あれだけ続いた下振れの反動でしょうけどそれにしてもこれは……なかなかの上振れですね
それはさておきあらすじです

繰り返してしまった何度目かのあの日、目を覚ました私の傍にいたのは観測者ちゃんのニセモノでした
どうにか逃げ出して本物の観測者ちゃんを助け出すための準備を進めた私は、別のニセモノと対面しましたが方針の違いから決裂してしまいました
それでも観測者ちゃんを助け出すため、回収した道具で準備を整えて彼女の魔力を追跡。彼女が囚われているのが見滝原山から離れたところにある山中の倉庫だと突き止めた私は現在、その施設の地下第3階層にいます

・ステータス
私:暴力30/知識50/賢さ60/ループの経験者(基礎暴力値+25,暴力値補正+25%)/時間停止の魔法[習熟](重要な戦闘で暴力値補正+25%,奮闘度+1d25)/洗練された脳(賢さ+20%)/頑健な臓器(暴力値+15%,GS消費-5%)/多産(ふたなり,コミュ力+10%)/生体順応性(GS消費量-5%)/知的(賢さ+10%)/社交フェロモン(コミュ力+5%)/限定的再生能力(暴力値+5%)/強靭(暴力値+10%)/超能力者(賢さ+15%,コミュ力+10%,暴力値+5%)/遺伝子強化戦士(基礎暴力値+10,暴力値補正+5%)/発芽性生体鉱物装甲(GS消費量-5%,基礎暴力値+10)/宇宙怪獣(基礎暴力値+15,暴力値補正+10%,GS消費量-25%,対放射線完全耐性)

・アイテム
魔力追跡装置(充電式携帯可搬型対象指定仕様)

・全体補正
ポータブルガンランチャー:暴力値+50%
クリスタル武具:基礎暴力値+15,GS消費-5%/ガンマ線レーザー砲:基礎暴力値+15
龍鱗装甲:GS消費-30%/PSIシールド:GS消費-15%,基礎GS消費-0.1,基礎暴力値+5(超能力者のみ)
亜空間ドライブ:暴力値+10%,GS消費量-5%/跳躍戦闘:奮闘度がゾロ目、かつ50以上のとき空間跳躍を活かして一時的に基礎暴力値が1.5倍
シナプス反復訓練Ⅰ:基礎暴力値+1,暴力値補正+1%
スカージミサイル:基礎暴力値+25,暴力値補正+25%

ニセモノの魔の手から逃げ出してデポからの物資の回収を終え、別のニセモノとの出会いと決裂を経た私
それでも助けに向かうため、回収物の確認や私自身の強化を済ませて魔力追跡装置で観測者ちゃんを探し始めました
見滝原山から離れた山中の倉庫が目的地だと突き止めて突入すると、外から見えた倉庫は仮の姿、本体は地下施設だとわかりました

そうしてニセモノの手先を倒しつつ地下へと進み、現在は地下第3階層。4本脚のニセモノを相手に苦戦しているところから再開です

私:16240
土木労働個体:26814

「きゃあっ！！」
放たれた銃弾は直撃コース、とっさに硬化させた腕で庇いますが、それでは銃は撃てません
牽制しつつどうにか障害物の裏に隠れますが、このままではジリ貧です
「何か、この状況を打開できるものは……」
1.残念ながら、何もない
2〜4.仕方ありません、私の魔法で！
5,6.アレは……ボンベ？
7.!?
dice1d7=6 (6)

派手に狙っていくか

ほむと爆発はまどマギの華

こちらへ近づく4本脚のニセモノから私の隠れる物陰まで
あのニセモノが通るはずの場所に、なにやらガスボンベのようなものがあります
残念ながら角度のせいで中身は分かりませんが、きっと利用できるはずです
「いい場所まで来たタイミングで、あれを撃てば……！」
幸い、ニセモノの歩く速度はそう速くはありません。タイミングを逃す心配はないでしょう

……
…
ッ！
「今です！」
拳銃の乾いた音と共に、銃弾がボンベを直撃して
1.不燃性の高圧ガス
2〜4.高濃度の催涙ガス
5,6.引火性の……
7.!?
dice1d7=5 (5)

派手に燃えるぜー！

巻き込まれそうなら自分は時止めで回避

着弾箇所から高圧の引火性ガスが漏れ出て、空いた隙間に微量の酸素が入り込む
そこに、中身が可燃物なことを期待して使った曳光弾の火が着火して
火は一気にボンベの内側に入り込み、燃焼反応でボンベの内圧は作られた時の想定よりはるかに高くまで膨れ上がって……

ッドォォォォォン！！！！！

傍にいたニセモノへとボンベの破片が襲い掛かり、切り刻む

ニセモノへのダメージ判定
dice1d130+20=34 (54) (100を超えると……)

