二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1733842393634.png-(2858494 B)
2858494 B24/12/10(火)23:53:13No.1261517503そうだねx2 02:08頃消えます
わたしの名は霧羽「」さね、究極の名探偵……そして今はこの物語をサイコロで組み立てている非ー魔法少女である。
今回の「」のステータスは下記の通り。
年齢は約9000歳
外見は身長並/胸貧/尻極大/足細で一人称は無い
出身は少なくとも日本では無い何処か
ステータスは暴力73/因果68/知能87/口先83/天運13/外面64/性根71
願いは「新天地へと逃れたい」、固有魔法は「不死」
武器は拳十個分の長さの剣。
六章以降の活躍度の目安は戦国編イベント、六章38/七章89/八章83/九章42/十章64。
新天地を目指して魔法少女になった「」は、それによって得た不死によって徒歩で日本へとやってきた結果、水名神社の主祭神兼御神体になった。
「」はねむの命を救うべく、いろはに穴を下って口寄せ神社を直接直す事を提案した。
そこへフェリシアが色々と伴ってやってきて、涼子が「」関係者だったり、玄雲とかいう坊主が出たり、「」と全く同じ姿の露と千鶴が出てきたりよく分からないことになったが、「」達はいろはを伴って冥界下りへと向かっていく。
@字面は大層な感じになったけどまあそんなでもないと思います
A事故らないといいねおねえちゃん
dice1d2=2 (2)
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/12/10(火)23:53:38No.1261517637+
ホホ…
224/12/10(火)23:53:45No.1261517676+
じこはおこるさ
324/12/10(火)23:54:36No.1261517951+
前回は1/6引いて全員集合したから…
424/12/10(火)23:54:40No.1261517966+
最高だぜ!チームカミサマの集合だ!
524/12/10(火)23:55:18No.1261518153そうだねx3
「」と「」の顔をした露と千鶴と共に、いろはは"穴"の中へと下りていった。
それで……どこから触れるかなこれ。
①穴の中の方の話
②残った方の話
dice1d2=2 (2)
624/12/10(火)23:55:56No.1261518338+
とりあえず宇宙やち鶴を起こさないといけない
724/12/10(火)23:58:41No.1261519198+
まあなんというかかんというか。
地上班にはいろは達が帰ってくるまでの間、頑張って腐った馬を黙らせ続けるという仕事があるんですよね。
それはそれとしてやちよ達はまたしてもキャパシティーというものを粉々に破壊していくような状況に放り込まれた訳で。
824/12/11(水)00:00:10No.1261519626+
とりあえずざっくり振ると、
dice6d100=98 80 33 91 16 75 (393)
(左からやちよ、鶴乃、灯花、みふゆ、天音姉妹、アリナ)
(高いほど露千鶴ショックの影響著しい)
924/12/11(水)00:01:01No.1261519885+
やっちゃんの精神ダメージがずっとひどい
1024/12/11(水)00:01:22No.1261519980+
チームみかづき荘が死んだ!
1124/12/11(水)00:01:39No.1261520056+
やち鶴みふゆの脳が弾けちゃった!
1224/12/11(水)00:01:54No.1261520132+
ピーヒョロはどうなってるんだ
1324/12/11(水)00:02:24No.1261520263+
>ピーヒョロはどうなってるんだ
お腹でも痛いんだろ
1424/12/11(水)00:03:05No.1261520466+
>ピーヒョロはどうなってるんだ
そもそも露千鶴を知らんのではなかろうか
1524/12/11(水)00:04:11No.1261520816そうだねx2
「……ねえ鶴乃、今「」は確かにあの二人を露と千鶴って言ったわよね?」
「言ったね……」
「全く意味がわからないのだけど、説明できる?」
「出来るならやってるよ!全然分からないから困ってるんでしょ!?やちよも!わたしも!」
「やっちゃん、ちょっと聞いてくださいよやっちゃん。ワタシの推測が正しいならあの二人がカミハマンだったって事になる訳じゃないですか。ということはつまりワタシ達もっと前からとんでもないものと接触してたってことになりませんかやっちゃん」
「調べてた中にもあんな情報無かったわよね……そもそも私の歴史への認識が何かおかしいの……??????」
てんやわんや。
1624/12/11(水)00:05:36No.1261521255+
人は神に成れる
1724/12/11(水)00:07:18No.1261521760そうだねx3
天音姉妹はこれ、
①三つ子かな……?くらいにしか思っていない
②詳細が降りてきていないので特別どうとも
③梶の葉伝説由来で名前を付けるなんて古風だな〜くらいの感じ
④そもそもあまり状況についていけていない
⑤一周回ってあるがままを受け入れる謎の胆力があった
⑥「あの方々はそういう所あるでございます」「ねー……」
dice1d6=6 (6)
1824/12/11(水)00:07:30No.1261521820そうだねx9
おわあああああああああ
1924/12/11(水)00:07:48No.1261521896+
お婆様が知り合いか?
