二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1733673308736.png-(2858494 B)
2858494 B24/12/09(月)00:55:08No.1260945436+ 08:00頃消えます
わたしの名は霧羽「」さね、究極の名探偵……そして今はこの物語をサイコロで組み立てている非ー魔法少女である。
今回の「」のステータスは下記の通り。
年齢は約9000歳
外見は身長並/胸貧/尻極大/足細で一人称は無い
出身は少なくとも日本では無い何処か
ステータスは暴力73/因果68/知能87/口先83/天運13/外面64/性根71
願いは「新天地へと逃れたい」、固有魔法は「不死」
武器は拳十個分の長さの剣。
六章以降の活躍度の目安は戦国編イベント、六章38/七章89/八章83/九章42/十章64。
新天地を目指して魔法少女になった「」は、それによって得た不死によって徒歩で日本へとやってきた結果、水名神社の主祭神兼御神体になった。
ねむの命を懸けた決死行を受けた「」は、マギウスもまた新天地を目指さんとするもの達であると認め、それまでの行いを水に流す事を決めると、意識を失ったねむへの助け舟を出した。
流石にもうクライマックスなんじゃないか?
@そろそろ終わるんじゃないか?
Aまた終わる終わる詐欺するのおねえちゃん
dice1d2=2 (2)
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/12/09(月)00:55:25No.1260945518+
ホホ…
224/12/09(月)00:55:58No.1260945658+
前回のあらすじというか抜けというか
>「」との戦いによって疲弊した身体に鞭を打つような状況。
>それも結果的には「」が仕掛けたものであるというのがまた納得いきかねる所もあるが、少なくとも魂というものの扱いについて「」以上に詳しいものはいない。
>「わたくしもやるよ、環いろは。力は必要でしょ?」
>「私もやるわ……正直まだ、「」に斬られた傷が痛むけど」
>「ここが正念場だよ、いろはちゃん!」
>「……皆でねむちゃんを治そう!」
>「│さりげなく私も殺されかけてた……?│」
>そんな訳で、ねむの復活をかけたマチビト馬との戦いが始まった。
>①「……責任は取る、一緒に戦う」
>②「我が名は水名マン、みかづき荘の助っ人」
>③「ただ見ているというのも手持ち無沙汰、手を貸そう」
>④「少し疲れた。後は頑張って」
>dice1d4=3 (3)
324/12/09(月)00:58:07No.1260946223+
という訳で疲れ果てた魔法少女達&万年桜&「」vs腐ったマチビト馬!
dice2d100=59 7 (66)
(左>右でいろは達の勝利。いろは達に補正差し引き+20)
424/12/09(月)00:59:09No.1260946479+
だが馬は弱かった。
524/12/09(月)00:59:43No.1260946630+
再生怪人特有の秒殺
624/12/09(月)01:01:44No.1260947161+
まあそりゃもう数が全然違う上に種が割れてるんでね、そりゃもうボロクズのようにされて機能停止させられる訳です。

「なんとか、動きは停めました……!次はどうしたらいいんですか?」
「いろは、魔法を」
「」の指示を受けて、いろはは自らの持つ癒しの魔法をマチビト馬にかける。
それによってマチビト馬は、
①元のマチビト馬に
②元のマチビト馬に
③元のマチビト馬に
④元のマチビト馬に
⑤元のマチビト馬に
⑥「……?治ってない」
dice1d6=6 (6)
724/12/09(月)01:02:12No.1260947265+
ありゃ
824/12/09(月)01:02:16No.1260947284+
はい
924/12/09(月)01:02:31No.1260947357+
はい
1024/12/09(月)01:02:57No.1260947497+
(ウマが)手遅れだった…ってコト!?
1124/12/09(月)01:03:36No.1260947696+
口寄せ神社のウワサなのに本物に落ちて腐った挙句その祭神と合体したのがまずかったかな
1224/12/09(月)01:05:42No.1260948194+
しかし悲しいかな、マチビト馬は腐敗したままの姿から戻らない。
「……?治っていない?」
少し時間が経ち、再び動き始めた腐敗の馬を必死で食い止めるやちよ達を他所に、「」は改めて考え直す。
一体何が原因で失敗したのか?
それは、
①対象の選択が適切では無い
②水名神社の神様と設定されているせいでエラーが
③出力が足りていない
④「……降りる必要があるか」
dice1d4=3 (3)
1324/12/09(月)01:06:44No.1260948438+
すまねぇ悟飯!パワー足んねえ!
