「〜♪」 今日は21時から終約聖書シリーズの新作の新情報が発表されるし、早くお家に帰らないと! 「や、そこのキミ。ちょっといいかな?」 「へ……?」 「僕はユーリ。キミ魔法少女でしょ?ちょっとお願いがあるんだけどさぁ、僕とデュエルしてくれな い?」 え、えええええっ!?突然知らない人から声を掛けられたんだけど……! しかも私が魔法少女だって知ってるし!格好も怪しいし!何なのこの人!? (───────ッ!?ま、まさか……この男は「組織」の……!?) 成る程、深淵の多次元世界より舞い降りし混沌の覇王フォートレス・ザ・ウィザードである僕を始 末する為に「組織」から遣わされた刺客と言うワケだな……! 「おーい、もしも〜し?返事してくれないと困るんだけどぉ」 「ふ……フフフフフフッ」 「?」 「貴様……組織から差し向けられた兵士だな?(※彼女は妄想を口にしてるだけです)」 「なぁんだ、僕のこと知ってるんじゃん。なら話は早い。さっさとデュエルしようよ(※アカデミアのこ とだと思っています)」 「審判を下す前にひとつ尋ねよう。貴様……その腕に携えし鋭利なる剱(つるぎ)でどれだけの無 辜の者達を真紅の血に染め闇へと葬ったのだ?(※彼女はそういうムーヴをしてるだけです)」 「え?そんなのいちいち覚えてるワケないじゃん(※カード化のことだと思っています)」 「やはり僕の眼は確かだった……いいだろう、この混沌の覇王フォートレス・ザ・ウィザードである 僕自身が貴様を冥界(タナトス)へと送り還してやろう!『堕天使』とともに!」