64 50 88 ローカルルール的な物を含めてなんだか気になる数字が出て来ましたね？
でも全体としてはだいたい期待値通りなんですよね……これが良い方向へ行けば良いんですけど

　過ちの果てに幽閉されたわたし/観測者ちゃんを救出、一緒にみんなを助けに見滝原山へ向かった私/ほむらちゃん。しかし、拠点内に入る直前で相変異型戦闘個体たちの待ち伏せを受けて大ピンチに……
　それを乗り越えるべく、二人で一人の魔法少女になった私/わたし。数の暴力をゲノムオーグメンタの力で克服し本拠地へと突入！かくして道中で現れる敵を蹴散らした私/わたしは全体の2/3の区切りを越え、最終区間を電動バイクで走り抜け……

>「ここで、アンタらを止めるしかねぇ！！！」
　あんこちゃんが、私/わたしの前に立ちはだかりました。それでも、私/わたしはどうにか佐倉さんを打倒したのですが……

・ステータス
　ほむらちゃん/私:暴力30+25+25%(+25%)/知識50/賢さ60
特性:ループの経験者(基礎暴力値+25,暴力値補正+25%)/時間停止の魔法[習熟](重要な戦闘で暴力値補正+25%,奮闘度+1d25)
　観測者ちゃん/わたし:暴力-(ソウルジェムのみ,本来は101)+30%/知識37/賢さ69+45%/コミュ力36
特性:基礎的サイバネティクスの知見(賢さ+5%,暴力値+5%)/集団的自意識への精通(賢さ+25%,暴力値+10%)/限定的過剰チューニング(暴力値+15%,賢さ+15%)
　ほむらちゃん+観測者ちゃん/私+わたし:暴力131+50+80%(+25%)/知識87/賢さ129+45%
特性(追加分):ver.Final(私:基礎暴力値+25/わたし:暴力値補正+25%)/二人で一人の魔法少女(共通特性と全体補正が二度適用され、奮闘度を2d100で判定する)

　あんこちゃん:暴力183/知識41/賢さ39/コミュ力53/円環の使者(初期暴力値が高いが一部補正を受けられない)

　共通部分:暴力+35+50%/賢さ+45%/GS消費量-35%/コミュ力+25%
洗練された脳(賢さ+20%)/頑健な臓器(暴力値+15%,GS消費-5%)/多産(ふたなり,コミュ力+10%)/生体順応性(GS消費量-5%)/知的(賢さ+10%)/社交フェロモン(コミュ力+5%)/限定的再生能力(暴力値+5%)/強靭(暴力値+10%)/超能力者(賢さ+15%,コミュ力+10%,暴力値+5%)/遺伝子強化戦士(基礎暴力値+10,暴力値補正+5%)/発芽性生体鉱物装甲(GS消費量-5%,基礎暴力値+10)/宇宙怪獣(基礎暴力値+15,暴力値補正+10%,GS消費量-25%,対放射線完全耐性)

・アイテム
魔力追跡装置(充電式携帯可搬型対象指定仕様)
ゲノムオーグメンタⅢ+初期改良型薬液(使用中)
新型薬液
高速電動バイク
未使用のグリーフシード×1

・全体補正:暴力+61+86%/GS消費量-0.1-55%/奮闘度がゾロ目かつ50以上のとき基礎暴力値1.5倍
ポータブルガンランチャー:暴力値+50%
クリスタル武具:基礎暴力値+15,GS消費-5%/ガンマ線レーザー砲:基礎暴力値+15
龍鱗装甲:GS消費-30%/PSIシールド:GS消費-15%,基礎GS消費-0.1,基礎暴力値+5(超能力者のみ)
亜空間ドライブ:暴力値+10%,GS消費量-5%/跳躍戦闘:奮闘度がゾロ目、かつ50以上のとき空間跳躍を活かして一時的に基礎暴力値が1.5倍
シナプス反復訓練Ⅰ:基礎暴力値+1,暴力値補正+1%
スカージミサイル:基礎暴力値+25,暴力値補正+25%

前回はPhase3中盤。あんこちゃんとの戦闘が始まり、
>「これで……/倒れて！」
>「目を……/覚ませぇっ！！」
どうにか一度ならず二度目も戦闘不能にできた……はずなのですが

>2.「待て、っての！！！」
もはや意識を保つのも難しい状態でしょうに、それでも彼女は私/わたしの足を放しませんでした
そんな彼女に対し私/わたしは、それでもなお
>「『彼女を、止めなければなりません』」
そう答えたところで終わりました

今回は、この続きから始まります

私/わたしを引き留めるあんこちゃん
もう戦えないはずなのに、それでも私/わたしを捕まえる握力は凄まじく……

1,2.本来は、急がねばならないのですけど
3,4.ごめんなさい、佐倉さん/ほむらちゃん何を！？
5,6.絶対に離さない、というのなら……
7.!?
dice1d7=1 (1)

気絶させる？

「どうしても離さないというのなら仕方ありません。少しだけ付き合いましょう/観測者ちゃん！今は急がないと……」
焦るほむらちゃん/私を他所に、わたし/観測者ちゃんは屈みこみ
「最初に言っておきますが、わたしは……わたしたちは。必ず『わたしたち』を止めなければなりません。たとえどんな手を使ってでも。あんこちゃん、ここは同意してもらえますか？」

1.「……なんでだよ」
2〜4.「……」複雑な表情で黙り込む
5,6.「確かに、アイツのやり方は問題かもしれない」
7.!?
dice1d7=3 (3)