1424/12/09(月)01:07:03No.1260948500+
「……時に、いろは。これだけのサイズのものを治した経験は?」
「えっと……無いですね、多分。そもそも人以外に使った事なんて無いし……」
「恐らく単に出力が足りていない、大きなものを治すには相応の力が必要」
1524/12/09(月)01:07:12No.1260948548+
女神様羽根ください
1624/12/09(月)01:11:05No.1260949393+
「」の推察から行けば、如何にねむの魂の欠片から生まれたものといえども、既に単一の個体として確立されたマチビト馬を治すとなれば、相応の出力が必要であり、それは普段通りに人を癒す程度の出力では足りていないという事らしい。
とはいえ、その力が出ないのは先程まで「」との熾烈な戦いを繰り広げた上で、更にそれによって傷ついたもの達を回復させたからでもある訳で。
①「……仕方ない。手を」
②「全員、本の子を助けたくばいろはに力を」
③「いっそ根元から行くか」
④「」は徐に自刃した
dice1d4=3 (3)
1724/12/09(月)01:11:22No.1260949453+
外部ジェネレータみたいな娘がちょうど手元にいないですの
ラビさ〜ん助けてほしいですの〜
1824/12/09(月)01:13:04No.1260949817+
根元か…穴かねむちゃん本人か
1924/12/09(月)01:14:45No.1260950169+
「……出力が足りていないのは、全体に行き渡らせる必要があるから」
息も絶え絶えのやちよ達に代わり、当たり前のようにドッペルを出して馬を殴り倒した「」は、いろはに対してひとつの提案を出した。
「根元から力を当てる方が多分早い。いろは、準備を」
「準備って……?」
「穴を下る」
2024/12/09(月)01:14:56No.1260950203そうだねx2
ラビさんブーストってだいたい碌な事にならんイメージしかないぜ!
2124/12/09(月)01:15:02No.1260950220+
>ラビさ〜ん助けてほしいですの〜
すいません多分今湯国で撲滅派にやられている頃なので…
2224/12/09(月)01:15:15No.1260950263+
いよいよ神話だな…
2324/12/09(月)01:16:05No.1260950455そうだねx2
>息も絶え絶えのやちよ達に代わり、当たり前のようにドッペルを出して馬を殴り倒した「」は、
酷い
本当に酷い良くも悪くも
2424/12/09(月)01:16:45No.1260950582+
ラビさんと旭のコンボは碌な事が起きん
2524/12/09(月)01:17:07No.1260950649+
ニュータイプな神話の行き着く先
2624/12/09(月)01:17:12No.1260950668+
冥界行だ
2724/12/09(月)01:17:37No.1260950761+
いよいよカミサマ単体での戦闘ダイス判定が消え失せてきた
2824/12/09(月)01:17:42No.1260950774+
オルなんとかが失敗した奴を成功させられるか
2924/12/09(月)01:18:05No.1260950839+
>ラビさんブーストってだいたい碌な事にならんイメージしかないぜ!
旭以外には成功してるから…
3024/12/09(月)01:18:43No.1260950972+
>いよいよカミサマ単体での戦闘ダイス判定が消え失せてきた
封印でもなきゃいくらでも特攻できるからな…
3124/12/09(月)01:19:20No.1260951107+
穴を下るということはつまり、その底が黄泉の国とも常世の国とも冥界とも呼ばれる死の底へ降りるということである。
「あの底って、落ちたら死ぬんじゃ……」
「死ぬ」
「そんな所に環さんを連れて行けるわけないでしょ!?」
「行かなければ本の子はずっとそのまま」
「……でも「」が行くっていうことは、何か手があるんだよね?」
「香辛料、その通り。いくつかの例外はある」
3224/12/09(月)01:20:05No.1260951259そうだねx2
冥界下りの話はいろんな神話にあるよね
3324/12/09(月)01:23:34No.1260951907+
「」は穴を下るに当たって、いくつかの条件を提示する。
忘れてはならない名前を書いて持っていくこと、
どのような声が聞こえても決して振り向いてはならないということ、
目的とする口寄せ神社の残骸以外のものに触れてはならないということ、
決してはぐれてはならないということ。
3424/12/09(月)01:23:35No.1260951911そうだねx1
(話が長くなってきたからこのスレ中には終わらないな…)
3524/12/09(月)01:23:55No.1260951973+
>忘れてはならない名前を書いて持っていくこと、
フランシスコ・ザビ…!
3624/12/09(月)01:24:15No.1260952035+
オルフェウスとイザナギイザナミがやらかした条件来たな
3724/12/09(月)01:24:24No.1260952066+
フランシスコザビエルってちゃんと手に書かなきゃ
3824/12/09(月)01:25:53No.1260952313そうだねx1
>冥界下りの話はいろんな神話にあるよね
振り向くなよ!絶対に振り向くなよ!
