待ってたぜー！

如何に不老不死、或いは不滅の｢｣とて、ソウルジェムは少なくとも彼女の核として機能しているはずである。
そうでないのならば、いちいちソウルジェムを砕いて死ぬ必要が無い。
ねむの指がそっと、｢｣のソウルジェムに伸びる。
その時、
①｢｣の手が動いた
②｢｣の足が動いた
③ねむの首に刃が触れた
④投げられた槍が目の前を通り抜けていった
⑤｢オマエ……何やってんだよ！！｣
⑥ねむは心の底から不安と緊張を抱えていたが、それでも遂に｢｣のソウルジェムを手に入れた
dice1d6=6 (6)
④

妨害なし！

④！？

さてどうなる…

今となっては神と呼ばれる存在であろうとも、｢｣の大元が魔法少女である限り、その性質から逃れ得る事は出来ない。
正確には、その全てを無視する事は出来ない。
ならば少なくともソウルジェムを破壊する事無く端末となる肉体から離し続けている限り、｢｣が自分達を脅かす事は無いだろう。
しかしそれでは駄目だ。
｢｣が言う通り、穴の管理が彼女にしか出来ないものであり、穴がかつての災害の正体であるというのならば、彼女にはその意識を保ったままであってもらわなければならない。
とはいえ、意識があれば｢｣は確実に、今度こそ自分達を殺そうとするだろう。

下手したら世界滅亡エンドに行きかねなくなってきた

カミサマもかつてはそういう攻撃受けたこともあったろうし
通るのか怖いな

だからこそ、｢｣にウワサという己の魂の一部を融合させる事でその性質を付与し、どうにか管理下に置かなければならない。
ねむは、自分の心臓が今までに無いほど脈打つのを感じた。
途方も無い緊張感が襲う。
先程の戦いぶりからして、｢｣は特別それらしい奥の手のようなものは持っていなかったようではあるが、それでも一定以上の戦闘力を持った魔法少女が不滅の肉体で襲いかかってくるという事の恐ろしさは充分に把握出来た。
失敗すれば、｢｣によって殺される。
とはいえ、ウワサによって残る僅かな生命のリソースを吹き込みすぎても、それはそれでねむは死ぬ事になる。
分の悪い賭けはここまでだって幾度かあったが、今回のそれはかなりの無謀さである。

いやまあ奥の手はあるけど使った暁には多分全員死んでたし…

｢……やるよ、やるしかないんだ｣
それでもねむは決意を固めて、｢｣とウワサを融合させる事を試みる。
どうせ死ぬのならば、僅かでも生き残る可能性に賭けて死ぬ方がずっと良い。
何もせず、ただ目の前に迫る死を眺め、諦め、枯れゆく樹木のように朽ち果てていく事の虚しさはもう充分に味わった。
上手くいってくれ。
天才らしからぬ思いと共に行われた融合は、
dice3d100=23 57 89 (169)
(左＞右で融合失敗。3つ目が90以上で……)

こういう時とにかく持ってないなカミサマ…

右がギリギリ！

失敗したけど最悪は回避か

>失敗したけど最悪は回避か
よく見ろ
成功してる

今の神浜は管理者が忠実にその使命を果たしているんだけど悪く言えばシャドーギルドとそのロードが首根っこ掴んでるとも言えるわけだからな
最終的には乗り越えなきゃならなくなる

たったこれだけの事で、これほどまでに疲弊するものか。
激しい動悸と痛痒が全身を襲う。
それでもどうにか、ねむは
①万年桜のウワサ
②更にキレーションランドのウワサも
③加えて"穴"と関わったのならば……と口寄せ神社のウワサも
④結局それでも足りずに｢｣制御専用のウワサまで作り出して
dice1d4=4 (4) ｢｣と融合させた。

｜サヨナラ｜

ねむちゃんボロボロ

ねむちゃんめちゃくちゃ命削ってるけど大丈夫なのか

>ねむちゃんめちゃくちゃ命削ってるけど大丈夫なのか
おそらく1耐えた

むふっ安いものだよ…僕の魂の一つや二つぐらい…

｢上手くいった、のか……？｣
結果を確認するでもなく、
①手も満足に動かなくなった
②足が腐り落ちた
③発話も困難なほど身体が動かない
④意識が激しく混濁し始めた
dice1d4=4 (4) ねむは力無くその場に崩れ落ちた。

