失楽園 オープニング つまらぬ。あまりにつまらぬ結論だ。 無駄だ、修復は出来ぬ。 苦労したぞ。途方もないほど永い時を放浪させられた。 現世では何千年前になる?貴様に空の底に落とされてから…… まぁ、構わぬ。お陰で不滅を滅する力を得た。 些末な事を。無論『ルシファーの遺産』だ。此処に封印している事はわかっている。 貴様自身が鍵だという事も。 時代は変わる。貴様が望もうと、望むまいと。 フフフ…… 6-1 フッ……虚ろなる無数の自我……無垢なる純然たる憎悪、苦痛、憤怒。 神々の思惑に背きし者。奴の魂の幻影、破壊衝動の化身。まさに『アバター』足り得る。 予想以上の精神力だった。まさか天司長の力を継承する迄とは…彼奴の思惟は底が知れぬ。 だが後継は只の代替品だ。あの無能に力は使いこなせぬだろう。 で、何故ここに特異点がいる?どれだけ僅かでも可能性の芽は摘めと言ったはずだが。 フン── ぬッ……!? フン……ルシフェルの力、さぞ心地よかろう。 000 オープニング フン……ルシファーの被造物か…… ぬッ……!? フン……余は貴様を侮っていたようだ。 造物主たるルシファーの首を刎ね、同法たる堕天司も粛清するとはな。 舐めるな。今更、星の民の権利など。 フフフ、天司長ルシフェル……あらゆる生物の頂点に立ち得る力…… 超えてやる……!いつか必ず貴様を超える程の力を── ぬおぉぉぉ── ………… 計画はどうなっている? その猶予はない。四大天司が動いた。 あの連中はルシフェルが住ねば、指揮系統が機能せぬと思ったが…… まぁいい、計画を発動するぞ。檻の獣に代わる駒は余が用意する。 二千年に渡る活動不能状態か……不滅の星の民とて前例がないな。 だが覚醒せずとも計画に支障はない。 “終末”の目的は神に対する叛逆だ。己の生死も必須条件ではないだろう。 貴様は四大天司に備えろ。余はパンデモニウムを再起動させるぞ。 フフフ、時代は変わる……神々が望もうと、望むまいと。 1-2 茶番に牽制など要らぬ。貴様の番だ、さっさと打て。 『虚無の力』だ。 無数のコアを宿すアバターは、カナンの地にて滅ぼされたが……その残滓を我が身に取り込んだのだ。 そして破損を免れた幾許かのコアを、自由に受肉させる事が可能となった。 フン……だがアバターの贄となった獣の精神は、あの果てなき破壊衝動に染まっている。 故に僅かな個体を除き、その場で破壊を続ける他に自我はない。 フ……貴様が余の心配だと?力の下限値でも探っているのか。 ……… 2-2 当然だろう。余が求めるのは圧倒的支配だ。 只の勝利では足りぬ。二度と逆らわぬよう気力を挫き、その魂に永遠の恐怖を刻み込む。 フン…… 余は彼の地に落ちた後、襲いかかる幽世の者共と戦っていた。 永遠とも思える刻を。無限とも思える敵を。終わりのない殺戮を続けていたのだ。 あるいはな。だが地獄を重ねた事が転機となった。 幽世の者共の思念もまた積み重なり、やがて余の槍に黒き結晶が宿ったのだ。 その結晶こそルシフェルを葬った力……赤き地平の性質たる『混沌』そのもの。 だが実在する。不滅たる星晶獣ルシフェルは死んだ。混沌は不滅という理を侵蝕するのだ。 フフフ…… 現世の『摂理』を凌駕する、まさに神の範疇になき力よ。 何が可笑しい? 煩わせるな、何が言いたい? フン…… 3-3 全体の指揮に芯が通った。考えられるのは特異点の合流だろう。 その足を止めるために駒を放ったが……羽虫に混沌を与えても力不足だったか。 ……… 貴様、なんのつもりだ? 連中の攻め筋を読めばわかる。終末計画について知ったのは明白だ。 ならば情報源は何処だ?貴様は実験場の証拠を破棄せぬまま、今まで放置するほど阿呆だったのか。 つまらぬ詭弁だな。方法など貴様が思いつかぬ筈もない。 ただの実績に基づいた予測だ。 そうか。貴様は真実を語る舌を持たぬか。 フン……どのみち“終末”の幕は開いた。今更計画の仔細を掴んでも遅い。 境界が崩壊する前に、最後の一局を終わらせるぞ。 4-4 フン……貴様こそ粛清で滅びたと思っていたぞ。 で、生き長らえて何をしている?