なお大体振り向いてえらい事になる
3924/12/09(月)01:28:25No.1260952766+
そして最も重要なことであると前置きをした上で、「」は最後の条件を伝えた。
「穴の底で死んだ時には、亡骸は即時破却する」
4024/12/09(月)01:29:04No.1260952897+
それは…カミサマの死体を?
4124/12/09(月)01:31:31No.1260953288+
穴の底で死ねば、遺体さえ戻っては来ない。
「自分で持って帰る力が無く、特別な謂れの無いいろはの肉体は危険。その場で消す」
「それは……なんでですか?」
いろはとて、ういと灯花とねむの為ならば、その程度のリスクは飲み込む程度の覚悟はある。
だからといって、理由が気にならない訳では無い。
4224/12/09(月)01:34:32No.1260953782+
それは何故か?
①「魔法少女の肉体は乗っ取られる危険がある」
②「願いによって変質したものが遺ると、穴を揺るがせる可能性がある」
③「あれは肉体があると擬態して這い出てくる」
④「すこし前の話」
dice1d4=1 (1)
4324/12/09(月)01:34:57No.1260953846+
コワ〜…
4424/12/09(月)01:35:07No.1260953869+
コワイ!
4524/12/09(月)01:35:37No.1260953963+
いるんだな!?やっぱり穴の底に単なる死霊共だけじゃなくなんかラスボス的な何かがいるんだな!?
4624/12/09(月)01:35:44No.1260953979+
肉体と魂が分離してるせいでジェムなくなると入り込みやすいのかな
4724/12/09(月)01:35:53No.1260954002+
乗っ取られるって何!?彷徨えるソウルが乗っ取ってくるってこと!?
4824/12/09(月)01:37:53No.1260954271+
しかし死んだら死体も戻ってこないってのをその程度と言い切るあたりさすが覚悟決まってるないろはちゃん…
4924/12/09(月)01:38:26No.1260954345+
「魔法少女の肉体が遺った場合、乗っ取られる危険がある」
「」曰く、魔法少女は契約時点で魂をソウルジェムに、肉体はその端末へと変わることに原因があるらしい。
魂だけの存在となって穴の底に漂う死者達にとって、肉体というものは渇望して止まないものである。
故に外に這い出れば自らの縁者を中心として魂の性質が近いものを求めて取り殺すが、普通ならばどうあっても肉体を手に入れるには至らない。
しかし魔法少女の肉体は外付けの霊によって操作し得る端末としての役割を持つ為、ソウルジェムが無くなれば主導権を握れるのだという。
5024/12/09(月)01:39:20No.1260954461+
しかも美少女だしな
5124/12/09(月)01:40:04No.1260954542+
>しかも美少女だしな
興奮する設定だよねお姉ちゃん
5224/12/09(月)01:40:21No.1260954581+
これは灯花ちゃんがドアインザフェイスせずに調査権を要求してもお前を殺す(デデンになってた気がするな!
分かってたけどろくな穴じゃねぇ!
5324/12/09(月)01:41:47No.1260954785+
一気に魔女化して残された遺体とかが怖くなって来たんだけどメルくんの死体あるいてたりしないだろうな
5424/12/09(月)01:42:04No.1260954824+
>これは灯花ちゃんがドアインザフェイスせずに調査権を要求してもお前を殺す(デデンになってた気がするな!
>分かってたけどろくな穴じゃねぇ!
殺す以外が「じゃあ試してみる?」的な出目もあったけどあの辺も遠回しに死にたいなら死ねば?って言ってるようなもんだったね
5524/12/09(月)01:42:35No.1260954894+
外付けの霊→外付けの魂

「だから本来、穴に触れてはならない。魔法少女は尚更に」
肉体を乗っ取った魂は外へと這い出し、より多くの身体を求めて動き、そして新たな肉体を捧げる。
そうして生ける死者は増えていき、最後にはその場の全てを殺してしまう。
「かつてそういう事があった。あの時は大変だった」
さりげなく恐ろしい事を口にした「」は、以前いろは達を穴の近くまで案内した時も自分の死体を抱えて戻ってきた事を例に出し、だから謂れ故に死者とて容易には近付かない自分でさえ死体を残さないようにしているのだ、と付け加えた。
5624/12/09(月)01:43:27No.1260955013+
ということはあの時降りた際に死んでたのか
単なる着地ミスならいいんだがな…
5724/12/09(月)01:43:42No.1260955049+
そこまで聞いた上で、いろはは
dice1d100=33 (33)
(1以外でそれでも行くと即答する)
5824/12/09(月)01:44:06No.1260955122+
燦十燦でしゅかあ!