2024/12/11(水)00:08:08No.1261522002そうだねx5
ははーんマギウスの情報送ってた手の者こいつらだな?
2124/12/11(水)00:08:15No.1261522037そうだねx3
ガバさねさん…大好きだ!
2224/12/11(水)00:10:17No.1261522636+
情報送るけどそれはそれとして無力化に協力するんだな
2324/12/11(水)00:10:20No.1261522649そうだねx1
やっぱ神浜の老舗とか名家とかは裏でカミサマと繋がってるだろこれ
2424/12/11(水)00:10:59No.1261522850そうだねx2
>ははーんマギウスの情報送ってた手の者こいつらだな?
カミサマ捕獲作戦に参加しつつもねむ灯花が本気で死ぬ一歩手前でアクションしなかった(できなかった)の意味合いが変わってくるぜ!
2524/12/11(水)00:12:15No.1261523138+
もしかしたら玄雲の方かもしれん
いざとなったら止めるって聞いてたから普通に捕獲作戦にいたとか
2624/12/11(水)00:12:19No.1261523156そうだねx2
なんなのなの。

①月夜と月咲の出会った神社が「」の管轄だった
②その関係で面識があり、先に耐性がついていた

③天音家の笛が神社に奉納されていた縁があってですね
④その関係から「」と面を通す機会があったり
⑤もっと言うとそもそも神浜が変なので離婚してなかったり

⑥手の者
dice1d6=3 (3)
2724/12/11(水)00:13:00No.1261523329+
よかった…裏切り者はいなかったんだね…
2824/12/11(水)00:13:52No.1261523586+
もしかしたらこのレコードの月咲ちゃんはでかい?
2924/12/11(水)00:15:58No.1261524166+
手の者だったらマジで最高に面白かった
各方面色んな意味で人の心が無い的な意味で
3024/12/11(水)00:16:56No.1261524445そうだねx1
天音家が作っていた笛が神社に奉納されていた縁があり、その関係で面を通す機会があったりだとか、魔法少女であると看破されて関わりがあったりだとか、そういう範囲での繋がりみたいです。
まあつまり、
①「」が安置していたグリーフシードを持っていったりとか
②「」から魔法少女の真実をさらっと聞かされてたりとか
③「」が先祖の笛の話を持ち出してしれっと長生きしてる話をしたりとか
④それはそれとして敵対したのはみふゆへの恩義からだったり
⑤でも内心(この後死ぬな……)って覚悟してたり
⑥じゃあなんで天音家が笛を奉納してたのかっていう話をされて
dice1d6=5 (5)
3124/12/11(水)00:17:56No.1261524735+
長話以外全部!