ほどほど

撃ってすぐに物陰に隠れ、爆発をやり過ごす
少し待って様子を見ると……残念ながら全滅はしていませんが、このニセモノたちはかなりのダメージを負っている様子です

「よし、これなら！」
私/土木労働個体("統率個体の不在":暴力値補正-25%/"ガス爆発":奮闘度1/2)
・補正後暴力値
280/326
・奮闘度
dice2d100=26 81 (107)

まずいな

3/4からさらに半減！

私:7840
土木労働個体:13203

「くぅっ！……これでも、ダメですか？」
あれだけの大怪我を負ったにもかかわらず、ニセモノたちはまるで死を恐れていないかのように戦い続けます
「あぅ、それでも、私は！」

なんとか切り返しましたが、もう一度不利になるようなことがあれば危険です。なんとか、なんとかしないと！
1.今度は私の魔法で！
2〜4.+多少私自身が巻き込まれても！！
5,6.++一回限りとのことでしたけど……
dice1d7=5 (5)

何をする気だ

「こうなったら、出し惜しみなんかしていられません！」
少しだけ、そう少しだけ悔しいですが。あのニセモノから受け取ったものも使ってしまいましょう

お腹を覆う装甲を外して、魔法少女としての服をめくり、露出させたおへその辺りに『それ』をくっつける
チクリ、と針の刺さる痛みと同時に、そこから出てきた固定用のベルトが腰を一周して
『Standing by』
電子音声のデバイス起動音を聞いて、針のない注射器のような薬液ケースをセットする
『Grass Hopper!』
二次元バーコードがスキャンされて、安全装置が解除される

1.ええと確か……そうです、『チェンジ』！！
dice1d1=1 (1)

ああその装備をぶつけ本番でか

再利用出来る奴は準備されてなかったか

『Augmentation』
骨が強靭になり、筋肉が太くなる
両脚の外側にバッタの脚のような形の、脚力を補助する追加の器官が形作られる
背中、肩甲骨の外側に、薄い翅のような構造が発達する
注入された薬液が私の身体を作り変え、より戦闘に適した姿になった私
「これが、あのニセモノが言っていた……この状態なら！」
さらにそこに、危害半径の大きなスカージミサイルの発射器官を形成して4本脚のニセモノたちへ向ける

「これが私の、全力全開です！」
私("時間停止":暴力値補正+25%,奮闘度+1d25/"大型スカージミサイル":基礎暴力値+25,暴力値補正+25%/"オーグメント状態":奮闘度×3)/土木労働個体("統率個体の不在":暴力値補正-25%/"ガス爆発":奮闘度1/2)
・補正後暴力値
371/326
・奮闘度
dice3d100=82 47 12 (141) (3つ目の出目の1/4(端数は四捨五入)を私の奮闘度に加算)

よし

私:94605
土木労働個体:7661

ｶﾁｯ
盾を回して時間を止めて、スカージミサイルの発射と生成を3回。それを、それぞれの個体ごとにセット
ｶﾁｯ
「「「!?!?!?」」」
私が急に消えたかと思ったら、突然周囲に出現したミサイルが3発ずつ。ニセモノがこれを避けられるはずもなく、直撃
……したところに、更に追撃します
「はあっ！！」顔面を鷲掴んだ勢いのまま後頭部を地面に叩き付け
「てぇい！！」正拳突きで心臓を打ち貫く
「とぉっ！」跳び蹴りで胴体と下半身を分断して……

愛する共犯者のニセモノ相手だから躊躇がない

1.気づけば、私の身体は元に戻っていた
2〜4.いいえ、まだこの床に大穴を開ける程度なら！
5,6.+ついでに直下の敵に一当てするくらいなら！！
7.!?
dice1d7=3 (3)

どうしてか、残り時間がそんなにはないと悟った私は
「これで……いっけぇ！！！」
渾身の一撃で床を……地下第4階層の天井を砕きます

「っ、流石に、ここまで終わりですね」
力を使い果たしたからか、制限時間があったのか。私一人が通れる程度の穴が開くと同時に、私の姿は元へと戻っていました
1.リーダーのようなニセモノと、半透明のバイザーが少し
2〜4.バイザーが少し
5,6.4本脚のニセモノが1体
7.!?
dice1d7=5 (5)

戦力が弱くなっているる

異形タイプか

「……おかしい」
流石にこれ以上床=天井に孔を開け続けると危険な気がしたので、素直に下への出入り口を探していたところ
「敵の数が……やけに少ない」
ただでさえ敵の少なかったこれまでの階層より、更に少ない。普通なら、重要な階層ほど数が多くなるはずなのに

怪しみながら進む途中で出会ったのは、前の4つ足ただ一体だけでした

というところで、赤字なので今日はここまでです
また次回お会いしましょう