5924/12/09(月)01:44:38No.1260955207+
オルフェウスの恋人のエウリュディケーが冥界から戻るの失敗したのってさ…
6024/12/09(月)01:45:56No.1260955395+
>オルフェウスの恋人のエウリュディケーが冥界から戻るの失敗したのってさ…
イザナミがイザナギを殺そうとしたのも…
6124/12/09(月)01:48:20No.1260955752+
「それでも私は行きます。ねむちゃんを助ける為なら、私は何だってする!」
しかし何を聞かされたところで、いろはの意志には欠片だって迷いなど無い。
「……そう。じゃあ行こう」
①「……他も来る?」
②「生還は保証しない」
③「数は少ない方がいい、後はあの馬を抑えておくように」
④「手が足りなければ一人は呼べる」
⑤「ここに穴を開けて降りる」
⑥「……一人では不安が残るか」
dice1d6=6 (6)
6224/12/09(月)01:49:01No.1260955846+
固有魔法を考えるとやちよさんが降りるのはなんか怖いな…
6324/12/09(月)01:49:09No.1260955865+
ようやく青いのと赤いのか!?
6424/12/09(月)01:49:42No.1260955942+
へりしあか?
6524/12/09(月)01:50:02No.1260955998+
さて誰が来る…
6624/12/09(月)01:50:04No.1260956003+
>へりしあか?
そういやファミレスに放置されてるな…
6724/12/09(月)01:50:57No.1260956135+
行くならば、人数は少ない方が良い。
「」は端からいろは以外を連れていく気はあまり無いが、それでも全くの不慣れである彼女だけを連れていくとなれば、やはり不安が残るのも事実である。
「……この身だけでは不安が残るか」
言うや否や、「」は
①電話をかけた
②悩んでいると音も無く何者かが現れた
③「おーい!オレもう待ちくたびれたぞ!」とフェリシアが誰かと走ってきた
④その場で自害した
dice1d4=3 (3)
6824/12/09(月)01:51:49No.1260956242+
……そういえばフェリシアって「」の事なんて呼ぶか決めてたっけ?
6924/12/09(月)01:52:26No.1260956310+
決めてなかった気もするが…
7024/12/09(月)01:52:30No.1260956325+
「」呼びだったようなそうでもないような…
7124/12/09(月)01:53:06No.1260956400+
フェリシアは「」呼びだったような
逆はわからん…
7224/12/09(月)01:53:19No.1260956430+
見てみたらファミレスで「」呼びだった
7324/12/09(月)01:54:13No.1260956561+
決めてなかったような決めてたようなで確認してきたら「」だったので続行!

「おーい「」!オレ、もう待ちくたびれたぞ!ドリンクバーも全種類飲んじまったしさー!」
どうしたものかと考え出したその時、やってきたのはフェリシアであった。
7424/12/09(月)01:54:26No.1260956593+
配下全員集合か?
7524/12/09(月)01:55:46No.1260956779+
逆にフェリシアは「」になんて呼ばれてたっけ?
7624/12/09(月)01:56:36No.1260956916+
「……どうしてこの子がここに?」
それもこんな時間に、と言外に付け加えて、やちよは「」の方を見やる。
「」は、
①「……多分、散歩」
②「……夜中に一人でファミレスなんて駄目」「はぁ!?「」が待ってろって言ったんだろ!?」
③「一応連れてきていただけ」
④「灯花を殺した後、記憶を消すつもりだった」
dice1d4=2 (2)
7724/12/09(月)01:57:09No.1260956992+
殺した後記憶消すためとは言えないか…
7824/12/09(月)01:58:00No.1260957112+
でもフェリシアを穴に連れてくのは怖いな…
7924/12/09(月)01:59:00No.1260957251+
「①フェリシア
②深月の娘
③傭兵
④紫
dice1d4=3 (3) 、一人で夜中にファミレスは良くない」
「……はぁ〜っ!?「」がオレに待ってろって言ったんだろ!?」
8024/12/09(月)02:00:22No.1260957417+
傭兵業はやってるんだな
雇ってるという名目で面倒見てるんだな…
8124/12/09(月)02:01:59No.1260957641+
どうやら「」はフェリシアのことを傭兵と呼んでいるらしいです。
まあそんなことは割とどうでも良くて。
フェリシアが連れてきた誰かというのは、
①見覚えのある面頬の者
②見覚えのある面頬の者達
③涼子とやけにデカくて強そうな坊主
④「……全員来た?」
dice1d4=4 (4)
8224/12/09(月)02:02:10No.1260957659+
オールスターゲーム開始!