3224/12/11(水)00:18:00No.1261524755+
死ぬ時は一緒でございます…
3324/12/11(水)00:19:27No.1261525166+
力の一旦は既にみてたか
3424/12/11(水)00:21:15No.1261525660+
忠義だな…
3524/12/11(水)00:22:05No.1261525872そうだねx3
実家の縁から「」との面識があった天音姉妹は、まあ色々とあって時に良い感じに恩恵に預かったり、ちょっと人とズレてる部分にゲンナリしたりしながらも薄い関わりがあったみたいです。
それでもマギウスの側に立つ決断をしたのは、みふゆへの恩義からのものであったりだとか何とかかんとか。
ちなみに「」の方は二人の事を、
①月夜/月咲
②笛の子と笛の子
③天音
④月咲/月夜
⑤ねーの子達
⑥ピーヒョロ
dice1d6=6 (6)
3624/12/11(水)00:23:00No.1261526135+
そうだね
3724/12/11(水)00:23:15No.1261526216+
的確に俗称を引く
3824/12/11(水)00:25:13No.1261526778+
「」は二人の事をピーヒョロ呼ばわりしています。

それでまあ灯花はもう今更驚く事など何も無いけどやっぱりちょっとビックリしたくらいのものとして。
アリナは、
①どれかというと穴ダイブに乗り遅れたのがショック
②死者が蘇るとかアリなワケ?
③各地の神話調べ直しなんですケド
④もう現世のルールも何もあったもんじゃないヨネ
dice1d4=2 (2)
3924/12/11(水)00:25:37No.1261526881+
そうだね
4024/12/11(水)00:26:09No.1261527022+
アリナだけに?
4124/12/11(水)00:26:38No.1261527154+
厳密に言えば死者蘇生じゃなくて実態は「まだ死んでない」なんだけどな!
4224/12/11(水)00:27:47No.1261527437そうだねx2
アリナ的には命の扱いというか、死したはずの魂が他者の肉体を乗っ取るだとか、そもそも露と千鶴という本来ならば死人であろうはずの存在が平然と存在する事に対して、なにか自分の思い描いていたイメージやビジョンとは異なる現実がある事への葛藤のようなものを感じている様子。
4324/12/11(水)00:28:03No.1261527493+
でもアリナも自殺した身だし
4424/12/11(水)00:29:12No.1261527782そうだねx3
それで話は、
①露と千鶴を名乗ったあの二人はなんなのか
②本当の梶の葉伝説は何なのか
③そもそも「」は一体何者なのか
④色々考えたけど玄雲が馬と真っ向から渡り合ってるの見て吹っ飛んだ
dice1d4=1 (1)
4524/12/11(水)00:30:02No.1261527954+
まさかの本人なのだ
4624/12/11(水)00:30:34No.1261528115+
一番気になるな
4724/12/11(水)00:33:49No.1261528944そうだねx2
この場で特に混乱の大きいやちよ、鶴乃、みふゆの旧みかづき荘組としては、やはり最も気になるのはあの二人が何なのか?という所だった。
何もかもを横に置いて普通の思考で考えるならば、あの二人は「」の三つ子の妹だとかで、梶の葉伝説を元にして露と千鶴の名前をつけられたとか、そんな感じであるとするのが無難な落とし所である。
しかしそもそもの話、「」自身が無難とは到底言い難い存在である。
4824/12/11(水)00:36:06No.1261529489+
フェリシアは知ってるんだろうか
4924/12/11(水)00:37:05No.1261529765そうだねx2
神を自称し、事実として神社で祀られているだけでなく、凡そ魔法少女というものを超越した力を持っている「」。
それも死者に纏わる力を持つ上、よりにもよってはるか昔から神浜にいたという話自体も残っている為に、梶の葉伝説との関わりが無い理由が見つからない。
大体、ここまで事態が拗れる原因になった"穴"という荒唐無稽なものが神浜に開いた原因が、水名露が千鶴を救う為に神木を切り倒したからではないか?と推察するに至っている時点で、切っても切り離せない関係なのは火を見るより明らかである。
5024/12/11(水)00:39:27No.1261530444+
またとない僧侶!またとない説明の機会だぞ!
