ごめんなさいネタが浮かばなくて今週もSSお休みです

そういえばお前のドバイのワールドレコード抜かれたな

待ってましたよ！

「うぉぉぉぉぉー！！！どうりゃいいってんだ余！！！！」
余は一人寮の部屋で頭を抱えていた。
有馬記念の枠順抽選会で、見事に死の枠と呼ばれる16番を引き当てた。
歴代でも去年のスターズオンアースが2着になるまでは3着以内に入ったことすら無いジンクスのある枠。
って言うよりも物理的に不利な枠だ。
決まってしまっては仕方ない、人生は与えられた手札で勝負するしかない。
しかし、考えれば考えるほど選択肢は一つしか無い。
これはこれまでの自分の走りのスタイルを捨てる事になる一世一代の大勝負。
去年のスターズオンアース級のスタートのよさで一気に前につけて、枠の不利を打ち消すことだ。
だが、自分には逃げのノウハウはない。
自分はあくまでも王道の戦いをしてきたウマ娘だ。

>そういえばお前のドバイのワールドレコード抜かれたな
時代を感じますねぇ…

余が途方に暮れていると
「やっぱり困っているようですね」
と聞き慣れた声。
振り向くとそこには
「タイトルホルダー…？」
ひらひらと手を振り、軽く挨拶をする。
「いったい何の用だ余？」
「有馬記念で大外を引いた顔を見に来たんですよ」
「ケンカを売ってるのか？」
「いや、ボクもあの大バカ野郎が勝った時の有馬記念で大外を引いたんですよ。だからお前の気持ちはよくわかるんですよ」
「つまり？」
「逃げのコツ、教えてあげますよ」
それはまさに地獄に仏とはこの事だ
「しかし、どういう風の吹き回しだ？」
「なに、簡単な話ですよ。同期には勝って引退してほしいんですよ」

思えば1年前、タイトルホルダーと有馬記念を余は走った。
全盛期は過ぎ去っていても、己の全てを燃やし尽くす走りをしてターフを去った。
その引退式でタイトルホルダーはにこやかに言った。
「勝ちたかった！」
それまでずっと神妙な顔をしていたタイトルホルダーとトレーナー達が晴れやかな顔をしていたが、やはり勝ちたいのは勝ちたいのだ。
故に、同期のダービーウマ娘である余には勝ってほしいのだとタイトルホルダーは言った。
「その申し出、ありがたく受けさせてもらう余」
タイトルホルダーが持ってきていたノートを受け取る。
そこには中山競馬場の走り方、逃げのベースメイクの仕方などが細かく記載されていた。
そして余はタイトルホルダーに一言
「勝って帰ってくる余」
そう言った。

大外引いたシャフリヤールに逃げのコツを教えるタイホちゃんです
このあとエフフォーリアが有馬の勝ち方伝授しに来たりしてワチャワチャしたりしてたらいいです

10年抜かれなかったことを誇りましょう

>10年抜かれなかったことを誇りましょう
10年抜かれないってよっぽどの事だと思うんですよ
凄いですねぇ

エフシャフホルダーは有馬記念5着という仲良しで大外引いたのであとはエフフォーリア要素の有馬記念勝利だけです

余の応援絵はスぺちゃんのスレにも出しましたがこちらになります！
fu4404395.jpg
fu4404400.jpg
これは無関係なチアメロディーレーンちゃんです

むっ！

>余の応援絵はスぺちゃんのスレにも出しましたがこちらになります！
>fu4404395.jpg
>fu4404400.jpg
>これは無関係なチアメロディーレーンちゃんです
乙ですよ絵「」ャスタ！
可愛いですねぇレーンちゃん
長髪がリボンみたいにヒラヒラして素敵！カワイイ☆！

レーンちゃんも引退ですからね…