diligence.22
度々パリがロンドンへ正貨を支援しているし、この後の危機でもパリとモスクワがロンドンを支える事になる
もちろん彼らがイングランドに好意的だからこうした支援を受けているわけではない
ロンドンは一大金融地、ロンドンが風邪を引けば彼らも凍えるのだ

diligence.23
「イングランド銀行は通貨管理の責任から解放されれば,直ちにこのような方針
(割引商会と直接かつ積極的に競争するという方針) を採るだろうとの十分根拠ある観測が流れていたとはいえ、
同行が最近とった措置は金融界にとっては全く意外なものであった」　(Bankers' Magazine, October, 1844, p. 57)

diligence.24
さて1844年以降イングランド銀行は割引業務を一新した
これまで「優良手形」とみられていれば「一律銀行利率による割引」だったのを個別の条件で割引くようになったのである
今では当たり前すぎるがこれまで優良手形ならば割引率は固定だった

diligence.25
イングランド銀行はもう一つの面で市場より有利な立場にあった
割引市場と違いイングランド銀行は一度引き受けた手形を第三者に移転することがほとんどないからだ
割引市場は引き受けた手形をまず三か月以内に裏書をつけて他所へやってしまう
これを不愉快だと思う紳士もいれば、秘密保持の観点から自分たちがどのように資金を需要しているか知られたくないといった理由などから
多少市場利率より高くともイングランド銀行で手形を扱うことを望むユーザーはいた

diligence.26
この頃支店を急成長させ全国規模で展開した市中銀行
National Provincial Bank of England （National bankではない）

diligence.27

ちなみにピールが財政面でやったことは大体小ピットクローンである
やっぱ小ピットってすごかったわ

【初めての公開市場操作です】

金融逼迫は200日ごとに起きる…これは当時の金融環境の当然の摂理であった
理屈は簡単だ、政府債権の払い込みがされた瞬間もっとも通貨総量が増えて緩和状態にあり、
それから200日かけて税金として市場から吸い上げられ、次の払い込みまで直線的に逼迫していく
もちろん、経済学が愛してやまない“ceteris paribus”（他のものはすべて一定）という前提ではあるが
言うまでもないがこんな環境はまったく金融にとって良いものではないし、
利払い日前後で激しく変動する金利は害悪そのものだと言えただろう
そのためイングランド銀行は1829年から利払い日前に「適格手形」を引き当てに資金を特別に貸しだす窓口を設置
「逼迫が本格化する前に資金を必要な分だけ引き出しておいてくださいね」というわけだ
今でいう共通担保資金供給オペにあたる公開市場操作がこの時システム化された

　　　　　　ﾒｽｶﾞｷ
あとついでにGPTくんわからせてました
fu4461927.jpg

【イングランド銀行の地方侵入と紙幣の混乱】

『このようなイングランド銀行の地方への侵入に対し、ヨーク市銀行の取締役たちも同様に懸念を抱いていました。
当初、彼らはイングランド銀行にヨーク市銀行のロンドン代理店を引き受けてもらえないか打診しました。
1830年1月、トーマス・バーストウはロンドンを訪れ、総裁と会ってその可能性について話し合いました。
しかし帰還後、取締役会は「イングランド銀行の条件を受け入れることは望ましくないと判断しました」。
なぜなら、その条件は「ヨーク市銀行がイングランド銀行券を流通させることを基盤としていた」からです。
この不満足な条件を拒絶した取締役会は、代わりにバーネッツ、ホアーズ&カンパニーをロンドン代理店として選びました。』

『地方銀行家たちが紙幣発行の制限に対して抱いた懸念と、それが彼らの利益全体に与える広範な脅威は、長い目で見れば正当なものだと証明されました。
ヨーク市銀行の紙幣発行は公共負債全体に占める割合が徐々に減少していきました。
この傾向は全国的にも見られるもので、実際クラッパムは批判的にこう指摘しています。
「紙幣の重要性は10年ごとにますます低下し、国全体の取引のほんのごく一部にしか使用されなくなった。」』

『Maberly Phillipsという作家が当時の話を記録しており、彼の北東部の銀行業に関する著書の中で次のような逸話が紹介されている。
ある男性が700ポンドから800ポンド相当の金貨を引き出したが、袋を持っていなかったため、銀行も袋を提供せず、金貨を帽子に入れて持ち帰ったという。
そして、玄関口でその金貨がこぼれ落ち、財産を守るのに苦労したという。
このような状況の中、11月中旬にはロンドンの代理店が同銀行の手形を引き受けることを拒否していると報じられ、
同年11月26日、銀行のドアには営業停止を告げる通知が貼られた。』

