コンビだ

なんだか起伏が激しいですが合計は普通ですね。まぁ、これでいいんです
こういう山あり谷ありでこそ！ですからね

遺伝子の謎が解き明かされ、遺伝的改良が普遍化したこの世界。そこでこのわたし、観測者ちゃんは『生体脳コンピューター』という禁忌に手を伸ばし、多くの肉体をテレパシーを介して操作することで様々な問題を解決する力を得ようとしました
でもそれは私のための、みんなのためのことだったんです。だから私、暁美ほむらはそれでも彼女と共に戦います！一緒にみんなを助けます！

ほむの独白が良い

・ステータス
　ほむらちゃん/私:暴力30/知識50/賢さ60/ループの経験者(基礎暴力値+25,暴力値補正+25%)/時間停止の魔法[習熟](重要な戦闘で暴力値補正+25%,奮闘度+1d25)/洗練された脳(賢さ+20%)/頑健な臓器(暴力値+15%,GS消費-5%)/多産(ふたなり,コミュ力+10%)/生体順応性(GS消費量-5%)/知的(賢さ+10%)/社交フェロモン(コミュ力+5%)/限定的再生能力(暴力値+5%)/強靭(暴力値+10%)/超能力者(賢さ+15%,コミュ力+10%,暴力値+5%)/遺伝子強化戦士(基礎暴力値+10,暴力値補正+5%)/発芽性生体鉱物装甲(GS消費量-5%,基礎暴力値+10)/宇宙怪獣(基礎暴力値+15,暴力値補正+10%,GS消費量-25%,対放射線完全耐性)

　観測者ちゃん/わたし:暴力-(ソウルジェムのみ)/知識37/賢さ69/コミュ力36

・アイテム
魔力追跡装置(充電式携帯可搬型対象指定仕様)
ゲノムオーグメンタⅢ
『Grass Hopper』の薬液(使用済み)

・全体補正
ポータブルガンランチャー:暴力値+50%
クリスタル武具:基礎暴力値+15,GS消費-5%/ガンマ線レーザー砲:基礎暴力値+15
龍鱗装甲:GS消費-30%/PSIシールド:GS消費-15%,基礎GS消費-0.1,基礎暴力値+5(超能力者のみ)
亜空間ドライブ:暴力値+10%,GS消費量-5%/跳躍戦闘:奮闘度がゾロ目、かつ50以上のとき空間跳躍を活かして一時的に基礎暴力値が1.5倍
シナプス反復訓練Ⅰ:基礎暴力値+1,暴力値補正+1%
スカージミサイル:基礎暴力値+25,暴力値補正+25%

わたしの生み出した『わたしたち』の手により、全てを手放した幸福に幽閉されていたわたし
ありとあらゆるものから目を背けてぼんやりとした微睡みを甘受していましたがそれはわたしの本意ではなく、わたしを助け出したほむらちゃんに諭されて、わたしは再び前を向くことが出来ました

観測者ちゃんを助け出した私は、ニセモノが作ったこの拠点を利用できないか考えながら、そのためには自動砲座の群れをどうにかしなければならないことに悩んでいました
ところが、私の持っていた『ゲノムオーグメンタ』に気付いた観測者ちゃんが『ここを使わずとも、それをくれた個体のところに行けば設備が揃っていそうだ』と提案して……

というところで、前回は終わりました。今回はこの続き、私/ほむらちゃんにこのデバイスをくれた個体のところへ到着したところから再開です！

というわけで一度見滝原市を出て、『ゲノムオーグメンタⅢ』をくれたニセモノのいた市外拠点に着きましたが……

1〜4.「誰も……いない？」
5,6.+『ですが、書置きはあるみたいですね』
7.!?
dice1d7=2 (2)

もしかして入れ違い？

書き置きものがしたか

「でも、『ワルプルギスの夜が来るまでは手を出さない』って言ってましたし……」
少し眉をひそめて呟く私に、観測者ちゃんが

『……あるいは、それがウソだったということでしょうか』
実際、ここは本命の拠点ではなかったようですし……とニセモノたちの使うテレパシーがどこにもないこと、つまり反乱した方のニセモノの本体がここにはいないことを示しながら続けました

『ですが、設備そのものは期待通りのものが揃っています。生体クローン槽を除けば、ですが』
新しく自分の身体を作ることも、それで私と一緒に戦うこともできない悔しさがテレパシーを通じて伝わってきます