空の民に擦り寄って計画は諦めたのか? ルシフェル……奴自身が“遺産”を封ずる鍵となり、パンデモニウムの結界を守るとはな。 だが狡知とは思えぬザマだ。降りるなら計画の全要素を余に渡せ── ……… おい……何を易々と喋っている。 ルシファーの首は回収済か……だが何故ルシフェルにこだわる? わからぬ獣だ。計画よりルシファーが優先か…… ならばルシフェルは余が始末する。貴様は因果の岐路たる特異点を探せ。 所詮は奴も摂理の輪にいる者……神の範疇になき力の前では必ず屈する。 徒に刺激するな。何が起きるか予測できぬ。 戦術の展開は終わった。後はつまらぬ消耗戦となるだろう。 この膠着状態で余を揺さぶる?棋盤の隅で沈黙する王でも動かすのか。 来たか……特異点とルシフェルの後継だろう。 境界の崩壊まで幾許かもない。放っておいても混沌の侵蝕は成るが…… ……… 激動の時代に現る因果の岐路……まさかここまで影響を及ぼすとはな。 奴等は余が直々に始末する。貴様は前線に打って出ろ── ……… 貴様…… 5-2 ……… 貴様…… ルシファーか……なぜ奴がエテメンアンキを知っている? あの建造物は潜在的な理由価値ゆえに、最高評議会の者のみ伝えられるものだ。 巫山戯るな。 内側の空間だと……? ……… フフフ…… フハハハハ……成る程、お互い利用する算段だったか。 まさかエテメンアンキを餌に、この時まで余を泳がせ躍らせるとはな。 笑わせる。創世神ごとき消滅させて本当に満足か? その無意味な計画は余が使ってやる……そして全を束ね絶対者として君臨する。 ありとあらゆる力を、ありとあらゆる世界を掌握するために。 所詮は羽虫か。貴様は獣の割には使えたのだがな。 死ね── 5-4 愚かな…… つまらぬ。所詮は貴様もルシフェルと同等程度。六枚羽ごときでは余興にもならぬぞ。 道化は躍ってみせろ! 痩せ我慢は止めろ。貴様は立っているのも限界の筈だ。 無駄な真似を── むッ……!? フフフ、何を驚いている。奇術は貴様の十八番だろう、狡知よ。 選ばせてやる。余の槍に貫かれるか、同胞の鎌で刈り取られるか。 救えぬ獣だ。この期に及んで何を騙る。 フン……チェックメイトだ。 6-1 ヌウゥゥゥ…… ルシファーァァァ……! 貴様……!まさかここで覚醒するとは…… ガハッ……! ヌウゥ…… 誤算だった……羽虫の執念を見縊っていたか…… だがまだ終わらぬ…… 虚無と混沌を纏った余は奴を超える…… ここは退き、傷の再生を── ………──ッ!? 7-2 むうぅ…… なんたる……ザマだ…… この屈辱は必ず……赤き地平に戻り力を蓄えねば…… ……… 双剣を寄こせ。ケイオスマターは希少な物質だ。 誰に口を利いている。傷を負ったとて羽虫に劣る余ではない。 失せろ。 む……? 貴様……二枚羽の力を超えているな。 リミッターの異常か……道理で下位天司風情が喚いている訳だ。 フン……だが笑わせる。 貴様は損なった道具を捨てる時、その無念に何か思いを馳せるのか。 上位種による使役に疑問など愚問だ。下位種は消耗されるために存在する。 図に乗るな。獣の自我はアルゴリズムの副産物……自律的判断をさせる隙間に過ぎぬ。 双剣もろとも腐り死ね。只の道具にも劣る羽虫よ。 ………ッ! 貴様…… 随分と煩わせるな……無駄な力を使わぬよう抑えていたが…… 塵芥に構っている暇などない! む…!羽虫が湧いたか! フン、人間共め── 7-4 遅すぎるわ……! 見え透いた真似を……その程度で陽動のつもりか? 阿呆め! 無駄だ!次で貴様等の曲芸は終わる── その銃は……古代の絡繰りの類か。 フン、煩わせる。羽虫の次は小蠅に邪魔されるとは。 馬鹿め。戦術なき己の無能を呪え。 空の民と同列に語るな。惨めで脆弱な小蠅共よ。 貴様等は詰んだのだ。団結力など力なき者の悪足掻に過ぎぬ。 先の威勢は失せたか。多少は身の程を知ったようだな。 では褒美だ。一瞬で死なせてやる── 羽虫か……だが幾ら足掻こうが戦局は変わらぬ! むッ……! 虫ケラが何を騒いでいる。貴様等など臓腑を引き摺ろうと劣らぬ。 死ね……! フン……!いつまで無駄な抵抗を続ける? 滑稽だ。弱者のヒロイズムなど愚の骨頂よ! ………ッ!