『対話：銀行家の店でのやり取り
【金を持つ男】「このあなたの紙切れの支払いが欲しい。」
【銀行家】「何で受け取りますか？」
【金を持つ男】「もちろん金貨だ！」
【銀行家】「おお！紙幣でも全く安全ですよ。」
【金を持つ男】「いや、それは絶対に違う！金貨で払え。さもなければ、叩きのめしてやるからな！」』

【船舶手形】

国際的な取引も当然手形利用の舞台となった
彼らは長期の振り出しに対し、次のようならいふはっくを行っていた


『インド貿易は、大規模な信用取引の仕組みで成り立っていました。
例えば、ロンドンの商店がマンチェスターで商品を購入すると、支払いは6ヵ月後に支払う手形を使います。
その後、商品が船に積まれると、荷送人（商品を出荷する人）は輸送費の大部分を、またしても6ヵ月後に支払う手形を利用して資金を借りることができます。
さらに、商品がインドの商店に届けられると、積荷証券（輸送証明書）と引き換えに新たな手形を発行するのも普通の流れでした。
こうした仕組みにより、商品代金を実際に支払う前に、荷主や荷送人は必要な資金を確保できるのです。

また、手形の支払い期限が来ると、「取引の余裕を確保する」という理由で、新しい手形に書き換えることもよく行われました。
さらに、取引で損失が発生しても、それが取引の縮小ではなく拡大につながることもありました。
資金不足に直面すると、人々は損失を取り戻すために新しい借金をして、その借金でさらに商品を購入する必要が出てきたのです。

こうして商品の購入は、需要や供給による自然な取引ではなく、商社が資金繰りを行うための重要な手段となりました。
これらの仕組みは貿易全体の一部にすぎません。
国内での輸出取引と同じことが、国外では商品購入や船積みにも適用されていました。
たとえば、インドの商店は手形を使って信用を得た後、砂糖や藍、生糸、綿花などを購入します。
その理由は、ロンドンの価格がインドの価格よりも利益を期待できたからではなく、
以前にロンドンの商店宛に発行した手形が満期を迎え、決済しなければならなかったからです。

具体的には、インドの商店が砂糖を仕入れ、ロンドンの商店宛に10ヵ月後払いの手形で支払い、
その積荷証券を郵便で送るという方法が取られました。
こうすることでロンドンの商店は実際の商品がまだインドの港を出ていない時点や、海を渡っている間に、
その商品を担保に資金を手に入れることができました。
これにより、手形が満期になる8ヵ月も前に資金を確保する仕組みが作られていたのです。』

『手形仲買人は証券の方をみて 「私は安全だ」といいます。だが門外漢は何がおこっ ているかには気づきません。
もし私どもがそれを知ってさえいれば……その瞬間から彼ら(これは仲買人でなく質権設定者を指す) を信用しなかったでしょう。
私どもはそうした店の当事者は疑いの余地のない財産家だと思っていました。』


要するに現金化されてるわけではなく手形の形で資金がぐるぐる回ってた
これはまぁ今の時代も左程変わらないと言えば変わらないが、そこでシステムの強靭性という話になってくるわけだ

あざーっす
正しさの実在はまだ社会が古く素朴な時代には素直に信じられるものっスね
なにっ人が増えると急に機能しない

あうっ
す…水曜なのに始まるのかあっ

カタ響鬼

>あざーっす
>正しさの実在はまだ社会が古く素朴な時代には素直に信じられるものっスね
>なにっ人が増えると急に機能しない
怒らないでくださいね
まずその前に特に何の根拠もない数字に固執してるじゃないですか
まぁ現代もそうだって言われたら何の否定もできないんやけどなﾌﾞﾍﾍﾍﾍ
>あうっ
>す…水曜なのに始まるのかあっ
やばっ
三が日が四日に増えてるっ
>カタ響鬼
鍛え続けると鬼龍になれるんだよね
すごくない？

しゃああけおめっ
あれ今日土曜日かと思ったんだよね

>しゃああけおめっ
>あれ今日土曜日かと思ったんだよね
三が日に金融史再開するいうたやろがーーーーっ

今も昔も
欧州はシティ・オブ・ロンドンなのね

えっ手形払う時新しい手形にして
手形払えないのを新しく借金した手形で払って
実際にある現金いくらになるんスかこれ

僕は国家業務とかやりたくないし特権だけ維持したいんです　それでも金融市場を健全化できますか？
はい！一生懸命頑張って完全なルールを制定すれば健全化できますよ！（ﾆｺﾆｺ

>今も昔も
>欧州はシティ・オブ・ロンドンなのね
なにっ　うわああああああああああっ
スターリング崩壊期では欧州どころかアメリカが出張ってきて
それでも足りないから日本とドイツが首輪つけて連れてこられているっ
>えっ手形払う時新しい手形にして
>手形払えないのを新しく借金した手形で払って
>実際にある現金いくらになるんスかこれ
ムフフ
誰にもわかってないの
>僕は国家業務とかやりたくないし特権だけ維持したいんです　それでも金融市場を健全化できますか？
>はい！一生懸命頑張って完全なルールを制定すれば健全化できますよ！（ﾆｺﾆｺ
怒らないでくださいね
だから透明性のある完全に自然的な数字にしたじゃないですか
◇その結果が…！？

