にしていないようで、だからこそ申し訳なさが募ります

さて、使者のさやかちゃんはというと
1.「もうちょっと、あと少しだけ……」
2〜4.「うぅ……流石に身体がダルいんですけど」
5,6.「さーて、そろそろこの事件も解決しちゃいますか！」
7.!?
dice1d7=5 (5)

普通に元気だった

さやかちゃんはわざわざ体作らなくても再生すりゃいいからな

「もう全部終わったぞバカ」
恨めしそうな声色で槍の柄で頭を小突くあんこちゃんの顔は、しかし実際心配していたというよりは呆れの成分が過半を占めていたようで
「いったぁ！？あにすんのよ杏子！」
「そりゃこっちのセリフだ。オメーいままで何してたんだよ」
「何って、そりゃ、えーと……頑張って甘やかされきらないように？」
言葉とは裏腹に頑張ってあんこちゃんから目を逸らそうと頑張るさやかちゃんは、しかしその頭を掴まれて真正面のあんこちゃんの方を向くよう強いられて

「本当は？」
1.「だって仕方ないじゃん！あたしの今回の上司は……あっ」
2〜4.「その……キモチヨカッタです」
5,6.「はい……さやかちゃん遊び惚けてました……」
7.!?
dice1d7=7 (7)

あっこれドハマりしてたな…

こっちも百合堕ち

久々なのに割と容赦ないですね？えーと

1.「だって……今回のあたしホントはまどかの力で来たわけじゃないし……」
2〜4.「えーと、ほら？観測者ちゃんのせっかくの好意を無碍にはできないでしょ？」
5,6.「そ、そーいうあんたはどうなのさ！」
7.!?!?
dice1d7=1 (1)

>1.「だって……今回のあたしホントはまどかの力で来たわけじゃないし……」
アレー！？

でも使者の権能はちゃんと持ってるんだな…

「は？」
今の今まで自分と同じく円環の理……つまりまどかちゃんが至ったあの存在によって派遣されていると思い込んでいたあんこちゃんもこれには困惑を隠せず
「じゃ、じゃあどうやって来たんだよお前……」
「えーっと、その……」

1.「つまり、こういうことです……ハイ」と黒い翼を広げて
2.「まどかとか転校生とかよりは負担が少ないって聞いたから……」と濃紺のドレスを広げて
dice1d2=1 (1)

青ほむよﾌｧｻｧ

どこかのさやかは悪魔なのか

誘惑に弱いけど潰れないわけだ

青ほむいいよね

「ばっ、お前！だったら余計止めなきゃダメじゃねーか！！！」
わたし自身完全な情報を得ているわけではありませんが、それでも『落とし物』をもらったあの時のことを考えればさやかちゃんの上司が誰なのか想像がつきます
「アイツの力で派遣されてるってことは絶対今回の事件を止めるために送り込まれたってことだろ！？」
「じゃ、じゃああんたはどうなのさ！群測者ちゃんを止めるあの戦いにいなかったって聞いたけど！？」
「そ、それは……いやアイツらにアイツ自身を殺させるわけにはいかなかったし……」
「だとしてももっとやりようがあったでしょうが！」
「ダラダラお世話されてたアンタに言われたくねぇ！」

なんというか、雲の上の存在になっても相変わらずのようですね、少なくともこの二人は

ともあれ、これでみんなの方の戦後処理は(一応)解決したわけです
ですがまだ、『わたし』たちがどうするかが残っています
『わたしたち』という構造をどうするか。そこにわたしやマッポちゃんはどう関わっていくのか……

というところで、赤字なので今日はここまで！
また次回お会いしましょう。それでは！