5124/12/11(水)00:41:33No.1261531028そうだねx4
ごめんちょっと離席
5224/12/11(水)00:57:14No.1261535078そうだねx3
お待たせ致して申し訳ない限り
続きます。

数百年も前の戦神子……恐らくは魔法少女である二人が生きているというだけならば、まだ受け入れる事も出来ただろう。
しかし彼女達が本物であるとするならば、何故二人揃って「」と同じ姿をしているのかという疑問が残る。
ということは……
①「もしかして、「」さんは多重人格なんじゃないでしょうか」とみふゆが
②「実は「」は本当に三つ子で、三人揃って神になった……?」とやちよが
③「まさかだけど……今までの「」の身体には全部別々の自我があったんじゃないかな……?」と鶴乃が
④全員揃って、「」の死体に露と千鶴の魂が入っているのか……?
dice1d4=3 (3) と、荒唐無稽な推理を披露した。
5324/12/11(水)00:57:38No.1261535176+
おかえりんよ
5424/12/11(水)00:58:00No.1261535287+
不滅のあなたへ
5524/12/11(水)01:01:57No.1261536227+
ブライト博士…はちょっと違うか
5624/12/11(水)01:02:03No.1261536253そうだねx2
「」の能力を不死身、というには些か疑問がある。
本当に単なる不死身であるというのなら、ソウルジェムが壊れても復活するとか、魔女化しても復活するとかより、最初からそれらの一般的に死亡とされる状況に陥らない方が自然な筈だ。
だいたい幾ら蘇るにしたって、死体は残して新たな肉体とソウルジェムが再生成されるなんてあまりにも不条理すぎる。
「だから……そう!「」は実はスワンプマンみたいなもので、復活の時のエラーで生まれたのが露と千鶴っていう実質別人だったって事じゃない!?」
鶴乃は露と千鶴の二人の顔が「」と全く同じであったのを、そのように解釈した。
5724/12/11(水)01:02:07No.1261536269+
他の魂を取り込んでたらそりゃ強くなる
5824/12/11(水)01:03:31No.1261536552+
あるいは元はそういう性質だったのかもしれんな
5924/12/11(水)01:04:07No.1261536687+
肝心なところはミスってそうだが沼男説は有力
6024/12/11(水)01:04:58No.1261536882そうだねx2
しかしまあ、そんな訳ないというかなんというか。
そこに待ったをかけたのは、
①玄雲
②フェリシア
③涼子
④「」
dice1d4=3 (3) であった。
6124/12/11(水)01:05:05No.1261536909+
人類史9000年の信仰パワーなんて意味不明なものがあるとは思わんもんな普通は
6224/12/11(水)01:06:36No.1261537237+
涼子ちゃん!
6324/12/11(水)01:07:13No.1261537361そうだねx2
ここでカミサマがさらに出てきたら怖かったな…
6424/12/11(水)01:13:13No.1261538598+
味方の中では一番詳しそうな人
6524/12/11(水)01:13:27No.1261538661+
しかしそこに待ったを掛けたのは涼子であった。
「あのなあ……もしそうだったとしたら、なんで露様と千鶴様と神様が三人揃って同時にいるんだって話になるじゃねぇか」
「うぐっ……それはそうかもしれないけど……」
「ま、神様の仕組みが訳分からねぇってのは一言一句同じ意見だけどよ。
①あの二人が別人なのは、確かな事だ。
②何せ生き字引がいるもんでな?
③なあ、そうだろ?仏様」
④「……見せた方が手っ取り早いか?」
dice1d4=2 (2)
6624/12/11(水)01:13:52No.1261538735+
またとない説明となろうぞ
6724/12/11(水)01:14:23No.1261538833そうだねx2
見せた方が早いって何を!?超気になる!
6824/12/11(水)01:16:42No.1261539282そうだねx1
話を振られた玄雲は、
①「ならば語らねばなるまいか」
②「……拙僧に振るな、涼子」
③「全てを聞けば、元の生活には戻れんぞ」
④マチビト馬をしばき倒していた
dice1d4=3 (3)
6924/12/11(水)01:19:19No.1261539776+
神の秘密を知ってしまったらな…
7024/12/11(水)01:20:09No.1261539956+
魔法少女生活自体も日常から外れてるし誤差だよ
7124/12/11(水)01:21:28No.1261540237+
「とはいえ既にその身が魔法少女であるのならば、元より平穏とは程遠い生き様となろうが……この地に生きるならば、知らぬ方が穏やかに過ごせる事も多いぞ」
半ば脅しのような玄雲の言葉。
その真意は、
①神浜の成り立ちに関わる話である為、知れば知るだけタダで返す訳には行かなくなる
②別に知ったからといってどうこうはしないが、住んでる町全部「」の影響下とか知りたくないでしょ?という配慮
③ある意味もうここにいる時点で今更だとは思っているが、それでも一応最後に忠告くらいはしておこうという優しさ
④神浜の真実を知る事は、手の者になる条件である
dice1d4=1 (1)
7224/12/11(水)01:21:39No.1261540270+
逆説的に涼子とフェリシアはもう既に普通の生活とやらには戻れない…ってコト!?
