荒らし・嫌がらせ・水戸藩ってくらいだからな

それを加味しても大日本史作った功績でお釣りが来るぜ

慶喜公輩出したのが唯一にして最大の功績

>それを加味しても大日本史作った功績でお釣りが来るぜ
これもかなり功罪の部類だと思う

水戸学としてならオカン助けようとして死んだ藤田東湖がピークだから

水戸っぴ

初手から体制内反体制すぎる

一方の尾張名古屋では
水戸派を切腹させ幕末に至った

水戸学は悪だから滅ぼした方がよかったのでは

斉昭みたいな人はあくまで天皇家を神格化して主君として立てる事で徳川の支配が安定するって考えの尊皇だから
徳川家の支配下にあるうちでは近代国家なんぞ無理って幕末も最末期の薩長とはかなり考え方の隔りがあるんだよな
結局それは一会桑政権の薩摩締め出しとその後の戊辰戦争となって現れる事になった

とてもドラマとかにできない方の血なま臭さ

>水戸学は悪だから滅ぼした方がよかったのでは
水戸の人材は明治政府で特に用いられる事はなかったけど
水戸学や国学とそこで説かれた尊皇思想は近代日本形成の思想的根拠になったからな
これが悪名高い皇国史観である

報復の応酬で人材がいなくなるレベル

>これが悪名高い皇国史観である
大正デモクラシー後の…

俺の中では水戸の人間はちょっと過激でおかしいの人が多いイメージ
桜田門外や天狗党の乱もそうだけど幕末以降も血盟団事件も五一五事件も水戸の人間が関わっているし…

幕府って呼び名も水戸学が広めたやつで
当時はそんな呼び名は使われてないからな

族滅まで行ったらそりゃ報復の連鎖になるわなあ

天皇を神格化することは小中華思想としても都合が良いんだよね
徳川は朝鮮からの使者を対等な客として遇してたけど徳川の上に天皇がいるから国としては上って形式ができる

>初手から体制内反体制すぎる
水戸は御三家で徳川一門ではあるけど徳川将軍家からすれば
あくまで他家で本来幕政参加も認められてなかったんだよな
斉昭が大獄で処されたのはこのラインを越えまくってたのが保守派である井伊にとっては度し難かったから

>幕府って呼び名も水戸学が広めたやつで
>当時はそんな呼び名は使われてないからな
たまに時代劇とかでも聞くけど当時はご公儀とか呼んでたんだな

>水戸は御三家で徳川一門ではあるけど徳川将軍家からすれば
>あくまで他家で本来幕政参加も認められてなかったんだよな
そこは違う
幕府はあくまで徳川将軍家の家政機関(他の幕府も同じ)
台所でお仕事するのは家来の仕事なのでお殿様のお身内は座って待っててくださいねー
って感じ

>たまに時代劇とかでも聞くけど当時はご公儀とか呼んでたんだな
あと普通に政府な
福沢諭吉の著書には室町政府や鎌倉政府って書いてある

弘道館…

封建社会で人民や土地を私有してた徳川家や各々の殿様からそれを召し上げて中央集権化する方便として
それ元々神話の時代から天皇の物だったろって理屈が用いられてその根拠が武家の間でよく知られてた水戸学や国学だから
近代日本の国家形成に重要な役割を果たしてる事は事実なんだな
その一方で神話の類に国の根拠を求めた事はおいおいロクでもない結果をもたらす事になる

そもそも大日本史は南朝正統をブチ上げて朝廷に怒られてたんですが…

軍事政権って結局は暴力が強いからエラいってなるけどそれだと竜魔人ダイにボコボコにされるバーン様みたいになっても文句は言えないので
何かしら暴力以外の権力の源泉を考えないといかんのだよな

水戸藩は攘夷の原動力になったのは間違いないけど
互いに殺し合ってご維新まで残ってないのは皮肉

薩摩も長州も内ゲバは死ぬほどやってるが水戸はさらに苛烈だからな

攘夷という名の政権への嫌がらせは明治維新後も和服チョンマゲで通して
鹿児島県から東京へ嫌がらせし続けたの元藩主父子みたいなカスしか残らなかったけど
攘夷→大獄→天狗→以下戊辰以後ペンペン草しか生えないレベルに弾圧された現茨城県も
大日本史のおかげで明治後期には見事に国粋の源流として花咲いてよかったね

天狗党とアンチ天狗党の戦いは佐幕派と攘夷派の立場借りてまでやるヘイトバトル

>水戸藩は攘夷の原動力になったのは間違いないけど
>互いに殺し合ってご維新まで残ってないのは皮肉
近代に存在感なく魅力度も最下位の目立たない土地になれて良かったと思うよ

水戸家は御三家の中で唯一将軍家からの養子も貰わず初代頼房からの血統維持してたんだが
これは将軍家から見れば遠い遠い親戚って事で庶人なら赤の他人ではないかとか言われてたんだよな
慶喜の幕府内での微妙な立場はこういう所にある