待ってた

アミュス:…？
模擬戦を終えた夜
スバル達の戦いの様子を収めた映像を見返しながら今後のスケジュールを考えていると不意に端末が振動する…誰かからの連絡、しかしこんな時間に…
内容を確認すると…
1〜3.エルトリア語で書かれた座標
4〜5.マクスウェル:やぁ…元気かい、我が友よ
6.白紙
dice1d6=3 (3)

そんな遠回しな

アミュス:(怪しさ満点だが…こんな事をするのはフィルしかいない)
もしかしたら鞠奈やイリスがするかもしれないが…こんな夜中に座標だけ送ってくるのはよほど緊迫とした状況で無ければ有り得ないだろう
幸い室内故に誰かが見ているということもない
アミュス:…封解主〈ミカエル〉
天使を顕現し、座標の元へ穴を開き…移動した先は…
1〜3.森の中
4〜5.洞窟の奥深く
6.何処かの研究施設
dice1d6=6 (6)

はい

まさか真結達やヴィヴィオの…？

アミュス:ここは…っ！
まだ稼働していると思われる研究施設
そんな施設の通路に移動したアミュスは慌てて隅に体を移動させる
アミュス:(管理局の施設か？それともスカリエッティか？はたまた…いや、落ち着け…)
1〜3.誰かが来るような気配はない
4〜5.ガジェットが現れるも…何かを運んでいる？
6.背後から肩を叩かれる
dice1d6=5 (5)

まだ稼働中？

アミュス:(…スカリエッティの研究施設…なのか？)
運んでいる物がなんなのかはわからないが…よからぬ物なのは明白だろう
颶風騎士〈ラファエル〉を用いて風を操り、音を立てぬよう後を付ける
1〜3.ガジェットの後を付ける
4〜5.ガジェットを自室へ転送させる
6.ガジェットが気づいた！？
dice1d6=2 (2)

風を操れるなら流体もいけそうだよねラファエル

辿り着いた先は…開けた場所
其処には多くのガジェットが忙しなく稼働しており、人の姿は見られなかった
1〜3.複数の培養ポッドらしき物が並んでいる
4〜5.アミュス:(戦闘機人、か…)
6.機器を稼働させる燃料に既視感が…
dice1d6=5 (5)

ナンバーズ…ですらない？

管理局…

筒状の透明なポッドには液体が充満しており
中には少女が浮かんでいる…しかもそれは1体2体という数ではなく、広い施設内に敷き詰められていた
アミュス:な……！
1〜3.(ここまでの大規模施設…何故管理局は気付けなかった…！？)
4〜5.(…真心や真結に似ている…)
6.(…っ！あれは…スターハーベストか？)
dice1d6=3 (3)

>アミュス:な……！
>1〜3.(ここまでの大規模施設…何故管理局は気付けなかった…！？)
管理局の施設だからですねぇ！

>管理局の施設だからですねぇ！
クソがよ…

アミュス:(いや…そもそもここが…)
最悪の推測はしておくに限る
だが…やはり色々と複雑な気持ちになってしまう
アミュス:(…メールの送り主は誰だ？)
フィルは遠く離れた管理外世界の拘置所にいる筈
遠隔で調べたのだとしたらそれはそれで少し咎めておきたいが…
1〜3.微かに聞こえる戦闘の音
4〜5.(…この戦闘機人、以前対峙したタイプとはだいぶ違うが…どうなっているんだ？)
6.一つのポッドが解放され、少女が運び出される
dice1d6=2 (2)

まさかもうおっさんは来てて研究施設破壊してる…？

クローン同士で品質管理テストでもしてるのかな…流石にそこまで外道じゃ…

アミュス:…行くしか無いか
動画や画像として周辺の状況を記録し、ミットの言語で訓練場と書かれた部屋にダクトから入り込む
其処ではおそらくポッドから出て来たのであろう少女達が…
1〜3.大型生物
4〜5.同じく少女同士
6.ジュエルシード！？
dice1d6=3 (3)を相手に戦闘を行っていた