ともあれ、私たちはこの拠点で
1〜3.新しい薬液の用意
4.+私の身体のさらなる強化
dice1d4=3 (3) をすることにしました

いきなり身体改造はほむらちゃんに刺激強そうだし

『ほむらちゃんが持ってるゲノムオーグメンタは三型、新しいタイプの薬液にも対応できるはず。なんでGrass Hopperが一回きりだったのかはわからないけど……うん、その個体がここに置いて行ったデータを使えば、かなり強力なものが作れるよ』
あの個体……おそらくはあの大反乱で最後まで生き残ったSyn-893でしょう。もしくはその意識か遺志を継いだ別個体かもしれませんが、そうであればこの『Burning』『Skeleton』『Migratory locust』の3つが揃っているのも納得です

『勝手ではありますが、私も皆さんの意志を引き継がせてもらいます。ほむらちゃんが一緒だし……許してもらえますよね？』
「えと、よく分かりませんが……私からも、お願いします」
身体のないわたしに代わって、ほむらちゃんが手を合わせる。これで少なくとも、ほむらちゃんの方は許してもらえることでしょう

ともあれ、薬液が完成するまでに時間があるので拠点内を捜索したのですが
1.最低限の消耗品を補充
2〜4.良い移動手段を見つけました
5,6.↑+ショートカット経路を記した地図もあります！
7.!?
dice1d7=3 (3)

バイクかな

薬液を作るのに必要な操作を終えて、拠点の中を探していると
「ここは、駐車場ですね。良い乗り物があると良いんですが……」
しかし、目に付く乗り物は4人乗りで大きすぎたり、速くても小回りが利かなかったり……なかなかいいものが見つかりません

「何か、いいものは……」『ほむらちゃん、アレは？』
そんな時、私の視界を共有して探していた観測者ちゃんが、なにかに気付きました
「これは……バイク？」
『動力系は……電気ですね。ですがパワーも申し分なし、ヘルメットも、そこに。ほむらちゃんにピッタリなサイズです。整備も十分なのに持っていかなかったことを考えると……』
「私が、使うために？」『ええ、そのはずです。乗ってみましょう』

やっぱりそうか

免許とかはまあ気にしない

少し動かして、すぐに素性の良さに気付きました
加速も素直で、充電容量も大きい。私でも体重移動でしっかり操作できるようにバランスがチューニングされていて、それでいて不安定になることもありません
『操縦支援システムも付いてるんですね……いつの間にこんなものを作ったのやら』
「えっ、観測者ちゃんも知らないんですか？」
『はい。なのでおそらく、あの個体が独自で……もしくは「」ちゃんたちと一緒に作ったのでしょう』
「そうですか……って、そろそろ薬液も出来上がってるんじゃないですか？」
『あっ！……ちょうどいい、ほむらちゃん、スピードを上げましょう！わたしももっとこの風を感じたいですし。ほむらちゃんと一緒に』

この後、私たちはみんなを助けるため、ニセモノとの戦いに挑みます。それは苦しく、厳しい戦いになるかもしれません
……だとしても、今この瞬間だけは。どこまでも力強い、このバイクを存分に堪能することができました
この体験は、この体験だけは。私と、観測者ちゃんだけのものです

湿度が高くなってきたよ

>この体験は、この体験だけは。私と、観測者ちゃんだけのものです
おっめ…

見滝原の市街地を、郊外を、山へ続く道を走り抜けて
「観測者ちゃん！」『どうしたの？』
「この後、どっちの道に行くんでしたっけ！？」
ニセモノの本拠地は見滝原山そのもの。本体は、多分その中心部にあります
そこへ向かう道は、大きく分けて二つ
1つは、山の麓から地下道に入る道。こっちならかなり奥の方までバイクで走り抜けられます。ですが、ニセモノが用意したトンネルの中を長く走ることになります
もう1つは、山の中腹まで登り、そこから潜る道。こっちだと途中で一度バイクを降りなければなりませんが、外を通ることができます
どちらも一長一短ですが……どちらの道を進むんでしたっけ？

1〜3.『地下道です。こちらの方が早く着きます』
4〜6.『残念ながら山登りです。こちらの方が安全ですし』
7.!?
dice1d7=6 (6)

登山か