7324/12/11(水)01:23:28No.1261540639+
知って変なこと言いふらされても困るからな…
7424/12/11(水)01:23:46No.1261540705+
フェリシアはあんまり事情知ってない気がする
7524/12/11(水)01:27:14No.1261541350そうだねx3
神浜という町の成り立ちそのものに関わってくる上に、"穴"という人が踏み入ってはならぬ領域にも話が及ぶ以上、より深く知る者ほど逃がす訳にはいかなくなる。
加えて、魔法少女とて一人の人間としてこの世に生を受けて暮らしている以上、日常というものが存在する。
しかしその日常さえも、「」とその眷属とでも言うべき非日常の存在によって形成されたものであると知ってしまえば、帰るべき日常さえも喪われてしまう事になりかねないというのもある。
故に、玄雲は忠告したのだ。
今更手遅れなような気もするが、それはそれである。
7624/12/11(水)01:28:20No.1261541529+
身を持って神の力とか体験してるから誤差よ誤差
7724/12/11(水)01:29:25No.1261541735そうだねx2
やちよ達は、
①それでも知りたい
②ここまで来て知らないでは終われない
③それこそもう今更である
④大体「」がなんか引き連れてる時点でもう平穏も何も無い
⑤もういっそ詳しい事情を知ってる方が逆に安心出来る
⑥そりゃ消せるなら記憶消して関わらなかったことにしたいが……
dice1d6=1 (1)
7824/12/11(水)01:30:32No.1261541936+
当然俺達もだ!
7924/12/11(水)01:30:41No.1261541965+
よし
8024/12/11(水)01:34:16No.1261542499+
「……それでも構わないわ。教えて」
「今更知らないままでなんか終われないよ!」
「真実を知る事が残酷であるというのは分かりますが、この期に及んで知らないままの方が幸せだとは思えませんから」
やちよ達は既に覚悟を決めて……というか、ここまで踏み込んだ時点である程度の決意は固めていた。
「アリナも聞きたいんだヨネ、今後の参考にするカラ」
「わたくしも勿論聞くよ!殺されかけた理由も正確に把握しておきたいからね!」
灯花とアリナもまあそりゃ聞きたいですよねって感じで。
8124/12/11(水)01:38:09No.1261543146+
ここにいる面々の中では唯一縁こそあれどまだギリギリそこまで踏み込んでない天音姉妹は、
①家の関わり的にどうせそのうち聞く羽目になるだろうと
②皆が背負うなら自分たちだけ逃避するのもなぁ……と
③そうはいっても関わりがあるので知らない訳にもなぁ……と
④お互いの家とか今後にも関わってきそうなことだからと
⑤流石にこっそり耳を塞いだ
⑥「……あの、わたくし達もしかして……」「その話もう聞かされてるよね……?」
dice1d6=3 (3)
8224/12/11(水)01:40:21No.1261543473+
「わたくし達も神様とは関わりがあるでございますから……」
「今更聞かないって訳には……いきそうにないよね。ねー」
「ねー……」
ある意味天音の血を継いでいたこと自体がトラップになったというべきか、どうしたって逃れられないんだろうなぁという感覚から天音姉妹も聞く事になり。
結局は全員揃って玄雲の話を知る聞くことになるわけです。
8324/12/11(水)01:41:45No.1261543697+
その血の運命されちゃったねえ…
8424/12/11(水)01:42:20No.1261543785+
│さっさと話さないとまた暴れるマッテマテ│
8524/12/11(水)01:45:21No.1261544210+
時折起き上がってくるマチビト馬を全員で制しつつ、合間に玄雲が語ったのは「」が最初に伝えた本家梶の葉伝説の、更に元となった歴史。
要の所は、「」の存在する戦国編の物語。
水名露と「」の出会いだとか、千鶴との対立だとか、玄雲の暗躍だとか、隅谷の侵攻だとか、紆余曲折の末に祟りという形で"穴"が開き、それを鎮めるべく「」達が立ち向かったという内容について。
8624/12/11(水)01:48:07No.1261544637+
│リスキルはやめるマッテマテ│
8724/12/11(水)01:48:36No.1261544702+
玄雲リアリティショック来るか…?