獣を封ずる結界だと!? なぜ貴様が星の民の業を── 遅い── ぬッ!? ぬおぉぉぉ……!? 馬鹿な……!機密の結界を発動させるとは…… まさか……奴が実験場の資料に細工を……特異点達に気づかせるための…… ……──! 混沌の再来・前編 フフフ…… ハハ……フハハハハッ! 忌々しき結界は余の前に破られた。 フ……奴にやられた傷も完全に癒えたわ。丁度良い休息であったな。 次はやられぬぞ、ルシファー 狡知ともども、余の計画の── ……? 奴らの気配が何処にも無い……何者かに滅されたとも思えぬ。空から離脱したか……? ……フン、まあ良い。どちらにせよ、もう結末は変わらぬ。 パンデモニウムは既に息絶え、後は空の底へと落ち行くのを待つばかり。 奴らの望んだ世界の"終末"は余の手によって成されることとなる。 そして── この、ベルゼバブが遂に世界の頂点に君臨するのだ! ………… 下等な被造物風情が。余に軽々しく声をかけるな。 フン…… ……待て。 貴様は……奴の副官だったな。ルシファーと同じ顔をした、例の…… 貴様、何を考えている? あの気味の悪い獣だ。天司長などと大層な立場を与えているらしいが? 下らぬ御託はやめろ。 己と同じ顔の獣に「友」などと呼ばせる貴様の行動が気に食わぬと言っている。 ……答える気は無い、と。つくづく不快だ。 貴様の持ち得る「知」は余と同じく、選ばれし星の民の中でも卓越したものだ。 余が認める貴様の「知」を戯れ事に注ぎ、無駄にするな。我ら星の民の── 何? ……被造物の獣であっても。役目は果たしてもらう。失敗は許さぬぞ。 心配などではない、忠告だ。 ……不快な獣だ。 ……… 何が、天司長か…… ……許容できぬ。 このようなこと、決して許容してはならぬ……! 混沌の再来・後編 何故だ……! この余が── ……この余が、たかが被造物の姿に気圧されただと……? (あまつさえ、美しいなどと……!!) ありえぬ……許されぬ! 余が他所の力に嫉妬するなど……余こそが最強でなければ……比類なき者でなければならぬ! ぐぬ、ぅ…… ……このままで済ませるものか。 ……それがどうした。 今の貴様の言葉こそが雑音だな。薄汚い羽虫と無駄な会話に興じるつもりはない。 相も変わらず巫山戯た羽虫を立てる虫だ。 下劣な口を閉じよ。それ以上調子に乗れば、殺す。 ……これは? ルシファーの研究記録……天司のコア…… ……… どこまでも神経を逆撫でする…… 狡知だか何だか知らぬが、何を考えていようとも利用するのは余の方だ。 フン……幽世の小蠅共も懲りぬことだ。 余がいる限り、向こうへは行けぬといい加減学べば良いものを。 そもそも、わざわざ余が出向く程のことでもあるまい…… ぬおッ……!? 何故、背後に……!? この……虫ケラがっ!! 全身が焼ける……うぐぅ! 何故、何故だ、ぁ……!! このままでは……っ! ッ! ここでは終われぬ……決して! っ……ルシファー! ぬ、ぐぅ…… 余も同じ見解だ。そして貴様は、余が何故ここへ来たかもわかっているはずだ。 コアを寄越せ。 わかったら、さっさと寄越すがいい……! 此処の司令官は余だぞ。当然、承知の上だ。 何度も言わせるな。時間がないのだ! ぁ、ぐ……! この余に取引をもちかけると? っ……早く言え! ハッ……条件のうちに入らん。端からそのつもりだ。 計画だと? ……… うぐっ……ぁ、わか……たっ! これが、星晶獣のコア…… それ以上、余を愚弄することは貴様であっても許さん。 そこで見ていろ。そして、貴様の研究の成功例を感謝して目に焼き付けるがいい。 っ、ぬぁ……あああああっ! ひ、っぐ……がぁ、ああ……! うぐ、ぁ、あ……あぐ……っ…… はっ……はぁ、はぁ…… フ……フフ…… ……不思議な気分だ。 意識は極めて明瞭だ。四肢の感覚も戻ってきた。そして…… これが羽か…… 流石だなルシファー これは余の意思だ。 同じでは駄目なのだ。獣の力を受け入れるからには超えなければ意味がない。 フハハ……そう思うならそれで良い。だが感謝もしている。貴様と、ルシフェルに。 他者に斯様な感情を抱くには初めてだがな。 これで余は、無二の存在となった。