現状を理解するのに70年もかかるのはまあそんなもんッスかね

>現状を理解するのに70年もかかるのはまあそんなもんッスかね
なんだかんだ危機を乗り越えられてしまったという経験も悪いところあったかもしれないっスね
いよいよもってのっぴきならなくなったのが第一次世界大戦ともいえるっス

海運の時間ズレとリスクから来るお金システムは面白いっス
大宇宙時代が来たら金融がどうなるのか？ちょっと面白いっス

>割引市場は引き受けた手形をまず三か月以内に裏書をつけて他所へやってしまう
うーんよそ事だと無法すぎて楽しいッスね

>売上高は2000％増加した
なそ
にん

>海運の時間ズレとリスクから来るお金システムは面白いっス
>大宇宙時代が来たら金融がどうなるのか？ちょっと面白いっス
うわああああああああっ
光の速度の限界によって金融市場のラグが発生するのかぁ！
>うーんよそ事だと無法すぎて楽しいッスね
無法と言うかこれが基本っスからね市場は
手形と言う商品を回してるところっスから
>なそ
>にん
国もってくれよ…
銀行利率平均2.93%だぁーーーー！！

いうて日本だってこの頃は米で似たようなことやってるぞよ

>いうて日本だってこの頃は米で似たようなことやってるぞよ
う…うわああああああ…
相対すまし令を出された札差と武家が街中で練り紛争している

スター・ウォーズの「共和国のクレジット？タトゥイーンじゃそんなもん紙屑だ！」って結構リアルな描写なんスね

>相対すまし令を出された札差と武家が街中で練り紛争している
札差と武家の乱闘は今年の大河で触れそうな気がするのは自分なんだよね

キン肉マンベースなら猿先生関係ないだろ！！？

>スター・ウォーズの「共和国のクレジット？タトゥイーンじゃそんなもん紙屑だ！」って結構リアルな描写なんスね
これはどっちかっていうとアメリカ合衆国のやつっスね
なにっ　まるで支払いが追い付いていなくて紙幣が紙くずになっているっ
>札差と武家の乱闘は今年の大河で触れそうな気がするのは自分なんだよね
札差を殴って言い聞かせようとした田沼に悲しい治世…
>キン肉マンベースなら猿先生関係ないだろ！！？
“週間プレイ・ボーイ”

なにっ刷りすぎた紙幣が紙屑にならず手形に化けてどうしようもなくなっている

>なにっ刷りすぎた紙幣が紙屑にならず手形に化けてどうしようもなくなっている
ふぅん
それを未然に防ぐのが紙幣総量を正貨の1/3と定めたピール・ルールというわけか

>また、手形の支払い期限が来ると、「取引の余裕を確保する」という理由で、新しい手形に書き換えることもよく行われました。
せんせー！手形の書き換えって当時でも違法だったはずでは？

>>札差と武家の乱闘は今年の大河で触れそうな気がするのは自分なんだよね
>札差を殴って言い聞かせようとした田沼に悲しい治世…
なにっ寛政の改革で更に棄捐令を打たれるっ

>せんせー！手形の書き換えって当時でも違法だったはずでは？
これは借金繰り替えで満期手形の支払いを新しい手形で支払ってるので合法っスね
◇実際の資本はいったい…？
>なにっ寛政の改革で更に棄捐令を打たれるっ
ムフフ
どれだけ幕府が何をしようとも江戸の体制では武家は貧しくなるしかないの

ふうん経済規模は膨らんだが信用は無くなったということか

>ふうん経済規模は膨らんだが信用は無くなったということか
むしろ信用を固定しようとしてピール・ルールができたんだよね　すごくない？
うわあああああああああっ　蛮族王が誕生しているっ

規制の意図がわかるとおおっいいんじゃないってなるんだけど結果が辛辣で悲しいんだよね

>ムフフ
>どれだけ幕府が何をしようとも江戸の体制では武家は貧しくなるしかないの
まあ物価に連動して俸禄が変動しない上に肝心の米価は基本下がる一方の石高制じゃねえ…