口寄せと専用ウワサともかくキレーションランドはなんでいれたんだよ！

おそらく1残しで耐えたけど耐えただけというかこれ耐えられてないのでは？

猫のねむ

全身がねむになってしまうぞ！

ギリギリ死んでないだけって感じじゃないのかこれは

👨‍🦼ムフォー…フォー…ヤンナルネ…

融合には成功したが制御下におけたとはまだ言ってないんだよな
これだけやっても徒労の可能性もまだある…？

いろはちゃんの巻き戻しで治癒しないと無理か

>融合には成功したが制御下におけたとはまだ言ってないんだよな
>これだけやっても徒労の可能性もまだある…？
カミサマ9000年の歴史に呑まれてただ強化しただけになるとか

｢ねむ……！｣
満足に意識を保つことさえ難しい程の強烈な眠気がねむを襲い、彼女の身体が力無く崩れ落ちる。
慌てて駆け出し咄嗟にそれを抱えた灯花は、少なくともねむの生命活動が維持されていることに安堵するが、その意識は戻って来ない。
そしてそれと引き替えるように、眠っていたはずの｢｣が目を覚ました。

ねむ気に襲われてしまった…

ここでファンブったらマギウス全滅エンドか…？

①｢……この地を守るように定められた、以後はマギウスの為に戦う｣
②｢自分の生命を限界まで使って、そうまでして守るか｣
③｢……縛りが強い。捨て身にも程がある｣
④
dice1d4=2 (2)

セーフ！

覚悟を見せたぜ

病院組は自動浄化システムの礎になるだけのことはあるから

｢忠告はした、それ以上は死ぬと。自分の生命を限界まで使って、そうまでして守るか｣
起き上がった｢｣の目に、敵意は無い。
事実として、先程までのままならば確実に灯花達を仕留めにかかってきただろう彼女の手に、動きは無い。
①｢たかが理想一つの為にどこまで殉ずるつもり？｣
②｢何がそこまで駆り立てる？｣
③｢友一人の為に、何を思って？｣
④｢……でもこんな縛りはいつでも外せる｣
dice1d4=4 (4)

でもこれ口ぶり的には縛れてなくない…？

やっぱすごいぜ…カミサマ！

怖ぁ…

駄目みたいですね…

とりあえず落ち着いてくれたか…

ねむに伝えておけ…安易にウワサと融合させるべきではないとな…解！とかやりかねん

リスポンするとジェムも新品になるあたりまた割れば外れるのか？

自分の命を掛けた行いで神の怒りを鎮めるというのは神話でもよくあるからね…

まあ配下連れてこればこの状況になってないから負けたのはカミサマが舐めてかかったせいではあるし…

｢例えここまでしたとして、限度がある。こんな縛りは外そうと思えばいつだって外せる｣
如何にして、という部分には一切触れないまま、｢｣はねむと灯花へと歩み寄る。
その動きを周囲の者達は警戒するが、灯花はあえてそれを制して｢｣と向き合った。
｢……だったら、いいよ。わたくし達を殺してそれであなたは満足するんでしょ？｣
｢気が変わったか｣
｢ううん、わたくしは今だって死にたくないよ。でもねむがこんな事になってまでした事が無駄になるのなら、それはわたくしの命に価値なんて無かったのと一緒だよ｣

アリナ！静かにしててくれよ！頼む！

｢そもそも、単一の魔法少女が絶対的な不滅性を持ってこの世に存在するって事自体がイレギュラーだからね。それに殺されて終わるっていうのなら、宇宙から突然隕石が自分の頭に降ってくるくらい天文学的な確率だし……いや、やっぱり仕方ないことだったって受け入れることは出来ないけど！｣
言いながら、それでも灯花は堂々と｢｣の前に立つ。
その姿を前に｢｣は、
①｢……何処を目指した？｣
②｢灯花、本の子。二人は何を目指した？｣
③｢魔法少女を解放すると言った｣
④｢その行き着く先は？｣
⑤｢この世に何を望む？｣
⑥｢……見事｣
dice1d6=6 (6)

カミサマは神的にいい人だから

dice2d100=42 37 (79)