何物にも染まらぬ至高の力……真の支配者としての資質を得たのだ! ルシファーは、己の持ち得ぬ「力」を補完する外部組織としてルシフェルを創った。 だが、余は己の中に全てを手に入れた…… 余はあらゆる生命を超越した! 見ているかルシフェル……この鋼鉄の羽は貴様をも超える余の力だ。 フフ……貴様によって空の底に落とされたことも、今となっては必要な工程だったと言ってやろう。 ルシファー、貴様の『計画』は余が、余の力で── ──フン。 ルシフェルの後継……所詮、身代わりの紛い物だな。 貴様こそ、まだ余に楯突こうと言うのか? ルシフェルでさえ、余の前に滅ぼされたのを忘れたと? 貴様の顔は覚えているぞ。余を檻に縛り付けた忌々しき小蠅だな。 あの様に子供騙しの術、内側から削り紐解いてくれたわ。 余の力は最早、星の獣はおろか世界のあらゆる生命を凌駕している。 残念だったな。そして、全てはもう手遅れだ。 五月蠅い小蠅共、まだ気が付かぬのか? だからそうと言っている。貴様等にできることなど万策をもってしても無いだろう。 だが、そうだな……小蠅共の羽音も聞き飽きた。 余興といこう。圧倒的な恐怖と絶望を与えてやろう。光栄に思うが良いぞ。 特異点、貴様とそこの紛い物は余がこの手で直接葬ってくれる! ぬ、ぐぅ……!貴様等ァッ!! おのれ……! 特異点!サンダルフォンンンッ!! 何故、余がまたっ……! ぬぁああああ──!! ぐらぶるっ! 第998話 真面目なシーンは…自重しろベリアル!! 第1258話 苦痛の果てに死ね…! 第1259話 邪魔だ…虫ケラども…!!(スバーン 防御が自慢のようだったが…もろ過ぎる…しょせんは虫ケラの騎士か 許さなければ何だ?貴様に何ができ… …ッ!?何を…食わせ…!?(ガリッ オぼゴガああッ!!?(ゴロゴロ ボキメキ 第1541話 くく…あと少しでこの結界をこじ開けられそうだ…! うなあああああああ!? ウオオオオ… 第1565話 圧倒的な恐怖と絶望を与えてやろう…! 愚かな…余に弱点などない チョコ…?何の話だ…? …うっ!?その単語を聞くと頭が…! うぬあああ!?だんだんあの時の味がァあ…!? 戦闘時台詞 惨めな小蠅共、あまり調子に乗るな 目障りだ [アンセム] 貴様らには過ぎた力だがな [ブラックフライ] 失せろ [黒き槍] 一瞬で死なせてやる バース・オブ・ニューキング [開始時] 余が あらゆる世界を掌握する 貴様の死を以て 余は唯一の特異点となる 終焉の時は間もなく 貴様等も所詮、摂理の輪の内にあることを教えてやろう [通常攻撃] フッ 腐れ死ね 阿呆が 小蠅… 脆弱 [カルマ予兆] 余興といこうではないか [ケイオス・キャリバー/ブラック・フライ/ユニソニック予兆] 強度を検証してやる [ジャスト・キル/黒き槍予兆] 小蠅…駆除してくれる [ケイオス・レギオン/キングス・レリジョン予兆] 身を以て知れ!このベルゼバブの力を! [ユニソニック] フハハハハハ 喰らえ [カルマ] 踊れ 逃がさん [ブラック・フライ] 翼よ 彼奴等を刻め!混沌の翼よ! [ケイオス・キャリバー] 消えろ [ランジュラン・フィールド] 万物の王 ここに降誕せり! [ジャスト・キル] 無駄だ 遊びは終わりだ [黒き槍] チェックメイトだ 不滅殺しの力、その身で味わえ! [ケイオス・レギオン] 混沌の闇に飲まれよ ケイオス・レギオン [キングス・レリジョン] 黒に染まり、無へと回帰せよ! [50%] 因果事曲げてくれる! [討伐時] あってはならない……このような結末は……! 余の計画が……ここで潰えるなど……! バレンタイン フン…… 空の民の分際で余に贈り物とは、特異点の特異点たる所以だな。 どういうつもりか知らぬが、まぁ予想外だったことは認めてやる。 スタンプ 侮れぬな… 勝利するまでやめぬ! 貴様… グランブルーファンタジー ヴァーサス ヴィランズトレーラー 混沌が満ち あらゆる次元時空は余が束ね 掌握する このヴェルサスで 躊躇する余地など有りはせん、買え 公式サイト 理解したか?己の脆弱さを [プロローグ] ……狡知か。 所詮、原理は獣を封ずる術式。この程度の符号の復元など、余の力を以ってすれば容易い。 