歴史がトライアンドエラーの繰り返しなのはわかるけどそのエラーがすさまじいことになるのなんなんスかね…

農法改革で米の生産量が増えるたびに米の価値は相対的に下がっていくんだよね
だから相対的に貧しくなっていく武士に悲しい過去…

ふうん棍棒は外交だけじゃなく金融にも効いたということか

>規制の意図がわかるとおおっいいんじゃないってなるんだけど結果が辛辣で悲しいんだよね
しゃあけど…
残念ながら機動性がないわっ
>まあ物価に連動して俸禄が変動しない上に肝心の米価は基本下がる一方の石高制じゃねえ…
豊かになるため新田開拓を放てっ
やばっ　新田を開拓したせいで米価が更に下がるっ
>歴史がトライアンドエラーの繰り返しなのはわかるけどそのエラーがすさまじいことになるのなんなんスかね…
ブラックスワンを予想できる賢人はそう多くないんだよね　すごくない？
>農法改革で米の生産量が増えるたびに米の価値は相対的に下がっていくんだよね
>だから相対的に貧しくなっていく武士に悲しい過去…
しゃあけど…
残念ながら戦士階級は平和になったら切り替えられなきゃ死ぬ定めだわっ

インフレしようが金本位制なんて金の保有可能量的に現実的じゃないから信用通貨にしろってことっスね

こういうの好き新書で読みたい

ふうん新年が明けてめでたいという事か
なにっ通貨のコントロールを意図したのに全然できていないっ？

>歴史がトライアンドエラーの繰り返しなのはわかるけどそのエラーがすさまじいことになるのなんなんスかね…
痛くなければ覚えないんだ
なにっ忘れた頃にまた繰り返すっ

金融超人久しぶりに見た

>ふうん棍棒は外交だけじゃなく金融にも効いたということか
うわあああああああああっ
こん棒で殴って大人しくさせようとした結果市場がどんどん元気になっていくっ
>インフレしようが金本位制なんて金の保有可能量的に現実的じゃないから信用通貨にしろってことっスね
まずゴールドスタンダードは通貨総量を当局が調整するのに限界がある
通貨総量の操作を現代だとこれほど重要なものだと理解してるけど当時はまだ全然理解が足りてない
だから金本位制度の限界を把握するまでずっと金本位に拘る事になるっ
>こういうの好き新書で読みたい
ふぅん
イギリス金融に関する日本語の本などまるでないっ　ということか
>ふうん新年が明けてめでたいという事か
>なにっ通貨のコントロールを意図したのに全然できていないっ？
通貨総量自体はコントロールできてるんだよね　すごくない？
その結果がこれなんだよね

>歴史がトライアンドエラーの繰り返しなのはわかるけどそのエラーがすさまじいことになるのなんなんスかね…
サブプライムローンだってその前に日本が似たようなことやって大失敗して懸念を伝えてたんだぞ
けどアメリカは
「HAHAHA俺たちがイエローモンキーのジャップと同じ失敗をするわけないじゃないか！」
って

世界恐慌の時期だと一時金本位制から離脱とかしてるし成長したっスね

>痛くなければ覚えないんだ
>なにっ忘れた頃にまた繰り返すっ
うわああああああああああっ
金本位制度に戻るべきか戻らないべきかで議論が繰り広げられているっ
>金融超人久しぶりに見た
しゃあっ　2024年1月ぶりっ
>サブプライムローンだってその前に日本が似たようなことやって大失敗して懸念を伝えてたんだぞ
>けどアメリカは
>「HAHAHA俺たちがイエローモンキーのジャップと同じ失敗をするわけないじゃないか！」
>って
怒らないでくださいね
タレブがディズニーオワコン言い出したその年からランド経営が上海のせいでめちゃくちゃ好調になったじゃないですか

>豊かになるため新田開拓を放てっ
>やばっ　新田を開拓したせいで米価が更に下がるっ
松前藩「怒らないでくださいね、米本位制に拘るって馬鹿みたいじゃないですか」

減らしすぎて決済に使えるお金が無いんだよね

まあ手形便利だよね
サインすればいいだけなんだから
それで上手く回る
よく分かんないけど…

江戸時代ノ武士ナンテ武装事務員ヤンケ

金本位制に戻ると金を確保できない小国や新興国ほど死ぬんだよね
酷くない？

>世界恐慌の時期だと一時金本位制から離脱とかしてるし成長したっスね
ククク…
小ピットが何気なくやった兌換停止がどれほど優れていたのか明日見て行ってもらいますよ
>松前藩「怒らないでくださいね、米本位制に拘るって馬鹿みたいじゃないですか」
貴金属が足りなくて貨幣経済をしにくい日本に悲しい資源…
銀を他国に放てっ
>減らしすぎて決済に使えるお金が無いんだよね
なにっ　うわああああああああああっ
1847年にイングランド銀行の準備金が100万ポンドきりかけるのかぁ
>まあ手形便利だよね
>サインすればいいだけなんだから
>それで上手く回る
>よく分かんないけど…
“信・用”