何のダイスゥ！？

｢｣はここに来て、ようやく納得を果たした。

メンタルが人から外れてきたペレネルもたるとに動かされたからな

神の試練を乗り越えられた

長かったなぁ...
本当はもうちょっとスムーズに行くはずだったんじゃないかなぁ！？

>長かったなぁ...
>本当はもうちょっとスムーズに行くはずだったんじゃないかなぁ！？
無関係ゾーンだにゃー

>長かったなぁ...
>本当はもうちょっとスムーズに行くはずだったんじゃないかなぁ！？
自分のやらかしの尻ぬぐいを自分とあとねむでやったたから…

｢正直に言って、甘く見ていた｣
｢｣は一瞬だけ柔和な微笑みを浮かべると、その場に腰を落ち着ける。
手製の座布団でも用意しようと思ったが、生憎今は自害ができない。
故に仕方なく、地べたに座り込んだ｢｣は言う。
｢そうまでして望むものが、正しいとは限らない｣

もう死体座布団作るのは日常なんだな？

ああ一応自殺はロックされてるのね
…別に配下とか玄雲に殺してもらえばいいのか

ここはいろはちゃんの出番かなあ

｢人の世を変えんとすれば、必ずあらゆるものが乱れる｣

｢それぞれの地で栄華を誇った数多の英雄でさえ、世の乱れが生む畝りには抗えず、消えていった。それは魔法少女も変わらない｣

｢それでも本の子達は、魔法少女の解放を望むという｣

｢先に待つのは破滅か、淘汰か、断絶か……全てが上手くいく事など絶対に無い｣

①｢それでも目指すのは分かった｣
②｢本の子が、灯花が目指すもの｣
③｢それは新天地だろう｣
④｢新天地を目指すならば、これ以上無理に止めるも無粋と思う｣
dice1d4=3 (3)

全部言ってる

管理者として足を止めてしまったわけだからな…
自分よりずっと先へ進もうとしている後輩見たら昔を思い出したりしたのだろうか

自分の原点でもあるからな…

新天地を求めて不死になったのがカミサマでマギウスは新天地を作ろうとしているのだ
まあ1人今後が心配だが

かつて、｢｣が目指した新天地。
それは何者にも縛られず、平和で、ただ独り平穏を享受できる楽園であった。
しかしそんなものは何処にもないと、数多の地を巡り歩く中で、己が理想と思い描くものなど何処にも無いのだと悟ってしまった。
｢｣は足を止め、神と崇められ、友と出会い、神となってこの地に留まったが、灯花達はそうではない。
彼女達は新天地を探すのではなく、自分達で作り出すという形で目指しているのだ。

今でも穴の中で蓋にだけ徹してれば独りになろうと思えばなれはするだろうがそうしないのは…心か

穴は静寂はあれど平穏とは言い難いし

次もその次も
その次もまだ目的地じゃない
夢の景色を探すんだ
新天地

>今でも穴の中で蓋にだけ徹してれば独りになろうと思えばなれはするだろうがそうしないのは…心か
いうてすぐ下があの世なところで平穏享受できるか？

｢あまりに青過ぎる。それでも理解は出来た｣
薄ぼんやりと、これまた周囲の者が理解し得ない事を言い始めて勝手に満足した｢｣は、
①｢この件については水に流す｣
②｢本の子の意識を戻す、いろはを｣
③｢ついでに誰か、殺して欲しい。手は出さないと約束する｣
④懐から何かを取りだした
dice1d4=1 (1)

水名だけに

まあ穴に手出ししないのではあれば個人的な是非は置いといて解放を邪魔はしないだろうしな

｢この件については、水に流す｣
｢｣は遂に、マギウスを許す言葉を口にした。
そして、
①制御下であるはずなのにそのまま帰っていった
②｢本の子は気がかりか｣
③｢実の所、幾らか策はある｣
④｢帰ろう｣
dice1d4=3 (3)

エネルギーの方かな

ねむちゃんを治してあげて欲しい

｢｣という脅威は一先ず去った。
しかしそれと引き換えに、ねむの生命はいよいよ怪しい段階に入ってしまった訳で。
そこに手を差し伸べたのは、よりにもよってというべきか、やはりというべきか、｢｣であった。
｢差し当たって、本の子について策はある｣
｢本当に！？
①｢｣
②｢｣さん
③神様
dice1d3=3 (3) 嘘は言ってないよね！？｣
｢嘘を言う必要が無い｣