笑いに来たのか。 フン…… [RPGモード] 第26話-2 妄想の果てに(後編) …… 貴様の……ではないだろう。 つくづく気に食わぬな、道化め。 [第35話 破壊の翼] “事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。” 破壊の翼よ、異を唱えるならばその炎の輝きをもってこれを成せ── フッ…… [第38話 大いなる破局-2] ああ。零にして終を司る輪廻の駆動遠。 欠けた歯車の一片であってもその役割を果たすには十分よ。 創世神の力の残滓は境域……即ち余の力の一部となって既に浸透した。 ケイオスマターとヴェルサス…… この力を得た余が現界すれば特異点の存在など問題にならん。 余こそが……この世界にとっての真の特異点となるのだからな。 ああ。 [第40話-1 絶対者(前編)] コアを貫いた 貴様といえどもう助からん 無に堕ちよ …ルシファーと仲良くな 此れを赤き地平に叩き落とす。 其れによって生まれる衝撃は次元境界すら歪ませ、ふたつの世界は終末を迎える。 気づいていただろう? このパンデモニウムを中心に、空の因果を蝕んでいたことを。 因果の歪みは記憶の束をほどき、 やがて物質、原理、法則すら分解し世の理を再構築する。 新たな世界で、余はあらゆる理を知る賢者となり、 万物を統べる唯一絶対の王となる。 此れが地を突くのは、その福音よ。 赤き竜、蒼の少女……そして特異点。 今日この日この時この瞬間、 パンデモニウムの頂に集ったのは避けられぬ因果なのだろう。 全てを一に束ね、余は全となる。 本当に、それは間もなく。 世界の統合の邪魔はさせん。 このベルゼバブが貴様らを葬り去ってくれる! [第40話-2 絶対者(後編)] こんな…こんなところで! あと少しだというのに! [暗躍] フン……こんなものか。 貴様…… 調停の獣……コスモスの尖兵か。奴は特異点と接触したのか? フ……好都合だ。仕上げには竜の声を使う。 子羊ならまだ使いようがあるが、あれでは糞土に集る蠅だ。戯れに駆除するとしよう。 ハァッ!! ………… 頭が高い。空の底に逝くが良いぞ。 糸屑を払うも同義。検証にすらならぬ。 無論だ。貴様は赤き竜を捉え、特異点の注意を引いておけ。 その隙に、余が黒銀の翼を引き摺り出す。 [混沌の種] このような檻に余を封ずるなどと……許すまじ、人間共。 余の復活を以って、幾重もの因果を束ねた絶対世界を掌握し木端の如き命は全て蹴散らす。 そして……次元時空を統べる特異点として、全てを超越する。 ……成程な。此処は実在せぬ次元……差し詰め「無次元」といったところか。 しかしやってくれたな、狡知めが……!“あれ”を掠め取っていくとは、どこまでも舐めた真似をしてくれる。 コアを貫かれただけでは慊りぬか。ヴェルサスで代替するつもりか……?つくづく欲深い痴れ者だ。 次は無い……後悔する暇も与えずに瞬間、葬り去ってくれよう。 フ……だが、まあよい。結果的に次元融合は成された。 あとは余が、この無次元から合一の世界へ還り、王の座につくのみ…… ほう……このような処に大蠅が…… 余を誅すると?無に介入して来てまで笑わせる。 だが……貴様が此処にいるのならば余も元の次元への繋がりを得ることが可能ということか? フン。ひとつ、戯れに付き合ってもらうぞ。 未来を憂う必要はない。余が全てを構築し直すのだからな。 やはり……「縺れ」を感じたぞ。どれだけの時を費やそうとも必ず脱出してみせる。 いや、此処には時間が無限にある。焦る必要もないのだろうが…… 気掛かりは特異点よりも、狡知。撒いた「種」すら食らいかねん。 余の計画に依然支障はないが、絶対的な、揺るがぬ詰みを次の一手としなければならぬだろうな。 [ピーピング・ゼロ] ミツケタゾ…… 掛け合い (グラン) 特異点… 貴様の消滅を以って余の計画は完全なものとなろう 蒼の少女に赤き竜… 貴様等は今この場で 完全消滅させてくれよう フフフ……ハーッハッハッハ! 貴様の死を以て、余こそが唯一の特異点となる。 