>江戸時代ノ武士ナンテ武装事務員ヤンケ
怒らないでくださいね
ちゃんと治世してほしいじゃないですか
>金本位制に戻ると金を確保できない小国や新興国ほど死ぬんだよね
>酷くない？
しゃあけど…
残念ながら小国じゃないアルゼンチンもドルペッグしてるわっ

世界が正しいルールの下に動いているっていうのは欧米の人間の根本的な考え方だからそこは仕方ないと思うっス
こんな簡単なルールで動いてるわけないだろうがえー

江戸時代のあれこれは来年の大河でナベケン田沼と心さん定信がやってくれそうなんだよね
楽しみです

>金本位制に戻ると金を確保できない小国や新興国ほど死ぬんだよね
>酷くない？
だからジンバブエが今の時代に金本位制に戻ってるのは色々と興味深いんだよね

>世界が正しいルールの下に動いているっていうのは欧米の人間の根本的な考え方だからそこは仕方ないと思うっス
>こんな簡単なルールで動いてるわけないだろうがえー
ムフフ
この点に関してはアジアも大差ないの
うわあああああああっすごい数の儒学を元にしたトンチンカンな批判が出てきているっ
>江戸時代のあれこれは来年の大河でナベケン田沼と心さん定信がやってくれそうなんだよね
>楽しみです
ふぅん
御三卿戦争に踏み込むということか
>だからジンバブエが今の時代に金本位制に戻ってるのは色々と興味深いんだよね
な…何か出てる…
金ですぅ！　金価格が上昇しているですぅ！

あんまり関係ないんだけどここ数年ちょっと金本位制という単語を見ると身構えてしまうようになった

毎年金利変えてる現代アメリカまで時間がかかるのは仕方ないんだ

>あんまり関係ないんだけどここ数年ちょっと金本位制という単語を見ると身構えてしまうようになった
しゃあっ
“ゴールド・スタンダード”っ
>毎年金利変えてる現代アメリカまで時間がかかるのは仕方ないんだ
怒らないでくださいね
月ごとにFOMCがあるじゃないですか

現代日本と違ってイングランド銀行は無制限に市場介入します宣言したってこと？

>現代日本と違ってイングランド銀行は無制限に市場介入します宣言したってこと？
まずイングランド銀行の自認識が「ただの市中銀行」になったってことっス
今現代普遍的な「市場の安定化のために努力する支配的な機関」という意識がまったくない
自行の利益のために動いているということっス

正しいというかこんだけみんな従ってるもんが間違ってるわけがないと思いたがるという人間の習性というか

刷らないと恐慌になって刷りすぎてもバブルになるから面白いんだ絆が深まるんだ

中央銀行に市中銀行が勝てるわけないだろうがよえー！

独占的な発券業務のない中央銀行とは...！？

>>現代日本と違ってイングランド銀行は無制限に市場介入します宣言したってこと？
>まずイングランド銀行の自認識が「ただの市中銀行」になったってことっス
>今現代普遍的な「市場の安定化のために努力する支配的な機関」という意識がまったくない
>自行の利益のために動いているということっス
貨幣管理の特権あるのに無法かよ

>正しいというかこんだけみんな従ってるもんが間違ってるわけがないと思いたがるという人間の習性というか
しゃあけど…
残念ながら民間にはピールの間違いを指摘してた連中もいたわっ
>刷らないと恐慌になって刷りすぎてもバブルになるから面白いんだ絆が深まるんだ
だから機動性が大切になってくるんだ
絆が深まるんだ
>中央銀行に市中銀行が勝てるわけないだろうがよえー！
うわあああああああああああっ
◇明日まさかの事態に…！？
>独占的な発券業務のない中央銀行とは...！？
1844年にポンドが事実上独占して発券機関も一応イングランド銀行の部署っス
ただピールルールによって自然数に従属することになって
「素人でも扱える」ようになったのでイングランド銀行の支配下ではないって事っスね

>貨幣管理の特権あるのに無法かよ
その管理をピール・ルールによって分離されたから
もはやイングランド銀行は市中銀行であるってなったわけっスね

>正しいというかこんだけみんな従ってるもんが間違ってるわけがないと思いたがるという人間の習性というか
ふぅん…一種の正常性バイアスみたいなものか

イギリスの金融街はなんだかんだ世界の中心ってのを知ったのは空のグリフターズからだったのを思い出したんだよね
あの国領地使いすぎなんだよね怖くない？

>ふぅん…一種の正常性バイアスみたいなものか
それが70年続くのはおかしいだろうがボケーーーーーーーーーっ
>イギリスの金融街はなんだかんだ世界の中心ってのを知ったのは空のグリフターズからだったのを思い出したんだよね
>あの国領地使いすぎなんだよね怖くない？
ムフフ
この後ポンド残高問題が世界規模で起こるの

