いやあの、初っ端から5とか少々不安なんですが……？
でも13は出てますよ！！！

ともあれ、前回は私/わたしの足を離さない佐倉さん/あんこちゃんとの問答の末、彼女が
>「頼む、せめてアイツを……お前自身を、お前の親友を、殺さないでやってくれ……」
と言い残して気を失ってしまいました
放置するわけにもいかないので身体は盾に収納、ソウルジェムは丈夫なケースにしまって先を急ぎました……がしかし
佐倉さん/あんこちゃんの必死な姿で考えを改めた私/わたしは、本当は『わたしたち』のことも助けたい、という本来の思いに素直になることに決めました

今回はこの続き、Phase3最後の敵との接敵から再開です！

というわけで、旧採石場跡から突入したこの道も残りわずか。目の前にいる敵……いえ、『わたしたち』の端末の集団を越えれば中枢へ辿り着く
……の、ですが

「そんな重要地点……の割には/そんなに、強そうじゃないですね？」
そこに陣取っていたのは、
1.……
2,3統制の取れたバイザーの群れ複数/見つかった！
4〜6.統制の取れたバイザーの群れ/攻撃の直前で気づかれた
7,8.動きの鈍いバイザーの群れ/こちらが先手！
9.!?
dice2d9=8 3 (11)

まあ大丈夫かな

バイザー、つまり頭蓋骨が露出した頭部を半透明のバイザーが付いたヘルメットで防御する新型戦闘個体たち
ここにいるのは、ただそれだけ
そう、本当にそれだけ。数がケタ違いに多いということはないし、そもそも司令個体がいる様子もない
「中枢のすぐそばだから直接制御できる、ということでしょうか/そうだとしても、あの動きって……」
ほむらちゃん/私の言う通り、どう見ても統制が取れているようには見えない。『わたしたち』の意識容量であれば、この程度の数を制御するくらいさしたる負担ではないはずなのに……
「っ、ですが今は……/戦うしか、ないようですね」
とはいえ、こちらに気付いたら個々の個体の判断で戦闘するくらいは出来るようです
「先手は取られましたが、/この相手なら！」

私+わたし VS 新型戦闘個体の司令個体不在部隊
・戦闘時補正
私+わたし:"二人で一人の魔法少女"奮闘度を2d100で判定
群体:"統制個体の不在"奮闘度-25%
・補正後暴力値
私+わたし:2913
群体:558
・奮闘度(3つ目の出目を私+わたしの奮闘度に加算)
dice3d100=1 6 11 (18)

1が出ましたが一方で11も出ていますね
これは……

1〜3.ファンブル
4,5.打ち消し合ってただの1+11=12
6.逆にクリティカル
dice1d5=3 (3)

まずいね

20面ダイスでも振ったのレベルで全部低い…

よく見たら6面のところを5面で振ってますが不利な出目なのでこのまま続行します

「そんなっ！？/こんなタイミングで！？」
戦おうとしたまさにその時、私/わたしの身体を覆う鎧が自壊し始めました
ここまで連続使用し続けていましたが、どうやらオーグメント状態も時間切れのようです
「これほど長くもってくれたのはありがたいのですが、なにもこのタイミングでなくとも……/観測者ちゃん！これ、動けない！」
これまで私/わたしの動作を補助してくれていた筋肉が今度は身体を縛る縄になり、身体を防護してくれていた甲殻も今では枷同然です

当然、如何に指揮統制が為されていない烏合の衆とはいえ戦闘のための生命である新型戦闘個体がこれを見過ごすはずもなく……

「どうにか、抜け出しましたが……/あと二回、負けるとま危険ですね……」
・状態解除
オーグメント状態(初期改良型薬液):基礎暴力値×2.5→(なし)

私+わたし VS 新型戦闘個体の司令個体不在部隊
・戦闘時補正
私+わたし:"二人で一人の魔法少女"奮闘度を2d100で判定
群体:"統制個体の不在"奮闘度-25%
・補正後暴力値
私+わたし:1685
群体:558
・奮闘度(3つ目の出目を私+わたしの奮闘度に加算)
dice3d100=50 49 12 (111)

>よく見たら6面のところを5面で振ってますが不利な出目なのでこのまま続行します
そういうの関係なしに振り直せばいいんじゃない？

ミスで有利の時だけ振り直しってのもどうかと

前はどっちでも振り直してたんよ
書いてる途中で気付いたからとりあえず有利じゃないからって付けただけだと思われる

戦力的になんとかなるから問題ない

私+わたし:104470
群体:20507

「それでも！/私と、観測者ちゃんなら！」
確かに外部デバイスによる強化は失われました
ですが、それがなんだというのでしょうか？
わたしが全ての敵が取りうる全ての可能性を網羅、それらに対する有力な全ての戦術を考案。想定される濃度の高い方からほむらちゃんへ提案して
私はそれを受けて、自分で考えた戦術にその要素を取り入れて修正。必要最小限の魔力消費で最大限の効果を得られる道を盾に格納した莫大な量の武器で実現する
わたし/観測者ちゃんと、私/ほむらちゃん。私/わたしたち二人に出来ないことなんて