アミュス:(あの生物…確か少し前に乱獲騒ぎがあった…)
以前リーフという女性がそんな話をしていた事を思い出し、目を細める
アミュス:(5年も前の出来事だったはずだが…これが原因の可能性は出て来たな)
少女達/大型生物
dice2d100=73 34 (107)

訓練場…？

少女達は苦戦する事なく魔法を行使して大型生物の息の根を止める
その手に持っていたのはレイジングハートと
dice1d100=9 (9)%くらい似ているデバイスだった

レイハじゃない…？

まさかそんとかたぬきタイプも…？

ほんの僅かに面影は感じられる気がするが…レイジングハートに似た部品を見つけたアミュスは真心や真結に関係する施設では無いかと推測する
恐らくあのデバイスはレイジングハートを元にしようとしたのだろうが…なんらかの理由があって出来なくなり、代わりに量産しているのだろう
とはいえ性能は一般的な局員が扱うものよりかは上質なもののように見える
アミュス:(
1〜3.…彼女達の意思で動いているのか？それとも────
4〜5.真心や真結を狙ったのは完成度を高める為か…
6.質量兵器を扱う事も出来るのか…！？
dice1d6=1 (1))

>4〜5.真心や真結を狙ったのは完成度を高める為か…
脱走編の施設に技術が集約されてて他じゃ高品質で生産できないから金型を欲してたのか…

もしかしておっさん超ファインプレーだったんじゃ…

>脱走編の施設に技術が集約されてて他じゃ高品質で生産できないから金型を欲してたのか…
最低だよ！！！

複数人の少女達が移動した先にアミュスも続き
大型生物の隣を通り過ぎる
既にこと切れた生物の目からは苦悶の表情が見てとれた
アミュス:(…すまない)
しかし此処の場所を送ったとして、どうにかなるのだろうか
さらに戦火を広めてしまうのでは無いか
そんな懸念を抱きつつ、部屋を移動すると…恐らく休眠室と思われる場所へ辿り着く
娯楽などは一切無く、少女達はスライドして開いた壁から出される固形食をとって栄養を補給していた
1〜3.会話も何も無い、ただ咀嚼音のみが部屋にこだまする
4〜5.アラームが鳴った途端、ベッドの上に置かれたヘッドギアを被り始める
6.1人此方を見つめる少女と目が合う
dice1d6=3 (3)

元から感情のあった二人とは違うな…

アミュス:(これが…こんな物が…？)
もはや自分が何を言おうとしたのかさえわからなくなる
光の無い瞳で目の前の物を食し、また時間になれば戦う
その先に何があるというのか
どうしろというのか
アミュスは暫くの間呆然とその様子を見ていたが…何かしなければと意識を呼び戻す

アミュス:(何が目的なのかは突き止めなくては…！)
ダクトから部屋の外へ脱出し、施設内を探索する
一体誰が此処を教えたのかそんな不安を心の片隅に残しながら…

という訳で此処まで
続きは13時過ぎにやれたらと思ってるわ

アミュスが思考すら出来ないレベルの衝撃か…

でもこんな形で戦闘に特化した存在が量産できるのなら治安維持や管理局として本来のやるべき事も捗るんだろうなというのはちょっと思ってしまう

>でもこんな形で戦闘に特化した存在が量産できるのなら治安維持や管理局として本来のやるべき事も捗るんだろうなというのはちょっと思ってしまう
sys873がそういう用途で一番活用しやすいのかもしれないな…絶対ダメって言うんだろうけど

管理局がやろうとしてる事が壮大な上に果てしなさすぎて人員が全然足りないのは公式でも少し触れられてたよね
図書館とかも膨大すぎて整理しきれてなかった筈だし

デアラの頃は873は現場の評価も良好で実績も出してたな…