新たな世界の王、ここに誕生せり! (カタリナ) ヒトの身で獣と契約しているようだな 取るに足らん 瞬間消し去ってくれる せいぜい吠えているがいい すぐに恐怖で声も出なくなるだろうがな よい駒になるかと思ったが、気が変わった。 脅威の芽は早々に摘まねばならんからな。 (シャルロッテ) 気に入らんな… くだらぬ矜持ごと叩き潰してくれよう ほう 早々に見破るとはな 面白い 相手をしてやろう 虚勢を張るほど滑稽さは際立つ。己が小ささを身を以て知れ。 (フェリ) 幽世の力か… 死に損ないめ 葬ってやるぞ 矮小な獣がぞろぞろと… 一匹ずつ順に 引き裂いてくれる 思念レベルは悪くないな。 貴様も高純度の結晶に変え、ケイオスマターの糧にしてやる。 (ゼタ) 浅墓な… 獲物ひとつでどうにかなると思っているのか? そうか 目障りだ 消えてもらおう 調子に乗り過ぎたようだな。 月の玩具に依存した結果だ。 (バザラガ) ほう… 月の玩具か 叩き壊しておくとしよう 試してやろう どれ程嬲れば 貴様が悲鳴を上げるのかをな 所詮は貴様も摂理の輪にいる存在だ。人間の限界というものが理解できたか。 (ファスティバ) 闘いに娯楽性を求めるか ならば貴様の死で喝采を得るとしよう 笑わせるな 余に説教とは二千年早いわ 人間の感情ほど脆いものはない。 愛とやらに溺れて逝くがよい。 (メーテラ) フッ… 正に羽虫だな 鬱陶しいぞ 誰に口を利いている? 善も悪も無い 等しく余に屈するのだから フン……羽虫どもの真似事をして飛び回ろうと、所詮は無駄な足掻きよ。 (ローアイン) フン… くだらん 死ね 不愉快だ 早急に死ね そのまま死ね。 (ランスロット) 小蠅らしく飛び回って見せろ 叩き落としてくれよう つまらぬ曲芸が得意らしいな 余興には丁度いい 踊ってみせろ 人間風情がたった一匹で余に刃向かうからだ。 己の力不足を自覚できぬとは、憐れなものよ。 (パーシヴァル) 余を差し置いて王を語るか 小蠅の分際で大きく出たものだな 飛んで火にいるなんとやら かと思えば… 自らの炎で燃えているとは滑稽だぞ そのまま焼け死ね 歯牙の間に置くにも足らぬ小蠅が王を語るなど 片腹痛いわ。 (バブさん) 何だこれは… アバターの不具合か? あるいは狡知の仕業か… まぁいい 立ちはだかるのならば排除するのみ どれほどの性能かと期待したが……所詮は紛い物か。 くだらぬ時間を費やした (ナルメア) フフ… 余の翼よりも鋭きものはないぞ? 味わってみるか 余の首を獲ろうと? 虫ケラが増長するな 引き裂いてくれる 巫山戯るな。その程度の刃で、この羽の切れ味に敵うとでも思ったか。 (ソリッズ) 随分と威勢がいいな 充分に生きたであろう? 死ね 耄碌しているのか 惨めなことよ すぐ楽にしてやる それが余の慈悲だ 余のケイオスマターと貴様の肉体のどちらが優れているか…… 戦うまでもなかったな。 (ジータ) 特異点… 貴様を消し 余が唯一無二の存在になるのだ ここが貴様の旅の終着点よ 楽に殺してやる 来い 此の時を待ちわびたぞ…… 今まさに、余が唯一の特異点となり、すべての世界を掌握せん!! (ゾーイ) コスモスの尖兵… 取るに足らん 捻り潰してくれる 何か言ったか? 寝言をほざきたいのならば 永遠の眠りにつかせてくれよう コスモスの力も堕ちたものだ。 さて、貴様が最も嫌う混沌の力でトドメを刺してやろう。 (ベリアル) 狡知…この刻を待ちわびたぞ 貴様のコアを完全に破壊し 二度と動けぬようにしてやる この外道めが… 楽に死ねると思うな ついに捉えたぞ……狡知め。 瞬間、細切れにしてくれる! 戦闘時台詞 [弱] どうした フン 去ね [中] 目障りだ どうだ どけ 馬鹿め [強] 引き裂く 死ね 腐れ死ね 翼よ! [連撃] さあ 足掻け! [オーバーヘッドアタック] 無能を呪え! 無駄だ! 遅いわ! [投げ成功時] 曲芸は終わりか? 余に屈しろ 脆弱だぞ 愚の骨頂… 目障りだ くどい [後方投げ時] 貧弱! 軽いわ 這い蹲れ 寝ていろ 弱い [空中投げ成功時] 落ちろ [投げ失敗時] なに? [投げ抜けられ時] なんだ!? なに!? 