8324/12/09(月)02:02:33No.1260957714+
全 員 参 戦
8424/12/09(月)02:02:58No.1260957770そうだねx4
フェリシアが片っ端から「「」がオレをファミレスに置いていって帰ってこねーんだよ!」と電話しまくったと考えられる
8524/12/09(月)02:04:01No.1260957897+
深夜ファミレスに一人でいたら店員に怪しまれるから呼んだのかもしれない
8624/12/09(月)02:04:06No.1260957904+
「……そんな事より、傭兵」
「そんな事じゃねーって!オレが不良みてーになっちゃうだろ!?」
「学校にも行かずに平日の日中を出歩くのは不良行為」
「それは……そうだけど!」
「どうして全員いる?」
フェリシアの背後に連なってやってきた者達には、約一名を除いていろは達にも見覚えがあった。
8724/12/09(月)02:06:29No.1260958223+
一人は、少し前に水徳寺を訪ねた際に知り合った南津涼子。
更に二人は、ねむが「」が穴から繰り出した腐敗したマチビト馬に足を奪われた際、「」の背後から音もなく現れて共に去っていった同程度の背丈の顔を隠した二人組。
そして……見覚えなど微塵だって無いが、一度見たら忘れないだろう程に強烈な圧を感じる僧侶。
8824/12/09(月)02:07:36No.1260958366+
またとない出会いとなろうぞ
8924/12/09(月)02:09:31No.1260958590+
彼等が来た理由はそれぞれあるが、さしあたってフェリシアに着いてきた理由は、
①事を起こすならば今日だろうと近隣で待機していた為
②実の所ずっと近くにいて出方を窺っていた為
③「」の様子次第では自分達が動く必要があると考えていた為
④「あのなー、「」。オレ一人で夜中にファミレスにいたら通報されるだろ?」
dice1d4=2 (2)
9024/12/09(月)02:09:44No.1260958615+
梶の葉伝説にも書かれた坊主だぞ
9124/12/09(月)02:10:29No.1260958699そうだねx1
ファミレスにしょうもない理由で呼び出される玄雲たち見たかったな…
9224/12/09(月)02:11:54No.1260958833+
伝説知ってるから名前聞いたら驚くだろうな…
9324/12/09(月)02:12:34No.1260958903そうだねx4
>ファミレスにしょうもない理由で呼び出される玄雲たち見たかったな…
またとない外食となろうぞ
9424/12/09(月)02:13:40No.1260959032+
ミラノ風ドリア食う玄雲
9524/12/09(月)02:16:16No.1260959311+
「拙僧らが様子を伺っていないとでも思ったか」
「アタシらがなんの為に勢力分けてると思ってんだよ、神様」
「」がたった一人で先行し、マギウスを殺す可能性についてはいろは達の同行と手の者から伝え聞く情報の時点である程度把握出来ていた。
故に玄雲達は周囲に隠れ潜んで様子を見て、
①「」が殺害対象を殺しても止まらないようであれば止める
②「」がこの地で殺せば裁きとして意味を持つ可能性がある可能性がある為、玄雲が代行する
③「」が万が一敗れた場合、後詰めとして以降のマギウス殲滅を代行する
④「」が行き過ぎた行いをすれば止める
dice1d4=4 (4) のが二人の目的であった。
9624/12/09(月)02:17:55No.1260959477+
ストッパーでもあったか
9724/12/09(月)02:23:36No.1260960044+
「……そう。御苦労」
かつて「」が玄雲を解放し、混乱する民を統制し導く為の一助として水徳寺へと還した後。
「」が穴を鎮め、再び穴の外へと戻ってきた後もその存在を許したのは、彼等に相互監視の役割を持たせたからでもあった。
穴によって起きた大災害の後、相磨の国を率いる事になるのは間違いなく水名と泰党、そしてそれに連なる者達だろう。
しかしそれらが盟約の元に手を取り合って国を建て直したとして、勢力同士のパワーバランスが均衡を保ち続けられるとは限らない。
如何に正綱と山右衛門が協力関係を築いたとしても、長い年月を経れば、それを古臭い因習であると嫌う者も出てくるだろう。
その時、神社とはまた別の力を持って調停に回る者が必要であると「」は考え、生き仏と化した玄雲にその任を罰として与えたのである。
9824/12/09(月)02:26:23No.1260960307+
涼子ちゃんもそのうち結構すごい立場になりそうだ
9924/12/09(月)02:27:21No.1260960397+
故に玄雲には、「」の行いが世を乱すほどになると判断した場合には、彼女を止める権利がある。