コミケで本でも出しなよ

怒らないで聞いてくださいね
政府のインサイダーの中央銀行が自己の利益のため取引していいんですか

>コミケで本でも出しなよ
しゃあけど…
製本がめんどうやわっ
>怒らないで聞いてくださいね
>政府のインサイダーの中央銀行が自己の利益のため取引していいんですか
ムフフ
実際のところ政府と静かな対立状態にあるから実際独立してるの

>>コミケで本でも出しなよ
>しゃあけど…
>製本がめんどうやわっ
渋やここで暴力的な語録使わなきゃ普通にできそうなレベルだとは思うけどそれだと面白味に欠けちゃうし難しいっスね
しかしこれだけ知識があって猿語録に乗せてそれを披露するのも人生の悲哀と喜楽を感じますね

>>貨幣管理の特権あるのに無法かよ
>その管理をピール・ルールによって分離されたから
>もはやイングランド銀行は市中銀行であるってなったわけっスね
制限かけただけで分離とまでは…うーん

なんかぴったりの解決策が存在すると思ってしまうのは人類がみんな陥りがちなんだ
悔しいだろうが仕方ないんだ

僕は金融の知識はありません
それでもなんかヤバそうなことをやってる感じはしますが…いいんスかこれ

>渋やここで暴力的な語録使わなきゃ普通にできそうなレベルだとは思うけどそれだと面白味に欠けちゃうし難しいっスね
>しかしこれだけ知識があって猿語録に乗せてそれを披露するのも人生の悲哀と喜楽を感じますね
実際普段は真面目だからこういうのやりたくてやってるわけで
それを直した何の意味もないっスからね
ムフフ　タフは魅力的なコンテンツなの
>制限かけただけで分離とまでは…うーん
これは実際にイングランド銀行における発券部と銀行部の分離っていうピール銀行条例の一大イベントっスね
◇この後これに従属していく国々が…！？
>なんかぴったりの解決策が存在すると思ってしまうのは人類がみんな陥りがちなんだ
>悔しいだろうが仕方ないんだ
しゃあけど…
残念ながら金融環境は常に変わり続けるから絶対の正解はないわっ

3度停止されるのに廃止されないピール銀行条例に悲しき過去...

>僕は金融の知識はありません
>それでもなんかヤバそうなことをやってる感じはしますが…いいんスかこれ
ムフフ
明日1847年が来るの

>3度停止されるのに廃止されないピール銀行条例に悲しき過去...
うわあああああああああああああっ
政府側にも金融知識がある人間がまるでないっ

今の金融ルールなら完全アウトとして当時でも国の指針としてはヤバい事してる空気はあったのでは

>ムフフ　タフは魅力的なコンテンツなの
じゃあ今の龍継ぐ面白いっスか
俺の答えは……後者

>うわあああああああああああああっ
>政府側にも金融知識がある人間がまるでないっ
怒らないでくださいね
まるでこれまではいたみたいじゃないですか

>政府側にも金融知識がある人間がまるでないっ
キンユウムズカシイ
積立貯金で精一杯な俺には完全に別世界の出来事なんだよね

普段は何曜日の何時くらいからやってるんやんけ？

>今の金融ルールなら完全アウトとして当時でも国の指針としてはヤバい事してる空気はあったのでは
明日やることになるっスけどまったくないっスね
ピール・ルール守ってたら恐慌なんて起きるわけないやんケって態度っス
>じゃあ今の龍継ぐ面白いっスか
>俺の答えは……後者
鼬…
お前がプレイボーイを定期購読しろ
>怒らないでくださいね
>まるでこれまではいたみたいじゃないですか
しゃあっ
小ピット！
>キンユウムズカシイ
>積立貯金で精一杯な俺には完全に別世界の出来事なんだよね
はい！難しくありませんよ！
単語さえわかればだれでも理解できる理屈で動いてますよ！（ﾆｺﾆｺ

>普段は何曜日の何時くらいからやってるんやんけ？
本編は土曜の18:30に更新してるっス

>今の金融ルールなら完全アウトとして当時でも国の指針としてはヤバい事してる空気はあったのでは
これより前は国の借金を会社に背負わせるとかやってたからまだセーフ

太陽が沈まぬ国なのに
国内金融薄氷タップダンスってなんか凄いっス

>これより前は国の借金を会社に背負わせるとかやってたからまだセーフ
うわああああああああっ
グレシャムが理知的で天才だとか思われてたから
イギリスの研究者がおっさんが徹底的に調べ上げて
エリザベスから「あのクソ下劣ギャンブルカス」と思われてた上に
実際にカス極まりない生態だったのを本にまとめてるのかぁ
>太陽が沈まぬ国なのに
>国内金融薄氷タップダンスってなんか凄いっス
ムフフ
イギリスがイケイケなのは1860年まで
70年から停滞期から衰退がはじまるの