縋りたいもんね

カミサマ、ウソつかない

神様ウソつかない

インディアンウソつかないみたいに言うな

｢恐らく全快は不可能。でも読みが正しければ、寛解はさせられる｣
癖のようにソウルジェムに触れた｢｣が、少しだけ眉を寄せる。
｢……誰かこれを砕いて。本の子に付けられたウワサを解放する必要がある。あと、
①いろは
②いろは
③いろは
④いろは
⑤いろは
⑥
dice1d6=3 (3) を連れてくるように｣

６は誰連れてくるんだよ

足は治んないだろうな…あれもまた信仰によるものだから…

｢あの、｢｣さん……本当に灯花ちゃんとねむちゃんを許してくれるんですか……？｣
傷ついた身体ながらも、ねむの為に必要ならばと呼ばれて慌ててやって来たいろはは、完全に意識を失ってしまったねむの状況と、ウワサとの融合によって明らかに見た目が変わってしまっている｢｣の姿に驚愕し、慄きがちながらも歩み寄る。
｢基本的に嘘はつかない。今は例外ではない｣
本当に許したんだか許してないんだが、あやふやな返事を前にいろはは汗を浮かべた。

巻き戻しだし時間経ちすぎてるのはダメなんじゃないかな多分

>６は誰連れてくるんだよ
こういう時選択肢に何も書かれないのはただ気になる度だけが高まって結局分かんないまま終わるのちょっとモヤモヤするな…とは思う

ウワサ4つ積みの外見どうなってるんだろう

｢いろはは自分の魔法をどういうものだと思ってる？｣
｢｣から徐に問いかけられた疑問に対し、いろはは
①癒しの力であると
②より平たく言えば回復であると
③回復
④回復
⑤回復
⑥｢……もしかして、やっぱり少しおかしいんですか？｣
dice1d6=3 (3)

基本的に嘘はつかないがあえて言わないことはある
露千鶴の穴決戦の時とか

この頃は分からんわな

>基本的に嘘はつかないがあえて言わないことはある
>露千鶴の穴決戦の時とか
嘘は言わないけど本当のことも言わない練り物メソッド…

｢……そう。じゃあそれでもいい｣
言いながら｢｣は、意を決した
①灯花に
②みふゆに
③いろはに
④いろはと共にやってきたやちよに
⑤いろはと共にやってきた鶴乃に
⑥指を鳴らして出てきた者に
dice1d6=5 (5) ソウルジェムを砕かせ、ウワサとの融合状態を解除すると、ねむのソウルジェムを手に取った。

ちゃー！

結局割れば解除できるんだな…仮に敵対続行だったら赤いの青いのとか玄雲とかに割らせりゃいいんだもんな…

惜しかった

|助かった…|

>惜しかった
マジで全然出てこない…

>|助かった…|
一時的にも融合したから何か影響ない？

｢えっ、わたしが砕くの！？なんか……死なないって分かってても嫌だなぁ……必要があるなら仕方ないけど！｣
｢｣のソウルジェムが砕け散り、新たに｢｣が現れると、ねむのソウルジェムを手に取る。
先程まで敵対していた｢｣がそれをする事に周囲は恐怖するが、｢｣は特にそれを砕こうとする訳でも無く、そっといろはに手渡して、それから自分との融合解除によって飛び出したウワサの方を見る。
｢本の子は運が良い、アレは使える｣
｢｣が指差したのは、｢｣との融合を経た今となって尚、腐敗したまま他のウワサに攻撃せんと笑顔で息巻く待ち人ウマの姿だった。

完全に変質してんなこりゃ

マッテマテ！

なまじ本物の口寄せ神社に落ちちゃったから親和性発揮しちゃったのかな
ねむがカミサマへのウワサに伝説の木という親和性を利用したように

｢……そういえばねむちゃん、あの馬を回収してからおかしくなってたような……！他のウワサは大丈夫なんですか！？｣
｢元は同じでも、性質を与えられて分化した時点で別物。これが何日も続いていれば危険だった。本の子に即座に影響が出たのは、大元だったから｣
解説と共に、｢｣が剣を投げる。
魔法少女への耐性故にさして傷つきはしなかったが、それでも｢｣の方へと意識を向けた馬は、一直線にいろは達へ向かって突撃を始めた。
｢いろは、アレを治して｣
｢えっ……どうやって……？｣
｢無力化して、治す。それから本の子のソウルジェムにも回復を。それでマシになる｣

このままウワサのカミサマ継続してたら万年桜腐ってたのか…