そして「」にもまた、その役割を与えた責任がある以上、玄雲の言葉を少なくとも聞く義務があるという訳だ。
「その人は一体……?」
しかしそれはそれとして、この魔法少女に満ち満ちた空間の中に無骨な僧侶が一人入ってきたとあっては、悪目立ちすること請け合いである。
①いろは
②やちよ
③鶴乃
④灯花
⑤みふゆ
⑥アリナ
dice1d6=3 (3) は思わず疑問を口にした。
10024/12/09(月)02:28:25No.1260960482+
鶴乃は言う
10124/12/09(月)02:28:47No.1260960517+
またとない自己紹介となろうぞ
10224/12/09(月)02:32:10No.1260960801+
「……これ程までに神と深く関わった以上、名乗らぬ訳にも行くまい。拙僧の名は玄雲、かつてこの地に混乱を齎した愚僧よ」
ちなみに玄雲という名前そのものは、
①梶の葉伝説でも敵役の最強僧侶として
②最後の強大な敵との戦いの後に露と千鶴と共に民衆に手を差し伸べた僧侶として
③梶の葉伝説における元凶ではあるが、同時に脚色込みとはいえその悲しき物語も知られている
④あくまで玄雲の名前は伏せられている
dice1d4=4 (4)
10324/12/09(月)02:32:30No.1260960825+
検閲済み
10424/12/09(月)02:33:23No.1260960894+
個人情報や基本的人権は尊重されている
10524/12/09(月)02:35:23No.1260961061+
玄雲リアリティショックは起きませんでしたが、玄雲がここにいるという事は腐敗した馬とも戦うという事なので、どの道ショックは避けられないと思います。

「というか、涼子さんも「」さんの関係者だったんですね……」
「……騙して悪かったな。嘘を吐くってのはどうにも性に合わないんだが、本当の事を言う訳にもいかなくてな」
何だかんだ自分達の動向はほぼ全て筒抜けだった事にいろは達は改めてそら恐ろしくなった。
それはそれとして、残るは「」と同程度の背丈で、面頬によってその顔を隠し、全身鎧と忍装束で身体を完全に覆い隠した二人。
10624/12/09(月)02:35:50No.1260961102+
やっぱり…あの2人なんだろ!
10724/12/09(月)02:36:07No.1260961116+
馬VS玄雲のドリームマッチだ!
10824/12/09(月)02:38:11No.1260961277+
やちよくらい強い僧だからな…
10924/12/09(月)02:39:19No.1260961369+
「……来なくていいと言った」
二人に対し、「」は少しだけ怒ったような様子を見せる。
そもそも「」が一人でここに来たのは、自分が一人でやる方が気が楽だからである。
場合によっては止める権利を持つ玄雲達はともかく、二人まで来た事には何か思う所があるらしい。
そんな「」に対して、二人は
①面頬を外した
②全身の装備を脱ぎ捨てた
dice1d2=1 (1)
11024/12/09(月)02:41:13No.1260961537+
二人は「」に対して反論があるのか、そっと面頬を外す。
そこには、
①「」の顔と
②全く同じ
③瓜二つの顔が
④外れた瞬間二人の姿が変わった
dice1d4=2 (2)
11124/12/09(月)02:41:46No.1260961593+
まあそういう感じだよねこれまでの経緯的に…
11224/12/09(月)02:46:24No.1260961954+
「」と、謎の二人組。
その会話の成り行きを見守っていたいろは達は、二人の面頬の下から現れた素顔に困惑した。
彼女達の顔もまた、「」と全く同じ顔をしていたからである。
①「これでもあなたの事が心配なのよ」「不死身の奴を心配するってのも、よく分かんねぇ話だけどさ」
②「主祭神だって私達の話を聞かずに突っ走ったでしょ?」「アタシからすりゃどっちも似たようなところがあると思うけどな……」
③「でもそこの子達にやられかけてたじゃない!」「まさかあそこまでやるとは思ってなかったな、うん」
④「どの道これから穴を下るつもりだったんでしょう?だったら私達の助けだっているだろうし、結果良ければなんとやらじゃないかしら」「なんか……悪かったな、ウチの神様が迷惑かけて」
dice1d4=3 (3)
11324/12/09(月)02:47:40No.1260962041+
結構ギリギリを通して善戦したからな…
11424/12/09(月)02:51:31No.1260962350+
「負けたのは事実、でも手は幾らでもあった」
「本当にそうかしら?自害も止められてたみたいだったけど……」
「やりようはある」
「私達や玄雲の手を借りる以外の方法で?」