しゃあけどワシもバブル景気を体験してみたかったわ！
なにっ平成になってから景気のいい話がない！

>しゃあけどワシもバブル景気を体験してみたかったわ！
>なにっ平成になってから景気のいい話がない！
しゃあっ
“IT・バブル”っ

>製本がめんどうやわっ
出展と参考文献リストだけで分厚くなるっスね

>>普段は何曜日の何時くらいからやってるんやんけ？
>本編は土曜の18:30に更新してるっス
ふうん名探偵・コナンの後番組にちょうどいいってわけか

三井大坂両替店って本はまあまあ面白かった

>出展と参考文献リストだけで分厚くなるっスね
ムフフ
google driveの全文検索機能のお陰で大分楽になったの
なにっ　この内容がどこに書いてあったかすぐに引き出せるっ
>ふうん名探偵・コナンの後番組にちょうどいいってわけか
“スポンジ・ボブ”
>三井大坂両替店って本はまあまあ面白かった
江戸期だと今これ読んでるっスね
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429947/

因みに小ピットが首相になったのはなんと若干24歳の時である
当然ながら歴代英国首相最年少記録保持者である

まさに溢れる知性って感じで俺にはついてけない
すまない

>因みに小ピットが首相になったのはなんと若干24歳の時である
>当然ながら歴代英国首相最年少記録保持者である
ククク…
明日もこの男の異常性を見て行ってもらいますよ
>まさに溢れる知性って感じで俺にはついてけない
>すまない
しゃあけど…
残念ながら当時のイングランド銀行に知性がまるでたらんわっ

ふぅんこの時期の金融史のページはイギリスの血と肉で書かれているというわけか

江戸時代の田沼時代って資本経済進むチャンスやったんか？

中南米の猿展開に次ぐ猿展開に次ぐ頭猿な奴ら連発が面白かったっス

>ふぅんこの時期の金融史のページはイギリスの血と肉で書かれているというわけか
フランスだって参加しとるよ
大体挽き肉にされてる感じだが

>江戸時代の田沼時代って資本経済進むチャンスやったんか？
しゃあけど…残念ながら民間への配慮がないわっ

>国内金融薄氷タップダンスってなんか凄いっス
太陽が沈まなきゃ氷は溶けるんだよね
日照りの国は干ばつで飢えるんだよね

>>ふぅんこの時期の金融史のページはイギリスの血と肉で書かれているというわけか
>フランスだって参加しとるよ
>大体挽き肉にされてる感じだが
怒らないでくださいね
アメリカのゴリラの影響がすさまじいじゃないですか
>江戸時代の田沼時代って資本経済進むチャンスやったんか？
重商主義に移れるかどうかって話っスね
まぁ根本的にもっと金融制度が進化しないと無理っスね
この後日本は先進的な金本位制を超偶然手に入れる事になるけど
それを生かせる体制も理解してる人間もいなかったっス
>中南米の猿展開に次ぐ猿展開に次ぐ頭猿な奴ら連発が面白かったっス
ムフフ
この後もまだたくさん出てくるの
うわあああああああああっ　エルサルバドルにグレート綱吉が出てきているっ

>しゃあけど…残念ながら民間への配慮がないわっ
◇オットセイ期に膨張する経済が…！？
>太陽が沈まなきゃ氷は溶けるんだよね
>日照りの国は干ばつで飢えるんだよね
なにっ　うわああああああああああっ
この1846年に欧州で全土的な飢饉が起きているっ
じゃがいもを放てっ

やっぱ頭オカシイっすねシティは

未だに過去の遺産領地が強すぎるんだよね
しゃあっタックス・ヘイブン！

>アメリカのゴリラの影響がすさまじいじゃないですか
ゴリラの気まぐれが世界をめちゃくちゃにする
これはもう蝶の羽ばたき以上のエフェクトなんだ

経済の世界はトライアンドエラーで当時の政策も後から得た情報とか原理と突き合わせると失敗でしたってこともあるけど市民にはどうすることもできないんだよね
酷くない？

>未だに過去の遺産領地が強すぎるんだよね
>しゃあっタックス・ヘイブン！
なにっ
パナマ文書

>やっぱ頭オカシイっすねシティは
なにっ　うわああああああああああっ
ロンドンの支配階級のスノッブ意識がまるで抜けないっ
>未だに過去の遺産領地が強すぎるんだよね
>しゃあっタックス・ヘイブン！
ムフフ　TPPにも入れてもらうの
>ゴリラの気まぐれが世界をめちゃくちゃにする
>これはもう蝶の羽ばたき以上のエフェクトなんだ
ゴリラは経済を破壊しようなどとは思っていない――
ただなんとなく気に食わないから破壊しているだけだ――
>経済の世界はトライアンドエラーで当時の政策も後から得た情報とか原理と突き合わせると失敗でしたってこともあるけど市民にはどうすることもできないんだよね
>酷くない？
市民もクソみたいな手形振り出してるやんケ
なに被害者面しとんねん