「『きっと一つも、ありません！！』」

「この先が中枢……なんだよね/えぇ。ですがその前に、少し準備を整えておきましょう」
元々は『わたしたち』を殺害して最終的解決を図るつもりでした
ですがその方針を放棄……は実のところしていないのですが、少なくとも積極的に採用するつもりはありません
となれば当然、必要な準備も変わってくるのですが……
「それで、どんな方法にするんですか？/うん、作業しながらになるけど……大事なことなので、聞いてくれますか？」

逸脱個体の使っていた拠点で作った新型薬液。その中身をこっちの倉庫で見つけたポータブル機材で手直ししつつ、ほむらちゃんに説明して……

決戦だけど前哨戦だから消耗しすぎるのもよくないんよねぇ…

「ハァ、ハァ、ほむらちゃんの救出作戦に便乗して突入するの、失敗だったかもしれませんね」
わたしことマッポちゃんは、肩で息をしながら敵……『わたしたち』の操る相変異型戦闘個体と対峙しています
「そろそろ降参してください。わたしたちだって、みんなを傷つけたいわけじゃないんです」
そう言う割に、「」ちゃんやめぐるちゃん、Dちゃんといった周りの仲間たちは(致命傷こそありませんが)あちこち傷だらけです
「あの時、私たちが有利になるような仕掛けをしていたんじゃありませんでしたっけ！？」
めぐるちゃんが叫びますが、実のところその結果が『これ』です。『これ』でなお、本来よりはうんとわたしたちマッポちゃんチームが有利になっているのです

なにせ、この4人でここ中枢まで突入し、『わたしたち』のおひざ元であるこの場所で、それでも
dice2d100=9 73 (82) (マッポちゃん側/『わたしたち』側+75)
まで迫っているのですから

圧倒的

戦力差、実に1:16以下
「有利になって、それで、コレなの？」
「実のところ、これでも思ったより苦戦しているんですよ？一部個体群はわたしたちの統制から外れるし、地下構造を保持する大型個体たちの制御でリソースを大幅に消耗していますし、逸脱の酷い個体の掃除もしなきゃいけませんし、マミさんたちのお世話は手を抜けませんし、それに……あんこちゃんは飛び出していってしまいましたし」
ですから……と目を閉じ、慈愛に満ちた表情に見えるカタチで

「もう勝負はついたんです。もう一度、わたしたちのところに戻ってきてください」
そう、手を伸ばしてきて

「『そこまでだ、ショッカー！！』」

ショッカー！？

その場に居る全ての存在が(『わたしたち』さえも含めて)まず自分の耳を疑い、困惑し、そして今度は目を疑った

「『お前の悪の企みは、私/わたしが止める！！』」
そう、先ほどの言葉に続けて叫ぶその姿は。その声の主、彼女は……

1.ほむら……ちゃん？
2.ほむらちゃん！
dice1d2=1 (1)

『わたしたち』も元はわたしと同じ、『観測者ちゃん』から派生した存在
であれば当然、ほむらちゃんに出会えれば嬉しいという感情が先立つのが本来の反応

そんな『わたしたち』が、ほむらちゃんを見て困惑している
……無理もありません。肩幅より広く脚を広げ、どっしりと構えた彼女の言葉は、何をどう考えても想像の埒外のセリフです

あまりに絶望的な状況におかしくなったのでしょうか？
……いえ、彼女に限ってそんなことはあり得ない。それに、ほむらちゃんのあの眼は、あの力強い眼差しは、そしてなにより、あの腰の装置と手に持つモノは

「『ライダー……』」
1.「『変……身！！』」
2.「『変身！！』」
dice1d2=1 (1)

というところで、赤字なので今日はここまで！
また次回お会いしましょう。それでは！！！

このほむらちゃんどっかの周回でライダー好き測者ちゃんの影響受けたんだろうな…

お疲れ様
ついに固有名詞を出したな

まどマギは多分に仮面ライダー要素を取り込んでるから…
お疲れさまでした

一応固有名詞そのものは「ライダーキック！」って言ってるから既に出てるんよ
でもこれまでは「チェンジ！」だったのにここに来てついに「変身！」って言ったんよ…