「……何とかして」
「いや、アタシに振るなよ……」
水名マンにも酷似した鎧を纏った「」が「」を責め、責められた「」が逃げようと忍装束の「」に言葉を振り、それを呆気なく拒否される。
何だか頭がおかしくなりそうな光景が、いろは達の前で繰り広げられていた。
11524/12/09(月)02:52:57No.1260962452+
みかづき荘のメンバーはこの一連の出来事で一生分の驚きはしたんじゃないだろうか
11624/12/09(月)02:55:18No.1260962634+
「……まあ、いい。どのみち手が必要だったから丁度良かった」
一頻り話が終わったのか、「」は改めていろは達の方を向く。
「いろはも穴に下りるとなると、一人では心許ない。だから二人を連れていく」
「」がどう見ても「」でしかない二人を指差しながら、彼女達が冥界下りの追加メンバーである事を伝えるが、いろは達からすれば何が何だかずっと分からない状況が続いている訳で。
11724/12/09(月)02:55:50No.1260962678+
戦国組の側に混じるフェリシアという意味不明な構図も成立している
11824/12/09(月)02:57:08No.1260962775+
とりあえず自己紹介でも
11924/12/09(月)02:57:56No.1260962841+
>とりあえず自己紹介でも
水名マンよ
12024/12/09(月)02:58:56No.1260962923+
「あの……その二人って……?」
決死行に共に挑むのならば、これくらいの質問は許されて然るべきだろう。
いろはの質問に対して返ってきたのは、
①「水名神社の配神」
②「二人の名前を、いろは達はもう知ってる」
③「紹介する。こっちが青いの、そっちが赤いの」
④「……名乗っておいた方がいいわよね。私は水名露」「んで、まあ……アタシが千鶴だ」
dice1d4=1 (1)
12124/12/09(月)02:59:31No.1260962954+
神になってる…
12224/12/09(月)03:00:12No.1260963004+
神になれたか…
12324/12/09(月)03:00:37No.1260963026+
まぁ戦国最終盤で信仰受けてたからなぁ
12424/12/09(月)03:01:25No.1260963082+
「水名神社の配神」
「」はキッパリと、そう言ってのける。
「そう、私達は主祭神と一緒に神社に祀られてるの」
「まあなんつーか……それで助けに来たって訳だ」
①それ以上の質問を許さない圧があった
②とにかくそういう事だ、という圧があった
③そこから先は知らない方がいい、という圧があった
④「……ほっ?」と鶴乃が閃いた
dice1d4=3 (3)
12524/12/09(月)03:02:49No.1260963159そうだねx3
みかづき荘ならその内自然と何者か思い至りそうだけどとりあえず今は置いとこうという
12624/12/09(月)03:03:05No.1260963180+
イベントを見た練り物ならご存知ですねみたいなやつなの!
12724/12/09(月)03:03:52No.1260963228+
「いや、でも……お名前くらいは……」
「話は終わり」
「……そんな隠さなきゃいけないような事なんですか?」
「……さあ、どうかしら?」
「アタシは別にいいんじゃねぇかと思うんだけど……」
「じゃあ、青いのと赤いので」
12824/12/09(月)03:04:44No.1260963273+
とうとう青いのと青いのが被ってしまったか…!
12924/12/09(月)03:05:05No.1260963298+
過去と現在の青いの
13024/12/09(月)03:06:48No.1260963408そうだねx2
一緒に祀られてるから青いのからの呼び方が主祭神になってんだな…
13124/12/09(月)03:08:27No.1260963513+
青いのと、赤いの。
色要素どこだとか、その呼ばれ方に疑問を持たない二人はなんなんだとか、配神……つまりは神として祀られている「」に連なる他の神にさえその呼び方をしているのかとか、色々と思うところはあったが、打ち切られてしまったものはどうしようもない。
「」はその場に穴を開くと、
①「覚悟が決まったなら、ここから下りる」
②「油断しないように」
③「そういえば昔もこんなことがあった」
④「……青いのが被った」
dice1d4=4 (4)
13224/12/09(月)03:08:42No.1260963526+
気付くのが遅い!
13324/12/09(月)03:09:01No.1260963544+
はよ行け
13424/12/09(月)03:09:15No.1260963564+
>気付くのが遅い!