>経済の世界はトライアンドエラーで当時の政策も後から得た情報とか原理と突き合わせると失敗でしたってこともあるけど市民にはどうすることもできないんだよね
>酷くない？
それでも自給自足で生きるには天候が経済並に気まぐれなんだよね
結局人間同士が協力し合うのも経済の一つの形でありそれがなきゃ社会も成り立たないんだよね

>なにっ
>パナマ文書
うわあああああああああっ
マン島と飛行機を買っているのかぁ
>それでも自給自足で生きるには天候が経済並に気まぐれなんだよね
>結局人間同士が協力し合うのも経済の一つの形でありそれがなきゃ社会も成り立たないんだよね
みんなで手形を振り出すから尊いんだ
バブルが起きるんだ

>>現代日本と違ってイングランド銀行は無制限に市場介入します宣言したってこと？
>まずイングランド銀行の自認識が「ただの市中銀行」になったってことっス
>今現代普遍的な「市場の安定化のために努力する支配的な機関」という意識がまったくない
>自行の利益のために動いているということっス
あかんやん市場のバランサー役の中央銀行が安定したシステムが完成したなんて胡乱なこと言うたら
金融の神様も悲しむで

ただの離島を領地や国にして金の種にするのは地主の究極体みたいなものなんだ
脱税が深まるんだ

この頃の世界的不作は確か日本の火山の噴火が原因だった記憶

経済難しいって日々を生きるのに精々な市民が何も分かるわけ無いヤンケ

>金融の神様
ハッキリ言うがアンタはクソだ

経済って現代では当たり前と認識されている事が当たり前になるまでに
ものすっごい時間が必要なイメージがある

>あかんやん市場のバランサー役の中央銀行が安定したシステムが完成したなんて胡乱なこと言うたら
>金融の神様も悲しむで
ククク…
完成したと思った金融制度が3年後に停止する
これはもうセックス以上の快楽だっ
>ただの離島を領地や国にして金の種にするのは地主の究極体みたいなものなんだ
>脱税が深まるんだ
なにっ　うわああああああああっ
フォークランドで紛争が起こるのかぁ！
>この頃の世界的不作は確か日本の火山の噴火が原因だった記憶
おーおー好き勝手噴火なさる
>経済難しいって日々を生きるのに精々な市民が何も分かるわけ無いヤンケ
なにっ　うわああああああああ
ジョージ・レイが大衆にブチギレているっ

金融に詳しくはなるより明日の日銭が増えるほうがみんな大事だから仕方ないんだ
デイトレで株価の谷間でストレスが深まるんだ

野人王といいゴリラといい19世紀前半は世界的に金融に厳しい時代っスね
忌憚の無い意見ってやつッス

>ハッキリ言うがアンタはクソだ
怒らないでくださいね
実際のところ金融の神様は民衆じゃないですか
>経済って現代では当たり前と認識されている事が当たり前になるまでに
>ものすっごい時間が必要なイメージがある
実際ここからマクロが登場するのも100年かかるんだよね　すごくない？
>金融に詳しくはなるより明日の日銭が増えるほうがみんな大事だから仕方ないんだ
>デイトレで株価の谷間でストレスが深まるんだ
なにっ　うわあああああああっ
明日小麦トレーダーが破滅するのかぁ
>野人王といいゴリラといい19世紀前半は世界的に金融に厳しい時代っスね
>忌憚の無い意見ってやつッス
ムフフ
金融に優しい時代なんてないの

>金融に詳しくはなるより明日の日銭が増えるほうがみんな大事だから仕方ないんだ
>デイトレで株価の谷間でストレスが深まるんだ
客…全然金融知識持ってないんスけど　それでも利益が出ちゃってるのはいいんスかこれで…

趣味でオプションとか先物やってるからまあまあ理解できないような気もしてないけど
普通の市民は全くわからん！ってなるのはしょうがない

何ならインデックス積んで寝てろすらここ１０年の思想

>客…全然金融知識持ってないんスけど　それでも利益が出ちゃってるのはいいんスかこれで…
システムが頑強になっているんだ
絆が深まるんだ
>趣味でオプションとか先物やってるからまあまあ理解できないような気もしてないけど
>普通の市民は全くわからん！ってなるのはしょうがない
ふぅん
やっぱり基礎教育に取り入れないとだめなんだな
>何ならインデックス積んで寝てろすらここ１０年の思想
ムフフ
コロナのエクスペリエンスで金融理解が大変動したの

> この後日本は先進的な金本位制を超偶然手に入れる事になるけど
>それを生かせる体制も理解してる人間もいなかったっス
そんなチャンスあったんっすか？