8824/12/11(水)01:50:01No.1261544936+
三人が"穴"から這い出た死者達を食らって肥大化した魔女を倒し、「」が"穴"を鎮める神となった事で事態は収束。
その後の復興の中で、相磨の地がそれぞれ西と東に水名と泰党の二大勢力を置いて統治に当たった事とか諸々を語り終えて。
8924/12/11(水)01:53:22No.1261545420+
「あの二人は……正しく露と千鶴そのもの。かつて神と共に拙僧を止め、この地に開いた穴を鎮めた戦神子よ」
玄雲は先程の、「」と同じ顔をした二人こそが露と千鶴であると断言した。
では何故、二人の姿が「」と同じものになったのか?
それは、
①「露と千鶴の魂……ソウルジェムと言うのだったか。あれは神とは異なる形で不死性を得てしまったのだ」
②「実のところ、あの二人は神に至らぬままに死した身でな」
③「神は責任を取ると言って、二人を殺した事があった」
④「神と違って肉体の方には不死性がない故、保存してあるのだ」
dice1d4=2 (2)
9024/12/11(水)01:54:32No.1261545577+
し、死んでる...
9124/12/11(水)01:54:38No.1261545589+
流石に神様レベルには行けなかったか…
9224/12/11(水)01:58:00No.1261546014+
「」は露と千鶴の二人を配神……つまりは自らと同様に神社に祀られている神の一柱であるとしたが、それは信仰という意味では正しいが、内実はまた異なるものであった。
「二人は確かに信仰を集め、その力を高めるに至った。が、所詮それは魔法少女の範囲であった」
神とは単に信仰を集めれば成るというものではない。
膨大な時間と祈りの累積が重なって、力を持つようになるものである。
露と千鶴は魔法少女として破格の力を身につけるには至ったが、二人が神に至るにはあまりにも時間が足りなすぎたのだ。
9324/12/11(水)02:04:34No.1261546820+
何にせよ、露と千鶴はその魂が神の域まで高まる前にこの世を去る事となる。
その魂は"穴"の底に渦巻く死者のひとつとなったが、信仰が注がれ続けた事で普通のそれからはまた異なるものへと変質していたのも事実であった。
つまりは、
①「あれは生きる屍よ」
②「ただ露と千鶴の特異性故に自我を保ち、生者を襲わぬばかりのな」
③「それ故に「」の身体を依代としているが、日持ちがせんのだ」
④「しかしある時、不思議な事が起きた」
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9424/12/11(水)02:05:33No.1261546958+
信仰もあるし穴に挑んでこれを鎮めたということで死を覆したわけでもあるからな
9524/12/11(水)02:05:54No.1261547004+
おお…
9624/12/11(水)02:06:46No.1261547123+
穴に魔法少女の肉体を遺すとどうなるかという実例そのものだったわけだ
9724/12/11(水)02:06:56No.1261547148+
あの二人は、確かに露と千鶴である。
しかしそれは生きている訳では無い。
「」の死体という依代に、信仰故に変質していた二人の魂が乗り移り、操作しているに過ぎないのだ。
逆を返せばあの二人の存在そのものが、死者が魔法少女の肉体を乗っ取り、現世へと還ってくる事が出来る証左であると、玄雲は語った。


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