日頃は名前呼びだろうし…
13524/12/09(月)03:09:48No.1260963602+
> ③「そういえば昔もこんなことがあった」
(他の国の神話で似たような事やったんだな…)
13624/12/09(月)03:10:57No.1260963673+
というか普通にその場で開けるんだな
前もやってたけど
13724/12/09(月)03:11:03No.1260963677+
ああそうか肉体がカミサマと全く同じだから髪の色とかのパーソナルカラーも無くなってカミサマと同じになっちゃってるのか今
13824/12/09(月)03:11:17No.1260963695そうだねx1
いろはと暫定青いのと赤いのを引き連れて、簡易的に開けた穴の中へ飛び込もうかというその時。
「……しまった、青いのが被った」
「」は慌てたようにそう言った。
①「今はいいから!早く行きましょう、主祭神!」
②「もうなんでもいいだろ呼び方とか!」
③「えっ!?あっ……」といろはがビックリして先に落ちちゃった
④「……よし。露、千鶴、行こう」と言って飛び込んで行った
dice1d4=4 (4)
13924/12/09(月)03:12:18No.1260963767+
またみかづき荘に精神ダメージ!
14024/12/09(月)03:13:38No.1260963842+
普通に呼ぶのかよ!
14124/12/09(月)03:13:57No.1260963855+
もうめんどくさくなったなカミサマ
14224/12/09(月)03:14:09No.1260963866+
>普通に呼ぶのかよ!
いつもの癖なのかな…
14324/12/09(月)03:14:50No.1260963912+
なんというか気を付けてはいるんだけどちょっと大雑把!
14424/12/09(月)03:15:17No.1260963945そうだねx2
「結局名前呼ぶならさっきまでの何だったんだよ!」
突っ込みながら、千鶴と呼ばれたものが飛び込み。
「えっ!?露と千鶴……ええっ!?」
いきなりの宣言にビックリし過ぎてそれどころでは無くなりそうないろはは押されて落下し、
「主祭神って昔からそういう所あるのよ」
半ば呆れ半分の微笑みと共に、いろはを押した露と呼ばれたものが最後に飛び込む。

「露と千鶴って……」
「……梶の葉伝説のあの二人、よね?」
そして残された面々は、またしても叩きつけられた意味不明な現実を前に、思考停止を余儀なくされた。
14524/12/09(月)03:16:21No.1260964015+
宇宙やち鶴
14624/12/09(月)03:17:26No.1260964073そうだねx2
というところで時間もかなり深くなってしまったので今日はここまでにして、続きは次回にしとうございます。
なんかまた長くなりそうな話が始まったけど多分そんなに長くなりません!!口寄せ神社直したら終わりだからな!!!!
その後のことは分かりませんが多分終わりには向かっているのでこれは終わる終わる詐欺ではない、いいね?
また次回!!!!!!!!
14724/12/09(月)03:17:51No.1260964100+
お疲れ様だぜー!
14824/12/09(月)03:18:22No.1260964124+
9章はともかく10章もそこそこの活躍があるのを忘れないでねおねえちゃん
14924/12/09(月)03:19:19No.1260964181そうだねx2
梶の葉伝説について聞きたければそこにいるまたとない僧侶に聞くといいぞ
15024/12/09(月)03:20:16No.1260964237+
お疲れ様ぜー!
15124/12/09(月)03:20:34No.1260964261そうだねx1
御本人が見てる目の前で梶の葉伝説のドラマ撮影だな!
15224/12/09(月)03:23:53No.1260964413+
ゾンビマチビト馬修復失敗からすごいことになったねおねえちゃん
15324/12/09(月)03:25:22No.1260964484+
魔法少女の肉体は魂だけの存在にとって格好の的って理屈で2人はカミサマボディに入ってんのかな
確か魂が変質する可能性があるとか戦国編ラストで言われてた気がするし
15424/12/09(月)03:29:57No.1260964688そうだねx2
何はともあれ現代でも二人が見れて良かった
15524/12/09(月)03:32:32No.1260964818そうだねx1
> 「アタシらがなんの為に勢力分けてると思ってんだよ、神様」
この一言だけで涼子がどういう立ち位置なのか分かるというか完全に使徒でダメだった
気安い上に付き合い長そうだし完全に秩序守る側で定着してる…
15624/12/09(月)03:39:30No.1260965136そうだねx1
時女とも結構な付き合いがあるみたいだしなカミサマ
ガシャーン(2部が壊れる音)
15724/12/09(月)03:40:14No.1260965169+
「全員」ってことは現状は今集まってるメンツがカミサマチームのフルメンバーって事なんだな
…なんか変な角度からまた人員増えそうな気はするけども
15824/12/09(月)03:42:29No.1260965268+
東西神浜市の時点で結構壊れてるんよ
15924/12/09(月)03:43:26No.1260965311+
>東西神浜市の時点で結構壊れてるんよ
10章まで終わった後東西の掘り下げ欲しいよね…
16024/12/09(月)03:45:38No.1260965404+
しかし千鶴はいいツッコミをしてくれる
16124/12/09(月)05:45:00No.1260968751+
お疲れ様
やっぱりまだ続いた


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