そこは黙認してくれるか

わたし/観測者ちゃんに賛同せず、しかし明確な反発もしない
えぇ、あんこちゃんとて本来は聡明な魔法少女です。少なくとも、『わたしたち』の行いそのものは非道であると理解できないほどの愚か者ではない
「あれを放置すれば、いずれ大きな災いになります。それでなくとも、好き放題甘やかして依存させて思考力を奪う。確かに甘やかされる側は、主観的にはしあわせかもしれません。ですがそれは相手を人間扱いしないのと同じ、残酷な行為です」
だから、止めなければならない。マミさんやさやかちゃん、AちゃんやBちゃんといった個人を助ける意味でも、またこれから『わたしたち』の毒牙にかかりかねない多くの人を救う意味でも

1.「それが……」
2〜4.「だからって……」
5,6.「……ああクソっ」
7.!?
dice1d7=6 (6)

杏子ちゃんはこうなるわ

「たしかにそうだ。そうだけど……」
あんこちゃん/佐倉さんの握る手に込められた力がより一層強くなり
「わかってる！アイツのやり方が間違ってるってテメェの言い分は正しいさ！けど……けどアイツだってお前だ！観測者だ！少なくとも、お前と同じくらいみんなのことを真剣に考えてこれをやってんだ！」
どこにそれだけの力が残されていたのか、と思うほどの声量で叫ぶあんこちゃんに思わず一歩後ずさりしそうになるわたし/観測者ちゃんを、それでも佐倉さんを受け止めるべきだとほむらちゃん/私が押しとどめる

1.「アンタが……ほむらがアイツを否定したなら、アタシくらいはアイツの味方をしてやりてぇんだ！！！」
dice1d1=1 (1)

マミさんとかはどうすんだろ

理屈ではなく、感情
これを納得させることは難しい……いえ、外から納得させるのは不可能と言っても良いでしょう
言えば言うほど頑なになるだろう彼女を、それでも説得するにはどうすれば……
答えのでない、しかし出さなければならない問いが頭とソウルジェムの中を占拠したその時

「頼む、せめてアイツを……お前自身を、お前の親友を、殺さないでやってくれ……」

あんこちゃん/佐倉さんの全身から、力が抜け落ちました

「あんこちゃん！？/佐倉さん！？」
慌てて脈拍を取り呼吸の有無を確かめますが、どうやら意識を失っただけのようです
「相反する、しかしどちらも捨てられない想いで板挟みになった結果ヒューズが飛んだ、と言ったところでしょうか/とりあえず……安全なところまで運びましょう」

で、その安全なところですが……
1〜3.すぐに見つかるはずもなく
4.あった
dice1d4=1 (1)

「……仕方ありません。今回は非常事態です、非常の手段を使いましょう/えっと……どうするつもり？ほむらちゃん」
眉根を寄せて気乗りしなさそうな、しかしやるしかないと決めた表情であんこちゃん/佐倉さんの意識を失った身体に近づくと
「よい……しょっ！」
その全身を、盾の中に収納しました
「ソウルジェムだけは入れられないので……こっちの、頑丈なケースに入れておきましょう」
……なんというか、わたしが言うとものすごく大きなブーメランなのですが

「なんというかこう、ほむらちゃんは染まり過ぎないでくださいね/……？」

意識を失っているとモノカウントされて収納できるのかな

ともあれ、時間は有限です。バイクを取り出して再び先を急ぐ……のですが

1.その……観測者ちゃん？
2.あの……ほむらちゃん？
3.1+2
dice1d3=3 (3)

「その……観測者ちゃん？/あの……ほむらちゃん？」
全く同時に話し始めた私/わたし。こうして身体を共有しているのでお互いに何を言いたいのかは大まかにわかってしまいますが、それでもビックリしてしまいます
「その……私からでいい？/いえ、わたしから言うべきでしょう」
普段とは逆に、お互い自分から切り出そうとする私/わたし。けれどこれは内容的に言い出しにくい話、だからこそ、私/わたしは自分から切り出そうとしたのですが

1.……正直、佐倉さんの想いを無碍には出来ないです
2.……実のところ、『わたしたち』をどう止めるべきか迷っています
3.1+2
dice1d3=2 (2)

害が少ないのを選別すればよいのかって話だしな

あら〜ってやつなの

「そう……だよね/手段を選んではいられない、そのはずなのにです」
先に切り出したのは観測者ちゃん/わたし
「あんこちゃんに絆されたわけでも、『わたしたち』に今更情がわいたわけでもなく……」
そこから先は、わたし自身にもよくわからなかった。『それはわたしたち二人のやり方じゃない』からなのか、それとも『わたしに一方的に相手を断罪して殺す権利があるとは思えない』からなのか。あるいは『ほむらちゃんにそんな十字架を背負わせたくない』からかもしれない
どれも当たっているような気もするし、これらのどれでもないもっと別な理由のような気もする

ただ、一つだけ言えるのは
1,2.別の方法があるのなら、
3,4.殺すことと壊すこと。それでしか解決できないなんて……
5,6.『とにかく助けて、それから考える』
7.!?
dice1d7=7 (7)

なにっ！

1,2.彼女を殺しただけでは、収支は赤字です
3,4.間違ったから殺す。そんなチームでしたっけ？わたしたちって
5,6.難しく考える必要はありません。彼女も生きている、それだけです
7.!?!?
dice1d7=6 (6)

「生きているのなら、助けたいじゃないですか/うん……！そうです！」
結局のところ、答えはこれ以上なくシンプルだった
これまでの多くのわたしがやってきたように、わたしも可能な限り多くを助ける。それだけです

というところで、赤字なので続きは次のスレで！(続きます)

いい着地をしたと思う