小蠅が… [シャドウムーヴ] 遊んでやる さて… 見えまい [回避] つまらんな 滑稽だ [回り込み] 行くぞ さて [ブラック・フライ] 躱せまい 躱してみろ 切り刻んでやる 余興だ 殺してやる 踊れ…! くれてやる [ランジュラン・フィールド] 阿呆め つまらん 無駄だ [カルマ] 来い どうした 逃がさんぞ [ケイオス・キャリバー] 翼よ! 両断する 削いでやる! 滑稽だぞ! 無様だな この翼で! 混沌の翼よ! これが余の力よ 愚かなり! ねじ伏せてくれる 後悔しながら死ね 細切れにしてくれる [ユニソニック] 遅い 上だ 油断したな 脆い… 死ね 祈るがいい 強度を検証してやる [黒き槍] チェックメイトだ 因果事消えよ! 死ね 絶望せよ! 圧倒的力で屠ってくれる! [アンセム] 詰みだ くれてやる 死ね さぁ… 絶望せよ! [ケイオス・レギオン] 貴様! ここまでだ! 身を以て知れ!このベルゼバブの力を! 余こそが 志向なりィ! 遊びは終わりだ! 混沌の闇に飲まれよ!ケイオス・レギオン! 万物の王 ここに降誕せり! 砕けろ! 塵一つ残さん!ケイオス・レギオン! ハーッハッハッハ!! 身の程を知れ [操作放置] 巫山戯ているのか? 小蠅が調子に乗るな 命乞いでもするがいい [被弾時] 足掻くか 馬鹿な…! 遊びは終わりだ 無駄な抵抗を…! 死にたいらしいな 笑わせてくれる それで終わりか? 面白い… [ガード時] 無駄だ 馬鹿め 視えている フン ほう なんだそれは 愚かしいぞ 下らん… 遅すぎる… 弱いぞ… 虫けらが… 煩わせる [受け身時] 愉快だ フン…… [ラウンド取得時] 見ているか…ルシファー… 哀れ… 頂は間もなく… 愚鈍が過ぎる… 取るに足らん… 理解したか?己の脆弱さを… 余は全となる! [敗北時] 力を蓄えねば… 貴様ぁ… なんたる様だ… なんだと… 次は殺す… 余興はこれまでだ… 小蠅に劣るだと… [勝利時] 下らん 哀れな… [ボス限定] 余興と行こうではないか アバターよ、遊んでやれ 少し趣向を凝らすとしよう ルシファーの遺産、役に立って見せよ 因果の終着点よ 不滅殺しの力、思い知るが良い! 終焉の時は間もなく 余の邪魔はさせん! 圧倒的力にひれ伏せ! 貴様の因果、ねじ切ってわ! 力の差を思い知れ 無様に足掻け [おばどら] 虫けらの分際で! 余は王となる! [わからん] 頭が高いぞ 身の程を知れ システムボイス [ルリアノート] 蒼の少女がつけている記録か。 [ギャラリー] あの器が何を記録したのか、分析してみるとしよう。 ほう…?【武勲の輝き】で解除できる記録もあるのか。 [ライブラリ] 様々な知識が記載されている資料か。 成程…このキャンセルという動作を取り入れれば 余の戦闘技術の効率化が捗りそうだ。 この資料がゲームが進む度に更新されるのだな。 GBVSを隅々まで調べ尽くさねば… [リプレイ] このリプレイという技術をケイオスマターに転用すれば、 学習および予測機能が付与できるかもしれぬ。試してみるか…? [オンラインのリプレイを見る] 小蠅どもが飛び交う様子に興味はないが… 危険因子の監視には役立つやもしれぬ。 「あなたへのおススメ」という記録もあるようだが… どれほど有益なものを提示できるか見物だな。 フン…成程。リプレイは14日経過すると消去される仕組みか。 参考資料となり得る記録は保護しておくとしよう。 まあ、記録を保護したとしても、 規格が変われば再生できず、無価値に帰す可能性はある、 有益なリプレイは早めに検証するとしよう。 [フォローリストからリプレイを見る。] 貴様がフォローした小蠅どものリプレイだ。 [保存したリプレイを見る。] リプレイは300件まで保存できるようだな。 サンプルとしては十分だろう。 300件を超えて保存した場合、最も古いデータから消去される… ここまでは想定通りか。 保護できるのは100件… ふむ、ある程度は厳選せねばなるまい。 とはいえ、保護した記録も 規格が変われば再生できなくなることもあるだろう。 [ゲーム] 楽しませてもらおう。 小蠅どもが薄弱さに戦慄く姿をな。 [RPGモード] 如何に足掻こうと因果は収束する… だが、余の計画の邪魔をすることは断じて許さぬ。 [VSモード] 勝ち越したくば余を選べ。 尤も…頴脱が過ぎて勝負にならぬだろうがな。 [シングルモード] 集る蠅どもを振り払うだけの単純な遊戯だ。 [トレーニングモード] まるで微温湯のような鍛錬法だ。 真に力を付けたくば、死を背負って戦い抜く他に無い。 [タクティクスモード] 自ら手の内を明かすとはご苦労なことだが、 小蠅相手といえど、一抹のリスクすらも見過ごせぬ… この機に弱点を見定めておくとしよう。 [オンライン] オンラインという仕組みを使えば、 刹那に離れた地とも繋がるわけか…良いことを聞いた。 早急にオンラインロビーの調査を行い、 世界を繋ぐシステムを解析せねばな。 そして… 星の印が付いた小蠅は、己と同程度の技量を持つわけか。 余と釣り合う実力者がいるとは思えぬが… [チュートリアルマッチ] 赤き地平での戦塵に比べれば、 このようなものは児戯に等しい。 [オンラインロビー] フン…此処で強者共が挙って殺し合いをするというわけか。 最大64名で一部屋に入り、覇を競うのだな。 さて、どこから潰して回ろうか。 チャットをする暇も与えん。 只管に蹂躙してくれる! [ランクマッチ] 近しい実力者を相手に戦う…だと? 余の相手が務まる者がいるのならば、相対してみたいものだ。 [カジュアルマッチ] 勝敗が残らぬ試合こそ 矮小な小蠅どもに相応しかろう。 余に敗北しても、その戦果に傷がつかぬわけだからな。 [プレイヤーマッチ] フン…馴れ合いなど、無意味。 チャットをする暇があれば、殺し合う。 [ランキング] 様々な序列が確認できるようだ。 あらゆる要素において余が首位を独占していることだろう。 フ…今更確認するまでもない。 [シリアルコード特典] ゲーム「グランブルーファンタジー」で使えるシリアルコードが確認できる。 [戻る(オンライン)] 阿呆か…解りきった項目の説明を余に求めるな。 [カスタマイズ] 設定を変えることができるのは好都合だ。 今のうちに余の理想の環境を整えておくとしよう。 [プロフィール] 余の戦績に、「勝利」以外の記述は不要。 [プレイヤーデータ] 戦いの記録に加え、自身の情報も多少は編集できるようだな。 合一の世を統べる前座として、 無知な小蠅どもに余を知らしめるのも一興か。 [称号リスト] 実体のない称号など…くだらぬ。 [キャラアバター] 余が扱う実験体もアバターと命名しているが… 別の概念か。ややこしい事この上無い。 フッ…このGBVSで踊る小蠅どもも、 所詮は実験体であると定義できなくもない。 [マッチング履歴] 100件までの対戦履歴が確認できるが… 定まった事象を改めて確認することに意義など無い。 [オプション] 余の計画を最高効率で果たすためにも、 利用できるものは利用させてもらうぞ。 [システム設定] 余のコントローラの設定を出鱈目にするとは…狡知め! [バトル設定] 小手先のルールを変えても、余の勝利は揺るがぬ。 [サウンド設定] フ…余が齎す福音を聞く準備は整ったか? [RPGモード設定] 真の特異点となるべきはどちらか… それをいずれ、証明してやろう。 [戻る(オプション)] モード選択一覧に戻る。 [キャラクターセレクト] 戦う者を選べ [キャラの呼称] 余…バブさん 特異点…特異点 狡知…オレ 阿呆…ローアイン 取るに足らぬ獣(獣)…ゾーイ 小蠅…それ以外 ステージセレクト ポートブリーズ…風の島 バルツ…火の島 アルビオン市街地…虫けら共の巣 アマルティア…稚拙な砦 アルビオンコロシアム…闘技場 アウギュステ…水の島 グランサイファー…星の船 パンデモニウム…忌まわしき檻 ルーマシー…(?) 殺しあえ 第1局 始めろ プレイヤー1 WIN/LOSE チェック 第二局 始めろ 第3局 チェックメイトだ [パーフェクト時] ほう…? [GAME OVER時] 所詮小蠅は小蠅だったか 時間は有限だ [QUEST CLEAR] 及第点か [QUEST FAILED] 巫山戯ているのか? [わからん] 浅墓な [対戦相手が見つかった時のやつ] 余興の始まりだ